【MAX体重から22kg減を経験】左膝前十字靭帯損傷【運動できないのでリバウンド中】

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2022.01.05
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売れた本を読みました。




魂にメスはいらない ユング心理学講義



時々書いているので「わかってるよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
子供の頃から心理学に興味があり、大学でも少し勉強したので、
時々心理学の本を読んだり買ったりしています。
最近は本を買っても読むのを後回しにしてしまっているので、
とりあえず出品し売れてから読むことも増えました。
↑ラクマがよくカテゴリー別の出品キャンペーンをするので助かっています。
しかし、専門性が高いと読むのもブログにまとめるのも一苦労です…


操作ミスで10行消えるだけでモチベーションが下がるという…



5歳のときに弟が亡くなったこともあり、死の不安や恐怖が強い子供だった
あの世や祈りでは救済されない→合理精神が強いところがユングにつながる

文科系だと兵隊になるので、京大の数学科に入る
→本当にできる少数の人以外は意味がない、と一年休学
専門性の高い分野では一流にはなれない人間が向いているのは教育者
高校の教師になり、堕落しないためにはどうすればよいか先輩に相談
→何でもいいから何か1つ勉強すること、と言われ京大の大学院の心理に通う
カウンセリングができないのでロールシャッハテストをやるも、
日本で勉強していても本当のことはわからないと渡米
カリフォルニア大学のクロッパーに学ぶ、彼がユング派の分析家だった

当時の日本では「診断」と「治療」をめぐる論争…「診断無用説」

→フリーダ・フォーダムの『ユング心理学入門』を勧められる
治療者は自分を知るために分析を受けなければならない、とある
→クロッパーの弟子のシュピーゲルマンを紹介される
「マインド」…どうも気になること、と話す
(本来一時間25ドルかかる分析料を、有能な学生は1ドルでよいという決まりに対して)


生まれてきたということは病んでいるということ
治療の規約…クライエントから一定の距離を置いて治療する
自分の悩みと他人の悩みとは、河合の説では「同型(イソモルフ)」になる

1年半ほどアメリカで学んだあと、ユング研究所に3年間入る
分析を受け、試験を通過し、患者の分析を指導してもらう
最終試験、論文、レポートをこなしてやっとユング派の分析家という資格を得る

シンクロニシティ…共時性。意味のある偶然の一致

分析の内容を逐語的に記録するように言われる→どれだけたどれるか

治療がうまく進展しないとき、分析を受ける必要性を感じる
(患者からのサインを全然受け取っていない、など)
できあがっているコンステレーション(布置)を把握する必要がある
(Constellation…星座。点と線で連なっているもの)

分析者と患者の相性…「相手をどこか好きにならなかったらみるな」
他人には見えない可能性を見ている
帰国した頃はそういう相談は無料奉仕の扱いだった

死の恐怖を自分の心の中にどのようにおさめるか
→人生の輝きの根本、それを謳いあげることにその人の人生がある

身体的な異常がありながら生理学的には問題がない
→心に問題があるのでは、それを悩み治したい人たちの対処が精神分析の第一歩
ヒステリー→心理的な理解を深め、本人が了承し認識したら症状もなくなる
「正常」と「異常」は曖昧で、分析者の了解する能力による
無意識的な内容をフロイト流、ユング流、アドラー流に理論づけた
思春期に内面に生じる変化を意識しはじめた人の方がつまづく
→問題を起こした方が病的、病的だからおかしいと判断するのには反対

普通に生きている人は深い問題につまづかないから尋常、という考え方もできる
問題を突きつめて意識化することに、どれほど重点を置いていいかわからない
西洋人→意識化しようとする強さはすさまじい
はっきり言語化できプロセスがきれいに出る
→西洋で図式を習っており、その図式が日本に通用しないのかも
分析家の態度は一般に思われているよりもずっとクール
その人の隠された自己治癒力に対して大変な敬意を表する

