なにぃ~、ハイウェイだと~~。 このハイウェイはルート66のことに違いないぞ。 つまりシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの対戦が実現すれば、 ♪ Travel my way, Take the highway that's the best... ♪ It winds from Chicago to LA,... だからね!これぞまさに「ルート66・シリーズ!別名:ハイウェイ・シリーズだ」などと、話の前置きを聞いていなかった早とちりな僕は、とっさに思い込んでしまった。
まあそれでも念のため Google さんのお世話になって、確認しておきましょう。
というわけで、若干苦労しましたが、見つかりましたよ。 Yahoo! Sports の MLB のページで、インターリーグについて Jeff Passan という人が "Suggestions to make interleague play better" という記事を書いていて、その中に次のような記述がありました。
The simple idea: Better rivalries OK, we've got the Subway Series, North Side vs. South Side, the Beltway Series, L.A.'s Freeway Series, the Highway Series (I-70 for St. Louis-K.C. and I-71 for Cleveland-Cincinnati), the Bay Bridge Series, the Lone Star Series and the biggest of 'em all this year, the Sunshine Series.
いくつかよく分からないのがありましたから更に調べると、BC SPORTS の Futon Report: MLB's Interleague Play ? Hot or Not? という書評の中で、次のような分かりやすい一覧に遭遇しました。
The Subway Series (Yankees-Mets) The Battle of the Windy City (Cubs-White Sox) The Freeway Series (Angels-Dodgers) The Buckeye Series (Reds-Indians) The Sunshine Series (Marlins-Devil Rays)
The Lone Star Series (Astros-Rangers) The Show Me Series (Cardinals-Royals) Canada's Past vs. Present (Blue Jays-Nationals) The Earthquake Series Rematch (A's-Giants)
2枚のうち、一方は "MORE ROCK 'N' ROLL RARITIES" で、おなじみの "Rock 'n' Roll Music" や "Sweet Little Sixteen" なんかも入っているけど、珍しい曲が多いです。 もう一方が特に僕の気に入りの1枚で、1961年3月発売の LP の復刻盤 "NEW JUKE BOX HITS" 。しかし、タイトルとは裏腹にジュークボックスに入るようなヒット曲がこの中から1曲も出てはいないが、これが実にオススメ盤であるのだ。 選曲はブルース中心で、なかなか渋い曲が多く、ジャケットもそのままなのが嬉しい。 ついつい夜中に一人で聴きたくなってしまうのだ。
元祖ロックンロールのチャックベリーについては、"Jonnie B. Goode" ぐらいは知っていたけど、僕らの世代は、ほぼ間違いなくビートルズの "Rock 'n' Roll Music" 経由で聴いたんですよね。 ビートルズのかっこいいアレンジに比べると、やけにぺらぺらで息抜きタイプのロックンロールに聞こえたもんでした。
そんなチャックベリーの歌う『ルート66』は、やっぱり誰のものより脱力系で、これはこれで好みです。 ストーンズの1st. の CD のライナーで越谷政義氏が「ナット・キング・コールやTVテーマからのリメイクではなく、ストーンズのアイドル、チャック・ベリーがLP<NEW JUKE BOX HITS>の中で取り上げていたものをカヴァーした」と書いていました。 これは間違いないと思いますが、チャック・ベリーの方はピアノ伴奏がかなり前に出ていて、当時のロックンロールらしい仕上がりなのに対して、ストーンズはピアノ無しのギターバンドの音になっているのだ。