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晩秋の一日、那須塩原市へ行ってきました。リゾートとして有名な那須は、那須塩原市、那須町、大田原市、矢板市にまたがる広大なもの。扇状地という地形が特色で(川の流れが山から平地に入るところで、上流から小石が流れてきて堆積。水が地面にしみこんでしまう。)、普段は川筋に水も流れていません。箒川、蛇尾川、那珂川といった、最近の台風で水害が起きた川の上流部分にあたります。箒川、蛇尾川はこの扇状地部分では水が流れていないのです。そんな水に恵まれない土地を豊かな地に変えようと、明治時代、政府の重鎮や旧大名、資産家が、この那須の地で開拓事業に当たりました。もちろん軌道に乗るまでは自分の資産を投入しての事業、開拓者の中には山形有朋、松方正義、西郷従道、大山巌など権力の中枢にあった人たちもいますが、こういった事業にお金を使うのは、(昨今の政治家さんに比べれば)、とても意義のあることではないでしょうか。現在人気の牧場として続いているところもあるし、その開拓のおかげで整ったインフラは今でも活用されています。そうした開拓の歴史を知ってもらおうと、農場に建てられた別荘が何か所か公開されています。そのひとつ、「とちぎ明治の森記念館 旧青木家那須別邸」が今日の目的。その前に、那須塩原名物巻狩うどんをいただきます。「道の駅湯の香しおばら」の「農村レストラン関の里」で。巻狩料理は、鎌倉時代、源頼朝が那須で盛大に行った狩に由来します。鎌倉幕府を代表する多くの武将が参加し、総勢数万人の勢子(獲物を追い出す役割の人)がの腹を駆け回ったとか。鎌倉幕府の力を示す、一大イベントだったわけです。で、おうどん。鉄なべで煮込まれたけんちんうどんです。ショウガが効いているのがポイント。豚肉が入ります(狩、ですから)。地元産のお野菜がたっぷりで、しかも、お鍋は火にかけて提供してくれるので熱々です。一日分の野菜はとった!感じ。そして、「道の駅明治の森黒磯」に隣接する、(というか、正しくは道の駅がこの別荘の敷地内にあるのです。)旧青木家那須別邸。この邸宅を建てた青木周蔵は明治時代の外交官、外務大臣です。ドイツが好きで、この家もドイツ風の建築。なんといってもドイツ滞在中に知り合ったドイツ貴族の令嬢エリザベートさんと結婚したというかたです。エリザベート夫人と一人娘のハナと、よくこの別邸で過ごしたそうです。当時の写真も邸内に展示されています。うろこ状の壁が特徴。2階のバルコニーから。東京に残る洋館と比べると、農園にある別荘らしく、テラスやバルコニーが広々として外の自然に親しめる造りではないでしょうか。那須へは、鉄道なら東北新幹線那須塩原駅、または東北本線黒磯駅、西那須野駅など。車は東北自動車道西那須野塩原インター、黒磯板室インター、那須インターなど。
2019年11月23日
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小田原城にきました。修復成った天守閣。この天守閣は復元ですが、石垣やお濠、門など縄張りはほぼ昔のままに残されており、大変立派なお城であったことがよくわかります。城内にはちびっこ忍者が何人も。(忍者、武士、姫君などの衣装貸し出しあり。多分、忍者が一番人気か?)外国人観光客も多数。サムライグッズのお店もにぎわっていました。小田原は東海道の宿場町でもあります。現在の国道1号線は、小田原市内ではほぼ昔の東海道に沿っています。自販機も江戸時代風デザイン。東海道に沿って、老舗のお店が並びます。そのひとつが「ういろう」。ういろうといえば、名古屋、ですが、実は、小田原の外郎家のういろうが元祖。薬舗である外郎家がお客の接待のために作ったお菓子がういろうで、室町時代からあったそう。江戸時代に、小田原のういろうにならって、伊勢や名古屋で作り始めたとか。外郎家は、もともと中国の元の役人で、元が滅亡したため日本に暮らすようになりました。その由来から、隣接するレストランは中華料理。ういろう別館「杏林亭」小さなお店で且つ人気店なので、開店すぐか予約をおすすめ。飲茶セット1944円(税込)前菜。盛り付けもうつくしい。サラダに、揚げた点心3品。蒸した点心3品。これに、おかゆか汁そば。デザートはタピオカミルク餡いり、と杏仁味ういろう。(このういろうはお店では販売していない)
2018年10月08日
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福岡からお孫ちゃん来ています。福岡のB級グルメ、「むっちゃんまんじゅう」を買ってきてくれました。某テレビ番組で紹介されていたもの。むっちゃん、とは、有明海のムツゴロウのこと。ムツゴロウの形をした、大判焼き系の皮です。それだけなら、単に形がちがうだけ、なのですが、一番人気のハムエッグむっちゃんまんじゅうには、ハムと千切りキャベツと目玉焼きが!ハンバーガーになら珍しくない具材ですが、甘みのある大判焼き皮とのコンビネーションが、ユニークです。塩味うすめで、さらに甘い皮で包むというのが、九州好みの味でしょうか。
2018年09月12日
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柳川観光の目玉は、旧柳川藩主立花家の邸宅「御花」。江戸時代の庭園に、明治になり、伯爵家となった立花家が洋館を建設。現在は、立花家の御子孫が「御花」という名前でレストラン、結婚式場、ホテルとして運営しています。館内の見学は柳川観光の定番。敷地内には、立花家伝来の刀剣や大名道具を展示している立花家資料館もあり、刀剣ファン、歴史ファンにはたまりません。立花伯爵邸の特徴は、豪壮な和館と瀟洒な白い洋館が並んでいるところ。この日、和館では結婚披露宴が行われていました。歴史ある建物での結婚式、人気のようです。洋館のダイニングルーム。木目を多めに使ったシックな雰囲気です。洋館といえばお約束の暖炉は白。実際、数十年前までは使われていたお部屋なのでしょう。そして、柳川のもうひとつのメインは舟。船頭さんが竿1本で漕ぐ舟で、のんびりお濠を周遊します。御花のレストラン2階ベランダからの眺め。外国人のお客様たちで、こちらに手を振ってくれました。みなさん、笠も被って盛り上がってますね。こちらは、まだ孫ちゃんが1時間、静かに舟に乗れないかも、なので今回は見送り。次回のお楽しみにします。
2018年07月05日
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福岡市内から車で1時間半くらいで、福岡県柳川市です。柳川は有明海に近い城下町。立花家のお城があったところです。立花道雪、その娘の誾千代姫、誾千代の婿として立花家を引き継いだ宗茂のお三方は戦国武将ファンの間ではとても人気があります。立花家は江戸時代も柳川のちを治めることをゆるされ、幕末まで続きました。明治時代には伯爵となり、柳川の振興に力を尽くしたそうです。 柳川は掘割が街の中を縦横に走っていて、舟で遊覧することもできます。見どころがコンパクトにまとまっていて観光しやすく、とても風情がある街です。 まずは、西鉄柳川駅前(福岡市内から西鉄も便利です)の福泉操で名物の「うなぎのせいろ蒸し」。ウナギを焼いて、それをごはんに載せて蒸しあげるもの。蒲焼よりもふわふわと柔らかくなります。うなぎときゅうりの酢の物、肝吸いとうなぎ尽くしで。
2018年06月27日
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日本史の教科書の最初のほうに出てくる「漢委奴国王」と刻まれた金印。今から2000年くらい前、奴国の王様が中国の漢王朝に使いを送り、皇帝から賜ったものです。漢書という中国の歴史書にも記述があります。(奴国がここ博多周辺であったかはともかくとして)、当時の日本は中国と交流していたのはまちがいないところ。いわば、日本の国際社会デビューの記念ともいうべき金印が発見されたのが志賀島。福岡市内から、海の中道という道路で結ばれています。発見を記念する立派な石碑。金印は、江戸時代、お百姓さんが畑仕事のさいに発見したそう。その後、福岡藩主黒田家の宝物となり現代まで伝わりました。現在は福岡市立博物館で本物が見られます。志賀島は景色が素晴らしい。福岡市街も見えます。正面は能古島。もっと右手には、おとなり佐賀県の唐津まで見えました。
2018年06月21日
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急遽、孫ちゃんに会いに福岡まで行ってきました。直前なので飛行機も安いチケットはないしね~、ということもあり、実は1度やってみたかった!ということもありで、博多まで新幹線という無謀な(!)ことに挑戦。東京から5時間です。さすがに、もうやらなくてもいわ。広島まで4時間。ここがぎりぎりですね。座っていると歳のせいで腰に来る。しかも、新幹線、意外に揺れる!岡山(3時間半くらい)がいいところか。そのうえ、トンネルが多くて、案外景色がよくない。関門トンネルもいつのまにか入ってしまっていた。でも、陸路で九州上陸。ようやく来ました博多駅。立派です。駅ビルでごぼ天うどん。九州はごぼうの産地なのかな。ザクザク切ったごぼうの天ぷらが主役。だしは色薄めですが、味はしっかり。
2018年06月19日
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今年最後の寺社もうで。静岡県三島市にある三島大社に行ってきました。お近くに在住の友人ケロちゃんさんにご案内いただき、三島の街を散策。三島大社は、鎌倉幕府を開いた源頼朝・北条政子夫妻が祈願したという、由緒ある神社。創建も古いそうですよ。ご神域も広大で、建物も立派です。宝物殿には、鎌倉時代から江戸時代にかけて、武将や将軍が奉納した名刀があります。武家の信仰が篤かったそうです。ご本殿も、武家好みか、渋いですね!大社の側にある「大社の杜」でランチ。ここは、フードコートの屋外版といったらいいでしょうか。屋外のテラス席を囲むようにショップやレストランが並びます。各店舗でオーダーして、好きな席でいただくシステム。外だから寒いかな、と心配でしたが、大きなストーブがあって暖か。最も、静岡、暖かいのですよ。お店は、パスタ、焼き肉、名物静岡おでん、甘味屋さんなど各種そろっています。パスタにしました。三島山麓豚の和風パスタ。三島はいわば富士山のふもとにある市です。山麓豚ということは、当然富士山の山麓。たっぷり添えられた野菜がおいしいこと!三島は富士山の湧水が豊富にあるので、水がおいしいのです!だからその水で育った野菜もおいしいのですね。街中を流れる湧水の川も、本当に水がきらきらするほど透き通っていました。