『マリー・ベル事件』(11歳の女の子が幼児二人を殺害)から…
病人と犯罪人の分類に関心はない、自分が役立てるかどうか
罪の意識、生きる意味、どう生きるかを解決しなければならない

損得、生きてくれる方がうれしい

自我…エゴ、説明可能な私、本来的な私とちょっとずれている、変革できる
自己…セルフ、本来的な私、字で書けないもの、無限の可能性
社会的な規範と本来的な自己との間の葛藤は不断にある

日本人の悩み癖は自意識過剰、反省過剰でいや
→価値観を一切押しつけず、その人の生き方を尊重していく
普通の人間は自分で自分なりの治療行為をしている
それをもうちょっと凝集し、非常にコントロールされた形でやるのがわれわれの仕事


夢分析→夢を書かせて、それについて話し合って治療する
遊戯療法→子供に主体性をゆだねて出てくる象徴的な表現を理解して治療に役立てる
 チャンバラのように体を動かすこと、粘土細工、小説、詩などクリエイティブなこと

アクティブイマジネーション…能動的想像
 夢に出てきた像との想像上の対話を覚醒時に行う
 美意識、作品意識は排除してロー・マテリアル(生の素材)を出すよう激励
ユングはフロイトと別れてから無意識の力が強くなる
→自分のやっていることは科学なのか何なのかわからなくなる
→自分の心の中の女が「芸術です」というのを「芸術でない」と論戦する
シュールレアリスムの「自動記述」→作品意識はほとんどない、あってはならない
ジェイムス・ジョイスの娘が分裂病でユングに相談にくる
ジョイスは娘を新しき芸術家と確信しているが、ユングは否定する
ジョイスには意識的なかかわりというか操作が介在しているが、
娘は無意識がそのまま出てきているだけだから芸術ではない

ユング派では自由連想はやらない
→フロイトとユングはけんか別れをしたので、相手の領域のものはやらない
連想テストは西洋では昔からある方法で、いろんな人がやっている
フロイトもユングも最初はヒステリー患者を問題にする
フロイトはすでに開業医、ユングは大学にいた
無意識的なことが当時の学界で受け入れられないので、実験的な手続きで示すことに
それまでの言語連想テストは連想の内容に注目していた
→独創的な人か、おかしい人か。知能の高い人はたくさん連想する
ユングは連想の内容とは別に連想するまでの時間に注目した
驚くような遅れが生じる言葉をピックアップ→非常に似たようなところを探っている
その人の心の中で非常にチャージされているような現実があるらしい
→普通の連想が働きにくく心的な動揺があって遅れるのでは、と考える
各人がもっているコンプレックスを取り出せることになる
ユングは言語連想テストの実験結果をあらわした論文を発表
→無意識がはっきり客観的に数字として出て学界でものすごく受ける
→合理主義のアメリカ人にすごく受けて、アメリカでまず非常に有名になる
(谷川)言語連想テストにはその民族のある集合的な無意識が投影するのでは
個人のコンプレックスはわりあい表層的なもの→そこまで深く考えなくてもよいのでは
もっと深く研究すれば文化的な背景も考える必要があると思う
(谷川)アメリカと日本では青に対するイメージが違うが、言語連想テストは有効か
コンプレックスを知るという意味では有効、自己診断とどれくらい合うか考える
言語連想を次々とやられたら、うそをつけるのは初めのうちだけ
最初の五十語と後の五十語を別々に分析
→自我防衛の強い人でもうまくいくのは初めの五十語ぐらいで、あとはがた落ち
人間関係やシチュエーションで違ってくる

ロールシャッハテスト→視覚的、自分でよい反応か悪い反応かわかりにくい
スイスのロールシャッハが創始、西洋人の昔からあるインクのしみ遊びからヒントを得る
ロールシャッハは小さいときからこの遊びが好き
精神科医になってから診療に役に立つのではと思い直す
反応時間、連想形態のほうに注目し成果をあげる
ロールシャッハはフロイトにつくが、ユングと似たようなところがある
ロールシャッハテストや言語連想テストは治療的にはむずかしい
箱庭は治療的、自分のつくったものが見える

