シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年04月19日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 大人とは何か?

 という質問があったら、「与える生活ができる人」と答えるでしょう。

 人生の前半は、与えてもらって生きる生活です。

 生命を親から与えられ、経済的に保護され、社会的に保護され、与えられて生きる生活です。また、宇宙や地球が与えられなければ、人類は一時たりとも生きられません。

 人類にはまだ自らで相応しい宇宙や自然をつくりだすことはできません。未熟なのです。

 だから神の子です。神様に与えてもらってはじめて生きられますが、限りがあり、死が伴います。

 同じように、子供は、まだ社会には参画できるほどの、つまり誰かに与える能力が未熟なのでしかたありません。

 しかし、大人になったら、自分のことは最低限度、自分でできなければ、いけません。お金で解決できたとしても、それはまだ未熟な証拠なのですし、金銭で誰かを犠牲にしているだけにすぎません。

 経済的にいっても、与えて貰った以上のお金を返せる能力があってはじめて、公平な立場に立てるわけです。



 苦しみを知ってはじめて喜びを知るように、他の誰かが与えることで、いまの自分があるからです。

 なぜ、このような文章を書いたかといえば、以下に紹介するブログから、感化をうけたからです。

http://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/201204130000/

 なんだか、いまの日本は精神的には、いまだ未熟な子供ばかりなので、少子化というのは、生まれる子供が少ないという意味ではなく、日本人全体の精神が、子供のままで、与えて貰うことばかり考える不自由な束縛された人間が多いことに気づいたからです。

 子供が生まれないのは、本当の大人が少なくなって、子供ばかりだからでしょう。つまり、精神的な大人、与える生活ができる人が少なくなっているのです。与える人が少なくなれば、与えられないと生きられない子供が少なくなるのも当然です。

 いまの総理大臣をみればまるで駄々っ子そのものですよね。税金を与えてもらえないと、予算が立てられないのです。自分で作り出せないのは素人でプロではありませんし、しかも、みんなが反対していることに、固執している。これは多くの人々の気持ちが理解できない子供の精神の証拠ですよね。

 与えられないと何もできないのは、能力がないという証拠です。意志がないのです。単なる機械です。機械人間が、この国のトップである情けなさに呆れてしまいます。できることすらやろうとしない怠惰な精神の持ち主です。 

 玩具屋の前で、玩具を買ってくれと泣き喚く駄々っ子が、国会という本来は大人の話し合いの場であるはずの場所に映っています。大臣に相応しくないという人が多いのに、聞こえない振りです。総理大臣の耳は単なる飾り物なのでしょう。

 代表者が、支持者の気持ちが理解できないのは、子供だからです。与えてもらった人生しか生きていないのです。与える人生ではないのです。

 総理大臣といえば、本来ならば、多くの人々に信頼や喜びを与えないといけない人です。少なくとも、嘘や裏切り、憎しみを与えるようであってはいけません。

 本来なら、立候補を辞退すべきだったでしょう。恥知らずなんです。



++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
 子どもの人生は子どものものです。ですから、子育てや教育における大人の役割は、子どもが自分の人生を生き生きと生きることが出来る状態に育ててあげることです。

 ただし、毎回同じようなことを言いますが、「子どもの人生が子どものものだ」と言っても、だからと言って「子どもが自分勝手に生きていい」という意味ではありません。

 そうではなく、簡単に言うと「後悔しない生き方をする」ということです。

 「自分の人生を自分のものとして生きる」ということは、「後悔しない生き方をする」ということです。



 人は愚痴を言うために生れてくるのではありません。自分の人生を生きるために生れてくるのです。

 そして、子どもたちが「自分の人生」を生きることが出来るように支えてあげるのが、子育てや教育における大人の役割だということです。

 その場合における「学ぶ」ということの意味は「自由になる」ということです。そして、「自由になる」ということの意味は「束縛から逃れること」ではなく、「束縛されない能力を得ること」です。

 そのために知識や知恵を学び、技術を身につけ、工夫する能力を育てるのです。

 あなたがたった一人で無人島に流れついたとします。その時、助けてくれる人がいない、電気がない、水道がない、食べ物がない、虫がいるなどといって文句ばかり言っているとしたら、あなたはその無人島に束縛されている不自由な人です。