2017年12月26日
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虹の松原を抜けると唐津の城下町。唐津城です。いいお天気で、青空に白い雲。天守がよく映えます。工事のクレーンがちょっと残念・・・唐津城は海に突き出た小山にあります。海が一望できる絶景です。因みに、唐津城の天守閣は復元。内部は博物館、ショップが入っているようです。入場料500円なのでパス。天守閣のある高台までは、石段と坂道を登らなければなりませんが、安心してください。片道100円でエレベーターがあります!ベビーカー、車いすも大丈夫です。
2017年12月04日
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福岡のお孫ちゃんファミリーと唐津に行ってきました。福岡空港から車で1時間も走れば佐賀県唐津市。意外に近いです。唐津は海沿いの城下町。虹の松原、といって、海岸沿いに松林が続きます。なかなかスケールの大きな松林です。さすがに名所、と言われるだけのことはある。道路の右手は海岸。ご当地バーガーが人気ですが、唐津にも、唐津バーガーあり。松林の中の広場で、キッチンカーを停めて売っています。人気のようです。手作り風ハンバーグ、目玉焼き、チーズ、ハム、キャベツ。ソースは、多分一般的なとんかつソース。パンは外側がさっくり焼きあがっておいしい。
2017年12月02日
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福岡まで孫ちゃんのお顔を見に行ってきました。皆さんが言うように、孫はただただ可愛いのは本当。これは、長生きしないとね。あまり時間がない日帰りなので、空港で買い物しただけですが、こんなものを発見。やまやの、チューブ入り明太子ペースト。ベーシックなからしめんたい、めんたいフランスはバターがブレンドされていて、クリーミーなコクがあります。梅昆布めんたいは、梅と昆布と明太子が、全く違和感なく合います。もう1種類、クリームチーズめんたい、というのも。ちょっと、これはやめてみましたが、多分いけると思います。お値段が、1個600円と少々お高めか。でも、おにぎりやパスタ、サラダなどにも使いやすそうです。パッケージは博多織の模様で、プレゼントにもいいですね。
2017年10月14日
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福岡と言えば、「ひよこ」や「チロリアン」など(実は東京のお土産だと思っていた)有名お菓子の宝庫ですが、最近は、あまおうイチゴを使ったものが目白押しです。あまおうイチゴ自体は、関東では、少々お高めなので、自分で買うことは滅多にありませんが、スイーツは、洗練されていておいしそうなものばかりですよ。「伊都キング」のお菓子は、ひとひねりした商品のうえ、ほぼ福岡県内でしか買えない、日持ちがしなさそうなものばかり、という、実際福岡に行かないと手に入らないレア感があります。これも、かなりユニークな切り口のスイーツです。商品名「博多あまび」。なんと、わらび餅にあまおう。わらび餅自体は特に主張する味があるのではないから、何を混ぜても合いそうです。甘酸っぱいゼリーに、わらび餅なのでもっちりと、プルプルした食感が加わった、といったところ。これのすごいところは、きな粉と練乳を添えたことでしょう。わらび餅のお伴のきな粉に、イチゴのお伴の練乳、両方一緒にしたらどうだろう?これが、予想外に合うのでおどろき。きな粉も、ほかの味を邪魔しないものなのね。販売期間限定(5月~11月)のうえ、賞味期限が2日位しかないので、福岡空港で見かけたら、ぜひお試しを。
2017年07月29日
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博多の総鎮守、櫛田神社の御朱印と御朱印帳。本当は、御朱印だけ、1枚紙でいただくつもりだったのですが、このデザインを見てしまったので、御朱印帳もいただくことにしました。博多名物「にわかせんぺい」のパッケージですか。「博多にわか」という伝統芸能のお面をモチーフにしたお菓子です。「にわか」は現在に続くお笑いの起源ともいわれる面白おかしい掛け合い。黄色の赤の色遣いが御朱印帳には珍しい。櫛田神社のお祭りが、博多祇園山笠です。
2017年07月23日
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<a href="http://keyword.blogmura.com/key00184252.html">[ラ・ロシェル] ブログ村キーワード</a>今回は特派員1号との女子会なので、ランチはフレンチ。(実を言うと、博多名物の食べ物が、ワタシは少々苦手なのです。もつ鍋とか、水炊きとか、とんこつラーメンとか・・)料理の鉄人に出演していた坂井シェフのお店です。坂井シェフは鹿児島出身で、東京でお店を構えた後、故郷の九州で「ラ・ロシェル福岡」を開店したそう。福岡城大手門前というロケーション。福岡城、さすがに立派です。お濠には蓮の花がびっしり。お料理は、九州の食材を使った、和テイストのフレンチ。茄子、カボチャ、蓮根、シイタケといった九州野菜に、地物のお魚、すっぽん、お肉。ソースに出汁を効かせているので、くどくなく、すっきりとした味わい。メインのお肉料理です。メロンのデザート。おいしい~。このほかに、ワゴンサービスで、好きなケーキやアイスクリームを選べます。盛り付けがスバラシイ。桃のタルトにパリブレスト(シュークリームの仲間です)。特派員1号、秋に、ママになります。うれしいサプライズです。
2017年07月15日
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12日、日帰りで福岡に行ってきました。ちょうど、博多祇園山笠の期間、ということで、お祭りの雰囲気も楽しめましたよ。あちこちに豪華な飾り山笠。これは動かさないそうです。舁き山笠といって、実際にかついで回る山笠は小ぶりで高さが低い。(お神輿のような感じでしょうか?)この山笠は、大河ドラマ「おんな城主直虎」。博多の山笠は、人形師が手掛けるのが特徴。それぞれに作者の名前が入ります。お顔や表情がリアルです。テーマは源平合戦や戦国時代の合戦が多いですが、中にはアンパンマン屋サザエさん、スターウォーズも。山笠が担ぎ込まれるのが櫛田神社。博多の総鎮守です。にぎやかな街の中にあるコンパクトな社殿ですが、豊臣秀吉が建立寄進したという、由緒ある建物です。この日は、追い山のリハーサルが夕方行われるということで、見物の人がもう集まっています。祇園祭は夏の疫病を防ぐお祭り。京都の祇園祭も同じです。優雅に山車が巡行する京都の祇園とは対照的に、こちらの祇園は法被に締め込みの男衆が活躍。
2017年07月13日
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名古屋の中日劇場で歌舞伎をみることになって、ついでにどこか観光しよう、というわけで、名古屋から少々足を延ばし彦根城に行ってきました。東京からだと、名古屋まで「新幹線のぞみ」、名古屋で「こだま」に乗換て米原下車。米原から東海道線京都方面いき普通電車で一駅です。彦根駅からは彦根城入口まで徒歩15分ほど。わかりやすい道です。ちょうど、「ひこにゃん」出演時間に間に合う。「彦根城博物館」の縁側に登場。ほんとにゆる~いパフォーマンス。ゆ~っくり歩いてきて、時々立ち止まってポージング。手を動かしたり、みたいな。あまり体力がないので、動けないんだって(笑)。国宝の天守閣。ここまで、かなり坂道を登って行きます。天守閣の中にも上れます。ほとんど「はしご」のような急な階段。彦根城はお堀もよく残っていて、水も張られています。さすがに井伊家35万石のお城だけあって、立派です!藩主の庭園から仰ぎ見る天守閣。結構な山の上でしょう。因みにこのお庭、時代劇でよく使われるそうです。道理で、既視感あるなあと。殿様が池の鯉に餌をやったりしているような場面ね。京都の映画村から一番近い大名庭園なんだそう。彦根から名古屋に戻って「山本家本店」で天ぷら味噌煮込みうどん。天ぷらの衣がみそだれを吸って、こってりふわふわ。おうどんは固めの太麺。なかなか冷めないので、猫舌にはきびしい。卵で冷やしながらいただく。デザートに思わず頼んでしまった「キンカンシャーベット」も美味。
2015年04月12日
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実は今日「はっぴーばーすでぃ」なのですが、自分へのご褒美ってことで、長野善光寺へプチ旅。JR東日本の新幹線往復+お蕎麦屋さんで使える1000円チケット付日帰りプランです。大宮駅から長野まで1時間20分ほど(横浜に行くより時間がかからない!)国宝の本堂。長野市は、長野オリンピックをきっかけに、特に長野駅から善光寺までのエリアがとてもきれいに整備されています。電柱はなし。歩道と車道が完全バリアフリー。しかも広くて片側の歩道が車道と同じ幅がある!新しいお店も、土蔵つくりのデザインを取り入れたりで、風情があります。善光寺もスロープ完備で、車いすでの参拝も大丈夫です。門前の山城やさんで蕎麦セット。信州ハーブチキンのスモークに、信州サーモンのお刺身。山芋とキノコのてんぷら。なぜ信州でサーモンか?養殖してるんだそうですよ。善光寺名物は唐辛子。八幡屋磯五郎の「一味唐辛子キットカット」。因みにこちらの七味唐辛子は、普段から愛用しております。本日の御朱印。左が善光寺様御本堂の、お歌の御朱印。右はご本坊大勧進の御朱印。こちらは尼僧の御住持さまがいらっしゃる大本願の御朱印。善光寺は大勧進の男性の御住持さまと大本願の尼僧さまとがおふたりで御住持をつとめられています。大本願の尼僧さまは、代々皇族や名家の姫君なのだそう。