対話の底を流れるものが重きを占めるが、それをつかむことは本当にむずかしい

ユングの「アーキタイプ(元型)」→治療体験から出てきている
万人に共通にある非常に可塑性をもった鋳型
→表面上は民族によって違った形態としてあらわれるが、どこか共通点が認められる

特定の個人にとって非常に大きい意味を持っていても万人共通にいかない
→普遍化しうる人が芸術家だと思う

ユングは解説書、入門書をいっさい書かなかった
思ったことを書く、考えが変わったらまたそれを書く→矛盾やわかりにくいという非難
85歳で死ぬが、80歳のときに説得されてテレビに出演
→反響がすごく、学問のないような人が非常に的を得た手紙に書いていて驚く
→出版社から解説書の依頼がくるも断る
→街頭でしゃべり、大衆がちゃんと理解している夢を見る
→考え直して弟子と『人間と象徴』(解説書)を書いて1週間で死ぬ
ユングの考えは側近にも理解されていなかった
内面的なイメージを強調するあまり外的な行動をほとんど書かなかった
系統的に研究しておらず、勢いで言い方が厳密さを欠くところもある
グレートマザーというアーキタイプ、マリアとグレートマザーは同じではない
何らかの側面がマリアというイメージをとる
日本では天照大神だったり、観音さまだったり、ごっちゃになる点でも批判されている
日本、中国、ギリシャと非常に共通したものがあるが、


『カラスになった坊さま』の絵本の話
戦前はたくさんいたカラスが終戦後急にいなくなった
信州→「南方へ弔いに行った」東北→「シベリアへ弔いに行った」
日本人の心から出てくる発想→元型
伝達の回路を読むのが仕事、「規格を超えたコミュニケーション」が働いている
→普段見逃している現象が意味をもって見えてくる
ばかげたことをいろいろ考えて重なってくるものを言語化し、重ならないものを捨てる
フロイトの「フリー・フローティング・アテンション(平等に漂える注意力)」が必要
読みが思い上がり、思いこみかもしれない→チェックするのは発展の筋

自分である程度熟知している自分に対し、未知の可能性の自分、真の自己が埋もれている
意識されている自己よりも深いところにある性向を知ることによって、
その人の方向づけなり生き方なりを探ろうとするのが治療者が共通して考えたこと
一番初めに使われたのは「催眠」
→患者の意識的な自我の統合力を少し弱めて、治療者の統制に服するようにさせる
ユングもフロイトも初めは催眠を使う→いろんな欠点に気づく
 催眠状態で思い出したことを覚醒時にまるきり忘れ去っている→統合ができない
 催眠をかける、かけられるという関係で非常に依存性が強くなる→自力で治らない
→フロイトは「自由連想法」を考える
 寝椅子に患者を寝転ばせ治療者を見えなくして患者に何でもいいからしゃべらせる
→ユングは夢を扱う…非常に断片化されていたり意識的な言語でないものが入りまじる

覚醒夢、幻影、幻想について
ユングは意識的な強さを持っている→はっきりとイメージとして取り出される夢を見る
自分で棟を建てて誰も入れない部屋をつくってこもってやる
昼間見る夢のほうが意識的な力が強い、瞑想も同じような性質のものと思う
座禅では幻影を見るのは魔境ということで排斥されるが、いろんな幻影を見ているらしい
身体を正しく保つという姿勢から心のほうへいこうとする考え方が強い
ユングの体験と似通っているのではと思う
意識化し言語化して説明するようにつとめる表現法

LSDを飲んだときの体験を話しても忘れてしまう
(谷川)LSD の経験はあるが覚えている、あまりおもしろくなかったから
(谷川はLSDが規制させる前に実験を受けている。
絵描きに体験させたら絵が見事に変わったので、詩人もおもしろい詩を書くのでは、と)
言語とイメージの差…言語はエゴのコントロールが相当必要

