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PRになって、恐縮です。現在、版元の地球丸から発売されていますフライフィッシング・ファンのための雑誌『フライロッッダーズ』(9月号)で、ミュージシャンの高橋幸宏さんにインタビューをしました。高橋さんといえば、細野晴臣さん、坂本龍一さんとともに「YMO(イエローマジックオーケストラ)を結成し、国内外に大きな影響を与えたことで知られています。さて高橋さんですが、もともとは磯釣りで石鯛を狙う磯釣り師でした。ところが、10数年ほど前にアメリカでたまたま振ったフライにはまってしまいました。今では、しばらく渓流に出かけられないと気分が落ち着かないほどのフライマンになっています。この春、女優で歌手の原田知世さんたちベテランミュージシャンたちと「ピューパ」というユニットを結成し、今月「フローティング・ピューパ」(EMIミュージック・ジャパン)というアルバムをリリース。フライマンたちの間で密かなブームとなっています。「釣りに出かけても、必ずしも気持ちがいい日ばかりではない。それでも、フライフィッシングは一日中楽しめる」という高橋さん。ゆくゆくは川が流れる敷地を入手し、そこに渓流魚を放流。ビールを飲みながら魚がライズするのを眺めているような日々を目指しています。「心が落ち着きますよね」と語っていました。書店で見かけましたら、ご一読いただければ嬉しいです。
2008年07月30日
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先日、仕事もかねて足立区の西新井大師まで、電車に乗っていって来ました。西新井大師は、よろず願い事をかなえてくれる、霊験あらたかなお大師様として、江戸(東京)庶民の信仰を集めています。本堂を回っていくと小高な築山があり、そこから水が大きな池に流れ込んでいました。見ていると一抱えもありそうな緋鯉に真鯉が何匹も泳いでいます。その中にいたのが黄金の鯉。染み一つないきれいな金色の鯉です。体長は60センチほどでしょうか。金色の鯉には赤、橙、プラチナ、黄、クリームがあるそうです。しかし、目出度い色ですね(~-~)境内を歩いていると、きれいな風鈴の音が聞こえてきました。この時期、土曜日になると風鈴祭が開かれているそうです。そのPRとして全国の各地の風鈴が展示されていました。上は南部鉄器の風鈴です。岩手の鋳物は有名ですね。江戸風鈴はガラスです。爽やかで涼しげな音がします。岐阜は美濃焼の風鈴。素朴で柔らかな音がします。京都は竹かごに入った変り種。いかにも竹の里であることを感じさせてくれます。これはほんの一部で47都道府県の風鈴が展示され、さまざまな音色を奏でていました。しかし、全国には郷土の特色を生かした、実にいろいろな風鈴があるものですね。
2008年07月26日
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先日、ワイフと一緒に、散歩をかねて家から20分ほど離れた所にあるお寺に行ってきました。ワイフが早朝の散歩の時に、見知らぬお婆さんから「何とかというお寺の蓮がきれいだそうよ」と聞いてきたからです。お婆さんは、お寺の名前を知らず、場所は大体あのあたりというアバウトな情報です。で、お寺を探しながら、竹林や点在する畑や、住宅の細道を歩きながら探して、ようやく見つけたのが天台宗の知行院というお寺でした。境内には一抱え以上もある大きな素焼きの鉢に蓮がびっしりと植えられ、きれいに手入れされていました。高いもので2メートル以上は立ち上がっているでしょうか。蓮は夏の花なんですね。炎天下に大きな花びらが映えてきれいです。すでに開いたものもありますし、ガクが落ちて実だけになったものもあります。花びらを見ていると、蓮華座に座っているお釈迦様もいらっしゃることを思い出しました。これだけ大な花びらなら、お釈迦様だったら座れるだろうな~、と思ったものでした。汗が噴出すような暑さが続く毎日です。もし、花びらに座れたら少しは涼しくなるかもしれませんね。
2008年07月25日
