2003年11月06日
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【ゴミ箱の中の花】

今日(11/6)、知能障碍を持つ小学生高学年の次女が
小学校のゴミ箱から、もう枯れて萎れた(しおれた)花束
を拾ってきてはこう言った。
「だって可哀そう(かわいそう)なんだもの」
「このお花、捨てられて可哀そうなのだもの」
「まだ綺麗なのに可哀そうなのだもの」と・・・

そんな彼女を見ていて目頭が熱くなる。
悲しみが込み上げてくる。
我が身と合い待った心の縺れに(もつれに)悲しみに
紫に乾いた花束・・・

この子は、世に捨てられて、天に用いられる子供なのかも???
と思い車中の暗がりでバックミラー越しに彼女を見詰める。
彼女は笑顔で「パパに上げるネ」と言ってくれる。
薄汚れた古びた新聞紙で包んだ乾いた花を大切そうに
運転席の私に差し出した。
ズッシリと重い花束を持っていてと彼女に返すと、
「お爺ちゃんに上げようっと」だって・・・
パパは振られて又、娘は乾いた花束を大切そうに抱え込んで、
持ち歩いている。

―――――――――――――――――――――――――――――
それから,イエスは弟子たちに言われた.「だから,言っておく.
命のことで何を食べようか,体のことで何を着ようかと思い悩む
な. 命は食べ物よりも大切であり,体は衣服よりも大切だ.
鳥のことを考えてみなさい. 種も蒔かず,刈り入れもせず,
納屋も倉も持たない. だが,神は鳥を養ってくださる. あなた
がたは,鳥よりもどれほど価値があることか. あなたがたの
うちのだれが,思い悩んだからといって,寿命をわずかでも延ば
すことができようか. こんなごく小さな事さえできないのに,
なぜ,ほかの事まで思い悩むのか. 野原の花がどのように育つ
かを考えてみなさい. 働きもせず紡ぎもしない. しかし,
いっておく.栄華を極めたソロモンでさえ,この花の一つほどに
も着飾ってはいなかった. 今日は野にあって,明日は炉に投げ
込まれる草でさえ,神はこのように装ってくださる. まして,
あなたがたにはなおさらのことである. 信仰の薄い者たちよ.
あなたがたも,何を食べようか,何を飲もうかと考えてはなら
ない. また,思い悩むな. それはみな,世の異邦人が切に
求めているものだ. あなたがたの父は,これらのものがあなた
がたに必要なことをご存じである. ただ,神の国を求めなさい.
そうすれば,これからのものは加えて与えられる. 小さな群れ
よ,恐れるな.あなたがたの父は喜んで神の国をくださる.
自分の持ち物を売り払って施しなさい. 擦り切れることのない
財布を作り,尽きることのない富を天に積みなさい. そこは,
盗人も近寄らず,虫も食い荒らさない. あなたがたの富のある
ところに,あなたがたの心もあるのだ.」
(ルカによる福音書 12・22-32) エーメン






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最終更新日  2003年11月12日 06時20分20秒
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