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さて、明日は・・・・ナゴヤドームに、クィーン&ポール・ロジャースのコンサートを聞きに行ってきます!!たまには仕事を休んで・・・自分の好きなことに時間を使うのもいいかなって思って・・ところが、付属品が付いてきました・・・家のロックの火の玉小僧・・高校生の次男です!「おいおい・・ たまには親父をひとりで楽しませてくれよな!」「ホテルは、シングル2室でいいから・・・! 夜勝手に飲みに行ってもいいから・・・」「・・・・しかたないなぁ!」ということで・・チケット代を出す!と言っておきながら彼の財布のひもはしっかりしている・・・結局、チケット代は・・・貰わずじまい・・・まあ、いいか・・こんな関わりができるのも、もう少しかもしれないし・・彼にとっては初めての大きなロックコンサート!!きっと、いい思い出になるだろうね。そして、ぼくのこともその時の思い出の片隅に残っているのかも知れない。クィーン&ポール・ロジャースのDVDも自分で買ってきて・・・コンサートの予習をしていました・・学校の予習なんてしたこともないくせに・・・そしてやっぱりこれがかっこいい!と選んだのがこの曲!「オールライトナウ」クィーンの曲じゃなくてこれを選んだのはさすがと言うしかない・・ポール・ロジャースはやっぱり凄いボーカリストですね!クィーンの曲も見事に歌ってしまう・・さて、明日は楽しんできます!!あっ!ミッションがありました・・・・わかってますよ!わすれてませんってば・・・「金シャチビール」でしょ?ちゃんと味見してきますから・・・ミッション・インポシヴィルなんて言いませんから・・・
Oct 31, 2005
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昨日は・・・中学時代の同級生の昇進祝いに出かけました。電車に乗って30分あまりの故郷へ・・・本当に気の合う仲間が男女合わせて数人・・・ここのところ疲れていた気持ちが・・ちょっと楽になりました!「お前の人生ってどさまわりみたいだな・・」とひとりの友達の言葉うん、その通り・・でも、それでいいんだよ。僕は自分の道を歩いているってことさ!それが、ぼくらしさ・・・って、ちょっと胸を張っちゃいました。電車の関係でちょっと早めに帰ってきたのですが・・・・飲み足りない・・・駅前で、もう一杯といつもの居酒屋へ・・焼き鳥と山賊焼きが旨いのです・・・ぼくは・・案外寂しがり屋で・・・お酒を飲むと話したくなる・・・そう魔法にかかったように・・・そう・・魔法を信じるかい? 魔法を信じるかい? 女の子の心にかかる魔法を信じるかい? 音楽が、始まるといつも心が解放 そう、それが魔法なんだよ 音楽がご機嫌なら、昔見た映画のように君を幸せな気分にする 魔法をかけてあげよう・・そしてきみの心を解放してあげよう 音楽がわからない人にロックを語るように・・・ きみが魔法を信じるのなら、ぼくも信じてごらんよ 「ムーンライトセレナーデ」とかR&Bだったら 一緒に聴こうよ・・きっと笑顔が戻るから どんなに無理して頑張っていも、きっとにっこりと表情がゆるむはず いつのまにか、 楽しくなっちゃっているのがわかるだろう いつのまにかそうなっているんだよ・・・・ そうさ、心が重くなることなんて忘れてしまおう 魔法を信じるのなら、一緒においでよ! 朝まで踊ろう!ふたりだけになるまで・・・ きっとね その音楽が好みだったら あしたも、あさっても会いたい 夜遅くてもいいから・・・ そして ふたりで踊ろう! きっと君にもわかるよ 音楽の魔法とぼくが君にかける魔法が・・・ 魔法を信じるかい? そう、君だけにに働く魔法を信じてごらん 出会いとか、偶然とか、君にかかった魔法を信じてみなよ きみを自由にしてしまう魔法を信じるんだ 魔法のことを話そうよ 不思議なことってあるんだって・・君も信じられるかい? 魔法を信じるかい?もしかしたら、酔っていたのかもしれない・・・・でも・・魔法がかかった?もしかしたら、ぼくが魔法にかけられた?
