320life

PR

プロフィール

ノマ@320life

ノマ@320life

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2023.10.11
XML
テーマ: 読書(8198)

書名



だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな [ 高橋 源一郎 ]

目次


シン・「地球の歩き方」/たかがヘア、されどヘア/筋肉対政治、最後の聖戦/子供たちよ/お(祖)父さんは総理大臣/話題のブロガー、「セイ」/見えなくっても大丈夫/役に立ちませんが、それがなにか?/日本の中心はシブヤ!/選挙ってなんだ?/マコさんとケイくん/本を読むなら、「獄中」に限る/わからなかったら、植物に訊け!/寂聴さんとアレ/イカゲームの本家は?/みんな悩んで大きくなった/19歳の頃/次の総選挙はクビライ・ハンに一票!/だいたい夫が先に死ぬ/誰かのいい子〔ほか〕

感想


タイトルから、「だいたい夫が先に死ぬ」から「妻はどうする」という話かと思ったら違った。
ご本人が、NHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」でご紹介されていて面白そうだったので読んでみた。
(しかし自分の本をまるまるラジオで紹介するっていう宣伝すごいよな)

サンデー毎日に連載されていたコラムで、2022年に書籍化されたものの続刊。
短い話がたくさん入っているので、スキマ時間にも読みやすい。

コラム、エッセイでもあるけど、ブックガイドのようでもある。

いったい何時読んでいるんだろう…??
それもジャンルが広いし、漫画もたくさん読んでいて、すごい。

犬養道子(犬養毅の孫娘)の『お嬢さん放浪記』読んでみたいなあ。
「いちばん尊い方は?」の先生の質問に「トルストイ」と答えるひと。

ずっと読みたいと思っていながら未読の『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』も、内容が私が思っているストイックな感じとは違うみたいで(「清少納言オタ、聖地巡礼す」みたいな話なの??)、読みたい。

ル=グウィンの「オメラスから歩み去る人々」も、いろんなところでパロディというか、引用されたりオマージュが多いから読んでおきたいなあ。
マイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』でも引用されていたんだ。

獄中での読書会に参加した記者の体験記『プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』も読んでみたい。
堀江貴文『刑務所なう。完全版』も面白そう。

『時給はいつも最低賃金。これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』も、タイトルが気になっていた本。読んでみたい。

『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』もそんなに面白いの?読んでみたい。


…と、この本を読んでいると、どんどん読みたい本が増えていく…。

ブックガイド、読書案内って、料理のレシピに似ているなと思う。
再現可能であること。
料理ならそのレシピで作れば、同じものができる(はず)。
本であれば、その同じものが読める。

これって魔法みたいだよなあ、といつも思う。

「マコさんとケイくん」の話(眞子さんと小室圭さんの結婚話のあたりの時の話)で、

この物語を読んでみたわたしの感想は、たった一つだけである。「人間には失敗する権利がある」ということだ。この「失敗する権利」のことを「自由」というのである。


と高橋さんが言っていて、ちょうど『週末縄文人』を読んでいて感じたのと同じだと思った。
自分の中で思いがけず本と本が繋がるのも、面白いよね。


にほんブログ村 にほんブログ村へ

クリック頂くとブログ更新の励みになります!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.10.11 06:28:25
コメントを書く
[【読書】エッセイ・コミックエッセイ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: