シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2008年06月04日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 人間の四つの構成体の外的な表現とは何なのか?

 それらは肉体において、純粋に外的にどのように表現されるのか?

 植物の体は人間の体とは異なって見える。何故か?

 それは植物の中には物質体とエーテル体のみが存在するのに対し、人間の肉体の中には、アストラル体と自我をも存在するからである。それは、この内(精神)的活動が、エーテル体の活動に応じて肉体を形成し再構成するからである。

 では肉体はエーテル体、もしくは生命体に浸透されるとき、どのような影響を受けるのか?

 人間、或いは動物におけるエーテル体、もしくは生命体の外的、物質的表現は腺組織である。つまり、エーテル体は腺組織の建築家である。対して、アストラル体は神経組織を形成した。神経組織について正当に語れるのは、アストラル体をもつ存在だけであるのは、この理由による。

 では、人間の内における個別自我の表現とは何なのか?

 それは循環組織で、特に内(精神)的生命の、つまり特別な影響下にある熱をもつ血とでも呼べる。自我が、肉体を変化させるとき、人間に対する働き全ては、血を通して伝達される。この事が、血が特別な性質をもつ理由である。

 自我が、感覚魂、悟性魂、意識魂を変化させるとき、自我が達成する全ての働きは、血を通して、肉体に影響を及ぼす能力なので、肉体にまで貫き至ることができる。血はアストラル体と自我、そして、それら全ての活動のための仲介者である。



 そして、内(精神)的思考が、もし、魂を完璧に捉えるなら、ある人生の経過の中でさえ、脳を変化させる、ということを誰も否定しないだろう。

 我々の脳は、我々の思考の要求に適合する道具なのである。しかし、もし人間が、自我を通して、外的存在を変化させ、いわば芸術的に形成可能な割合を考慮するなら、非常に僅かであることがわかる。

 内(精神)的な熱と呼べるものから、血に運動(動き)をもたらし、それによって、我々が為せるのは非常に僅かである。個別自我に先立つ、精神的存在たちは、もっと多くの事を成し遂げることができたが、それは彼らが、より効果的な方法を用いることができたからである。

 このように人間の形姿は、精神的存在の影響下に形作られたが、それは、精神的存在の力により、人間から造り出された総体的表現として、形成された。これら精神的存在たちは、空気(大気)の実質を用いた。

 我々人間が、血を脈打たせる(脈により血を、自身の中で活動的にする)ために、内(精神)的な熱を用いるのと同様に、個別自我に先立って、我々に働きかけていた存在たちは、その目的のために空気(大気)を利用した。精神的存在の空気を通しての我々に対する働きかけが、我々に、人間としての形姿を与え、創造した。

 遥かな過去に空気を通して、人間に働きかけていた精神力について語るのは奇妙な事に見えるだろう。しかし、我々の内(精神)的存在の魂や精神の生活について、単なるイマジネーション(霊視)の産物としてだけ考え、それが、外界全体から取ってきた真相であるという事に、気付かないのは間違いであると、これまで何度もいってきた。

 概念や考えが、予め外界の中に存在するという真相無しに、我々人間の中に自然と生じると考える人は、丁度何も入っていないコップから自然と水が湧き出し、それを取り出すことができると言っているようなものである。

 もし、我々の概念が、外の事物の中に生きるもので、事物の法則として、事物の中に存在するという真相以外の存在であるなら、まるで消え去って行く泡の如しである。

 我々人間は、魂の中で発達(進化)させるものを、環境から取ってくる。

「我々を取り巻く、あらゆる物質には、精神的存在が織り込まれている」、

 と語るのは、この理由による。



 我々が人間であるのは、喉頭とそれに関連する存在の御蔭である。素晴らしい芸術的な器官として外から、我々の中に彫り込まれ、その他の発声、会話器官に結びつけられた喉頭は、空気の中の精神的要素から創造された。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年06月04日 20時11分51秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: