秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2022.02.25
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テーマ: 金価格(351)
最近、三菱マテリアルのGOLD PARKサイト内にある豊島逸夫先生の「豊島逸夫の手帖」を愛読しています。


刻々と伝わるロシアのウクライナ侵攻のニュースに連れて、GMOクリック証券のCFDボードでは、金以外に、穀物・原油・天然ガスが、木の葉のように舞い上がって行くのに対して、日経平均、ダウ平均、ナスダック総合が急落しましたが、現在は逆回転しています。今回の教訓は、有事の場合は金以外にもコモディティ全体が上がるのが分かったことです。

次の有事は数か月後か、数年後か、数十年後か知りませんが、うわさで買ってニュースで華麗に売り抜けたいと思いますが、そうなるには十万年早いか大笑い

投機的売り仕掛けで安くなったコモディティの買いは果たして吉となるのか?

■参考リンク
ウクライナ瀬戸際、久しぶり「有事の金買い」2022年2月14日(三菱マテリアル)
抜粋
日本の休日2月11日のNY市場。

PBS(米公共放送ネットワーク)特派員がロシアのウクライナ侵攻について新たな詳細な計画ありとツイート。PBSは米国唯一の公共放送ゆえマーケットは俄然有事モードに突入。即、株は急落。金は1830ドル台から1860ドル台にまで急騰。インフレヘッジ買いだけでは突破できなかった1850ドルの強い上値抵抗線を突破した。
間髪入れずホワイトハウスが緊急記者会見。
「五輪期間中にも侵攻の可能性あり」、「48時間以内にウクライナの米国人は退避せよ」。
特に「48時間以内」という具体的指示は初めてのことなので、これで市場は有事モードに突入した。
安全資産の米国債と円も買われた。
その後12日土曜日にバイデン・プーチンの電話会談が設定。
週末の市場も緊張感が溢れた。結局両者折り合わず。有事の切迫感は強まっている。
さて、本欄読者は有事の金は長続きせず、うっかり買いを入れると梯子を外されることはご承知のはずだ。プロの発想は「有事の金は売り」。堅気の素人衆が有事の金買いに走ったところでプロは売りの洗礼を浴びせるのが常道。
但し、今回はインフレヘッジの金買いも同時進行しているので、ウクライナとインフレの合わせ技で、投機的売りの仕掛けで下がったところは買われそうだ。
結果論だがインフレ買いだけでは突破できなかった1850ドルの壁を有事の金買いのモメンタムで上抜けたと言えよう。
ところで、ウクライナ情勢は両サイドともに瀬戸際政策。偶発的衝突もあり得るが、北京五輪閉幕まではプーチン氏も遠慮するのではないか。


金価格大変動の一日2022年2月25日(三菱マテリアル)
抜粋
いやはや昨日は国際金価格が1870~1970ドルという大変動を演じた(KITCOグラフ緑線参照)。
ウクライナ開戦の報が日本時間日中に日本市場を直撃。ちょうど昨日のブログを書き終え、送信したところで臨時ニュースとして外電に流れた。そこで追記として「ロシア軍事侵攻の報道で1920ドルに急騰中。今週が有事の金高騰のピークだろうね。」との一文を入れた。結果的にはピークアウトっぽい展開となった。NY時間に入ってから1970ドルまで買い上げられ、再び2000ドル突破と意気込んだところで相場は急展開。ドル反転高もあって、みるみる下がり、1870ドルまで暴落したのだ。今回も有事の金に煽られて高値掴みした人が多そう。基本的には実質金利が上がってきているので売られやすい地合いだ。結局プロは「噂で買ってニュースで売り逃げた」。いつもの常套手段。個人投資家が有事の金だと煽られて高値掴みする典型的事例が目立った。
さて、中期的には1970ドルが壁となり、今年の高値になるかもしれない。1750~1950ドルの歴史的高値圏で推移しよう。昨日以上のサプライズがあるとすれば、米露サイバー戦争とか。後は利上げの話となる。









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Last updated  2022.02.26 03:33:58
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