Oct 30, 2005
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さて、いよいよクィーン+ポール・ロジャースの名古屋公演が近づいてきました・・・11月1日・・111! 1の3並びですよ・・・なんだか期待できそうじゃないですか?別にクィーンを期待するわけじゃない・・・・ポール・ロジャースを期待するわけじゃない・・・クィーンの2人とポールの作ったバンドに期待するのです。きっと、このバンドが長く続くわけじゃないと思っています。また、続いてはいけないのではないかと思っています。彼ら3人が、クィーン、フリー、バドカンの曲を演奏することに意味があるように思うのです・・・。この3人の組み合わせは、是非目にしておきたいと思ったのです。僕のブログの名前をごらんになれば・・・皆さんにも思いは通じるのではないかと思うのです・・・さて、今回は・・・我が家のロック小僧!次男と共に出かけます・・・彼にとっては初めての、大きなロックコンサート・・はじけ方が楽しみです!!ぼくは、ぼくで勝手にはじけてきますが・・・・でも、休みを取るのが大変でした・・・・・へへへ・・・大嘘つきで年休貰っちゃいました!CDと・・先日発売されたDVDを見ながら・・・コンサートの予習をする毎日です!えっ?久しぶりに日記書いたのに・・・酒ですか?だって・・・今・・・飲めないでしょ?えっ?ぼくの日記に酒がないと・・・元気が無くて心配?はいはい、わかりました・・・あなたには勝てません!ロックコンサートと言えば・・ビール!!この夏・・はまっていたビール・・・これなんて、いかがでしょう?「オリオン・ビール」これ・・・やっぱり旨い!でも・・名古屋のコンサートでは売っていないだろうなあ・・・
Oct 27, 2005
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ちょっと・・・優しい曲を聴きたくなる数日でした・・・頭の中で流れていたのが・・・・この曲!J.D.サウザーの「ユア・オンリー・ロンリー」!80年代のロックやポップスに対しては・・・・僕にとって暗黒時代なのですが・・心に残る数曲のうちの1曲がこれです・・・ ユア・オンリー・ロンリー 世の中のあらゆることが 君の小さな背中に のし掛かって 自分がちっぽけで 孤独だって 感じるとき 君を黙って ぎゅっと抱きしめてくれる人が必要なんだよ 君が孤独だって感じるとき・・・ ぼくを呼んでくれたっていいんだよ 遠慮なんていらない・・・ 君は・・ただ寂しいだけなんだから・・・ oharatch訳ちょっと日記を書けずにいた数日・・・・暖かな言葉をいただきました・・・自分は孤独じゃないって、思いました。へへへ!おかげさまで、今は元気で~す!J.D.サウザー1946年米国ミシガン州生まれ。後にテキサスに移り住んで音楽活動を開始。いくつかのバンドに参加後の68年、後にイーグルスに参加するグレン・フライとデュオでロングブランチ・ペニーホイッスルを結成。70年にアルバムを発表するが、71年解散。翌年ソロ・デビュー。74年からはサウザー・ヒルマン・ヒューレイ・バンドで活動後、再度ソロとなりカントリー/フォーク調のポップな作品で人気を集める。代表曲「ユア・オンリー・ロンリー」。
Oct 24, 2005
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今日は肌寒い秋の気温になりました。信州はこれからどんどんと冷え込みます・・・・原油価格の高騰で・・暖房・給水系統を灯油に頼っている我が家はピンチです!!この冬をどう乗り切るか・・・知恵をしぼっての越冬が始まります!(笑)さて、先日のニュースに土星の衛星「dione」の映像が出ていました!月?と思わせる画像でした!今日の画像は、その画像!土星の衛星「dione」です!地球の衛星と言えば「月」です・・・古来、我が国は陰暦を使って生活を続けてきました・・・実は、その意味は深いように思います・・数年前から「太陰暦」に興味を持って文献を読んでいるうちに、やはり日本という国は太陰暦の国ではないのかな?と思うようになってきました。来年のカレンダーは、太陰暦も入手の予定です。月は不思議ですね・・・様々な表情を見せてくれます・・・月・・ムーンと言って頭に浮かぶ曲って案外たくさんありますよね・・頭に浮かんだのがCCRの「バッド・ムーン・ライジング」です!CCRは中学校時代、ぼくをロックの世界に引き込んでくれた恩人です!「ダウン・オン・ザ・コーナー」から始まって・・・「スイート・ヒッチ・ハイカー」まで聞き続けました。そのころ、3大ロックグループ!!と騒がれていたのが・・ビートルズ、ストーンズ、そしてCCR・・・今考えると何故?って思いますけど、この時代、そう言われるだけのパワーがCCRにはあったのです!今聞いても、ソウルフルで乗りの良い上質なロックです。それにしても月って不思議ですよね・・・小さい頃月にはウサギがいて、餅つきをしている・・とかかぐや姫が帰っていったとか・・・いつも不思議な感情を抱かせてくれました・・・・「ロベリア物語」の金木犀の時も月が出ていた記憶が残っています・・さて、今日の月はどっちに出ている?形は?
