ビクトル・マヌエル(Víctor Manuel)こと本名ビクトル・マヌエル・サン・ホセ・サンチェス(Víctor Manuel San José Sánchez)は、1947年、スペイン北部のアストゥリアス出身のシンガーソングライター。本ブログでは何回も記事にしていて、筆者のお気に入りのヴォーカリストである。
そんな中でも特に筆者は、1990年代~2000年代にかけての頃、言い換えれば、40歳代~50歳代頃の円熟期の彼の作品がとりわけ筆者は気に入っている。この時期にドンピシャの作品の一つが、本盤『カダ・ウノ・エス・コモ・エス(Cada uno es como es)』である。本作の前の『シン・メモリア』(1996年)も、後に出た『エル・イホ・デル・フェロビアリオ』(2001年)もよかったが、1999年リリースの本作もまた、この時期の彼の円熟のヴォーカルが冴えわたっている。
3. Cada uno es como es 4. Boca que busca boca 5. Al cabo del tiempo 6. Algunos pasan de todo 7. Pájaros negros 8. Si ella no me quisiera 9. Donde caben dos 10. Me gusta saber de ti 11. Tierra mía 12. Nuestros nombres