シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年01月26日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 さて、骨化や硬化症として現れてくる形成(生成)過程(プロセス)は、均衡を破り、ある限界を超える可能性もある。骨化や硬化のような過程(プロセス)は、いわば中心へと向かう波動の原理から、度を超す、つまり強くなりすぎることもある。

 また更に、骨化や硬化症の過程(プロセス)が、本来の形成(生成)過程とは全く異なる反対の形で現われることもある。全く異なった反対の形で現れる場合、最初は、反対の素質をもつ形で現われる。この反対の素質のなかに、本質を探究すべきである。

 (ホメオパシーの原理で陰陽転換のこと)

 骨化や硬化症として正常、もしくは人生の経過のなかで、度を超して異常として現れるのではなく、反対の対極へと転化すると、つまり、骨化、もしくは硬化症の経過が、そのまま進むのではなく、他の器官組織のなかで逆(反対)に進む(展開する)と、受胎前の反対像が病的な形で、つまり、肉化(破骨)や軟化症という形で、様々な種類の癌腫(腫瘍)形成[Karzinombildung]として現われてくる。

 (骨や硬化症として進むべき力が、他の器官組織の腫瘍形成として出現する。陰から陽に転じるホメオパシーの原理である。ホメオパシーの原理を考察するには、3次元空間でなく、4次元をイメージするとよい。特に、重力だが、ブラックホール理論とホワイトホール理論は有用である。)

 以上のような事実に注視するには、人生や、人間全体を、真に包括的に洞察する必要がある。でなければ、癌腫(腫瘍)形成のような形成(生成)過程は、人生のなかでは、比較的未知な要因(遺伝)に由来するものとなる。

 癌腫(腫瘍)の要因を、骨化や硬化の形で、正しく作用すべき(天の再生)力が変容させられ、逆転され、別の器官組織に転じられた経過として関係づけるべきである。

 更に、別の事実も、同様に観察できる。幼年期の水頭症や脳水腫[Hydrozphalus]として現われる影響を、同様に観察できる。

脳水腫
http://www.naoru.com/nousuisyu.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%A0%AD%E7%97%87

 本質的に、人間は皆、水頭症の素質をもち、水頭症でなくてはならない。もし、水頭症の素質をもたなければ、人間の脳や神経組織を、正常に形成できなくなる。というのも、人間の脳や神経組織は、人間のなかにある液体(水銀)的な要素から引き出されるからである。

 従って、幼年期には常に、水頭症への素質と、水頭症を克服する素質、つまり、水頭症を抑制する素質が、生体組織のなかに現われ、その間の闘いが見られる。実際、水頭症だけでなく、その反対の脳内の脊髄液の欠乏(脳脊髄液減少症)も語らなくてはならない。

 脳内の液体の減少についてはほとんど考慮されていないが、実際、考慮すべき、水頭症の対極にある疾患である。幼児期には実際、水頭症と、後に起こる反対の疾患、いわゆる脳脊髄液減少症との両極端の間を、均衡に向かって、常に一方から他方へと揺れ動く(動的平衡状態にある)。

脳脊髄液減少症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%B6%B2%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%97%87

 さて、臨床上の問題については今後、詳細に述べていくが、水頭症と、脳脊髄液減少症との間の動的平衡に関して見逃すことがある。

 いわゆる水頭症が完全に終局を迎える正しい大体の時期を見逃してしまい、水頭症への傾向をもつ素質を、幼児期、特に乳児期の教育や食餌療法等の治療行為全般により、早期に取り除いてしまうと、いわゆる水頭症の素質をあまりに早く消滅させてしまうような事態を招いてしまう。

 以上のような事態のとき、特に、人生の経過全体を見ない弊害が生じる。というのも、このような事態に指摘できるが、幼児期の水頭症の経過と、梅毒[Syphilis]との関係を、後に現われる梅毒になりやすい素質との探究を試みれば、医学の学位請求(博士)論文を多数提供することも可能だろう。

 梅毒の際の微生物の追求では、実際、何も得られない。上述したような事柄の考慮だけ実際に何らかの治療法を獲得できる。梅毒には、後に現れ、耳にする様々な症状があるが、梅毒の予防には、後に現れる梅毒の様々な症状の要因に対する幼児期での機敏な対処を試みればよい。

 (水頭症の素質のなかに、液性免疫の起源があるものと思われる。液性免疫が充分に発達していないと、晩年になり、微生物に感染しやすくなるのだろう。)



「生体組織の経過(プロセス)全体、いわゆる上部組織の経過(プロセス)も、下部組織の経過(プロセス)も下腹部を経て、共に心臓に移行する」 、という事実である。

 つまり、 「形成(生成)過程全体が、上下の組織両方から、本質的な滞留(均衡)器官の心臓へと向かい、押し寄せる。」

 「しかし、この上下組織での経過の移行は、様々な年齢で生じる。移行の際の症状に肉薄すれば、少年少女期に現われる症状、例えば、肺炎[Pneumonie]、もしくは胸膜炎[Pleuritis]に通じる経過に関する症状全般の洞察力が習得でき、統合的にみれば、比較的早期の幼児期に、水頭症において行われた均衡作用の経過が、胸部へと進行し、移行した経過(プロセス)であることがわかる。」

胸膜炎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%B8%E8%86%9C%E7%82%8E

 端的に言えば、幼児期の水頭症が生体組織のなかで一段階下へと移行した際、肺炎もしくは胸膜炎の症状になりやすい素質を形成する。少年少女期の肺炎や胸膜炎は、幼児期の水頭症の症状と関係し、水頭症になりやすい素質でもある。

 しかし、幼児期の水頭症のような症状が、後の年齢になって、その反対の腫瘍性の生成(形成)過程(プロセス)を辿ることもある。つまり、幼児期の水頭症の症状が、実際、後になって現れると、今度は、水頭症とは逆の対極にある(髄液欠乏症を潜在的に経た)腫瘍性の症状として現われる。





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Last updated  2012年01月30日 10時51分59秒
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