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2021.07.06
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テーマ: 読書(8190)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



犬がいた季節 [ 伊吹 有喜 ]

本の目次・あらすじ


第1話 めぐる潮の音
昭和63年度卒業生

第2話 セナと走った日
平成3年度卒業生

第3話 明日の行方
平成6年度卒業生

第4話 スカーレットの夏
平成9年度卒業生


平成11年度卒業生

第6話 犬がいた季節
令和元年夏

引用



背伸びはしない。肩の力を抜いて、自分らしくいられる場所がいい。


感想


2021年読書:129冊目
おすすめ度:★★★★

三重県四日市市、近鉄富田山駅のとなりにある有名進学校・八稜高校。
通称「ハチコウ」に、ある日一匹の犬が迷い込む。
成犬になりかけのその犬は、美術部員である早瀬光司郎に似ていることから、「コーシロー」と名付けられ、学校で飼われることになった。
犬が見た景色、犬がいた季節。

2021年本屋大賞第3位。
物語の軸は、はじめに登場する優花と光司郎。
バトンを渡すように、コーシローの世話を託された生徒たちが次々に物語を紡ぐ。

タイトルから、犬を題材にした短編集かと思ったら、違った。


面白かったです。こういう群像劇のような話が好きだから。
舞台が四日市というのもいい。
絶妙な距離感というか、「家からでも大学に通える」のだけど、それでいいのかな、という感じがある。
地元。その閉塞感と、安心感と。

それぞれの物語がキラキラしていて、青春が輝いている。





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最終更新日  2021.07.06 06:22:50
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