Oct 20, 2005
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ちょっと筆が止まりました・・・何か書こうと思うのですが・・書けない・・・こういうときは休みます!!へへへ別に落ち込んでいるわけじゃなくて・・急に筆が止まってしまったのです・・・きっと大好きな芥川龍之介にもそんな時があったでしょうね・・・・清少納言にもそんな時があったでしょうね・・・・ってことで駄文を書きつらねる日記もたまにはいいじゃない?いろんなことをブログで発信して・・・受け取っていると・・・すごく人のつながりって大切なんだと実感します!明日から復活します・・・・書きたいことはたくさんありますから!!
Oct 18, 2005
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実りの秋です・・・秋は、”あき”と読みますが、”とき”とも読むんです!実りのとき!!信州は米、そば、長いも、きのこ・・・・たくさんのものが実っています。左の写真は・・・信州の実り!今では、米もコンバインで刈り取ってしまいこうした、ハゼがけをすることも少なくなってしまいました。本当は、これが一番美味しいんです!!でも、兼業農家だと手間がかかりすぎる・・・・ぼくも本当は、ハゼがけをして天日乾燥をしたいのですが時間がない・・・それでも、手をかければけっこうおいしいお米になるんです。それにしても・・・何となくここのところ元気がない・・秋の淋しさに・・どっぷり浸ってしまったのかもしれませんが男にも更年期障害があるっていうし・・今日は水戸黄門の歌が頭を駆けめぐりました・・ ああ人生に涙あり 人生楽ありゃ 苦もあるさ 涙のあとには 虹も出る 歩いてゆくんだ しっかりと 自分の道を ふみしめて 人生勇気が 必要だ くじけりゃ誰かが 先に行く あとから来たのに 追い越され 泣くのがいやなら さあ歩け 人生涙と 笑顔あり そんなに悪くは ないもんだ なんにもしないで 生きるより 何かを求めて 生きようよ うん、そうだね!って・・・思って気分転換!!幸い・・今日はお休みで午前中PCを開いていたら・・・大切なチャット仲間が・・やってきました!うん!・・・・・元気を貰っちゃいました!!ありがとう!ネットの力を感じた実りの秋でした。
Oct 15, 2005
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今日の信州の空は、抜けるように青い・・・雲ひとつない快晴!!こんな空のように心も晴れ上がるといいな・・・久しぶりの日記です・・クリームの復活ライブ!!CDとDVDが発売されました!!うちのロックンロール小僧・・次男がさっそくDVDを入手してきました。本当は・・見るのがちょっと怖かったのです・・・あのクリームのイメージが・・・壊れるんじゃないかなって心配していたんですよ・・・。最近のクラプトンは・・・・ハードさが感じられないし、ジャック・ブルースは病気だし・・ジンジャー・ベイカーは年を取ったし・・・僕がはじめてクリームを聞いて衝撃を受けたのが、アルバム「ライブ・クリーム」の冒頭のこの曲!「N.S.U」です・・・凄まじいばかりの演奏力!!3人が調和をしているのではなく・・・戦っている!!「俺が1番!!」と主張しあって演奏を展開している・・・・こんなバンドは聞いたことがない・・・とにかく、驚きました。そして、今回のクリームの復活です!確かに年を取りました・・・・でもクリームです。あの火花を散らすような若さに溢れたプレイではありませんが・・期待通りのクリームでした!クラプトン・・・ちゃんとロックしてるじゃん!「こういうクリームもいいなあ・・」と思いました。みんな、いい年の取り方をしてるじゃん・・・・ぼくも・・・・・「クリーム・リユニオン・ライヴ」CDこっちは、DVD盤!!元気です・・・・ほら・・書いてる途中でコメント入れるんじゃない・・・!酒が・・まだですよ!疲れているときに、こんなのどうですか?「蜥蜴酒」他にも、蛇・すっぽん・・・・いろいろあります!けっこう飲めますよ!!ほら・・試してみたくなったでしょ!