プライバシーについて
異質物が身体の中に入ったら自然に排除するのと同じ
能力の差、訓練、耐久力で内容が重荷になっても話さない
日本の法律はあいまい、分析者は職業として確立していない

日本人は依存するのが好きで当たり前、依存しないと治らない人もいる
西洋人は離れるときは見事に離れる

家族に対する依存は自立の妨げにはならない
依存と孤立は反対概念にとらない
必要に応じてどの程度ちゃんと依存できるか→独立心のあらわれ
母性からの自立はむずかしい
(谷川)ウィメンズ・リブ→女性の自立でなく男性の自立を促す運動では
日本の男性は全部自立していないのに、どうして女性が自立しなくてはいけないのか
分析家の元へくるとき
西洋→自分で来る、利用してやる、ダメなら次へ行こう
日本→家族に連れられることが多い、お任せ、なんでもしてくれるお母ちゃん
土居健郎…日本人は最初から甘えの感情が出る、西洋人はとことん分析して出る

いままではマザーのいい面ばかり出てきたが、現代ではネガティブな面がわかりだした
(谷川)母親を独立した人格として認めるという動きが出てきた
子供の作文にお父さんのことはいろいろおもしろく書かれていても、
お母さんは類型化されてやさしく素晴らしいとばかり書かれていたのが変化している
母親像も変化するし母親の生き方も変わっていく、むずかしい時代


箱庭療法…内面を表現するときには、言語的なものよりもイメージの方が直接的で、
       かえって表しやすいところからきている。「ザ・ワールド」「内界」
 内のりが57cm×72cm×7cm、箱の内側が青色に塗ってある
 細かい砂がしめらせて入れてあり、砂をのけると青い部分があらわれて川や池になる
 たなの上に置いてあるおもちゃを使って好きなものをつくってもらう
 箱は一応一つということになっているが、必ず横にもう一つ置いておく
 本人の自由で二つ使ってもかまわない
 長く続くことも。箱庭の表現がだんだん変化してくるのを読み取る
 既製品では自分のイメージを表せないという人も
 おもちゃの大きさの比率が違うというので考え込む→強迫神経症の人に多い
 砂が汚いといってさわらない→潔癖性の人に多い
 ごまかしができる人→ノーマルな人。ごまかす余裕をもっている
 ノイローゼの人→内的に表現せざるを得ない切迫したものをもっている
 ある程度典型的な図というものはある
 日常的な世界…近代的なもの と 非日常的な世界…社や森

カメ…世界的にシンボル性をもつ。混沌、ベースなどを表す

すべての女性は母性の恐ろしい側面をもっている
できあがった箱庭から、その人が分裂病的な傾向が強いなどとは言えない
自分にとって一番の問題を拡張して置く→それを自覚している、とは言える
箱庭だけを見て診断はしない

ヘビ…いろんな神話に世界共通に再生のシンボルとして登場
     脱皮する→死んで生まれ変わるという非常にポジティブな意味
     夢でも急激なよい変化が生じるときによく出てくる
→知識として与えられなくても、表象可能性として誰もが生得的に持っている
→アーキタイプ。ユングが一番強調したいところ

その人のクリエーションを助ける職業
クリエーションすることが商売になるかならないかが芸術家と一般人との違い

ノイローゼの人は分析者が考えられないようなことをやってしまえる
→すばらしい、選ばれた人。自分では気づかないから能力を症状という形で出す

箱庭は作品にならないといけない、破壊がひどくて再生に向かわない場合は止める


長いので、全体の半分ほどまでさしかかったので一度切ります。
ブラウザ版はプレビューを見たあとどうしたらいいのかわからず消してしまいそうです…

* * *







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最終更新日  2022.01.07 01:34:18
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