シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2008年06月18日
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カテゴリ: 輪廻転生考察
 シュタイナーの人智学を学べば、性同一性障害が障害でないことがわかる。魂と肉体が別物だからである。

 性同一性障害を障害だと考えるのは、現代科学の過ちで、三次元世界の偏見である。人間は、経験から理論を形作るが、未知の体験に対して、理論を当てはめようとするのは無駄であるばかりでなく、差別を生じさせるだけである。

 人間は、理解できない出来事に遭遇すると、途端に恐怖心がもたげ、理解しようという心を閉ざして、理解できない対象に対して攻撃心を生じさせてしまうからである。

 この傾向は、大学教育を受けた権威主義者に顕著にみられるものである。このような教育を受けた人間は、未知なる対象に対して、知識は障害となる。

 つまり、性同一性障害と名づける学問こそ、知識体系に破綻をきたしている証拠で、障害そのものなのである。学問というのは、未知のものを理解するためにあるのであり、差別するためにあるのではない。知識もまた理解のためにあるのであり、権威付けや知識を披露するためにあるのではない。

 無知の知を知らない学問は、死んだ学問である。

 さて、人智学から、性同一性障害を解説する。

 確かに、魂には性がない。魂には性差はないが、思い癖のようなものはあり、それは前世の出来事に依存しているのである。つまり、かって女性、あるいは、男性として前世を送ったことが、非常に鮮明に魂に焼き付いていることはある。

 一般的に、前世で男性なら、今世では女性というように、性差を交互に繰り返し、転生するといわれているが、男性、あるいは女性を続けることもあるが、7回連続して同じ性を繰り返すことはないといわれている。



 だから、魂には性差はないが、前世からくる強烈な思い、記憶は、鮮明な出来事と共に残されている。

 さて、肉体であるが、これは両親の遺伝性に負っているので、勿論、一目瞭然で、性差がある。生まれて7歳までは、魂は、両親の遺伝から受け継いだ肉体をモデルにして、新たに肉体を構築するので、どうしても、両親に似たものに、肉体はならざるを得ないが、7歳以降は、魂の独自性により、両親とは似ていないものとなりうるのである。

 特に、今生の魂の課題が非常に独特で、特殊な場合、それを克服するために、両親とは似ない肉体をつくりあげることがあるという。いわゆる突然変異というか、鳶が鷹を産んだといわれる類である。

 さて、一般的に、魂が肉体に深く浸透すると、筋肉が発達し、男性の体型になり、魂がそれほど肉体に浸透しないと、丸みを帯び、女性の体型になるようである。

 人智学では、魂と肉体を媒介するものを、エーテル体と呼び、これは東洋でいう「気」であるが、女性の体型をつくりあげる、つまり魂がそれほど肉体に浸透しない場合は、エーテル体が、強靭なので、いわゆる気が強いので、ここから、女性の方が精神的にタフであることがわかるだろう。

 逆に、男性の体型をつくりあげる気の場合、肉体に深く浸透し、束縛されるので、気が弱くなってしまうのである。だから、男性は、精神的に弱いのである。 

 つまり、エーテル体と、肉体の性差は逆になる。

 では、性同一性障害はどういう状態かといえば、例えば、両親から受け継いだ遺伝的な男性の肉体に、魂がうまく浸透できずに、女性の肉体に適した気の強いエーテル体をつくってしまう状態のことといえる。

 だから、男性の肉体だが、精神は女性になってしまうのである。

 女性の肉体に、精神が男性というのは、この例の逆で、遺伝的な女性の肉体に、魂が深く浸透してしまい、男性の肉体に適した気の弱いエーテル体をつくってしまう状態といえる。だから、女性の肉体だが、精神は男性になってしまうのである。

 しかも、エーテル体というのは、前世の記憶を秘密糧に深く受け継いでいるものなので、魂が、そのエーテル体を通して、なんとか、肉体を制御しようとして葛藤に陥ってしまう傾向にあるといえる。



 古代人ではないが、中世の絵画が、肉体を豊満に表現するのは、魂が現代人よりも、深く浸透せずに、丸みを帯びていた証ともいえる。現代人でも、魂が肉体から離れるに従い、豊満になっていくことでわかるだろう。

 この事から、性同一性障害が障害でもなんでもないことがわかるだろう。

 では、最後に、前世からのメッセージのなかの言葉を書き置く事で、性差からくる葛藤の解決法を提案してみたい。

 「すべては愛……、すべては愛です。愛があれば理解できます。理解があれば耐えられます。すると、時が止まります。そして、すべてが今になります。」

 「私たちの心の深い部分は、この世界の時間の法則に縛られていません。ずっと前に起きた出来事が、つい今しがたのことのように、未だに影響を与えたりします。



 理解はこうした古いトラウマを癒す助けとなります。心の深い部分は、この世界の時空には、囚われていないので、過去の出来事を書き換えたり、再構築できます。

 原因と結果は分かち難くしっかりと結びついているわけではありません。トラウマを取り消すこともできれば、傷になった結果を変えることもできます。たとえ、距離が離れている所でも、苦しみや傷からずっと時間がたったあとでも、深い癒しが起こるのです。」

 「愛が人との関係に癒しをもたらすように、理解は恐れの軽減をもたらします。理解するということは、愛のそよ風を入れるために、窓を開くようなものです。すると、愛のその風が、疑いや不安を吹き払い、魂をよみがえらせ、人との関係を癒してくれるのです。

 怖れは大抵、既に起きた事、もっと若かった頃や過去生(前世)で生じた出来事に関係しています。その事を忘れているので、こうした恐れを未来へと投影します。でも、怖れたことは、過去生(前世)で、すでに終わっているのです。

 すべきことは、それを思い出し、過去に目覚めるだけです。」

 「地球と呼んでいるこの学校の持つ問題の一つは、私たちは物質的な体ではなく、魂なのだということを思い出すのが、とても難しいことです。

 私たちは常に、この三次元の世界の幻想や錯覚に惑わされています。お金、権力、名声、物の所有、蓄積、快楽などは、非常に大切で、時には人生の目的でさえある、と教え込まれています。

 また幸せになるためには、他の人々から好かれ、尊敬されねばならないと教育されています。一人でいるのは惨めだと、教え込まれてもいます。

 私たちは皆、霊的存在であるという真実に気が付くと、価値観は大きく変わり、幸福で平和になれます。

 あなたは金持ちで、わたしは金持ちでないとして、(霊的に)何の違いがあるのでしょう?

 永続するものは、魂の(経験からなる)財産だけです。

 あなたは権力と名声をもち、私はもっていないとして、(霊的に)何の違いがあるのでしょう?

 幸福は権力や名声からは得られません。ただ愛からのみ、得られます。あなたは私よりも好かれ、尊敬されているとして、(霊的に)何の違いがあるのでしょう?

 多分、私はあえて真実を語り、真実を生きているかもしれません。そして、真実は、人気のないものなのです。幸福は内から来るものであって、外からや、人がどう思うか、ということから来るものではありません。嫉妬は、魂にとっては毒薬です。」

 性同一性障害の子をもつ親の番組をやっていたが、子の性差が理解できないからといって、子を愛せないのは、真の親の愛とはいえないのではないだろうか?

 肝心なのは、性差ではなく、性差に苦悩する子供への親の愛情である。性差は、親に真の愛とは何かと問うているだけである。性差を超えた処に真の愛を求めるべきなのでは?

 性差のない真の魂への愛の試練が存在しているだけである。 





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Last updated  2014年07月04日 15時48分27秒
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