Oct 13, 2005
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行ってきましたよ!どこへって?それは、第2回「信州・松本そば祭り」ですよ!全国各地から、そば店やそば打ち名人が集まって20のそばブースが・・そば好きには、たまらないイベントです!!昨年も、行ったのですが凄い人の波・・・今年は早めに出かけました。「信州・松本そば祭り」朝9時の開始にあわせて・・・・何と、5軒を回り5枚のそばを食べて参りました・・・・お腹の中は・・そばだらけ!!!美味しかったですよ!信州もそろそろ・・新そばの時期です。そば好きにはたまりませんね!ところで・・・そば祭りには、もうひとつのとっておきの楽しみがあるのです。それは北海道の蝦夷麦酒が出店するのです!これを買わなくちゃ・・・そば祭りに来た価値が半減します・・・ここの麦酒は旨い!!ひたすら旨い!!特に「ひぐま濃い麦酒」が好みなのですが・・・今回は「もってないよ!でも、送るよ・・」とジョン・マイヤー工場長のお言葉・・・「是非!!」と言いながら・・買いましたよ!!蝦夷麦酒6本セット・・・・うきうきです!!夜が楽しみ~~!「蝦夷麦酒」吹雪麦酒・登別地獄谷燻し麦酒・丹頂鶴麦酒・そばビール北狐レッド麦酒・海藻ビール の6種類です!!楽天にもあった!「ひぐま濃い麦酒」「北狐レッド」「登別地獄谷燻し麦酒」あなたは、どれが飲みたいですか?ほら・・あなたですよ!結局・・酒の話になってしまった・・・
Oct 9, 2005
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「ロベリア物語」を、まとめて読みたい・・・という言葉をいただいたので今まで断片的だったものをまとめました。思い切ってアップします。「ロベリア物語」第1章 はじまりさて、せっかくのバレンタインなので、思い出話にお付き合いください。それは、ぼくがまだ、19歳、大学1年のころです。ぼくは、松本市内に下宿(2食付の・・)をしていました。安いだけあって、部屋はぼろで食事はまずい・・・。その上窓を開けると目の前は石垣。そして、石垣の上には、お墓があるというすごい環境のなかで暮らしていました。 大学時代のぼくは、「児童文化研究会」というサークルに入っていました。人形劇や児童劇をしたり、地区の子どもたちを集めて、子ども会を組織したり・・結構一生懸命に活動していたのです。当時は、バレンタインディなんて、そんなに広まっていないころです。2月14日・・下宿に帰ると、ぼく宛に郵便が届いていたのです。差出人の名前はありません。字から見ると女性のようです。そのころ手紙のやり取りをしていた中学時代からの女の子の友だちの字ではないことだけはわかりました。もちろん、彼女なら自分の名前くらいは書くはずですから・・・。不思議に思って開いてみると、中から出てきたのは、手袋とチョコレートだったのです。もちろん、手紙とともに・・・。「誰かは、知らなくてもいいし、探さないでください。前から、好きでした。不恰好ですが自分で編んだ手袋です。よかったら使ってください。バレンタインディだから、チョコレートと一緒に送りたかったのです・・・」そんな内容だったように思います。手袋は確かに、少し不恰好でしたが、その分想いがこもっているような気がしました。手にはめてみると暖かさが伝わってきました。こんな、控えめで素敵な女の子が想いを寄せてくれる・・。それだけで嬉しくなってしまったぼくでした。しかし、ぼくには、その字はどこかで見覚えがあったのです。「探さないで」と言われたけど探しました。そして、見たことのあったころころとした女の子らしい字を、意外なところで発見したのです。それは・・・・ぼくの入っていたサークルはサークル日誌と称して、部室を訪れてノートに好きなことを書き残すのが通例でした。その字が、そのノートのなかにあったのです。驚きでした。でも、まだ、確信は持てませんでした。ぼくは、当時まじめな大学生ではありませんでした。