【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2008.07.19

最近買った本

(6)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(437)

カテゴリ： 🔴 Ｂ【本・読書・文学】【朗読】

●　尖閣列島と竹島　中国・韓国との領土問題　教育社発行
●　竹島は日韓どちらのものか　下條正男著　文春新書
★alex　ー　先日書き込んだ韓国人批判の理論武装のため
こういうのフェアーじゃないかもしれないし、後付なんだが・・・
ま～　いっか？

●　日本語は天才である　柳瀬尚紀著　新潮社
★alex　ー　かのジェームス・ジョイスの「フネガンズ・ウェイク」を日本語に翻訳してしまった！？碩学である柳瀬氏の本とて、期待してパラパラととばし読みをしてみたが・・・
感動した！　・・・いや　失望した
日本語論を過去、何度も展開した私が期待したのは「天才である」日本語の超機能を理屈っぽく論じてくれる本である
しかしこの本は、日本語の天才ぶりをいろんな例をあげて楽しげにおもしろ半分に、ご自分の碩学ぶりを見せびらかせながら（私　やはり性格　悪いかな？）エッセイ風に語るのである
私好みの本では無いのだ
うまく説明できていないな～（涙）
う～～ん
本屋で立ち読みしておくのだった
１４００円を返して欲しい

●　もう牛を食べても安心か　福島伸一著　文春新書
★alex　ー　爆笑問題との対談で、私をうならせた？分子生物学の俊英、福島伸一氏である
彼の著作は「生物と無生物の間」（だったかな？）を買い置きしてあるのだが、もちろん、まだ読んでいない
あの亞さんが「難解すぎて」ギブアップしたという本だから、代わって不肖私、alexが読み解かねばならないのだが、読書にも優先順位というものがあり、最近とみに眼が老化していることでもあり、数千冊の蔵書が未読で待ち受けていることでもあり、決して能力的に読めないということは無い（はず）なのだが　so far 読んでいないのである

（この　「so far」などという半端英語を半端に混入させるところは、私の元商社マンとしての職業病であるな～
今は知らないが、私の時代の商社の人間同士の会話というのは「ルー大柴」調だったのである
いや・・・、ちがうな
英語にするのは専門用語だけ）

●　勝間和代のビジネス脳を創る７つのフレームワーク力　勝間和代著　ディスカヴァー・トゥエンティーワン
★alex　ー　勝間和代さんは売れっ子である
ビジネス関係書ではダントツの人気を誇っているし、書いていることにも説得力がある
ただ、私はこの人の本を読んでいると、いつもなんだか息苦しくなる
自転車に乗っている間も（それも健康のためのライドである）イアフォーンでビジネス書をウォークマンなどで聞くなど、あまりにも効率主義、生活の中に一秒の無駄もないギリギリの効率を求めることに息苦しくなるのである
防毒マスクやN95マスクをかけているような気持ちになるのである
（防毒マスクを試用したことのある人は少ないだろう）
（戦前の製品である）

この人は「無為」の時間の価値がわかるかな？
私は無為の専門家なんだが・・・

●　思索紀行　僕はこんな旅をしてきた　「本」ではない。まず「旅」だ！！　立花隆著　書籍情報社
●　ぼくの血となり肉となった五〇〇冊　そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊　立花隆著　文藝春秋社
★alex　ー　私は立花隆が好きではない
好きではないが、読むのは好きである
やはり読むに値するものがあるからである
しかし、あの「おばさん顔」がいやである
自分の知的優位性に傲慢なところもいやである
そこへ行くと、私は知的優位性無しの傲慢である

このところ、「やっぱり私は【旅人間】だ・・・」と思う
しがらみ・悩みを忘れる旅ほど楽しいものは無い
知らない人との出会いが楽しい
漂流感が無類に楽しい
だから、「旅」という字が入っているだけで「思索紀行」を買った