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先日の18日に、台東区入谷の朝顔市に行ってきました。いつもは7月6~8日の三日間、開催されるのですが、今年はサミットの警備の関係から18~20日の開催となりました。その昔、朝顔は薬草(下剤)として中国から伝わってきたものですが、江戸時代には観賞用として作られ、品評会も行われていたそうです。それから入谷の植木職人たちの手により、様々な色彩の朝顔が作出され、市が立つようになり、夏の風物詩として定着したようです。 入谷交差点の交差点にある看板です。地下鉄を出ると、午前中だというのにすごい人出です。毎年、120軒の朝顔業者と100軒の露天商がでるそうですから、市というよりお祭です。 一鉢に4色の朝顔が入って2000円で売られていましたが、飛ぶように売れていきます。人人人の波で、なかなか前に進めません。江戸っ子はお祭好き、というのもうなづける光景です。ようやくのことで鬼子母神の境内にたどり着きました。鬼子母神は霊験あらたかなことから、狂歌師の太田蜀山人に「恐れ入谷の鬼子母神、、、、」と詠われた名刹です。 鬼子母神の境内でも、たくさんの鉢が並べられ販売されています。どうせ買うなら、こういう可愛い売り子さんから買いたくなるのも人情というものでしょうね。浴衣姿のお嬢さんたちもいて、下町の夏の風情満点です。朝顔市に出かけた翌日、関東地方でも梅雨明けが宣言されました。本格的な夏の到来です。
2008年07月20日
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先日、世間が夏休みに入って道路が混み合う前に、両親のお墓参りに行ってこようと、クルマを飛ばして須坂まで行ってきました。須坂は善光寺のある長野市から有名な温泉地のある湯田中温泉に行く途中の町です。千曲川をはさんで、善光寺平のはずれに位置しています。せっかく東京から220キロも走って、須坂まで行くのですから、途中の渓流で釣りをしてこようと思っていました。「六文銭」の旗印や猿飛佐助、霧隠才蔵などの真田十勇士で知られている真田家発祥の地である上田で上信越自動車道を降りて、菅平を抜けて向こう側に降りると須坂です。菅平に登る途中に神川という渓流があります。上小漁協管内の川です。この川に立ち寄っていくことにしました。写真は神川の上流域です。道路に沿っているので、どこでも入りやすい川です。しばらく釣り登りましたが、10センチあまりのチビイワナが一匹釣れただけで、当たりが全くありません。おまけに蜘蛛の糸が、いたるところで川を横切って張ってあり、キャストしたフライが糸に引っかかって宙ぶらりん。いいかげん釣る気も失せて川から上がってしまいました。魚がいればフックキングするか、しないかは別にしても少しは何らかの反応があっていいはずです。なのに居ない、居ない、反応がない、、、。帰ってから調べてみると、漁協はそれなりにヤマメとイワナを放流しているのですが、成魚放流とのことでした。入渓しやすい川だし、解禁して間もなくすると釣り切られてしまうんだろうな~と思ったのでした。お墓参りを済ませたあと、温泉でも入ってこようかと鹿教湯温泉方面に向かいましたが、途中で虚空蔵堂(こくぞうどう)の看板を見つけて予定を変更。「重要文化財」というからには、ますます見逃せません。このようなひなびた参道の突き当たりに、お堂があります。お堂全体は和様で禅宗様を取り入れたもので、室町時代後期に建てられたものだそうです。お堂の古色蒼然とした風情が、しみじみと往時を思い起こさせてくれました。しかし、なぜひなびた片田舎に、このような建物が建てられ、また残されたのでしょうね。
2008年07月17日
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PRになって恐縮です、、、、。先月の25日、アウトドア系の出版社である地球丸から、『渓流のフライフィッシング入門 Q&A100』(本体1700円+税 128ページ)を上梓いたしました。カラー写真を多用し、「渓流魚が定位しているポイント」「フライタイイングと水生昆虫」「フライキャスティングのテクニック」「フライのタックルやウエーダー」「そのほか覚えておいて損のない、ちょっとしたテクニック」などを、事細かく解説しています。フライ歴30年以上の小生の経経験や岩井渓一郎氏、里見氏、小野氏、田代氏など、日本におけるフライフィッシングの開拓者であり、また卓越した理論と技術を持つ方々のテクニックも写真で紹介しています。一応、入門書ですが、最新のテクニックなども紹介していますから、ベテランの方にも釣りを極めていく際に、何らかのヒントになる話しが掲載されているのではないかと思います。まだ、出版されて間もないので入手しにくいかもしれません。その際は地球丸にご注文いただければ嬉しいです。ご一読ください。よろしくお願い致します。