試験が近づくと、まじめに授業に出ていないツケが回ってきます。授業は、代返でしのげるのですが試験はそうはいかない!そこで、まじめに講義に出ていた友達からノートを借りて試験勉強となるわけです。まじめに、講義に出るのは・・女の子の方が多かったのです。そこで、ぼくは、その彼女からノートを借りるという作戦に出たのでした。試験勉強そっちのけで、手紙とノートの字体を必死で比べました。そして、「間違いない!」という確信を得たのです。情熱でしょうか?3日の間にそれをやり遂げたぼくは、ノートを返すとき「お礼がしたいから・・・」と言って彼女を喫茶店に誘ったのです。「ノート、ありがとう!・・・」・・・そう言って・・・しばらくの沈黙の後「手袋も、ありがとう・・・」パッと、ビックリしたように目を上げた彼女の、かわいらしさを、今でも鮮烈に覚えています。これが、きっかけで彼女と恋に落ちたのです・・・。これが、ぼくの初めてのバレンタインディの思い出です。バレンタインディに手袋を贈られたぼくは、送り主の彼女を見つけ二人の恋は始まったのです。ところが、同じサークルに彼女の事が好きだと、以前から公言してはばからない友達がいたのです。彼は、ぼくにとっても、仲の良い飲み仲間でした。そして、彼が彼女が大好きなことは、サークルの仲間はみんな知っていたのです。そして、いずれ付き合うことになるんだろうなと思っていたのです。もちろんぼくもそうでした。ですから、彼女との交際を始めて、そのことをどう彼に伝えるかが、ぼくにとって一番の問題でした。当時、ぼくも、彼の後押しをしていたのですから・・・始末が悪い・・。もちろん、そんなことを彼女の口から言わせるわけにはいきません。そこで、ぼくは、意を決して、友達を呼び出して、いきさつを話しました。でも、そのときの彼のがっくりした顔は今も忘れられません。しかし、そこから・・・公然と彼女との交際が始まったのです。当時、学生寮に住んでいた彼女を訪ねたり・・・二人で松本の街を歩いたり、ささやかに飲みに行ったり、食事をしたり・・・キスもできないくらいに、まだ、純情な二人でした。そして、そのうちに、ぼくたちは2年生に無事進級し、M市からN市に生活の場所を移したのです。ご存じの方は、もうおわかりでしょうね。ぼくはS大学出身です。S大学は、たこ足大学で、教養部はM市にあります。そして、その課程が終わると、各学部のある場所に移るのです。運良くぼくたちは、同じ学部でした。しかし、彼女は自宅から、ぼくは下宿から通うということになったのです。しかし、そんなことは何でもないって思える若さが、あの頃はあったのです。彼女の誕生日は3月2日でした。彼女は、太田裕美に似ていました。真ん丸な顔がかわいくて、笑うととってもチャーミングでした・・・決して美人ではありませんでしたが魅力的でした。ポニーテールが似合って、彼女に「ポニーテールが似合うよ!」と言うとぽっと顔を赤らめるような純情でかわいい女の子でした。CMで「まんまるがおの女の子は、いい妻になれるって。わたしも、なれるかな?ねっ!バスボン」という歌がはやっている頃でした。太田裕美のデビュー曲「木綿のハンカチーフ」が出たのもたぶんこのころだったと思います。歌詞の素朴さとともに彼女のイメージが重なりました。顔も似ていたこともあり、すっかりファンになりました。信州の小さな寒村生まれの彼女、信州では比較的大きな街育ちのぼく・・・。歌のイメージが重なりました。3月2日は、今でも忘れられない日です。ぼくよりちょうど1週間遅れの妹・・・彼女はそんなイメージでした。今頃、彼女はどうしているのかな?と3月2日がくると、この歌とともに思い浮かべます。第2章 思い出の地へS大学の2年生となり、居をN市に移すことになりました。O市の出身だったぼくは、経済的な事情もあり安下宿を探すのに時間がかかりました。しかし、土壇場で変則的な3畳2間で2食付きの下宿を見つけたのでした。しかし、この下宿はすごかった!酒屋さんの経営だったのですが、安いだけあって環境は劣悪!飯は最低!