「五〇〇冊」の方は・・・　宮崎哲弥の同じような「○○冊」という本も二冊ほど買った
ただ、こういう本を読むと、本を無限に買いたくなって困る

●　神は妄想である　科学の論理が神を検証する　リチャード・ドーキンス著　早川書房
★alex　ー　頑なな無神論者である私としては、心強い理論武装のための本である
今気がついたのは、私は理論武装のために都合のいい本を読む傾向があるようだ

まだ読んでいないのだが、下記のような惹句・推薦文につられて自動的に？買ってしまった
○　「本書の一読は「知の果たし状」として推薦できる」松岡清剛
○　「ドーキンスファンなら読まずにはいられない」福岡伸一
○　「存命のノンフィクションライター中、随一の実力者リチャード・ドーキンス　ついに立つ　宗教に対する積年の思いが、いつもながらに端正な一冊の本にまとめあげられた」　スティーヴン・ピンカー
○　「新たなミレニアムのために書かれた、超自然的なものに牛耳られた生活からわれわれを解き放ってくれる本だ」ブライアン・イーノ
○　「勇猛かつ重要な一冊　これで頑迷なる宗教が歴史のゴミ箱行きになってくれれば、と思うのは期待のしすぎだろうか」デスモンド・モリス（裸のサル）

「裸のサル」で人間を動物の一種ととらえて、ザッハリッヒに裸にしたモリスもアンチ宗教なのか！と、うれしくなる
「知の巨人」松岡正剛氏も推薦か
「モ～（笑）牛肉は食べてもいいのか」の福岡伸一氏もファンなのか
推薦人に弱い私である

●　地球の歩き方　バリ島　ダイヤモンド社
★alex　ー　あるポイントがたまったので、バリ島にでも行ってみようかと思っているからである
今は昔、バリ島に遊んだことがある　
ジャカルタ駐在の時に行ったことがあるのだ
今は様変わりだろうけれど・・・
昔はバリ島でちょっと田舎に出ると夜は漆黒の闇だった
キンタマニーに登った
印象的な山であった
名前が・・・
「バリ島遊記」なる本でも、ものにしようか

この「地球の歩き方」というシリーズ本は、昔は、読者からの（いいかげんな）体験談の投稿情報中心で信頼性が不足していたが、今はガイド本の中で情報の量と質でダントツである
体験情報はトラブルの例として掲載されているだけである
大進歩している

●　かんたん旅会話　韓国語　昭文社
★alex　ー　韓国語は日本語と文法が近似している（らしい）から、多少の語彙さえ身に付ければ、最低のコミュニケーションができるのでは無いか？
発音はカタカナ表記である
ハングルは学習する意欲無し

この「かんたん旅会話」シリーズは、おすすめである
30数ヶ国を歴訪？した私が保証する
語学入門書などではない
初めて訪問する、二度と再訪しないであろう国の言葉を、語学としてあらかじめ本格的に学習する人などいない
その滞在中に実用になればいいだけなのである
こういう、旅行会話をしようという用途には最適・実用的

私は、初めての国へ出張したときは、「これは何というものか＿」や、買い物会話（高いからまけろ・・・など）、数の数え方、タクシー会話（○○へ行ってくれ　ここでストップしてくれ　あそこを右（左）に曲がってくれ等・・・）だけをまず覚えた
私は発音だけはいいから、こちらの言いたいことは通じるのである
向がしゃべる内容は、それほどわからないのである
双方向とまではゆかないが、少なくともこちらの言いたいことが通じれば、だいたいいいのである
相手の反応はだいたい「イエス」か「ノー」のどちらかで、それぐらいは雰囲気でわかるのである
それ以上複雑な内容も、お互いに自国語でじっくり話し合えば？だいたい通じるものである
英語をしゃべらないフランス人にも、英仏単語帳を片手に片言のフランス語をしゃべれば、フランス人のタクシー運転手でも親切にしてくれるものである