2015年03月12日
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いただきもので、とてもとても美味だった「塩昆布」。少々お高めではありますが、お取り寄せしてみました。京都の料亭「雲月」の「小松こんぶ」。懐石料理から生まれたものだそう。なんといっても昆布の切り方が繊細。何かが(よくはわからないが、何かがある!)隠し味になって、他の昆布にはない味わい。JR京都伊勢丹 京味ベストチョイスでお取り寄せしました。23gで600円は、大阪老舗系塩昆布よりもさらに高いですが、納得のお値段です。
2014年10月20日
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大分のお土産。実はとても優秀なお菓子が豊富な大分。実際、お菓子が好きな人が多いんだそう。もともと砂糖は戦国時代以降、南蛮貿易で輸入されていました。それ以前の日本人にとって、甘いものは貴重品。庶民には滅多に口に入らないもの。砂糖が輸入されるようになると、貿易の窓口である長崎に近い九州ではお菓子作りが盛んになります。長崎から砂糖が運ばれた道はシュガーロードと呼ばれます。そんな歴史もあって、九州発の有名なお菓子、たくさんありますよね。「ひよこ」や「千鳥饅頭」とか。さて、ヨーロッパから伝わったお菓子を南蛮菓子と言います。鉄砲伝来、キリスト教伝来以降、ポルトガル人やスペイン人が伝えました。カステラもポルトガルから伝わったもの。南蛮菓子の伝統を受け継いで、現代のお菓子屋さんが創作したお菓子たち。和洋折衷の趣です。左下の「ざびえる」は大分では一番有名な銘菓。ざびえる、は戦国時代にキリスト教を布教したザビエルさんです。ここ、大分にも滞在しました。当時の大分を支配していた戦国大名は大友宗麟。洗礼を受けたキリシタン大名として有名です。宗麟のクリスチャンネームが、「ドン・フランシスコ」、右側の箱のお菓子の名前になっています。同じ箱のもう1種類の菓子の名前は「ペドロ岐部」。このひとは、国東半島(大分県国見町)出身で、16世紀後半、長崎の神学校を卒業し、日本人として初めてエルサレムを巡礼。しかし、日本に帰国したときはキリシタン弾圧の真っ最中でした。捕えられ、拷問を受けてもキリスト教を捨てず殉教しました。東西交流の歴史を切り開いた大分ゆかりの偉人をしのぶお菓子たちです。左上の黄色い包みは地卵プリン。鶏肉大好きの大分県ですから、卵だって美味しいですよね~。しかも、温泉が豊富で、温泉でプリンが蒸せちゃったりします。(光熱費がかからないんだ~!)食感が少し固めでさくっとした蒸プリン。懐かしい味です。
2014年09月27日
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1泊2日で大分に行ってきました。穏やかな気分になれるところです。海と山が近いので、どちらの景色も楽しめるのがいいですね。まずは、大分名物。とり天。から揚げとどう違うのか?から揚げは鶏肉を醤油、砂糖、スパイス、にんにくで漬け込んで、片栗粉の衣で揚げる。とり天は塩味を軽くつけた肉を小麦粉を溶いた天ぷらの衣で揚げる。それをポン酢で食べるのだそう。天ぷらの衣がさくさくで、塩味+ポン酢があっさりとして、ごはんのおかずにはちょうど良い。から揚げのようにそれ自体の味にインパクトがないので、逆に、好みでいろいろな味付けができそうです。よりすっきりと、塩とレモン(大分じゃあ、かぼすじゃね!)でも美味しいでしょう。ゆずこしょう、マヨネーズなども合いそうです。ワタシは、とり天のほうが好きかな。これは団子汁。団子とは小麦粉を練って伸ばしたもの。形は、ほうとうやきしめんですが、もっとよく練ってあるのか、食感はなめらか。味噌仕立てでけんちんうどん風。この団子に、黄粉とおさとうをまぶせば、「やせうま」というおやつの甘味になります。
2014年09月22日
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今日、とある修行のため京都に向かった特派員2号こと息子。明日からの厳しい(かもしれない)修行に備え、今夜は「はも」を食べたという報告。はも、といえば、およそ関東では縁のない食材。京料理を名乗るお店に行かないとお目にかかれないでしょう。お宿の近くにある魚料理のお店で、「はも」のあぶり。さっぱり目のうなぎ、という味わいのようだ。これで明日からの修行、しっかり励んでもらいたい。
2014年08月08日
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タクシーの運転手さんとの会話から。大阪の道、南北方向は「筋」という。御堂筋、谷町筋、松屋町筋など。東西方向は基本的に「通り」。へえ~。南北、東西で違うとは気がつかなかった。筋、だと、縦方向に細長い感じだから、南北方向の道=筋、なんとなく、あってるか?かつては、東西も筋と呼ばれていたとか、商家の入り口が面する道が通りと呼ばれるようになったとか、大坂城に向かう道を通りといったとか、いろいろな説があるようです。筋、は今では大坂ならでは、の呼び方かな。そして、筋、基本的に一方通行なんだって。へえ~。これもこれも、気がつかなかった!御堂筋は何度も通ってるけど。海遊館そばの「天保山」。日本一(いや世界一?)低い山。頂上に二等三角点があって、国土地理院の地形図に載ってる立派なお山。(これは知ってました)ま、児童公園の築山くらいなものですが(笑)。ほとんど海面と言っていい地面から山が生えてる(爆)わけでありまして、海抜は低いんですね。確かに。天保山といえば、「幕末、鳥羽伏見の戦いで大敗した幕府軍を置き去りにして、将軍徳川慶喜さんが、ここ天保山沖に停泊中の幕府海軍の軍艦に密かに乗り込み、江戸に帰った。」なんてエピソードを真っ先に思い出すわけです。幕末オタクは。幕末といえばもうひとつ。四天王寺近くに夕陽丘、という町名があります。高台で、お寺が集まっている寺町です。今は見えませんが、かつては大阪湾も望めたところで、海に沈む夕陽が大変美しく、人々はそれを観て、極楽浄土を想像した、という場所です。司馬遼太郎「燃えよ!剣」愛読者の皆様なら当然おわかりですよね。夕陽丘は、鳥羽伏見の戦いで敗れた、新撰組の土方歳三さんが、江戸に戻る前に、恋人のお雪さんとひとときを過ごす場所なのです。(「燃えよ!剣」後半の名場面!)一般的に大阪、といえば太閤さんですが、ワタシにとっては幕末歴史の舞台です。坂本龍馬も、大坂の土佐藩邸にいたし。もっとも、夕陽丘と土方さんのエピソードは、もちろん、司馬先生の創作ですが。
2012年08月31日
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昨今ゆるキャラブームで、どこの自治体でもユニークなキャラクターを登場させてますね。その土地ならではの名産や名所をアピールするキャラクターで、全国の人に関心を持ってもらうにはいいことだと思います。ゆるキャラのさきがけ的存在が、滋賀県彦根市のひこにゃん。圧倒的な人気と実力(?)で、ゆるキャラ界の頂点に君臨する、まさにゆるキャラ界の帝王(笑)。特派員1号が、ひこにゃんに会いに、日帰りで彦根城に登城してきました。彦根市は、東海道新幹線米原駅で在来線に乗換えてすぐ。彦根城は、江戸時代、幕府の大老職(老中の上に臨時に設けられた、政治の最高責任者)を務める家柄だった井伊家のお城。幕末の大老井伊直弼も若き日を彦根で過ごしていました。お城自体は昔のままよく残され、天守閣は国宝になっています。彦根市には、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の居城佐和山城跡もあり、こちらは、戦国武将ファンに人気。さて、人気者のひこにゃん、彦根城に時間を決めて登城しています。HPにスケジュールが出ているので確認していきましょう。だいたい、1日3回、登場するようです。まあ、その時間に、お城の中をあちこち歩いているのかなあ、と思いますよね。他のキャラは、だいたいそんな感じですからね。ところがひこにゃん、やはり別格。会場に集まったお客さんの前に登場するのだって。しかも、会場に入るのに1時間待ち!?・・・というわけで、きちんと博物館やお城も見たい特派員1号は、大行列を前に無念の涙を呑んだのでした。遠目に会場を見ていたら、「きゃ~っ!」という歓声とばちばちっというシャッター音で、ひこにゃん登場か。要するに、アイドルの握手会だねこれは。多分、ひこにゃんがお城の中を歩き回ると、人だかりで大変なことになるからでしょう。そしてお土産。全国どこにでもある「ご当地キューピー」や「ドラえもん」がない。あの、「キティ」さえない!すべてひこにゃんグッズ。これは、ある意味すごいことです。世界制覇をしてしまった白い猫ちゃんを寄せ付けないひこにゃん。それにしても、キャラクター界では、猫、が成功するのかなあ?というわけで、リアルひこにゃんに会えなかった人のために。写真の等身大看板だって。質感なんか本物!携帯写真くらいなら、十分、本物だってごまかせそうです(苦笑)。追記::ワタクシ実は数年前、おそらくひこにゃんデビューしてまもない頃、新宿駅でキャンペーン中のひこにゃんに会ってます。滋賀県観光のパンフなぞを配ってたんだと思う。案外、ひこにゃんに会うなら地方出張時のほうが狙い目かも。でも、いまはさすがに厳重警備がついてたりしてね(爆)ほんと、彦根市は、ひこにゃんで成功したなあ。
2012年07月17日