(こんな事書くとしかられそう・・)ところで、彼女はN市近くの(といってもバスで30分以上・・・)N村の出身でした。それで、自宅通学ということになったのです・・・。これが、のちのち問題の発端になるとは思いもよりませんでした。すっかり、舞い上がっていたぼくは・・・大学の研究室も彼女と一緒のところを選んでしまったのです。のちのちこれが・・・・・まあ、もっとも自分の専攻したかった近代文学が定員を超えて、くじ引きになり、くじ運の悪いぼくは、見事にはずれたのです!残っていたのが、人気のない書道と国語教育の研究室!もともと悪筆で有名だったぼくに残された選択は1つしかなかったのです・・・・大学近くの喫茶店「ロベリア」は開店したばかりの素敵な喫茶店でした。今はありませんが・・・大学生活を通じて入り浸った喫茶店です!マスターは、今頃何してるのかなあ?大学2年になってN市に居を移した僕は、3畳2間という変則的なボロ下宿に入りました。彼女と無事、お付き合いすることができるようになったぼくは幸せの絶頂にいました。もちろん、サークルは、同じ児童文化研究会に入りました。その上、研究室も同じになるという幸せな?状況が生まれたのでした。当然、彼女と一緒にいる時間は多くなりました。講義が終わると一緒に、喫茶店「ロベリア」に行って何時間も話しました。彼女の帰るバスの時間が恨めしく思ったほどでした。「ロベリア」が花の名前だと教えてくれたのも彼女でした・・・しかし、当時は実際のロベリアはあまり流通していませんでしたので、見ることはできなかったのですが。第3章 初めての・・当然、大学生のこと「コンパ」と呼ばれる飲み会が頻繁に開かれます。サークルも研究室も一緒!ということになると・・・一緒に呑む機会も増えてきます。「コンパ」を早々に抜け出して・・・・バスの最終便まで一緒に呑むという機会が増えました。当時はやりの「グランドコンパ」という大規模な酒場に二人で出かけて、洒落たカクテルを飲むのが僕らの楽しみになっていました。お酒が強いぼく・・・すぐに頬が紅くなる彼女・・・お互いのカクテルを交換して、味を二人で評価するのが、とても楽しかったのです。今から考えると、幼い付き合いなのかもしれませんが・・・当時の僕たちにとっては、結構背伸びした付き合いだったのです!そして、バス停まで彼女を送って行くのです・・・・そんな中で・・・・暗い街角の一角で急に彼女が振り返って僕を見つめたのです・・・遅いファーストキスでした・・・・そっと唇を重ねるだけでしたが・・甘いカクテルの味がしました・・・そして、その時の彼女の甘い吐息を忘れることができません彼女と2人で飲みに行って・・キスをしたのは・・そうです・・8月の終わりでした。最終バスまでの時間は・・・すごく大切でした。僕の友達の多くは、つきあっている女の子が同じ市内に下宿していたり、通ったりしていましたから・・・僕たちに自由になる時間は限られていたのです・・・喫茶店「ロベリア」で語り合う時間が、どんなに大切であったことか・・。いつでも、一緒にいたい・・・そんな気持ちが膨らんでいきました・・・。(これが・・結局悲劇を生むなんて思ってもいなかった・・・)第4章 金木犀サークルや研究室のコンパがあると・・・彼女は最終バスで帰るのが常でした・・・・でも・・そうもいかない時もあり、そんなときは彼女は・・同じサークルや研究室の友達の所に泊まっていました・・。oharatchもまだ純情だったのです・・・・でも、そう言うときが・・・長く一緒にいることができる大切なチャンスだったのです!2人がつきあっていることは周知の事実だったので・・・彼女の友達も大目に見てくれたのでしょう。飲んだ後、2人で手をつないで歩きました・・・彼女の友達の家は、大学の西にありました。大学の構内を歩いて・・・送っていきます・・・そんな、ある日「あっ!金木犀!」彼女が僕に言ったのです・・・・花の名前には疎い僕でした・・・彼女の言葉の意味がわからずに・・「えっ?金木犀?」彼女が笑いました・・・・「ほら、この匂い・・・わからない?」「・・・うん・・いい匂いだ」「そう、これが金木犀の匂い!」