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今日は、有川浩さんの『海の底』の感想を。 図書館で、図書館戦争シリーズが予約多数で借りれなかったんで、試しに代わりに借りてみたんですが、これがなかなか面白い^^ 内容は、春の桜祭りの日、民間人で賑わいを見せる中、横須賀基地に敵が来襲! ただし、敵は他国軍隊でもテロでもなく、人食い巨大甲殻類(エビ)w でも、エビと言ってもバカにしちゃいけません。 なんせ、小さいのでも1m強、大きいのなら3mにもなるエビが海を覆うばかりの大群で上陸を開始したのですから。 そんな中、政治的に自衛隊を当てに出来ない、限られた火力で対応しようと苦闘する現場の人間たち。 また、動きがとれず敵中に閉じ込められた潜水艦に立てこもった、自衛官実習生2人+十数人の子供たち。 この2つが、作品の軸になってます。 B級映画もかくやの設定なので、おいおい大丈夫かいな?と不安に思いましたが、意外にも中身は真面目でした。 それに、作者もあとがきで書いてるように(俺はあとがきを先に読んじゃう人なのです)潜水艦で『15少年漂流記』というエンターティメント要素もありますしね(憎ったらしいガキいるしw) とにかく、スイスイ読めたし、ほのかな恋愛もあって、俺好みの1冊でした(ラストの夏木の顔が見てみたかったw) 『図書館戦争』シリーズもこれくらい面白いといいのだが。
2007/05/04
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今日もまた米澤穂信さんの作品で、『さよなら妖精』の感想を。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。平凡な学生生活を過ごしていた高校生らが、春雨の中、ユーゴスラヴィアからの異邦人マーヤに出会った。そして、わずか2ヶ月の滞在で忘れがたい印象を残して、マーヤは動乱に揺れる故国に帰っていった。そんなあらすじで、マーヤの帰国後、その安否を気づかった主人公らが、日記をたどりながら、帰国先をなんとかつきとめようとします。(ユーゴスラヴィアは6つの国がある連邦で、マーヤとは連絡がとれなくなり帰国先も知らされてなかったため)マーヤが、出会った謎(神社に餅を持っていく若者2人組の謎とかお墓に紅白饅頭が供えられていた訳とか)に答えを得ようと積極的に尋ねて、主人公らをまごつかせる前半部分は、ほほえましく読んでて楽しかったです。橋の立て札にまつわる冗談で主人公らをそろって脱力させたあたりなんか特にw一転、ユーゴスラヴィアの動乱が、影を及ぼす後半はなかなか重かったですが(作品の時期はそのため、1990年代初めになっています)。帰国先を推理していく過程で、1つひっかかるところがあったけど俺の思い込みかな?第2次世界大戦時は、ユーゴスラヴィアになってるから除外されるってとこ。本文のあるところに、分裂して、ある国は枢軸国にまたある国は連合国にってなってんだけど?
2007/05/02
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