August 20, 2004
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カテゴリ: Long Trip
今朝はゆっくりと起きた。

昨日に続き,今日もフルアイリッシュブレックファスト。
何度食べてもお腹が一杯になる。平均朝食時間45分というところかな。

チェックアウトをして,道の向こうの羊小屋で写真を撮ろうとしていると,
アメリカ人が話しかけてきた。休暇で来ており,この周辺を歩いて
回っているらしい。ここの羊群と背景の山並みが気に入ったらしく,
写真を撮ってあげた。

今日の最初の観光地は,Garnish Islandという島だ。

船のチケットを売っていると聞いたが,この小屋が機能している形跡はない。
インフォメーションで聞いてみると,しばらく待ったら来るはずよ,
という回答。するとヨタヨタしたおじいさんがよだれを垂らしながら登場。
「彼がチケット屋さんよ!」とインフォメーションのお姉さんが教えてくれた。
始発の10時を若干過ぎていた・・・。そのおじいさんが小屋を開け,
チケットの販売が始まった。といってもお客はDriesとNotenのみ。
紙切れのようなチケットを買って,船着場で待つが船らしきモノは無い。
時間は10時15分過ぎ。ちょっとすると,おばあさんや若者が船着場に来た。
そして船も登場。さあ,と,乗ろうとしたところ,「2~3分待って。」と,
船の運転手の兄ちゃんがどこかに行ってしまった。彼が帰ってきた頃には,
出発予定の10時を30分以上過ぎていた。そんなのんびりとした空気の中,

船はなんとなく良いもんだ,なんて話しをしていると,前方左手の岩場に
10頭ほどのアザラシが,,,。とても楽しい10分ちょっとの船旅だった。

野生(?)のアザラシ軍団

さて,この島,人は住んでおらず,特に何があるというわけではないのだが,
箱庭と言うか花園と言うか,そんな感じの庭園がとても美しい。

イタリア風庭園

1時間ちょっとブラブラし,帰りの船の時間に間に合うように

当然のように船は来ない。いや,正確にいうと,一度来たのだが,
客を乗せずにアッと言う間に出航してしまったのだ。どういうことだ???
どれだけ待てど,他の方面行きの船は来るのに,DriesとNotenの船は来ない・・・。
行きに一緒だったおばあちゃんは,知ってか知らずか,違う方面行きの船に
乗って帰ってしまった。それはそれなりに,着いてから困るだろうな。
帰れないDriesとNoten。Notenいわく「こんな綺麗なところで待つなんて,
ラッキーだよ。景色を楽しむことにしよう。」だってさ。それも言えてる。
しばらくすると,我らが船登場!どうやら雨が降り出したため,
幌(屋根)を付けていて遅くなったらしい。いい加減なのか,
律儀なのか。まあ,許してあげましょう・・。

いつの間にか,雨も止んでいた。
無事に帰ってこれたDriesとNotenの次の目的地は,Beara半島の
Healy Pass。山間の曲がりくねった道を上がったり下がったり,
羊が路上に寝ていて起き上がってくれるまで車を止めて待ったり,
綺麗な沢の横を通ったり,とにかく一押しのルートです。

大胆で繊細なHealy Pass
(わかりにくいですが,真ん中の曲がりくねっているのが道路です。)

途中,写真を撮るために車を降りた時にちょっと変わった人に話しかけられた。
車のダッシュボードにビデオカメラを据え置いて,道中の一部始終を
撮影しているらしい。ビデオ等の周辺機材をしきりに説明しに来る。
次の絶景のスポットに車を止めると,後ろから来る彼と再び出会うことになる。
彼に先に行ってもらうと,次のスポットで彼が待ち構えている。
気に入られてしまったらしい。

そんなHealy Passを満喫し,Kenmareを過ぎて,一路Iveragh半島の
Ring of Kerryへ。コチラの方がHealy Passよりも有名のようだ。
Ring of Kerryに入って間もなく,明るい街Sneemでお茶をすることに。
(家々の壁が非常にカラフルなため,海外のガイドブックには「明るい街」
という形容詞がついているが,アイルランドでは特に珍しくは無いような・・。)

明るい街

ココで,名物のサーモンサンドイッチを食す。
「フレッシュサーモン」と書いてあったのに,サーモンフレークと
生サーモンをミックスさせた感じだった。しかし,コレはコレで
とても美味しかった。