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節電が要請され、暑さも厳しくなることが予想される大阪に、8月、行く!ま、暑いところ好きだし(笑)。赤道間近、太陽ぎらぎらのシンガポールも、ボルネオの熱帯雨林も、どよ~んと暑いベトナムやフィリピンもこなしてきたさ!101氏、修学旅行以来の大阪です。ご本人が飛行機のほうが好き!というので、飛行機とりました。(本当は、障害者割引を使うと新幹線のほうが少し安くなるから、そっちのほうがよかったのだが)伊丹空港から、鉄道を使って難波まで移動。(バスには乗れないので)道頓堀の看板を見て、新世界へ。東京スカイツリーには当分上れそうにないけれど、通天閣には上りましょう!夜は、これまた30年ぶりの友人と会食。ホテルは帝国ホテル大阪。(シャワーブースが独立しているのが決めて。それに、1度、帝国ホテルに泊まりたかった)2日目は、のんびりとホテルで朝食をしたら、陶磁器好きの友人から奨められた「東洋陶磁博物館」に行く。(雨でも安心)というプランを考えています。
2012年05月24日
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本当は、吉野へ桜を見に行きたかった。が、雨である。それもかなりの雨である。しかも、桜など咲く気配もないのである。(今年は!)吉野まで行くのは少々難儀だなあ、と行き先を奈良市内に変更。東大寺へ行くことに。東大寺も、30年ぶりですね。やっぱり、広い。大仏殿のまわりは、こんな広々してたっけ?廻廊にはお土産屋さんがあって、品揃えも豊富。(商売っ気ありあり?)特にお土産も買わず、お守りも買わないけれど、1000円で瓦のご寄進をさせていただきました。東大寺にはたくさんの建物があり、常に、どこかの建物で瓦の葺き替えが必要なのだそうです。お願い事と名前を書いてお納めしてきました。耐震も考慮しての新素材軽量瓦です。東大寺のご宝物や史料を展示する「東大寺ミュージアム」が新しく開館していました。寄って行きます。日光・月光菩薩さまはこちらにお出でです。充実した展示です。(なにしろ、東大寺にあるものが一級品ばかりなので)奈良国立博物館と東大寺ミュージアムとどちらか1箇所、となったら、東大寺のほうがおすすめ。ミュージアムカフェ「葉風泰夢(はーふたいむ)」でお茶。ここのメニューは奈良らしいものばかり。お菓子「青蓮」とハーブティーのセット。仏様といえば蓮。で、蓮根いりの水饅頭です。もっちりとねばりのある皮にこしあん。塩漬けの桜の葉を巻いてお江戸風桜餅仕様。美味しいです。ハーブティーはシルクロードブレンド。東大寺は、奈良時代のシルクロードの終着点と言われています。甘草、ジンジャー、ニッキ、ペパーミントのブレンド。どれもシルクロード地域で利用されていた薬草だそう。特に甘草は、聖武天皇の皇后、光明皇后が東大寺に献納した薬草のひとつだそうです。シルクロードを旅するキャラバンが飲んで疲れを癒しただろうお茶で、現代の旅人も一服。器は「東」の文字が入った東大寺オリジナル食器。(これは、ショップでも購入できます。)1300年前には国際都市だった奈良は、和風だけではない、グローバルな雰囲気のある古都です。8月24日、帝国ホテル大阪を予約。実は、ワタシの高校・大学の同級生で101氏とも共通の友人が、去年大阪のご両親の家に転居したと連絡をもらっていました。ご両親のシゴトの関係で子ども時代は埼玉で暮らし、就職も東京でして、ずっと東京や神奈川にいたのですが、先に大阪に戻られたご両親のところに帰ったとのこと。大学卒業以来ほとんど年賀状のやりとりだけのお付き合いでしたが、せっかくだからお食事でも、と連絡したところ、喜んで予定しててくれるという嬉しい返事。しかし、30年ぶりだよ。わかるかな?一番問題なのは101さん。ちょっとやせたほうがいいかもしれない・・・(昔は本当に細かったんです)
2012年04月17日
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中之島から梅田まで歩くことにします。夕方から、梅田駅北の茶屋町にあるシャツ屋さんにシャツをオーダーしにいくことになっているので。御堂筋をひたすら北に向かって歩けば大阪駅にたどりつく。地下鉄も同じ道を走っているけど、2駅くらいだし、ここは街を観察しながら歩くことにしましょう!(日ごろ、自宅から浦和駅まで30分くらい歩いているので、1時間くらい歩くのは平気!)御堂筋を進み、大阪駅の南側のあたりが曽根崎。歌舞伎や文楽ファンならおなじみの地名ですね。江戸時代の大劇作家近松門左衛門が「曽根崎心中」という作品を書いています。それにゆかりの神社「お初天神」。賑やかな商店街の中に、ぽっかりと境内が開けます。心中モノ、というのは、現代人的にはどうよ!と突っ込みどころ満載ではあるのですが、当時としては、まさに究極のラブロマンスだったわけで、この神社も恋愛成就のご利益があると現在も人気のようです。さて、無事にシャツのお買い物もできて、梅田駅あたりでお夕飯。どうせなら、高層階で夜景を眺めながらにしましょうか。というわけで、ライトアップされた観覧車をとってみたけれど、やっぱり夜景は難しい!大阪駅もすばらしくなり、阪急梅田駅周辺もおしゃれなビルがどんどんできていますが、いまいち、わかりにくいのが難かなあ。線路が何本も交差しているので、余計わかりにくい。地図上ではすぐなんだけどねえ。大阪は地下街を使いこなすといいようですが、東京圏の人間は、地下街になれていないので、どうしても地上から行こうと思っちゃうんですよねえ(苦笑)。ところで、8月再び大阪企画。実は、101氏が、大阪にいってみたい!とのたまっております。彼は、実に高校の修学旅行以来。そのときいった「なんとか橋」(話から察するに、道頓堀グリコの看板あたりと推測される)にまた行ってみたいそうです。(なつかしい青春の1ページ、ってやつですか)ホテルを何軒かリサーチして、バリアフリールームがお値段的にも使いやすい心斎橋日航ホテルにしようか、と前向きに検討中。道頓堀行くなら難波に泊まるのがいいでしょうしね。本人は、乗ってる時間が短い飛行機が希望だけれど、大阪市内までのアクセスの手間を考えると、やはり新幹線だなあ。8月後半に予定してます。
2012年04月13日
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淀屋橋から御堂筋を北に向かうと、土佐堀川と堂島川にはさまれた中之島。乗り物が発達していなかった時代、一番早くて便利な交通手段は船でした。大阪のこのあたりには、各地の大名家の蔵屋敷が建ち並び、船で米が陸揚げされます。堂島では米の取引が行われていました。江戸時代には、すでに為替の決済が行われていたんですよ。そんな歴史を反映してか、立派な歴史的建物が集まっています。日本銀行大阪支店。府立中之島図書館。館内の利用なら住民でなくても大丈夫。受付でロッカーの鍵を受け取って入館する、という、ちょっとレトロなシステム。大阪でしか出版されていない雑誌がおもしろい。古文書のミニ展示もあったりして旅行者でも楽しめます。なんといっても、建物内部が立派だから!是非入館してみましょう。これが話題の大阪市役所。でかいっ!中之島公会堂は赤レンガづくり。川のある風景はどこの街にいっても、いいものです。10年くらい前に、水上バスに乗ったことがあります。時間があれば、また乗ってみたいですね。
2012年04月05日
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大阪で観光するところ・・・って、大阪城とUSJと道頓堀の看板と通天閣だけじゃない、なんて思っていませんか?賑やかで元気な大阪だけじゃない、こんなお散歩の楽しみ方もありますよ。というわけで、かねてから一度は行きたいと思っていたところに行ってみました。幕末の西洋医であり、教育者として多くの人材を育てた緒方洪庵(ドラマ「仁」では、武田鉄矢さんがまさにぴったりの雰囲気で熱演してました!)。洪庵は、大阪に適塾という私塾を開き、西洋医学の研究、教育をします。その適塾が大切に保存され、史跡公園として周辺も整備されています。大阪市営地下鉄淀屋橋駅、または京阪電車北浜駅下車(京阪電車のはしっこが、ここだったとは!初めて知った)。周辺の北浜エリアは、びしっとしたビルが建ち並び、いかにも大阪経済の中心地といった趣。江戸時代から明治時代の建物もよく残されていて、メタリックな最新鋭のビルの間に、ときおりクラシックなビルや商家が覗きます。ビルの谷間にひょっこりと姿を見せる、端正な適塾。福澤諭吉や橋本佐内、大村益次郎など、医学に関わらず、幕末から明治に活躍した多くの人たちが学びました。廻りに建ち並ぶのは日本生命の本社ビル。小さな史跡公園からビルを見上げる洪庵先生の像は、きっと、日本の未来を見守ってくれるはずです。・・・ところで、日本生命の本社って、こんなに凄いとは!このビルの窓ガラス何枚分かはワタシのお金でしょうか(笑)。適塾のとなりにある、この風格ある建物。なんと、現役の幼稚園!しかも、大阪市立の。大切に受け継ぐものは受け継ぐんだ!という、大阪町人の心意気に拍手です。
2012年04月01日
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30日に大阪に泊まるわけですが、何をしようかなあ、と考え中のところ、ひとつシゴトができました!シャツをオーダーする!たまたまネットでオーダーシャツを検索していてみつけたショップ。ノービア ノービオ。ネットショッピングももちろんできるけれど、採寸が自分でやるには不安だなあ、と思っていたら、大阪の茶屋町にも実店舗があるのだって!なんだ、30日に行くじゃん。ちょっと行ってみよう。と決めた次第。先ほどお電話して来店予約もいれておきました。なぜ、このショップがいいのか?というと、それはワタシ好みのデザインがあったから。スタンドカラーでフリルつき、というデザインが大好きなのですが、なかなか世間ではみかけない。手持ちの某ブランドでも、まったくお気に入りのデザインが毎年あるわけではなく、だいたい、お値段も1万円をずいぶん超えるので(汗)。サイズ的に既製品だと、どうしても袖が長いとか無理やり合わせている部分もあるし。こちらのレディスオーダーシャツは、ストライクゾーンどまんなかのフリルつきスタンドカラーデザインもあり。しかも、お値段が8295円というお値打ち!歴史の古い、大阪の洋服屋さんから発展した会社のようです。とても楽しみになってきました!旅先でなにかをオーダーするって、ひとつレベル上げたかな?なんてね(笑)。
