活き活きPC&園芸三昧

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January 28, 2019
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カテゴリ: 旅行


  一回目 2018年11月20日  北条大池→不動峠  挫折  →平沢官衙遺跡
  二回目 2018年11月28日  北条大池→宝篋山頂上→北条大池→小田城跡


  2018年11月20日、筑波山の脇にある宝篋山ハイキングに出かけました。宝篋山は二度目でした。前回は小田城跡の方から登ったので、今回は逆の北条大池からの出発にしました。



                      北条側からの宝篋山

  ルンルン気分で農道を歩いて行きます。人家の脇などを通り、山道の入り口に到着しますが、道しるべがありません。頼りない看板がありますが、登山道とは書いてありません。

                    右下に意味不明の看板


  土浦市発行の宝篋山ハイキングコースの地図を眺めながら歩きますが、とうとうブッシュに入ってしまいました。北条側からの登山者はかなり少ないと納得しながら薮漕ぎに近い道を登って行きました。

                        道がブッシュになりました


  途中、大きな倒木にも出くわしました。ハイキングコースなのに何故整備しないのだろうと思いながら進んでゆきます。

                       台風による倒木


  ハッと思わせるくらい立派な木に出会う時もあります。立派な桜の大木でした。

                       立派な桜の大木


  やっとの思いで不動峠の石碑に到着し、しばし休憩をとりました。

                      不動峠の石碑


  石碑の上部になんとガードレールがあり、立派な舗装道路がありました。一体、ここはどこだ? 道路への道も整備されていません。ただ、乗り越えるためのレンガが二つ置いてありました。なんとお粗末なハイキングコースだと思うばかりでした。

                      ガードレールを越えろと?


  一体ここは、何処だろう? スマホは車に置いてきており、GPSは使えない。道路の脇に地図がありました。ここは、不動峠であることがやっと理解できました。看板には宝篋山が示されていない。(解説:国土地理院は宝篋山を認めていないため、地図には山の名前が入らない。)さてさて・・・どうしようかと思っていたら、猟師のおじさんに出くわしました。宝篋山へは、林道を30分、さらにブッシュを30分だと親切に教えてくれました。ただ、猪が危険なのでお薦めは出来ない、とも付け加えてくれました。危険なのは猪だけではなく、狩猟の流れ弾に当たる危険もあり得るということで、これ以上進むことは断念。途中下山は初めての経験です。

                          不動峠の岐路


  宝篋山は断念しましたが、やはり下山は、 「下り坂、最高!!」 の気分でした。

                       帰りは舗装道路を


  北条大池の駐車場の近くに平沢官衙の遺跡があり、見学しました。

  【Wikipediaより】平沢官衙は、奈良時代から平安時代にかけて造営された常陸国筑波郡の郡衙(役所)の一部で、その重要性から国の史跡となっている。郡衙には、郡衙政庁(役人が執務する場所)、正倉(租税として集められた稲などの保管倉庫)、館(宿泊・饗応の役割)、厨(食事を作る場所)などの建物があり、平沢官衙跡はこの中の正倉部分と云われている。この遺跡には、掘立柱建物跡が55棟、礎石建物基壇跡4基、大溝跡や柵列跡、竪穴住居跡25軒が発掘されている。この遺跡にあった建物は、コの字やLの字などの平面配置になっており、それぞれのまとまりごとに順番に増築されていったと考えられている。建物跡には、側柱式建物と総柱式建物があるが、この遺跡の3分の2が総柱式建物になっていた。

                          平沢官衙の遺跡


  2018年11月20日の宝篋山登頂失敗の隊員の中には、元ワンダーフォーゲル部の主将が含まれており、悶々とリベンジに燃えていました。翌週の11月28日、快晴の朝、急遽「宝篋山」行きの号令が下りました。天体撮影の機材を組み立てていた隊員は、止む無く従わざるを得ません。

  今回は、北条大池近くの体育館駐車場に車を止めて、宝篋山へと出発しました。

                    北条の出発点の体育館


  やはり正規のハイキングコースは整備された登山道になっています。

                     先週とは違う登山道


  道が狭くなっても、さすがにハイキングコースは分かりやすい路である。

                       道が狭くなる


  低い山であるが、やっとの思いで頂上近くにたどり着きました。

                       宝篋山山頂は近い


  もう少しで頂上です。いつも思うこと。「たいした高さの山でないのに、なぜこんなに時間がかかり、きついのか」と。

                      宝篋山山頂直下


  やっと山頂にたどり着きました。宝篋山からの筑波山方向の眺望は最高です。  

                       宝篋山に到着


  筑波山の眺望を目の当たりにすると、万葉の時代から筑波山周辺が親しまれていたことが良く理解できます。平坦の関東平野の中にポツンと筑波山が存在します。

                      宝篋山より筑波山展望


  山頂には、リゾートにあるような似つわかしくない大型のベンチがあります。背もたれまで奥深いベンチで終日読書していたら、きっと腰を悪くするでしょう。

                      宝篋山山頂休憩所


  頂上からの観望を堪能したのち、下り坂最高の山下りです。  

                       ゆるやかな坂を下る


  出発した北条大池に戻りました。大池に逆さ筑波山が映っていました。


                       北条大池に映る筑波山


  帰りにBSプレミアムの火野正平の「こころ旅」で紹介された小田城跡に立ち寄ってみました。歴史ひろばとして2年前に整備されていました。

                       小田城跡からの宝篋山



  今回の二度の宝篋山ハイキングをスライドショーにまとめました。

            宝篋山ハイキングスライドショー【 写真クリックでYouTubeへ飛びます








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Last updated  January 28, 2019 10:45:13 PM
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