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2022.12.20
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テーマ: 読書(8289)

本のタイトル・作者



北欧こじらせ日記 移住決定編 [ 週末北欧部chika ]

本の目次・あらすじ


第1章 私とペンパル
第2章 自分らしさとフィンランド
第3章 お寿司修業
第4章 フィンランドドリーム
第5章 フィンランド就活
第6章 これからも

引用



今できないことも、きっと1年後にはできるようになる。
そして、何歳からでも始められる。


感想


2022年328冊目
★★★

子どもの頃から憧れていたフィンランドに、20歳で初めて訪れて一目惚れ。

終末はカフェで働いたり、ウェブショップやブログをやったり…。
そして中国広州への海外赴任。
フィンランドで働くことを決め、寿司学校へ31歳で入学。
平日は会社員をしながら、週末は寿司職人として修業。
修行3年目、33歳でフィンランドで寿司職人になり、念願のフィンランド移住を果たした。

というお話。
今回は、寿司学校~移住直後までのお話。
ドラマだとこの前の

北欧こじらせ日記 [ 週末北欧部chika ]

で終わっていたので、その続きが知りたい方はこちらをどうぞ。
今回は、海外で働きたい人のヒントにもなる内容でした。


初版はデジタル特典(QRコードから読み込み)でキャロットケーキのレシピもあるよ。

なんというか、すごく、勇気と元気を貰える本。
新卒ぴちぴち!というほど若くもなく、英語も中級(じゅうぶんだと思うけど)、フィンランド語も出来ない。
でも好き!という気持ちがあれば、それをずっと持ち続けていたのなら、人は夢を叶えられるんだなあ…。

著者はアーティストのペンパルに言われる。


このコミックエッセイを読んでいて「わたしもがんばろう…!」「うわあ、がんばれ…!」って共感して応援したくなるのは、著者が自分の弱いところを見せてくれているからだと思う。
さらっと書いてらっしゃるけど、めちゃくちゃ努力もしている。

中国に赴任を終えて、著者が希望し東京の人事部で働き始めた時、「同じ会社内なのに8割言ってること分からなかった」と打ちのめされたのを「成長痛」と言っているの、すごいなと思った。

いっぱい出来ないことがあって、でもそれがちょっとずつ出来るようになっていく。
寿司学校で同級生(年齢も職業も様々)が「出来ないことが嬉しい」「進歩が嬉しい」と言っているの。
これ、とても楽しいことだよね。

夢を口にしたら、どんどん色んな人が繋がって、夢を応援して助けてくれるようになって。
流れ星が流れた時に、すぐに願い事を言える人だけが夢を叶えられるんだ、というような話が出てきたけど、強く強くいつもそれを考えているくらいのことって、本当に現実になるんだ。

ご本人は「完璧になったら」と思っていたけど、寿司学校の先生は「出来ない前提でチャレンジしてみたら」と言う。
自分が思う完璧と、その場で求められるものって違うしね。
「日本人として寿司を知っていること自体が大きなポテンシャル」というのは目から鱗だった。

出来ない前提でチャレンジすること。
そうして、チャレンジし続けること。
流れ星がいくつ落ちても、何度でも願い事を繰り返す。
成功するまでは、失敗の繰り返し。
でも最後には、夢が現実になるから。

「今だ!」

準備をしていよう。
そうしてその時が来たら、たとえ準備が完璧でなくても、飛ぼう。
格好悪く落ちたって、飛ばなかったことを後悔するより、ずっとましだ。

そうしてまた、飛ぶ練習をしよう。
次はもっとうまく、もっと高く、もっと遠くまでいけるように。



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最終更新日  2022.12.20 07:06:51
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