2012年03月27日
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温泉女子会で、福島県会津若松に行っていた特派員1号より。雪の会津鶴ヶ城。会津松平家の居城です。福島県会津地方は、全国でも有数の豪雪地帯なんですね~。冬はオフシーズンもオフシーズンだし、それに加えて風評被害でお客さんが少ないらしく、大歓迎されたよう。楽しんで復興支援にもなったということで、よかったんじゃないでしょうか。ちなみにメンバーは全員史学科卒なので、どこに行ってもガイドさんの説明はきっちり聞くのですって。いつも、「いまはやりの歴女?」ときかれるけれど、そんな言葉が出回る前からやってますっ!っと念を押しておくのだとか(笑)。会津はワタシも何回か行きましたが、いいところです。特に幕末好きには外せない場所。来年の大河ドラマ「八重の桜」の舞台にもなるので、盛り上がっているようです。綾瀬はるか嬢主演。東北新幹線郡山駅から在来線乗り継ぎと少々手間がかかりますが、是非1度いらしてください。そして、誰にでも喜ばれる福島県のお菓子といえば、郡山市三万石の「ままどおる」。優しい味のミルク風味のあんを包んだ焼き菓子。こちらもおすすめ。
2012年01月16日
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11月6日、朝からJRの大和路線で斑鳩法隆寺へ。ここも、30年ぶり。駅もきれいだし、駅前もずっと賑やかになった感じ。日本の世界遺産第1号ですからね。訪れる人も増えたでしょう。(昔は、ほんとにのどかなところだった)正倉院展の時期は、普段は見られない仏様の特別拝観もあちこちであります。法隆寺の東院伽藍にある夢殿の本尊、救世観音も拝見することができます。この救世観音像は、聖徳太子をモデルにしたといわれ、明治時代までは、絶対秘仏で誰も見たことがなかったそう。この仏様を公開すると、斑鳩が水に沈む(だったと思う)と言った恐ろしい言い伝えがあったそうです。その理由は不明ですが、梅原猛先生の名著「隠された十字架」では、この像は怨霊となった聖徳太子で、夢殿は怨霊を封じ込めるためのもの、とされています。梅原先生の古代史に対する考えは斬新でありながら説得力があり、かつては異端視されていましたが、現在では梅原説に近づいた研究成果も出てきています。古代史に興味のある方におすすめ。八角形の美しい夢殿。救世観音様にしっかりとご対面してきました!聖徳太子は仏教に基づく政治を行い、日本を当時のアジア国際社会に堂々とデビューさせた方ですが、政権抗争と無縁ではいられず、直系の子孫は無残に攻め滅ぼされてしまっています。怨霊にもなりたいだろうというもの。でも、現在の法隆寺に世界中からたくさんの人がお参りに訪れるのを見たら、少しは安心されるでしょうか?しかし、太子の理想の世の中「和をもって貴しとなす」が、はたして実現できているか?いま少し、ワタシたちも修行が必要なようです。夢殿のすぐ隣に中宮寺があります。こちらは尼寺なので、お庭にもどことなく優美な雰囲気があります。中宮寺のご本尊は、片足を組んで、頬に軽く指を当てた菩薩像。どうやって人々を救おうかとお考えになっています。大変エレガントな仏さまで、「世界の3大微笑像」(他はエジプトのスフィンクス、ダヴィンチのモナリザ)と呼ばれています。斑鳩で仏様を拝ませていただいたら、大阪に戻ります。ひろりんさんと鶴橋でランチの約束。鶴橋は伝統あるコリアンタウン。東京の新大久保が韓流アイドルのお店が並び、すっかり原宿の竹下通り化しているのに比べたら、鶴橋は正しい(笑)コリアンタウン。「テグ家」で韓定食ランチ。懐石料理風に、いろいろな料理がすこしずつ、キレイに盛り付けられて出てきます。和風のアレンジも。あまり辛いのは苦手ですが、辛くない料理もバランスよく入り食べやすい。なかでもチャプチェ(春雨のあえもの)がとても美味しかった。(ひろりんさん、いつもお世話になります)さて、あさって、今度はサムギョッサルを食べに韓国に行ってきます。行きのWEBチェックインはした。明日帰国便のチェックインもしておこう。15時30分羽田発、ソウルには18時に着くので、夕食もゆっくりです。特派員1号が情報を仕入れてきて、ほとんど行くお店も決まっているようです。「老いては子に従え」(爆)というわけで、おか~さんはあとを付いていくのです。
2011年12月07日
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お土産で買ったりして、しばらくしてまた食べたくなるのが各地の名産。宮城県といえば笹かまぼこです。笹かまぼこは笹の葉型にして、少し焦げ目をつけて焼き上げたかまぼこ。小田原の半月型のかまぼこより、少しふんわりとしているでしょうか。そのまま食べられるため、チーズなど味のバリエも豊富。10月の仙台行きではタクシーの運転手さんに勧められた阿部蒲鉾を購入。なんだかんだとよく買うブランドです。ここと、鐘崎が全国的に有名でしょうか。今度は、宮城の達人さんご推薦の、石巻「白謙(しらけん)」の商品をお取り寄せしてみました。石巻の会社なので、やはり震災では被害にあったそうです。大手メーカーさんと比べて種類は少なめですが、大きめで、ふんわりとした食感。これは、達人さん推薦だけあって、確かに美味しいです。そのままでもよしですが、ワタシは、フライパンで少し焼いて、マヨネーズをつけるのがお好み。バター焼きにしておしょうゆをたらすのも美味ですよ。左下にある黄色いのは「カステラ」。文明堂のカステラとはどう区別するんだろう?って、正式名称は「カステラかまぼこ」というらしい。味は伊達巻で、食感はかまぼこ。デザート的に甘いかな、と思ったら、それほどでもなく、箸休めにちょうどよい感じ。
2011年11月24日
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奈良らしいお土産、なんにしよ?まずは、お寺や博物館のミュージアムショップに注目してみます。昨今は、どこもセンスのいいグッズがそろってますよ。正倉院展グッズは、家にも何点かあるので(妹からお土産にもらった)、今回は興福寺宝物館から阿修羅様をお持ち帰り。「阿修羅を究める」(興福寺監修)と、マグネット。マグネットはいくつあっても重宝。せっかくなら、お気に入りのデザインを冷蔵庫に貼り付けたいですよね。もう1点、実際使ってこれはいい!と太鼓判を押しておすすめできる「蚊帳ふきん」。奈良は昔から蚊帳の産地。現在はほとんど使われなくなってしまった蚊帳ですが、その素材で作ったふきんが、とても使い勝手がよく、しかもデザインもグット!ふきんとか台ふきん、古くなったハンドタオルなんぞで誤魔化したりもしがち。でもすぐ汚れたりしますよね。蚊帳ふきんは、汚れがつきにくく、ついてもお水ですぐ落ちる。しかも乾きが早い。ボリュームがないので絞りやすい。ボリュームがない割には吸水性あり。そして、天然素材(綿混紡か麻)のよさで、流し台の上にたたんでおいても、美しい。(いわば見せる収納ってやつです)ワタシは、食器をふくのにふきんはほとんど使わない(漆のお椀以外は自然乾燥派)ので、洗った食器を蚊帳ふきんに伏せて水切りをしています。(水切りかごも使わない派。だって、かごを時々きれいにしなきゃならないでしょ。)使ったふきんは、2~3日ごとに洗濯機に放り込んでがんがん洗ってしまいます。奈良では老舗のお店が何店か、それぞれオリジナルの蚊帳ふきんを作っています。お値段は500円前後と、ふきんにしては少々高いかもしれないけれど、気持ちよく使えて長持ちします。ところで、気の早いハナシですが、来年4月、連休前に、101氏と札幌に行くことにしました。昨日、HIS経由で飛行機とホテルの予約完了。ANAのプレミアムクラスも往復確保。ホテルは京王プラザホテル札幌で、ユニバーサルルームはなんとスイートルームフロアにあるそう(お値段も高いぞ!)。クラーク先生の像の前で写真をとるのはお約束。しかし、ナマモノが苦手な101氏。せっかく北海道に行ってもお鮨屋に行けないのはちょっと惜しい。夜ご飯は札幌ラーメンしかないでしょうか?ちなみに北海道は、連休前までは秋冬料金。4月はねらい目です。
2011年11月18日
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奈良は夜が早い街で、18時を過ぎるとちょっと寂しい感じです。この日のお泊りは大阪上本町のシェラトン都ホテルなので、大阪で夜ごはんにします。奈良と大阪は、実は意外に近く(京都~奈良よりも近い)、大阪駅より南側の駅からなら、近鉄とJRの組み合わせで1時間程度でいける所がほとんどです。だから、奈良に行くときは、天王寺や難波あたりにホテルをとると便利です。さて、上本町シェラトンにチェックインして、お隣の上本町YUFURAで何か食べましょう。その前に近鉄百貨店のデパ地下で、お土産を見繕ってしまいます。必ず買うのが塩昆布。大阪には老舗の塩昆布屋さんが多く、選び甲斐があります。塩昆布や佃煮類はいつものごはんのお供にいくつあっても重宝。各店食べ比べもありです。あとは、いわゆる観光ガイド的に有名なお菓子ではなく、大阪の老舗の和菓子屋さんのお菓子など。デパ地下は一気に見られるので便利。お買い物を済ませたらお食事。大阪らしい、ということで、大阪のおうどんの老舗「道頓堀今井」YUFURA店へ。大阪のおうどんはダシの利いたおつゆが決め手。どちらかというと温かいおうどんのほうが得意でしょうか?(関東だと、冷たいおうどんのほうが美味しい。)ズラリと並んだメニューは、よくわからないものがたくさん(笑)。申し訳ないけれど、お店のおねえさんにいちいち聞いて中味を教えて貰います。きざみうどんとか、あんかけうどんとか、予想はつくけどいまいちわからない。大阪ではきつねうどんはあるけれど、たぬきうどんはない、でしたっけ?(たぬきうどんは、揚げ玉がのったうどんで、関東では超定番ですが・・・)で、おぼろうどん。おぼろ昆布とおねぎが大量にのっかって、ヘルシーそうです。大阪のだしは、しっかりと濃い味がして、美味しいです!