さて,休憩を終え,先ほどまでの続きで海沿いや綺麗な丘や谷間をドライブ。
このルートが人気なのも良くわかる。Staigue Fortという,
石を積んで作られた昔のとりで跡を見学し,しばらく車を走らせていると,
世界遺産のSkellig Michaelという無人島が遠くに見えた。
(TBS「世界遺産」第142回1999年02月28日参照)そのシルエットは異常そのもの。
剣山のようだ。公式にココに渡る手段はないため,渡りたいなら
漁師さんにお願いして漁船で渡るしかないとのこと。島内には
昔々の教会跡や遺跡が数多くあるらしい。

半島のドライブを楽しみ,今日の宿泊地Killarneyに。今日の行程は
ちょっと欲張りすぎたため,Killarneyに着いたときには8時を過ぎていた。
今日の宿泊地はココから10キロちょっと行ったところにあるユースホステルだ。
ココのユースホステルは,キラーニー国立公園とその付近の名所
Gap of Dunloeから程近いうえに,2人部屋もあり,綺麗だと評判だ。
連日続くフルアイリッシュブレックファストにちょっとだけ疲れたこともあり,
素泊まりの方が良いかなと,ココに予約を入れた。

電話で遅れる旨を告げ,Killarneyの街でご飯を食べていくことに。
比較的大きな街のため,安い店から高い店までかなりの数の店がある。
DriesとNotenが決めた店は,パブとレストランを足して2で割ったような店だ。
接客係りのおばさんは,4人用のテーブルを2人で使わせることは絶対にせず,
どれだけ4人用のテーブルが空いていても,案内をしてくれなかった。
(2人用のテーブルは少ないのに。)そのため,入口には2人組のお客さんが
数組待っていた。待っていても良かったのだが,相席してもかまわない,
と言うと,後ろで並んでいる老夫婦が「我々も構わないよ。」
と言ってくれた。ということで,この初対面の老夫婦とテーブルを
共にすることとなった。今日は,シーフードサラダとシェパーズパイ
(ミートソースの上にマッシュポテトが乗ったアイルランド伝統料理)を食べた。
老夫婦は「この週末には,このあたりで大きなお祭りがあるのよ。」と,
話しをしてくれた。会話を続けたかったが,彼らの発音は聞き取りにくく,
途中で断念してしまった。

さて,お腹も一杯になったので,一路ユースホステルへ。
道路地図を見ながら,Black Valleyという不吉な谷を目指す。
日はすっかり暮れている。大きな道から車一台が通れる程度の小道へ曲がる。
そこから明かりひとつない曲がりくねった道をただただひたすらに進む。
まさにDunloe峡谷,Black Valley。行けども行けども何もない。
視界の限り,明かりもランプも何ひとつない。更に悪いことに
ガソリンのエンプティーランプが点灯し始めた。そんなランプはいらない!
こんなに遠くに来るはずじゃなかったのに!!と焦るDriesとNoten。
車の中で寝ようか,,,なんて冗談にならない話まで飛び出す始末。
地図の距離感って当てにならない・・。やっと一軒見えてきたが,
ユースホステルではない・・・。行くべきか,帰るべきか,
ココで寝るべきか・・・。この道があっているという確信もない。
せっかくココまで来たし,もうちょっとだけ行こう!と言うことで,
もうちょっと行くが,何も変化なし。根本解決にならず。
何かにとり付かれたかのように,ほとんどイチカバチカ状態で進む。
求めよさらば与えられん,ではないが,数軒の明かりが見えてきた。
一軒目でもなく,二軒目でもなく,ちょっと離れて三軒目,
ふ~っ,ようやく到着。よくがんばったなぁ。。。と。

早速,チェックイン。部屋は二人部屋。噂どおりきれい。
二段ベッドのこの部屋はツイン?なーんて,冗談を言う余裕も。
コーヒーを飲みにキッチンへ行くと,3人が楽しそうに話しをしている。
オーストラリアのアデレード在住の某大手日系企業のおじさんと,
アイルランド国内から来ているおばさん二人組みの3人だ。
3人ともとても気さくで,夜遅かったにもかかわらず,1時間以上お話をした。
とてもとても遠かったココまでの道のりをすっかりと忘れるくらい,
暖かい団欒だった。(代筆)








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Last updated  September 10, 2004 12:56:08 AM
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