2008年07月14日
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今月の8~9日、各地で「ほうずき市」開かれていましたが、浅草は浅草寺の「ほうずき市」へ行ってきました。すごい人手です。外国から来た団体さん、修学旅行の中学生たち、年配者の方々と、仲見世などはすんなりと歩けないほどでした。浅草寺の境内にはいると、「ほうずき」を販売する屋台がならび、客を呼び込む威勢の良い掛け声が聞こえてきます。お祭ですな~。鉢巻をした威勢のよい、粋な姿の看板娘さんたちの掛け声につられて、飛ぶようにほうずきの鉢が売れていきます。「ほうずきは縁起もので、お金や幸せを招きます」と言っていましたが、一本の茎に実がたくさん生る姿が、豪勢にみえるからでしょうか。どなたか、いわれをご存知の方、教えてください。昔は薬草としても使われ、農家の庭先に良く植えられていたような、、、、。ほうずき市では一鉢800円から2000円ぐらいで販売されていました。来週の18日は下町の鬼子母神で「朝顔市」が開かれます。夏が近づいてきましたね~。
2008年07月11日
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今回で6回目です。岩手の釣り紀行も、これで最終回。岩手県の大槌にいる間、二日続けて早朝に起きてU川に向かいました。クルマで30分も走れば河口から中流域の上流に入ることができます。もとより流程が25~30キロくらいの川で、岩手県内では天然遡上のアユの魚影が濃いことで知られています。で、県内の各地からアユ釣り師がやってくるそうです。しかし、関東地方では、あまり知られていない渓流ですから、一応U川とさせていただきました。U川の中流域です。フラットな流れに見えますが、結構、水量があって渡渉できないところもあります。ここからさらに登ると、魚道のある堰堤があります。底石も多いし流れが複雑で、いかにもヤマメが潜んでいそうです。上の写真の魚道からの流れ出しでしばらく釣り、さらに登るとフラットな渓相になります。一見、渡渉しやすそうですが、底石が多く流れが結構きつく重たい。転倒したら流されそうでした。しかし、川幅があるので、フライは非常に振りやすい川ですね。傍らの石の上を見るとサンショウウオがへばりついていました。そこで肝心の釣果ですが、実にヤマメの魚影が濃い川でした。堰堤の下の流れでも、フラットな上流の流れの中からも、一投ごとにヤマメが飛び出してくれたのです。餌の食べすぎなのかメタボリック気味のヤマメ君です。まあまあのサイズです。エルクをくわえているヤマメ君を、泳がせた状態で撮影してみました。釣ってはリリースし、釣ってはリリースしで、おそらく10匹以上は出たでしょうか。早朝の5時から7時まで2時間の釣果、今回の岩手県の釣りで最も忙しい釣りとなりました。また、機会を見つけて出かけて行こうかと思います。
2008年07月08日
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岩手県4日目。大槌町から2時間のドライブで、一路、岩泉町の龍泉洞に向かいました。龍泉洞は山口県の秋吉洞、高知県の龍河洞とともに、日本三大鍾乳洞のひとつ。調査がされているところだけで3000m、その内700mが公開されています。中には地底湖が幾つもあり、一番深いところで水深98mもあります。吸い込まれそうなブルーを「ドラゴンブルー」というそうです。この鍾乳洞から流れ出る湧き水が販売されていて、世界最高品質を保証する「モンドセレクション大金賞」を受賞したことで知られています。洞窟見学をしてから、鍾乳洞の前にある「みやげ物兼レストラン」で食事をしました。注文したのが「龍泉洞ラーメン」。このラーメンが大ヒット。細麺で醤油味。細麺&醤油味の東京ラーメンが大好きなのですが、札幌では「札幌ラーメン」、飛騨高山では「高山ラーメン」、尾道では「尾道ラーメン」、高知に行けば「高知ラーメン」、富山県に行けばJR富山駅前の広場に出る屋台の「富山ラーメン」、博多では「博多トンコツ・ラーメン」、栃木県の佐野では「佐野ラーメン」と、地元の人が足を運ぶ(極力、観光客相手の店は避ける)ラーメン屋を見つけては食べてきました。それぞれみんな美味しかったのですが、「龍泉洞ラーメン」は、観光客相手のレストランで食べたのに関わらず、実に美味しかったのです。写真を見ても、美味しそうに見えませんか。