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巨人の星 特別篇 猛虎花形満
昨日は 試合が中止になったので、DVDボックス全3巻を一気にみました。これ、発売されたのは10年以上前なのかな? たまたま去年の暮れにジョーシン電機のWEBショップ蔵出しセールがあり、1セット限りなんと9割引き! 1万円のところ1000円で買ってそのままになっていました。持ってる人も多いかも。
ある程度の 内容はご存知でしょう。甲子園大会で星飛雄馬が負傷していたことを後で知った花形はどうしても決着をつけずにはいられず、未成年のくせに父親にも相談せず阪神入団を決めてしまう。
巨人の星投手と戦うためライバル球団タイガースに入る設定はいいが、この人たぶん星しか見えていない。戦えるならどの球団でもよかったんじゃないかという匂いがする。新巨人の星ではヤクルトでカムバックしてるし・・・。
それはそれとして、花形は星が次々とあみ出す魔球を打倒するライバルとして、ときには星の姉明子に想いを寄せる一人の男として、物語に欠かせない人物となっている。
大リーグボール1号打倒の試合はあの「バッキー荒川乱闘事件」のあった試合に設定されていて、その異様なムードがよく描かれている。梶原一騎は人間的には好きになれないが原作者としてストーリーの作り方は上手い。
縦縞のユニフォームを着た花形はやはりミスタータイガースの雰囲気がぷんぷんしている。 劇画の年代が古いので制度が違っていたりして面白い。花形の様なスーパースターがドラフトで入団していない。また、花形は高卒といっても入団年で言うと田淵より先輩なのだ。えらいおっさんなわけだ。
藤本定義監督などは懐かしいを通り越していたが、この当時の阪神-巨人戦の雰囲気などもよく伝わってくるし、読売側が阪神をどう見ていたかなども描いていたりする。「歴史」という目で見ると面白い作品だった。
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