2011年11月14日
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秋の1ヶ月ほど、奈良国立博物館で「正倉院展」が開かれます。正倉院は、1300年ほど前、奈良時代の聖武天皇の遺品や東大寺大佛開眼に関わる道具などを納めた蔵。1300年間、大切に保管されてきました。(1300年前のものが、発掘調査で地中から掘り出されることは珍しくありませんが、そのままで伝えられてきた、というのは、世界でもかなり稀少なことです)正倉院は、今でも皇室の管理下にあり、秋のこの時期、虫干しのために開けられ、その際、一部の収蔵品が展示されます。扉を開ける際には、天皇の勅使がいらっしゃるそうです。一度は行きたいと思いつつも、開催時期が限られているためなかなかその機会がなく、今年初めて行くことができました!(ワタシの妹などは気軽なひとりもんゆえ、毎年のように日帰りで行っております。)101氏をショートステイに送り出し、11時20分の「のぞみ」に乗車。お昼時なので、まずは車内販売でお弁当を。「東京特選弁当」。東京風甘い卵焼き、アナゴ丼風ごはん、アサリごはん、エビの握りずしなど江戸前風のおかずを取り揃えたお弁当。車内以外ではJR東海さんの売店では買えるのではないでしょうか。京都駅で降りて、近鉄奈良行きの乗換え。奈良まではJR線と近鉄の2ルートがありますが、近鉄奈良駅のほうが興福寺方面に近いのと、京都駅の新幹線ホームからは近鉄京都駅のほうが行きやすいので、ここは近鉄をチョイス。近鉄奈良駅では「せんとくん」がお出迎え。一緒の写真は撮ってませんよ(笑)。近鉄奈良駅に到着したのが14時40分くらい。家を出たのが10時過ぎなので、ここまで4時間半ほど。近鉄奈良駅からゆるい坂道を真っ直ぐ行けば、まもなく奈良公園、興福寺の寺域です。30年ぶりの興福寺なので、きちんとお参りしていきます。興福寺は藤原氏の氏寺。ときの最高権力者が建てたお寺ですから、立派です。国宝館には、歴史の教科書でおなじみの仏像がぞろぞろ。阿修羅さまもこちらにおられます。秋の正倉院展シーズンには、各寺院で普段は公開しない建物や仏様の特別拝観があります。興福寺北円堂も普段は非公開のお堂。こちらにも国宝の仏様たちがいらっしゃいます。なにしろ奈良には、全国の国宝のうちかなりの数が集まっているそうで(なにしろ1300年前からですから)、見る物すべて1級品。興福寺だけでもおなかいっぱい。でも正倉院展は別腹。会場の奈良国立博物館は幸福時のお隣。金、土、日曜日は7時まで開館ということなので、夕方入館してもゆっくり見られます。こういう展覧会は、午前中のほうが混むものなので、午後から行くのが正解。のんびり寛ぐ鹿ちゃんの向こうに見えるのが、正倉院展の入場待ち行列用テント。といっても午後の4時ころには待ち時間なし。すぐ入れました。
2011年11月09日
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見目麗しい懐石料理、あるいは、お寺ごとに工夫され、素材に拘った精進料理。モチロン、文句なくすばらしい、京都を代表するお料理です。滞在中、1度くらいは食べて見たいところ。ですが、齢(よわい)50にして、初めてわかってしまった。絶対に、京都でしか味わえないものがあることに。それは、「お粥」。単に、お米を柔らかく炊いただけのもんですよ。家では冷ごはんから作ったりもするでしょ。おなかがこわれたときの病人食。アジアの街ではまた美味しいお粥が食べられるけど、お米の種類が違うよね。(インディカ米で、さらさらとしたお粥になる。)で、京都のお粥。これを食べてしまったら、今までの人生で食べてきたお粥は、完璧に否定されてしまったのでした。モチロン、一流の料理人の腕もあるけれど、大きな違いは水でしょう。京都の水は軟水で、名水といわれる水があちこちにある。日航プリンセスも、お水を地下からくみ上げ少量の水道水をブレンドして全館で使っているそう。お水に甘味を感じる。関東のお水はどちらかというと硬めで、すっきりはしているけれど甘味は感じません。でもって、京都のお水で炊いたお粥は、お米本来の甘味がある。お漬物やちりめんじゃこなどのごはんのお供がなくても味わいがある。もう一度言いますが、たかがお粥ですよ。それで感動させられるというのは、これまた京都の凄さでしょう。日航プリンセスの朝食の和定食。朝からこういうものをいただけるとはシアワセシアワセ。
2011年08月12日
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京都には何度か行っていますが、ちゃんとしたホテルに泊まるのは、実は初めて。修学旅行のホテルは、ま、ちょっと論外として、後は先輩の下宿に泊まらせて貰ったり(これはこれで、近所のお風呂屋さんに行ったりして面白かった)、家族では奈良に泊まってしまうことばかりでした。実は、旅行のパンフを見ても、どうも、京都のホテルは他より高い。そんな先入観もあって、避け続けてきたところも。(汗)今回は夜のイベントなので、高いお値段には目をつぶり、「自分へのご褒美っ!」とつぶやきつつ、「日航プリンセス京都」を予約。25000円のツイン。(京都のホテルはシングルルームのプランがほとんどない)しかし、やはり一度は泊まってみるものです。泊まってみないとわからないことはある!「違いがわかる男」は、大沢たかお君ですが(爆)、歳をとってみて、やっとわかることは確かにあるのです。ワタシは日本史をやっているので、京都への歴史的な興味はとてもあったから、子どものころからその部分ではとても楽しめた。でも、京都の食べ物は少しも美味しいと思えなかったし、おもてなし、とかホスピタリティ、ということには、ほとんど関心なし。(たいていの子どもはそうでしょう。)ところが、いろいろな場所に行き、海外にも行って、いろんな名物も食べて、いろんなホテルに泊まってきたいま、京都の凄さが初めてわかりました(京都、ごめんよ!)。格が違うのです。ホテルスタッフは当然でしょうが、タクシーの運転手さん、道を聞いた地元の人に至るまで、対応がすごく自然で丁寧。よく考えれば、1200年、政治と文化の中心であった都市など、世界中に京都しかないのです。(そうなんですよ。ヨーロッパの都市は論外。北京、ソウルは1000年には達してない。古代中国の中心長安・・現在の西安は北京に都が移るころには中心地ではなくなっていた。強いて言えばローマか?と思ったが、中世には凋落していた時期も長いので、ずっと、とは言いがたい。)京都の人は、よくも悪くもプライドが高い、といいますが、これだけの歴史を背負ってれば、まあ、当然かも。街のたたずまい、人の振る舞いに、どことなく1200年の余裕、が感じられるのです。ちなみに、日航プリンセスは、JALホテル会員として直接予約したのですが、エグゼクティブフロアにアップグレードしてくれました。エグゼクティブツインは、ソファに、空気清浄機、加湿器。独立したバスタブにシャワーブースつき。同じホテルチェーンをリピートしたほうが、やはりいいサービスが受けられるもののようです。25000円、少しも高いと思わないスティでした!・・年に1回くらいは京都に泊まるもいいぞっ!と思ってしまった。また、行きたいところが増えて計画立てるのがたいへんだあ。と、京都をほめたところで、ちょっと残念だったのが「大文字焼き」に岩手県の被災地の薪を燃やすのをやめにした、というオハナシ。ま、いろんな意見もあり、心配もあるのは当然です。ですが、ここでこそ、1200年の京都の余裕、大人(タイジン)の風格を見せて欲しかった!(ごく一時的な反応である、と信じておりますが)
2011年08月09日
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羽田~那覇間は飛行時間約2時間半。これは、近い海外なみです。(ソウルが1時間半、上海2時間半、台北3時間半)だけど、あくまでも国内線。ゆえに、お値段はお安い。上級クラスも国際線ビジネスクラスに比べたら、とっても安い。これは、乗らない手はないでしょ!とオーダーしたところ、すでに行きは満席で、帰りだけとることができました。(やっぱり人気!)お値段は、一般席に12800円(片道)プラス。JALのクラスJは、+1000円という安さだけれど、食事などのサービスはなし。シートがいいだけです。(もっとも、JALは、国内線にファーストクラスというのを作った)ANAプレミアムクラスは、国際線ビジネス並みのシートに、お弁当や軽食(時間帯によって違う)が出るのです。・・・しかも、CAさんが名前で呼んでくれるので、庶民は、それだけでいい気分になる(笑)。ちょうどお昼どきだったので、懐石弁当が出ました。国際線エコノミーの機内食よりずっといいかも。食後には、岩手県のお菓子屋さん「芽吹き屋」のクッキー(これがまた美味だった!)を添えてコーヒー。これはかなりお得感ありと思います。機会があったら是非どうぞ!なるべく、距離が長い路線のほうがいいかもね!
2011年07月31日
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石垣島には石垣牛というブランド牛肉があります。翌日西表島で聞いたのですが、全国のブランド牛たちは、西表島の生まれなんだとか。西表島でのびのび育った(ほんとに広大な野原でのんびり育ってます!)子牛たちが、全国の産地に行って、それぞれのブランド牛になるために教育(笑)を受けるんだそう。ブランドを名乗るにはクリアすべき基準があり、なかなかに厳しい道らしい。牛さんも大変です。(って、結局食べられちゃうのだけどね)石垣牛は、ほとんど他へは出回らない貴重品。でも、お値段的には安いと思います。グランヴィリオホテルの焼肉レストラン「琉華」で、このロースのお肉が1800円。大きいです。脂に甘味があります。石垣牛のハンバーグ。1400円。ふたりだと、これくらいで十分です。さて、沖縄舞台のドラマがまもなくスタート。NHK「テンペスト」仲間由紀江さん主演の舞台版を先日NHKのプレミアムシアターで拝見。仲間さんふんする主人公が父親の意向で、男性として琉球王府の役人となり、政治改革に力を尽くす。しかし、時代は19世紀半ば、幕末の日本薩摩藩や、清国、欧米列強との間で方向を模索する琉球。壮大、活運命的なストーリーで、ドラマなら舞台よりも掘り下げられて、もっとおもしろそう。首里城でロケもしたそうで、沖縄の美しい景色もみどころですね。ところで、節電対応のため、冷房の音頭が28度設定になっているところが多い関東。しかし、締め切った部屋で28度の空調というのは、予想以上に不愉快です。戸外で30度のほうが、ずっと快適。石垣島のタクシーの運転手さんに、「どちらから?」と聞かれて「埼玉県です。」「それは~、暑いでしょう。日本一の暑さだってねえ~(それ熊谷のことね。ウチからはちょっと離れるんですけど)」ってカワイソウがられるってどうなのよ?確かに、島は、気温は高いけど、風が吹いて爽快ですからね。やっぱり、夏は南の島に限る
2011年07月03日
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外国人が住むところ、必ずできるのがチャイナタウン。アジアにやってきた欧米人は現地の中国人を雇ったため、彼らとともにたくさんの中国人も日本に。日本と中国(当時は清朝)は、江戸時代を通じて長崎で貿易を行い、また、漢字という共通のものがあることから、欧米人との間の通訳としても大きな役割を果たしました。神戸のチャイナタウンは「南京町」。規模は横浜中華街よりは小さいものの、路上の屋台が賑やかで、むしろ、台湾や香港の雰囲気に近いかも。角煮饅やチャーシュー饅が人気のよう。広場では、震災被災地へのエールも掲げられています。さて、被災地支援といえば義援金、ばかりではなく、こんな美味しいもののオーナー制度はどうでしょう?三陸海岸は、なんといっても牡蠣の大産地。しかし、津波で養殖施設が流されてしまい、再建が大変だそうです。復旧するには、まず資金が必要。それは当然のことで、ならば、先に資金をみんなで援助しましょう。そして、2年後になるか3年後になるか、見事に収穫できたら、それを援助してくれた皆様に送ります、というオーナー制度。新聞で取り上げられていたので、早速申し込みました!牡蠣のオーナー制度と、ワカメやのりもある宮城県松島のと迷った結果、ワカメも是非応援しよう、と「うらと海の子一口オーナー制度」にしました。一口1万円で、牡蠣、ワカメ、ノリなどを送ってくれるそうです。待つ時間も楽しみなオーナー制度。農家を支援する野菜のオーナー制度もあります。
2011年05月27日
