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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.06.29
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カテゴリ: 教育・子育て
​ 「ハラスメント」。
 今では、日常生活の中でも頻繁に使われるようになった言葉。
 「セクハラ」から始まって、「パワハラ」「モラハラ」「アカハラ」等々、
 実に様々な「ハラスメント」を表す言葉が、巷に溢れかえっています。

 「ハラスメント」を日本語に訳すと「嫌がらせ」。
 じゃあ、「嫌がらせ」と「いじり」は、どう違うのか?
 「嫌がらせ」と「いじめ」の境界線は、どこなのか?
 あなたは、答えることができますか?


体罰、巨大組体操、スクール・セクハラ、部活動、教師の暴力被害、
そして、問題行動の件数という6つ観点から、
内田准教授が、これまでの研究成果を踏まえながら論じています。

   ***

さて、本著で私が付箋を貼った部分をご紹介。

  これからは、たとえ暴力に効果があるとしても、
  それでも他の手段を選ぶべき時代なのだ。(p.60)

実に明快。
何の補足も必要ないですね。

  部活動の設置・運営は法令上の義務ではなく、
  学校の判断により実施しない場合もあり得る。

  平成29年度から部活動指導員が制度化されたところであり、
  部活動指導は必ずしも教師が担う必要のない業務である。(p.161)

  一定数の犠牲の上にはじめて成り立つような活動であるならば、
  少なくとも学校教育としては不適当である。(p.175)

平成30年度に「部活動ガイドライン」が示され、

そして、教員の異動や適正配置の観点からも、
「部活動指導」は、大転換期に差し掛かったと言えるでしょう。

  「子どものために」は、教員にとって殺し文句である。
  反論しようものなら、
  「あなたは子どものことを大事に思わないのか」という、
  「教師失格」のレッテルが貼られる。
  教員においては、「労働者」として休む権利は、
  もはや剥奪されてしまっている。(p.166)

部活動については、
この言葉の持つインパクトは、少しずつ変化しつつあると感じますが、
それ以外の場面については、相変わらず。
過剰要求と思われる内容でも、この言葉を使われると断りづらくなってしまいます。





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Last updated  2019.06.29 17:27:04コメント(0) | コメントを書く
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