やや甘めでしたが、ダシが利いていて、それが細麺に良く絡んでいましたね。龍泉洞を見物してから、小本川(おもとがわ)に向かうことにしました。小本川は北上山地の高森を源流として、岩泉町を流れ陸中海岸で太平洋に流れ込む、流程が60キロの比較的大きな河川です。アユ釣りで有名ですが、河口近くから中流域まで大ヤマメが釣れるといわれ、中流域から河口まで国道455号線に沿っていて、どこでも入渓は楽なようです。あまり国道沿いには入りたくなかったので、上流に向かい浅内で小本川の一大支流である大川に入ることにしました。ここも途中まで国道340号線に沿っていますが、クルマの往来はぐんと少なくなります。水量が少ないのが気になりましたが、川に降りられそうなところがあったので入ってみました。遡行していくと、何匹も魚影が走るのが見えます。「おっ、いるいる」と思ったのですが、ふと嫌な予感がしました。水量がやや少ないとはいえ、水もきれい、適度な落ち込みもあって良いのですが。嫌な予感が的中しました。釣れたのはウグイだったのです。早々に川から上がり、上流に向かうことにしました。川を見ながらクルマをゆっくりと走らせていると、取水堰が見えました。堰の上流を見ると、豊かな水量があるではないですか。堰を境に下流と上流では、全く違う雰囲気の渓相です。上の写真は取水堰のすぐ上流の風景です。国道340号線を大渡で右折し、川に沿って県道に入ります。この県道を行くと、分水嶺を越えて川井村の閉伊川の上流に出ることができます。先日、17歳の少女が、殺害されて見つかったところですね。しばらく県道を行くと下町、日蔭、本町の集落を抜け、七滝に出ます。 七滝は滝が七段に連続して連なっている景勝地です。ふと見ると地元の人らしい子連れの青年が2名、中断の滝壷で釣りをしていました。写真は滝の中段の風景です。この下の滝は低くても10mの高さがありそうです。そこで、滝の上流に入り1時間ほどロッドを振ってみました。水量もあり底石も点在し、よい雰囲気なのですが、一度、反応があっただけでついにヤマメの顔を見ることはできませんでした。帰りに七滝の傍を通ると、滝壷から先ほどの家族連れが、ビニール袋を片手に上がってきました。声をかけて袋の中を見せてもらうと、なかにはイワナ、ヤマメ、ウグイが入っていました。いずれも尺上(ウグイは腹が婚姻色に染まり、マルタウグイのように太かった)の大きなサイズでした。道具を見ると餌とルアーで釣ったようでした。下流からは遡れないので、水が出たときに上流から滝壺に落ちたのでしょうね。
2008年07月06日
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岩手に来て3日目、大槌町から峠を越えて川井村の小国に向かいました。時間的な問題もあって、全部を釣ることができるか分かりませんが小国川、薬師川、閉伊川を訪ねてみたかったのです。最初に入ったのが小国川でしたが、先に薬師川と閉伊川を紹介します。薬師川は小国川の支流で、早池峰山を源流としています。下村、神楽の集落を抜けて、川に沿って細い道を行くこと10分あまり。大きな堰堤をすぎると、一層山が深くなってきます。上の写真は薬師川の中流域です。谷が深くなかなか降りる場所が見つかりません。さらに上流に向かいようやく降りられるところを見つけて入ってみましたが、岩盤底の渓相でフライを流してみても、なんの反応もありませんでした。さらに上流に向かい、「タイマグラ」のキャンプ場まで登ってみました。上はキャンプ場ですが、「タイマグラ」とはアイヌの言葉からきているようで、亡き芦沢一洋氏の著書『山女魚里の釣り』によると、「タイ(林)・マオ(多い)・クラ(沢)」からきているのではないかとういうことです。タイマグラのキャンプ場のすぐ上に、いくつものプールを備えた養魚場があり、その上を6~7羽のトンビが飛び回っていました。見ていると養魚場の魚が時折、ライズすると急降下してきては、魚を狙っているようでした。養魚場の上からは入渓しやすくなるらしいのですが、ここまでクルマを走らせて約30分あまり(道が狭いのでスピードが出せない)、意外と時間がかかったのでクルマをUターンさせ閉伊川に向かうことにしたのです。薬師川に沿った林道を走っていると、下のような看板が目に入りました。自然を大切にしている気持ちが伝わってきますね。薬師川は、時間をかけてゆっくりと釣ってみたい川だと、改めて思ったのでした。再び国道に出で小国川に沿って7キロほど下ると、閉伊川にぶつかります。