そういって、彼女は僕の手をぎゅっと握って・・・走ったのです・・・・彼女が走ることは滅多になかった・・・「ほら・・これが、き・ん・も・く・せ・い!」そう言って僕を金木犀の花のもとに連れて行ったのです。その木は今も校門そばにある・・・はずです。「いい匂いでしょ?ほら、ここ・・」そう言って、ちょっと低いところを指さした彼女・・それに答えて、ちょっと身をかがめた僕・・・その時でした・・彼女は急に僕の首に腕を絡めていました・・・小柄な彼女が・・背の高い僕に・・金木犀の匂いと彼女の髪の匂いが・・・・「ホントに・・?」「うん!」こんな会話だけで二人の気持ちが通じる・・・・それも金木犀の香りのおかげだったのかもしれません・・これが、現在までの「ロベリア物語」の全貌です・・
Oct 7, 2005
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行ってきました・・・・再会してきました・・・えっ?誰に?「ロベリア物語」の金木犀にです・・・先日から・・金木犀の話が多くなっていました・・「ロベリア物語」にも書きました・・・急に逢いたくなったのです!あの時の金木犀に・・・・ちょうど季節は今しかありません・・車を飛ばして・・・・1時間30分ほどの母校へ!N市は・・・金木犀の盛りです・・・車を降りると、金木犀の香り・・・ぼくは、母校の正門に向かいました・・・金木犀は確かに香っています!しかし、思っていた場所には・・・ありません。もう、あれから20年以上が経ち、ずいぶん環境も変わっています・・正門前のロータリーには大きな金木犀があるのですが、彼女が・・僕の手を引いていった金木犀はもっと校舎に近いところにあったはずです・・でも、そこは今は駐車場になってしまっています・・・でも、匂うのです・・・あの時の匂いです・・・あきらめかけたその時です!見つけました!ずいぶん小さくなってしまっていたけど・・・間違いなくこの場所です・・・写真の金木犀が「ロベリア物語」の金木犀です!ぼくにとって・・・大切な花です・・・・しばらく、近くに座って目を閉じました・・・・・香りが不思議な夢を運んできました・・・ ぼくと同じくらいの歳になった彼女が・・ 金木犀のそばで ぼくを探しています・・・ 手を振ると・・・ それに気づいた彼女が ちょっと恥ずかしそうに微笑みます 「これ・・」 そういって差し出した彼女の手には 2つのクッキーが・・・ふと我に返って・・・・そうか・・・彼女も・・クッキー焼くのが得意だったっけ・・おにぎりを握るのも得意だったっけ・・金木犀の香りが見せてくれた白日夢?デジャヴ?ぼくが確かめたかったのは・・・この金木犀と・・・自分がここにいた事実と・・・・そして、新しい希望だったのかもしれない・・明日は・・・今までの「ロベリア物語」を拾い集めてまとめましたので・・・それをアップします!最初から読みたい・・・という希望が多かったので・・・でも、いいのかなあつまんないかもよ・・・・
Oct 6, 2005
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本当は・・・今日、アップしようと思っていた・・「ロベリア物語」の続き・・・事情により・・1日延期して、明日にさせて頂きます!えっ?どんな事情かって?内緒ですよ・・・・・ちょっと・・続きを書く上で確かめたいことがあって・・・明日出かけます・ちょっと秘密めいていて・・・ちょっと心ときめいて・・・出かけてきます帰ってから「ロベリア物語」が再開する予定です!
Oct 5, 2005
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疲労・・・疲労になるときそれは今疲労・・・引き裂かれた夜にお前を 離しはしない・・・・ということで・・・今日は、大変疲れました・・・・HEROには、なれませんでしたが・・・疲労しました・・・ふぅ!と、つまらない日記を書いてごまかします・・・・すんません!
