かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2026年08月01日
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カテゴリ: 生き方
身体の左側が麻痺するのは、右脳が出血して損傷したからだそうです。ちなみに、そんなのは脳に自覚症状がないので、私にはわかりません。脳は左右で担当する機能が違うので、右脳を損傷した私は、身体の左側の動作ができなくなった。左脳は、発語や計算、論理的な思考を担っているらしい。おしゃべりな私は、左脳が無事でよかった、ということになるけれど、救急車で運ばれたあとの私の脳のMRI画像を見た旦那ちゃんが言うには、両方の脳の血管がボコボコとふくれて、まるでブドウの房のようだったと。こっわ。
だから3年経っても彼は、そのまま私の脳の血管が大爆発を起こすことを怖れていて、びっちり私に付き添って面倒を見てくれているのですね。
今の私の気持ちとしては、実際に年を取って、身体が弱って動けなくなる前に体験することができてよかったよな、と、あくまで、アホのポジティブなんだけれども、しっかりした人たちは、そんな目に合わなくても想像して、対策できるに違いない。だから、あなたは大丈夫(^_^) 対策して準備してね(^_^)

反対に、左脳を損傷した人は、発語が不自由になるという。話したくても言葉が出てこないのか、そもそも言葉が思い浮かばないのか、 経験していないのでわからない けど、
でもかつて、話し始める前の小さい長男のワンとしっかりコミュニケーションがとれていたという実感を持っている私は、人間どうしの意思伝達に、必ずしも言葉が必要であるとは考えない。最近、右片麻痺で施設に通うようになった利用者さんが、車椅子で、私たちの座っていた長机に突っ込んだ。とっさに「わ!すいません!」が言葉で出てこないのは、わかる。でも考えてみれば、同じように右片麻痺のオジサンはいつも、「すまないね!」と言うように動くほうの手を顔の前にあげる。言葉が出てこなくても、だ。
だからね、相模原の事件で、「言葉でコミュニケーションが取れない障がい者は『心失者』だ」と犯人が言ってると。たぶん、違うよね。わからないけど、彼らと家族たちのあいだには周囲にはわからないコミュニケーションがあったんじゃないのかな。それができるかどうかは、「健常」と呼ばれる人たちのあいだのコミュニケーションがかならずしもうまくいくものではないことを考えると、簡単にできてるまたはできていないを判断できるものじゃないんだろう。難しいな。よく考えてみます。私なりに。

違うの。もっとのんきな話を書こうと思って。
テレビで国会中継なんかを見かけると、旦那ちゃんが「野党は、選挙前に自分たちが言ってたことを与党が言うと、澄まして、反対!って言うよね」と毎回毎回言うので
「まさに、手のひら返しだね(^_^)毎度とりあえず何でも反対しておくスタイルだからね。建設的でない。」と、このやりとりも、うんざりするほどしていて、私がそう思うってことは、若い人たちもきっとそう思うんだよ。政治の形って何かしらの意味があるんだろうけど、もはや形骸化しているのでは?形骸化しているものにお金をかけるのもムダよねえ、とこれも若者は思うことだろう。そもそもってところで解説してくれる視点の新鮮な政治学者さんがいればいいよねえ。そしてね、先日書いた「マイルール」の日記を踏まえて
旦那ちゃんが、私のすることにいちいちケチをつける、あんまりうるさいので、「ねえ、あなたのそれは、まったくもって『野党的言動』よね!?」と言い返したら、ハッとした顔をして「そうか!そうだね、上手いこと言うなあ」と納得していておもしろかった。

その後「自分は、野党だからね」と開き直るようになったのはよろしくない。

考えてみれば、私と子どもたちは、意思伝達を極限まで円滑にするために言葉を追究してきた。最近「凡ミス図鑑」を読んでいると書いたけれど、その本のアマゾンレビューに「これは凡ミスではなくて、致命的失敗だ」と意見している人がいたので、つまらないなあと思ったとクマに伝えたら「凡ミスの反対は致命的ミスじゃないよね?」と面倒なことを言う。ウッカリミスの反対は何だ?と考えたけど、ミスしない、か、ウッカリの反対はうっかりしない、だから、綿密に計画を立てた上で失敗すること、じゃない?そんなの、私は日本のロケット打上げくらいしか思い付かないよw 何十年かしたら、新しい言葉ができてるかもしれないね。私たちの致命的ミスなんて、地球の破滅とか、人類滅亡を招くようなことだけじゃなあい?と考えた。そう考えると、大抵のことは大したことないんだよ、という趣旨の本ですから(違う!)オススメです。おもしろかった。

別の日に書くけど、クマという人は、就学前後に吃音があって、それを自力で克服して人前で話すことにも苦手意識なく教職についているので、実際に考えたことや経験したことは、他の人の役に立つことだろうと考えます。

そして、言葉をテキトーに使わずに、いちばんふさわしい表現を選ぶことは、私たち親子の習慣でもあるので、ある日突然、ワンが「ねえ、イチゴ味って、『イチゴ味』味だよね」と言い出したりするのです。これは彼のヒットだったので、その後、わが家に定着した。いちごあじあじ🍓、ね。

長いよ。
今回の地震で思い出したこと。東北の地震の時に書いた日記に「買い占めという言葉を無責任に使ってはいけないと思います」というのがあって、あのとき、現象は、物流の止まったスーパーで、水やインスタント食品が次つぎに売り切れていた。あれは「買い占め」じゃないだろ?と思ったんです。「買い占め」という言葉には、誰かがそこにある品物を他人には渡さないという意図を持って買っていくという意味が含まれている。そんな悪意をわざわざ見るなよ!?と腹立たしかったんですね。書かずにいられなかった。最近は「買い溜め」という言葉が使われていますね。これならわかる。必要以上に買い込んで安心感を得ようとするなってことね。

旦那さんの実家が熊本だという職員さんがいて、様子を聞いたら、直撃は免れたと。
でも、スーパーの品物がないって、と案の定のことを話していて(鹿児島まで買い物に行く、とか。関東育ちの私には想像もつかない)
「うん、わかるけど、まずは配送が復活しないと、なんともならないわよね?」と。
小さな子どもたちをたくさん連れて手伝いに行くわけにもいかないし、と言うので
「そうよ、余計に大変よ、こっちで着実に暮らしておきましょう(^_^)」という話を
旦那ちゃんに伝えたら、「むしろ、くるな」って言うよ?と現地の義両親の気持ちを想像していた。家族は何かしたい気持ちが強いだろうけど、いまはこらえて、自分自身の生活を地道に送りましょうね。
しかし各地のみなさんが、今度は恩返しだと、支援に動いてくださる様子を、私は、助け合うヒトの生態として嬉しく観察している。

みんな自分にできることをすればいいんだよな。
私はムダに言語化のオニになる。










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Last updated  2026年08月01日 14時16分39秒
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