 でも、自分の頭で考え工夫し、自分の心と感覚で感じ気づき発見し、自分の責任と意志で行動することで生き延びようとすることが出来るなら、あなたは自由な人です。

 この無人島を「人生」と考えることも出来ます。

 だからこそ、子どもたちは自由になるために学ぶ必要があるのです。

 でもそれは、子どもを自由勝手にさせることではありません。自由に生きる能力を得るためには不自由と向き合う必要があるのです。

 自由勝手に育てられてきた子は、不自由から逃れようとするばかりで、乗り越えようとはしなくなってしまうでしょう。でも、逃げてばかりではやがて袋小路に追い込まれてしまいます。

 昔の子どもたちの遊びには、その「不自由」がありました。

 コマ回しでも、剣玉でも、竹馬でも、お手玉でも、練習しなければ出来ませんでした。そして、その努力に応じて上手下手もありました。そして、上手な子は尊敬されました。だからみんな頑張ったのです。

 そして、頑張ることで不自由を乗り越える感覚を育てていたのです。そしてその過程で仲間との強いつながりを育てることも出来ました。

 でも、今の子どもたちは楽を求め、その不自由から逃げようとするばかりで、乗り越えようとはしません。そして、すぐお金で問題を解決しようとします。

 もっと新しいソフト、もっと強いカード、もっと機能が高いおもちゃを買ってもらおうとするのです。そして、そのお金は親に依存しています。

 造形の現場でも、今の子どもたちはちょっと思い通りにいかないとすぐに投げ出します。逃げることで自由を得ようとするのです。でも、逃げてばかりいたら自由に生きるための能力は育ちません。そもそも、逃避そのものが一つの束縛なのですから、逃げてばかりいたらますます自由を失い、苦しくなるばかりです。

 そのような状態に対して、古い大人たちは、「我慢」を押しつけようとしています。でも、その「我慢」を押しつけられて来た子どもが大人になって、我慢できない子たちを育てているのが今の日本の状態なのです。

 ですから、子どもたちに「我慢」を押しつけることはますます状態を悪化させるだけなのです。

 「じゃあ、どうしたらいいのか」ということですが、このような問題を解決するためには、子どもの「からだ育て」が一番効果的だと思います。「自由なからだ」を育ててあげるのです。

 「我慢」を学ばせるのではなく「自由」を学ばせるのです。
(自由にさせるのではありません。「自由」を学ばせるのです。)

 「自由なからだ」は「心」とつながったからだでもあります。「意識」や「意志」や「感覚」や「知性」ともつながったからだでもあります。

 そして人は「自由なからだ」を得ることで、「心の自由」を得ることが出来るのです。「心」と「からだ」は一体だからです。

 色々なことに束縛されて自由を失ってしまっている大人においても同じことが言えます。
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 精神統一の重要さ、つまり文武両道の教育を教えてくれる話です。





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Last updated  2012年04月19日 14時47分20秒
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贅沢  
「10の違い」に上記の内容について、書きました。
もしよろしかったらAccessしてみてください。
(2012年04月19日 19時26分13秒)

Re:恥知らずな大人たちへ!(04/19)  
プロフィールは新規作成されておりませんが、本土の方かと存じます。
私は沖縄移住して、16年が過ぎました。
これからもよろしくお願いしまぁす。

改めてこちらのブログに、コメントありがとうございました。

「のんびりすることと、怠慢になることでは本質的に意味が違います。」

かつての占いに書かれてあった名文句を文頭にしましが
あとは順序が、めちゃくちゃです。
また「謙虚」と「控えめ」は同じような意味だと思っていましたが
対義語を考え付くことで、改めてその違いについて
思い知らされました。
「10まで思いついたら、ブログ公開しよう。」とメールに下書きしており
7まではスラスラ書けましたが、あとは特に思いつくことがありませんでした。
実は昨年7月私を解雇にした居酒屋が、半年後に当たる
今年1月末に閉店になりました。
「マスターは常識的で正義感も強く、倹約家だ。」と信じていたのに
それが自分自身の勘違いだと、気付いた途端に
何と「10の違い」が、わかったではないですか。
次回はそのことについて、ブログテーマにするつもりです。


(2012年04月20日 12時40分29秒)

Re[1]:恥知らずな大人たちへ!(04/19)  
5dolphin  さん
背番号のないエース0829さま
>これからもよろしくお願いしまぁす。

こちらこそよろしくお願い致します。

>改めてこちらのブログに、コメントありがとうございました。

いえいえ

> 「のんびりすることと、怠慢になることでは本質的に意味が違います。」


経験から学んでおられますね。具体的な違いがわかれば、素晴らしいですね。ブログ期待しています。 (2012年04月20日 17時01分56秒)

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