Oct 4, 2005
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真夏のような暑さ・・・・秋はどこに行ったんだろう・・・こんな暑さが続いたら金木犀は、まだまだです・・・・・今日はちょっと、理屈っぽくなるかも・・・ぼくの中学、高校時代のフォークソングと言ったら・・メッセージに溢れていました・・・歌にメッセージや、主義主張がないと・・・歌として認められなかった時代です。社会に対する反抗!政治への抗議!それを歌に託して、民衆に伝えていた・・・岡林信康、フォークル、吉田拓郎、泉谷しげる・・・ぼくはそんなフォークソングの時代に育ちました。かぐや姫が、四畳半フォークなどと言われても・・ぼくらの主張はしっかりと歌い込んでいました。ロックも同じでした。ジョン・レノンをはじめとして、様々なバンドやシンガーが、歌に主張を込めていた時代・・・それが70年代だったように思います。しかし、サタディ・ナイト・フィーバーから始まるディスコサウンドブーム・・そして、デュラン・デュランから始まるニュー・ロマンティック・・・これが、ぼくの暗黒の80年代なのです・・新しいポップスから完全に背を向けてしまったのです。フォークの世界でも同じようなことが起こりました・・・・歌詞の軽視・・・サウンドの重視・・・70年代の旗手たちは・・軒並み、力を失って行きました・・・小室全盛時代には・・・もはや歌詞の力は全く感じられず・・・多くの本当に歌で自分を主張したい大切なシンガー達が埋もれていきました。ぼくの大好きな鈴木彩子もそうです・・・・歌詞の力は失せてしまったのかと・・・絶望した頃・・・密かに・・歌詞に力を込めているシンガーもたくさんいたのです。Coccoをはじめとするシンガーたちです。実は、ぼくはあきらめていたんです・・・70年代のフォークの世界を・・・自分を語り、世の中を語る・・そんなシンガーを・・・・ところが、そんなシンガーがいたのです!もちろん、他にはいないというわけではないのですが・・・新鮮な驚きを与えてくれる女性シンガーが。その名は・・小谷美紗子!全く知りませんでした・・・・・不覚!とても不思議な出会い方をした・・今では無くてはならないブログの仲間から、教えて頂きました・・・凄いですよ・・彼女の詩は!まさに70年代のフォークの世界世界です・・拓郎や泉谷の世界です! 自分 自分よりバカな人を見て安心した 自分の罪を人に着せて楽をした 私の弱さを認められずに 最後の最後には世の中のせいにした 成功する人をねたみ 短所をさぐった 見つかったのはみにくいみじめな自分だった 誰もがそうだと結論づけて 最後の最後には世の中のせいにした 悲しいNEWSを見て涙を流して 自分は温かいやつだと満足してる 大事なのはNEWSの中身なのに 涙にひたって泣けたことを自慢する 救急車が走ってる どこかで誰かが 苦しんでいるのに ahわたしは・・・。 その人の家族は心配だろう 今頃、家を飛び出してたいへんだろう こんなこと気にしていても きりがないよと かたづけた 悲しいNEWSを見て涙を流して 自分は優しいやつだと満足してる 悲しいNEWSの主人公たちを たすけたいなんて気持ちはもう忘れてる 自分がすごいやつだと思わせるために 世界の問題について真剣に語る そんな姿に酔っているだけで 語るのは簡単だ 言うだけなら私にもできる 誰もがそうだと結論づけて 最後の最後には世の中のせいにした もっと自分を見つめ直そうやっぱり、それぞれの好みかもしれませんが・・歌にメッセージを込めることは・・凄いことです!!歌詞は、メロディの添え物ではありません・・・・拓郎が自分の思いが強すぎて・・・メロディに歌詞がおさまらなかった・・・それゆえの字余りソング・・泉谷の・・思いを絞り出すような歌詞の数々・・・歌で自分を表現すること・・・それは、歌うことの原点なのだと思います・・・・歌から発せられたメッセージは、受け取った者に共感や力を与えることができると思います。それが、歌の力なのではないかと思っています。だから、70年代の曲はメロディと共に歌詞が残る・・・最近、歌詞を大切にしたシンガーたちが多く出てくることを嬉しく思います。今度、機会があったら・・・僕の大好きな鈴木彩子のことも紹介しますね・・・・彼女は、1度リタイア後・・・・最近復活しました・・・・
Oct 3, 2005
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今日のNHK教育の「トップランナー」で上原ひろみさんが出演しています・・・今は、それを見ながら日記を書いています・・・本当は、知らなかったのですが・・・以前からの大切な楽天仲間・・・今は、事情があって楽天を離れてしまっていますが・・・・・メールをいただきました!「今夜7時から、上原ひろみさんがNHK教育に出演しますよ!」ありがたいことですね・・・・楽天を離れても、ちゃんと日記を読んでいてくださったことに感激しました!ここのところ・・ネットの嫌な部分を見ることが多くて・・・・でも、今日は嬉しくなりました!ありがとう! ・・・・・・nさん!それにしても上原ひろみは、凄い!・・・・すんません後は番組が終わってから書きます・・・ということで今、番組が終わりました。やっぱり、凄いミュージシャンですね!彼女を教えてくれたのは・・・・やっぱり、ブログ仲間の、DJロマネスクさん!ブログっていいね・・・って今日は思いました。
Oct 2, 2005
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