閉伊川は盛岡市と川井村の境の岩神山を源流とし、国道106号線に沿って流れ、宮古で海に流れ込んでいます。岩手県でも屈指の名川といわれていますが、取水堰がところどこにあり、夏場は水枯れするところもあるのです。しかも、水があるところは谷が深く、入る場所を見つけるのが一苦労。閉伊川は規模が大きいだけに、大物が出るそうですが、上の写真のように入渓するポイントが分からないと、なかなか太刀打ちできません。上流に向かうこと20分あまり達曽部沢の合流点に、入渓できるところを見つけて入ってみました。水深も水量もある大場所です。イブニングなら出そうな雰囲気でしたが、釣り始めて間もなく、山の頂からゴロゴロと雷鳴が轟いてきて、ポツリポツリと大粒の雨が、、、。落ち着いてフライを振っているどころではなくなり、早々に上がってしまったのです。さてそこで午前中に入った小国川ですが、国道からはなれたところは穏やかな里川です。薬師川や閉伊川のように、大場所はみあたりませんが、源流に近い集落の裏手でもイワナが釣れるのです。小川のような小国川の源流付近ですが、イワナはちゃんといてくれました。13番のエルクに出てくれた、お腹が鮮やかなオレンジ色をしたニッコウイワナです。上はイワナを水中カメラで撮影した写真。口の先端に白くぼんやりと見えているのがフライです。なんだか目が随分と飛び出ているように見えませんか。魚の視野が広いのも、こんなに出ているからでしょうね。撮影したあと、放したイワナ君は元気に流れのなかに消えて行きました。
2008年07月03日
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琴畑川で1時間ほど釣ったあと、遠野に下りました。遠野は柳田國男の『遠野物語』の舞台です。日本の民俗学の発祥の舞台となった場所といってよいでしょう。クルマを田んぼの間を流れる小烏瀬川に沿って走らせました。上の写真は小烏瀬川の下流域です。もう少し下ると猿ケ石の合流点。道の横に「伝承園」と書かれたドライブインを見つけて、ここで食事を取ることにしました。選んだのは「伝承園定食」。ソバにスイトン、土地の漬物などです。腹が減っていたせいもあるのでしょうが、これがに思った以上、美味しかったのです。名物に旨いものなしとはいわれましたが、最近はそれではお客を呼べないということに、みなさん気がついたのでしょうね。この伝承園は、実は民族資料館で、入園料を払ってはいると、敷地のなかに曲り家、柳田國男の『遠野物語』の話を集める手助けをした佐々木喜善の記念館があります。上は曲り家です。曲がった部分に馬を飼い、人馬が同居していたのです。上は曲り家の裏手の御蚕神堂の「オシラサマ」です。「オシラサマ」は農業の神様で、馬の神様、馬の神様といわれています。壁に沿って人形をかたどったオシラサマが、びっしりと並んでいる光景は、異様な感じがします。伝承園を見物したあと、国道340号線を遡って、小国川に出る予定でしたが、何と真昼間だとうのに、立丸峠付近で道路工事をしていて、2時間工事をして15分間開通、さらに2時間止めて工事をする、、、という具合で、タイミングが悪いと、1時間以上も待たなくてはなりません。いくらクルマの往来が少ないとはいえ、全面通行止めはないんじゃないの、国道なのに、と思ったのです。そこで、急遽予定を変更し、A木川へ行くことにしたのでした。A木川は流程が25キロほどの小渓流です。ここへ行くには、別の峠を越え三陸海岸に出る道を行く事になります。峠を越えると、A木川(まだそれほど知られていない渓流ですから、イニシャルにさせていただきました)の源流です。図らずもまたもや源流から入ることになってしまいました。しばらく下っていくと、入れそうなポイントを見つけたので、クルマを道路の端に寄せて入渓。場所によっては、鬱蒼としたブナや雑木に覆われ、薄暗いイワナの渓です。比較的、大きな岩も堆積していて、写真では分かりませんが、水量もあります。落ちこみや瀬が連続していて、釣り上るのが楽しくなります。しばらく釣り登ったところで出たのがイワナです。鰭に白い縁取りがあるニッコウイワナです。サイズはいまいちでしたが、尾びれもピンとしていて、きれいな魚体だったので嬉しくなりました。海岸からたった20キロくらい登ったところでイワナが釣れるのは、自然が豊かだからでしょうね。次回は別ルートで入った小国川、薬師川、閉伊川を紹介します。
2008年07月01日
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