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神戸は幕末に開港した街。日本では、横浜、函館、長崎と並んで、早くから外国人と縁のあった街です。当時からの西洋建築があちこちで見られるのが三宮駅から港に向かう一帯。旧居留地(居留地とは、外国人が住んでいたエリアのこと)と呼ばれるエリアは、外国関係の会社が集まっていたところ。現代のビルとクラシック建築に並木の緑が、とてもいい感じの通りです。多分、震災後新たに整備されたのでしょうか。道路も広々として美しい街並みになっています。堂々とした建築がたくさん点在していますが、これが1箇所にずらりと並んでいたら、上海の外灘(バンド)と肩を並べる見事な景観になるのに。惜しい!さて、幕末に開かれた街であれば、必ずあるのが当時の事件の現場(笑)。京橋交差点の角。ここからはもう波止場、という場所にあったのが「神戸海軍操練所」。幕臣勝海舟が中心となって設立し、坂本龍馬もここで学びました。幕府がお金を出した学校だけれども、生徒は幕府関係者に限らず幅広く受け入れ、のちに明治政府の高官になった人物も輩出。幕末の複雑怪奇な政治情勢のため、短い期間で閉鎖されてしまった操練所ですが、大きな碇と本のモニュメントが、幕末の青春を語り続けています。
2011年05月07日
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4月30日から5月1日の1泊2日で神戸・大阪に行ってきました。特派員1号が、神戸での結婚式に出席するというので、くっついてったわけ。ま、こういうきっかけがないと、なかなか行けない神戸です。というのも、関東だと、京都大好き、ほとんど崇拝しているような人はたくさんいて(JR東海さんの京都CMの効果も絶大なわけですが)、それこそ、季節ごとに京都に通うひとも珍しくありません。ところが大阪より西は、仕事の出張でもない限りは、なかなか観光では行かない。そのせいか、ホテル料金など、ばか高い京都に比べたらずっとリーズナブルなんだけどね。特派員1号は、28日から大阪~京都と回って30日に神戸で待ち合わせ。彼女は1日の結婚式に出席し、夜、一緒に帰ります。帰りは2人で新幹線、行きは、ワタシは神戸空港まで飛行機にしました。(飛行機のほうが3000円くらい安かった!)羽田~神戸空港はANA便のみ。さすがにGWだけあってほぼ満席。神戸空港は神戸市内三宮までポートライナーで20分ほど。三宮から新幹線新神戸駅までは地下鉄で一駅なので、神戸より西で、鉄道利用のひとには便利な空港かな、と。就航路線が少ないので、若干寂しい感じもしますが、眺めがよいのでよしとしましょう。着陸時に、ほとんど海上すれすれを滑空していくのも、スリリングでよいかと。(汗)街歩きの話は次回にして、飛行機のついでに鉄的話題。神戸~大阪エリアの私鉄といえば阪急電車。宝塚歌劇のお膝元だし、高級住宅地を通る路線でおしゃれ度も別格。東京だと東急東横線か田園都市線ってとこです。また、車両がおしゃれでまいった!シルバーメタル系の塗装が主流ななか、あえて、レトロなチョコレート色!内装も木調でエレガントです。そういえば、こちらの私鉄は、阪急電車、阪神電車、と、○○電車、なのですねえ。東京だと、東急線、京王線、と○○線。システマチックな感じのする○○線よりも、○○電車のほうが温かみがあるかな。でも、東急電車、京王電車、だと、ちょっと違う感じ。やっぱり、東京では○○線のほうが似合うかも。こちらは、帰りの新幹線ホームにちょうど入ってきた九州新幹線「さくら」。内装がシックな木調で、これも素敵です。
2011年05月03日
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2日目は、大阪在住ひろりんさんにお付き合い頂いて、まずは飛鳥へ。近鉄阿部野橋駅(JR天王寺駅とは隣接)から吉野行きに乗ります。橿原神宮前駅で下車。案外早くて40分ほど。桜が有名な吉野まででも、1時間20分くらいだそう。へえ~、これは大阪から日帰りで行けますな。橿原神宮におまいりします。伝説の天皇、神武天皇をおまつりするため明治時代に創建された神社。境内もきりりとひきしまっています。飛鳥の山々に囲まれ、厳かな雰囲気。新しい神社とはいえ、やはりこの地には、もともと神様がおられたのであろう、と思わせられます。日本画の巨匠、上村淳之画伯の巨大絵馬。橿原神宮前からまた電車に乗って2つ目。飛鳥駅に到着。古代史ファンにとっては、まさに聖地でございます。飛鳥にいる!というだけで、もう、うれしい^^目的は、先頃、斉明天皇の陵であることが確定された牽牛子塚古墳。飛鳥には、そこらじゅうに古墳があり、案内標識もアチコチに立っています。といっても、きちんと整備され、中に入れる古墳もあれば、外から見るだけの古墳も。牽牛子塚は、まだ調査中と見えて立ち入り禁止。下から見上げるだけとなりました。ともかく、さぶいっ!やっぱり、飛鳥は、暖かい季節に自転車で回るのがよろしいようです(苦笑)。ま、今から1350年ほど前、壬申の乱前夜に吉野へ脱出した大海人皇子(天武天皇)と鵜野皇女(持統天皇)も、この寒さのなか逃げのびたのか~と、ひとしきり感慨にふける。・・・この時代に興味おありの方、里中満智子著「天上の虹~持統天皇物語」講談社KCコミックスmimi、がおすすめ!再び阿部野橋駅まで戻り、和風パスタランチをいただいてから、カワイイ電車に乗ります。堺方面に行く路面電車「阪堺電車」。車体のラッピング広告もカラフル。大阪の由緒ある神社といえば、住吉大社。「源氏物語」にも登場する、古来から人々の信仰を集めている神社です。正面の太鼓橋。高さが半端じゃな~い。ちゃんと階段状になっていますが、下るとき、結構怖いぞ。かつてはこの神社、海に面しており、船からの目印にもなっていたそう。阿部野橋に戻る途中、「帝塚山」でおりてお茶。学生街でもあり、おしゃれなお店が点在。「JJ」の関西特集で必ず登場する街だったので、関東のワタシも名前は知ってます。昔からの喫茶店でケーキと珈琲。スタバも悪くないけれど、やはり、落ち着いた喫茶店はいいもんです。今回の関西旅はこれでおしまい。また、台湾旅日記に戻ります。まだ、未確定ですが、4月30日~5月1日に神戸に行くかも。決定したらご報告を。
2011年01月30日
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近鉄で大阪上本町に戻ります。今日のお泊りは「上本町シェラトン都ホテル」。近鉄上本町駅直結。伊丹・関西空港からのリムジンバスターミナルが、ホテルと同じビル内にあるという、アクセス抜群のホテルです。伊丹空港からのバスは高速利用で30分くらい。速いです!大阪駅からでも、JR環状線で鶴橋乗換え、とまずまず。都ホテルとシェラトンのダブルネームで、インテリアやサービスも満足できるレベル。(室内に金庫がないのと、バスルームの内装がいかにもユニットバス、というのがいまいち!)ダブルベッドルーム。このくらいのお値段(室料のみ8600円でした)のホテルだと、シングルユースの場合、ダブルベッドのお部屋になることが多いです。今まで利用した大阪のホテルでここが一番お部屋が広い。(ちなみに、値段の割には狭くて、もういいや、と思ったのが、大阪駅直上のグランヴィア大阪)食事は、ホテル内にもレストランもありますが、お隣の近鉄百貨店や上本町YUFURAなど、お食事どころはよりどりみどり。朝食は、ホテルのビュッフェを利用しましたが、大阪らしい「たこやき」「やきそば」「出し巻き卵」もありました。奈良から旅をしてきて(爆)小腹がすいたので、近鉄百貨店のデパ地下で「くくる」(道頓堀の有名店ですね)のたこ焼きをお夜食に。山芋入り、お醤油で食べる新商品らしいけど、美味しかったよ~!
2011年01月24日
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町屋が並ぶ奈良町を抜けて近鉄奈良駅方面に向かいます。駅周辺は商店街で賑やか。どこの街にもよくあるお店が並ぶ中に、奈良らしいお店が点在。このあたりで夕ご飯と、お土産を仕入れていきましょ。町屋の風情に、新しい感覚を取り入れたメニューが目を引いた「豆仙坊」奈良三条店。お豆腐料理のお店のようです。1200円のセット「猿沢」。奥にある桶が手作り豆腐。3種類のお塩でいただきます。小鉢はおからの煮たの。豆乳にお漬物。季節のごはん。温かい三輪素麺。お豆腐は、しっかりと豆の味がします。お塩で食べるというのは新鮮。紀州の梅塩がよく合いました。湯葉の卵とじ。すき焼きの牛肉のかわりに湯葉が入っているようなもの。お肉なし、お豆腐系だけのお料理でも、十分満足感あり。セットに+300円で珈琲とデザート。骨董調のカップ&ソーサーがいいですね!こちらのお店、デザートも豆腐系。「チーズ豆腐のフルーツソースがけ」です。あっさり目のチーズケーキといった趣。今日帰るなら、是非お持ち帰りしたいところ。残念!奈良で仕入れたお土産2品。「ひより」のあぶらとり紙は、奈良系パッケージがお土産に配るにもぴったり。大仏さまに、阿修羅さま、鹿さんと、楽しいイラストですよん。全国チェーンの「「靴下屋」さんでは、奈良店限定の「鹿靴下」を買いましょう!ポップな色と鹿のリアルなビジュアルが他にはない!それもそのはずで、奈良店のスタッフが撮影した鹿の写真を元に作っているのだって!女性用1足1500円。男性用、お子様用もあります。
2011年01月20日
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1月14日金曜日、午後13時30分に定刻どおり伊丹空港に到着。リムジンバスで上本町に向かいます。今夜のお宿、シェラトン都ホテル上本町のまん前にバスが到着するのがなにより。なぜ、上本町なのか?というわけは、近鉄で奈良まで直行できるからなのです!上本町から急行で45分ほど。(ちなみに、近鉄の特急は特急料金がかかります。)奈良のスタートは近鉄奈良駅。この時点ですでに3時をまわっているので、ちゃちゃっとタクシーに乗り、新薬師寺まで行って貰いましょう。若草山方面に向かい、なかなかのお屋敷が建ち並ぶ住宅街のなかに、ぽっと現れる立派な山門(これも重要文化財)。奈良や京都のすごいところは、ウチの隣が国宝!みたいな状況が、別に珍しくもなんともないところ(汗)。奈良時代の創建当時は、大変広大で勢力のあるお寺だったそうですが、いろんな事情で(昔のお寺は政治とは無縁じゃありませんのでね)、いまでは、ちょっとわびしげな風情が漂います。特に、冬なのでね~、さすがに寂しい。でも、それが、栄枯盛衰、歴史の転変、というものです。奈良時代の建物である本堂。国宝です!なかにいらっしゃるのが、薬師如来様(病気から、わたし達を守ってくださる仏様)、そして如来様をぐるりと取り巻いて守護する十二神将の面々 。薬師如来様は、平安時代のお像ですが、十二神将は、奈良時代の仏像の傑作中の傑作。興福寺の天龍八部衆(阿修羅様のチーム)と双璧。人気も二分。新薬師寺は、東大寺~興福寺コースからちょっと外れるので、あまり人が多くなく、ゆっくりお参りすることができます。仏像ファンにはおすすめ。新薬師寺から奈良町方面に歩いて行く途中で、偶然見つけたこの施設。大乗院(だいじょういん)、なんか聞き覚えあるぞ~。そうだ、出てきました日本史の教科書。室町時代の基本史料(その時代の様子が客観的に記されている史料のこと。公文書や政治家の日記、手紙など)のひとつに、「大乗院寺社雑事記」というお坊さんが書いた記録があったのでした。というわけで、せっかく思い出したので寄ってみます。江戸時代まで、興福寺の勢力はたいしたもので、いまよりも、ずっと敷地が広かったのです。大乗院というのは興福寺の中のお寺のひとつで、皇族や貴族の子息が住職になっていました。それで、こんな立派な庭園が作られていたのです。現在は、ナショナルトラストが管理しているそうです。市民が協力して文化財をまもって行く、という姿勢が、すばらしいと思いました。このあたりから、近鉄奈良駅方面にかけて、路地に古い建物が残る街並みが続きます。ほとんどは普通のお宅だったりしますが、ところどころに、伝統工芸の老舗や、手作り系のギャラリー、小洒落たカフェなどが点在。女子好みの街。
2011年01月16日
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関東人にとって、京都、奈良はやはり憧れの地であります。大概の人が、修学旅行で1度は行ったことがあるわけですが、そんな関東人向けに、JR東海さんが、ひじょ~にそそられるCMを毎日のように流してくださいます。「そうだ!京都行こう!」と「うまし、うるわし奈良」。1年中、キャンペーンはやってるのですが、特に、お客の少ない冬のキャンペーンはなかなか力が入ります。実際、人の多い春や秋より、冬のほうが絶対にいい!とワタシも思う。(真夏の法隆寺もよかったですが)今流れているのが「うましうるわし奈良」新薬師寺編。なんといっても、仏像は奈良にとどめを刺すわけで、なかでも、新薬師寺の十二神将様たちはかっこよさもだんとつ。実は、日付も変わったので、今日、伊丹空港までちょいと飛んできます。そのまま、奈良市に直行して、新薬師寺行って来ようかと。もし、時間があれば、東大寺の戒壇堂で、これまたイケメン揃いの四天王様にもお会いしてきます。大阪上本町のシェラトン都ホテルに泊まって、15日の土曜日は、大阪のお友達とまずは飛鳥へ。牽牛子塚古墳は必須。飛鳥は、高校以来久しぶりなので楽しみ。大阪から案外近いのでびっくりです!それから夜の伊丹発便に乗るまで大阪の観光。大阪の有名な神様、住吉の神様にご挨拶をしてきます。それでは、またもどりましたら詳しく!
