シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年05月13日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 新月のとき、ノームは、その内部で思考の戯れが輝いている、透明で小さな人間のように見える。新月の時、ノームたちは極めて興味深い。なぜなら、それぞれが自らのなかに宇宙全体を担っているからで、次のようにいえる。

 「宇宙のなかに、本来の月の秘密が安らいでいる。」

 この月の秘密を解明すれば、非常に奇妙な結論に至る。つまり、月は現在、絶え間なく(地球に)接近しつつある(勿論、月があたかも地球を目指して突進してくるかのような粗雑な想像をする必要はないが)、月は実際、毎年少しずつ近づいてくる、と、ノームは自らに言い聞かせている。

 そして実際に月は毎年地球に少しずつ近づいている。この事実は、ノーム世界において、新月に、益々活発になっていく月の力の作用から知ることができる。そして、この月の接近に対して、ノーム(小鬼)たちも特別な注意を払い、月がノームに行う作用から結果を引き出すことを、万有宇宙における自分たちの最大の使命とみなしている。

 ノームは、月がまた地球と一体化する時を非常に緊張して待ち受け、全力を集中して、準備している。というのも、その際、ノームは、月の実質を用いて、地球の全実質に応じて、徐々に地球の実質を宇宙に分散させ、(地球の)実質をなくしていくからである。

 このような使命を、宇宙から定められていることで、ノームたちは、自分たちを特に重要な存在と感じ、地球全体に渡り、極めて様々な経験を集め、全地球実質を、宇宙に撒き散らし、地球紀から木星紀へと進化していくときに、地球の構造のなかの良い部分を保管し、これを、一種の骨格として木星に組み込む準備を行う。

 このような事実を、ノームの観点から捉えるなら、この地球から、水(海)を全て取り除いたらどうなるか、という描像を考え、思い浮かべることになる。地球の西半球(アメリカ、アフリカ大陸)では、北から南へ、東半球(ヨーロッパ、アジア大陸)では、東から西へと地殻構造が方向付けられている。

 つまり、地球から水(海)を取り去ったなら、アメリカ大陸は、山地や海面下にある地殻も含めて、北から南へと延びる大陸構造として考えられる。そして、ヨーロッパ大陸を眺めると、アルプス、カルパチアなどに沿って東半球において、東から西への方向に延びる大陸構造が得られる。

 この2つを合わせると、漠然として何か、地球上の十字構造が得られる。

 この十字構造に霊的に参入していくと、この構造は元々月紀のノームの世界を集合させたものであるという印象を受ける。従って、現在の地球のノームの祖先たち、つまり、月紀のノームたちが、月の経験を集め、この堅い地球の組織構造を、経験から作り上げたことがわかる。

 つまり、地球の堅い地殻形態は、本質的に、月紀のノームたちの経験から得られた。

 ノームの世界に関連して、このような事実が発生してくる。この事実から、ノームたちは、万有宇宙の全進化に対して、極めて興味深い関係を獲得する。ノームたちは、いわば常に、固体(土)を、過去の存在から未来の存在へと運んでいる。

 ノームは、(宇宙)進化における堅い構造(土)の継続の守護者である。このように、ある宇宙体から別の宇宙体へと、ノームたちは堅い構造(土)を継続し、保持していく。

 超感覚的世界の、これら霊的存在たちに接近し、この存在たちの特殊な使命を研究するのは、極めて、興味深い。なぜなら、このような精霊たちを研究することではじめて、宇宙のなかに現れている存在全てが、宇宙のあらゆる形成(創造)に際して共働している、という印象が得られるからである。

 (「ノーム」という呼び名は不思議である。遺伝子学の造語「ゲノム」に似ているし、幾何学の空間の長さを定義する「ノルム」にも似ている。

「ノルム」はドイツ語のNORM「基準」という言葉からきている。「ゲノム」は、遺伝子「ジーン」と総体「オーム」の組み合わせ造語らしい。

 ちなみに、総体「オーム」は、「あうむ」と読め、阿吽の呼吸と関連する。)





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Last updated  2010年05月17日 16時55分14秒
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