2011年01月13日
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名古屋の朝は、ご存知喫茶店のモーニングから。手近の名古屋駅構内のお店で「小倉トースト」。小倉餡にホイップクリームというコンビ。よくある、餡バター(バターをぬった上に小倉餡を載せる)と似ている発想。ただし、餡バターが、餡子の甘味とバターの塩味が程よくマッチしているのに対し、こちらは、ひたすら甘い。名古屋の喫茶店といえば、「マウンテンにいきなよ!」と特派員2号から勧められるも、「う~~~~ん・・・・・ここは、やめとこう・・・・」大変、ユニークなメニューで評判の喫茶店だそうです。ご存知のかたいます?今回の遠征のメインイベントは11時。その前に「大須観音」にお参りしてきましょう。名古屋駅から地下鉄東山線伏見駅~鶴舞線のりかえで1駅。東京の浅草か、大阪の四天王寺か、という感じの庶民派の名刹です。周辺のお店も庶民派で、それにサブカルチャー系も加わって若者にも人気のエリアとか。(アキバ系ショップも集まっているのだとか)大須観音様から伏見まで一駅分歩いて、「御園座」今日は、尾上菊五郎さん一座の歌舞伎を見ます。妹さんが名古屋にお住まいの友人Pさんが、妹さん宅の新築祝をかねて名古屋入りしているので、本日、待ち合わせて一緒に観劇。大学生の姪御さんも同道。姪御さんはこれが初歌舞伎。御園座は、名古屋らしくとても派手やかな劇場です。お土産もたくさん売っていて、それも名古屋らしい(笑)。終演後、夜の部をご覧になる名古屋在住のお友達hitomiさんと劇場前でお会いし、30分ほどおしゃべり。・・・親の話で盛り上がるのも年齢か?(苦笑)hitomiさんとお別れした後は名古屋駅まで移動。ワタシの新幹線の時間までマリオットアソシアホテル1階のカフェでお茶。またまた秋らしく、栗のモンブラン。縁に穴があいてるお皿がキュート^^月曜日まで滞在するPさん、姪御さんとお別れしたら、駅弁を買います!思わず手にとってしまったこのパッケージ、ネーミング。「関ヶ原出陣弁当」でござる!武将たちのイメージにあわせた食材を取り合わせた、そうです。伊達政宗の好物だった伊達巻、とか、真田幸村初陣の地群馬のこんにゃく、とか。ま、いろいろ入っておいしそうです。実は、自分用のお土産に密かにゲットしていたのが、「ノリタケの森」限定、名古屋三大英傑マグカップ。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の兜と旗印のイラスト入りマグカップ。モチロン、ノリタケ製なので品質はハイグレード。これにお茶をいれれば、まさに、天下一の美味でござるぞ!名古屋、戦国好きには是非とも攻略いたせねばならぬ地であったのだ
2010年10月28日
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名古屋への道中はお昼近い東京駅から。きらびやかなお弁当が並ぶ中、ナツカシイ「崎陽軒シウマイ弁当」を買う。冷めたシウマイの少々油が固まった加減も、また車中で食べるお弁当らしい。のぞみで1時間40分ほど。まずは、名古屋駅真上、今日のお宿「マリオットアソシアホテル名古屋」へ。41階のお部屋。ここも、鉄向けプランを用意しているようです。シングルユースだとダブルベッドのお部屋。7月に利用した、大阪の「ホテルグランヴィア」よりも、断然広い。バスルームにも窓があって、新幹線の入線を見ながらのお風呂も可能。名古屋駅前から市バスに乗って「徳川美術館」に向かいます。おおっ~!貫禄のある門です。ここは、62万石尾張徳川家の別邸だったところで、立派な庭園と美術館、史料や書籍を保管している「蓬左文庫」があります。なにしろ尾張徳川家は、たぶん、日本一、歴史と地位と権力と財力を保ってきた家だと思われます。代々300年にわたって蒐集された超一級の美術品ばかり。しかも、たくさんのお宝をきちんと伝えてきた、というのがまたすばらしいことです。美術品にはあまり目利きではないワタシのような人間には、徳川家康公が使ったお道具や着物が興味深い。家康公の遺品ということで、子孫が大事に伝えて来たのですね。着物を見ると、江戸時代の人はずいぶんと小柄だったことがよくわかります。男性でも、160センチくらいあれば大きいほうでしょう。 昔のお宝を見たら、次は現在進行形のイイモノを見に。名古屋駅近くの「ノリタケの森」。日本を代表する陶磁器メーカーのひとつ「ノリタケ」の施設。ミュージアムや体験ゾーン、レストラン、ショップがあります。赤レンガの建物は明治時代の工場だそうですよ。いい雰囲気ですね。ノリタケは洋食器が得意なブランドで、カップ&ソーサーやディナーセットなどステキなものがたくさんあります。ショールームにディスプレイされている1点○十万円クラスから「トトロ」のイラスト入りシリーズなどのカジュアルなものまで幅広い。アウトレットのコーナーもあるので掘り出し物も見つかります。食器やテーブルコーディネートがお好きな方には是非おすすめ。夜は栄に地下鉄で移動。「矢場とん三越ラシック店」で味噌カツ定食。中日ドラゴンズが優勝したの?(野球に疎くてゴメン!)名古屋テレビ塔のライトアップを見て、名古屋駅(名古屋人は名駅・・めいえき、と呼ぶ)まで戻り、JRセントラルタワーズ(ツインタワーで、マリオットアソシアがもう片方のタワーに入っている)51階パノラマサロンの「カフェ・ド・シエル」でひとり夜お茶。季節モノの、「かぼちゃとお芋のグラタン、アイスクリーム添え」。美味であったが、味噌カツのあとにお芋とかぼちゃは、さすがにヘビーでありました(汗)。
2010年10月25日
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全日空が格安航空会社を作って、羽田~関西空港を片道5000円で飛ぶとやら。ワタシがいつも利用する、JALの正規航空券最安値が片道8900円。東海道新幹線でワタシが確認できる最安値が、JR東海ツアーズさんの「1day大阪」往復20800円(ただし、行きののぞみは早朝6時台東京発限定)だと思うので、圧倒的に飛行機の勝ち!なんですが。空港~市内の交通費を考えると、羽田~伊丹で新幹線よりちょっとだけ勝ち!羽田~関空だと、とんとんか?関西空港、なかなか快適で眺めもよいのですが、大阪市内までバスでも1500円くらいかかるのが難。伊丹空港からだと1000円以下で市内中心部まで来れます。しかも30分くらいです。しかし、高いバス代を考えても、航空券5000円ならいいか。というところ。飛行機の欠点は、セキュリティチェックがあるので搭乗30分前には空港に行かなければならないことでしょう。15分前にセキュリティチェックを抜けないと、キャンセルになってしまうようです。だから、正味の飛行時間は1時間もないけれど、前後の時間を合わせると、結局新幹線のほうが早かった!ということもあるのです。まあ、新幹線が高いのは、利便性、という点で仕方ないでしょう。なにしろ、足に自信があればぎりぎりホームに駆け込みも可能。降りればすぐに在来線で乗り継ぎもスムーズ。とにかく、5000円路線ができれば、目的地に応じていろいろな手段を使い分けられるので結構なことだと思います。(だいたい、東京~大阪間くらいなら、機内サービス、とくにいらないもんね)そういえば、3日の日は、伊丹空港進入時に大阪城の上を飛んでました。お城がよく見えてよかったよかった! おまけ・・・なぜか11月1~2日、101氏と八丈島に行くことに。ジェット機が飛んでるので、羽田から1時間くらいで行けちゃうのです。本当は秋の京都、と考えていたのですが、「くさやが食べたい~」というご希望で(苦笑)。実は、京都に新幹線で往復して1泊するより、よっぽど安く上がりそうな八丈島です。島だから、あるのは雄大な自然と太平洋。古来から流人の島でして、「鳥も通わぬ」と言われた孤島であります。そこに、さいたまの自宅を出て約3時間後には着いてしまうというのは、ある意味、ありがたい時代でございます。
2010年09月11日
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