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2023.06.08
テーマ： 気になるテレビ番組(2916)
今回のプロジェクトXは、戦後からの急成長後、組織の硬直化に悩みコンパクトディスク以降ヒット商品の無かったソニーが、ペットロボットの初代AIBOを生み出すまでのお話です。商品開発の中で、犬の歩行の問題、人工知能の組み込みの問題等を乗り越えて、創業者井深大氏の後押しも受けて、1999年に初代AIBOの販売を開始します。AIBOはいったん2006年に販売停止となりますが、2018年にaiboとして復活します。
全くゼロのところから、ペットロボットという分野の商品を創造したのはすごいと思います。モーターや人工知能技術の進化で、アップデートを繰り返せば、今では想像もできないような商品になる可能性があると思います。
一方で、生きているペットとロボットが張り合うのはコミュニケーションの情報量におおきな差があり、まだまだかなり厳しいと思います。あえて正面から対決せず、生きているペットを補完するような商品づくりをしたらもう少し需要が増えるように思います。
数年前にクローンペットのニュースを見たことがあります。死んだペットを偲んで飼い主がクローンで1000万円かけ、ペットを作ってもらう話です。
たとえば、生きていたときのペットのしぐさや鳴き声等の動画を人工知能に読みこむことで、死んだ犬そっくりのロボット犬を作れば一定の需要はありそうに思います。
またペットロボット作りで得たノウハウを、もっと市場規模の大きな産業用ロボットに生かせれば、ソニーのロボット分野もcash cow（お金を産む牛）に転じるのではと思います。
ソニー創業者の精神を受け継ぎ、チームを率いて人のやらないことに挑戦し、コンパクトディスクの開発を成功させた土井利忠氏はMITが試作したロボットの商品開発に取り組みます。
途中プロジェクトの行き詰まり打破のため、異分野から人材を集めて困難を突破します。
いったんはソニーに見切りをつけて退社して、ナムコの開発部長だった大槻氏を、土井氏は呼び戻そうとし、ナムコ中村会長から了承を得てプロジェクトリーダーとします。ちなみにナムコは大学生時代にお世話になったパックマンゲームのメーカーで、ナムコとは、中村製作所の英語名（NAkamura Manufacturing COmpany）の略称だそうです。
多くの苦労の末、残念ながら井深氏の亡くなった後になりますが商品は販売開始されました。
ロボット開発がどんどん進化しているのはびっくりです。
■参考リンク
NHKプロジェクトX復活の日 ロボット犬にかける
99年にソニーが発表した人工知能を搭載したロボット犬“AIBO”。大企業・ソニーに物作りの心を復活させた、創業の志を継ぐ技術者のロボット犬開発挑戦の軌跡を追う。
Wikipedia:AIBO
aibo（アイボ）は、ソニーが1999年より販売しているペットロボット（エンタテインメントロボット）のシリーズ。1999年から2006年に販売された製品は大文字表記のAIBOであったが、2018年の再登場以降は小文字のaibo表記となっている。名称は Artificial Intelligence roBOt の略で、AI（人工知能）、EYE（目、視覚）そして日本語の「相棒」（ローマ字表記: aibou, aibō）にちなむ（頭字語、バクロニム）。別名、Sony Entertainment Robot。
ソニーは本製品を「自律型エンタテインメントロボット」[1] などと公称するが、一般には「ロボット犬」[2] や「犬型ロボット」と呼ばれることが多い[3]。ソニー社内でも、新型については「これでは大きすぎる。とても犬に見えない」などと話しながら、犬としての外見や仕草を持たせるように開発が進められたという[4]。
姉妹機として、二足歩行ロボットQRIO (Sony Dream Robot) も開発されていた。
高齢化社会に役立つロボットペットの市場価値と国内外の事例モリカトロンAIラボさん
世界の産業用ロボットのシェアとロボットビジョン：FAロボット.com
1千万円で愛犬「復活」 韓国研究所の“クローンビジネス
全くゼロのところから、ペットロボットという分野の商品を創造したのはすごいと思います。モーターや人工知能技術の進化で、アップデートを繰り返せば、今では想像もできないような商品になる可能性があると思います。
一方で、生きているペットとロボットが張り合うのはコミュニケーションの情報量におおきな差があり、まだまだかなり厳しいと思います。あえて正面から対決せず、生きているペットを補完するような商品づくりをしたらもう少し需要が増えるように思います。
数年前にクローンペットのニュースを見たことがあります。死んだペットを偲んで飼い主がクローンで1000万円かけ、ペットを作ってもらう話です。
たとえば、生きていたときのペットのしぐさや鳴き声等の動画を人工知能に読みこむことで、死んだ犬そっくりのロボット犬を作れば一定の需要はありそうに思います。
またペットロボット作りで得たノウハウを、もっと市場規模の大きな産業用ロボットに生かせれば、ソニーのロボット分野もcash cow（お金を産む牛）に転じるのではと思います。
ソニー創業者の精神を受け継ぎ、チームを率いて人のやらないことに挑戦し、コンパクトディスクの開発を成功させた土井利忠氏はMITが試作したロボットの商品開発に取り組みます。
途中プロジェクトの行き詰まり打破のため、異分野から人材を集めて困難を突破します。
いったんはソニーに見切りをつけて退社して、ナムコの開発部長だった大槻氏を、土井氏は呼び戻そうとし、ナムコ中村会長から了承を得てプロジェクトリーダーとします。ちなみにナムコは大学生時代にお世話になったパックマンゲームのメーカーで、ナムコとは、中村製作所の英語名（NAkamura Manufacturing COmpany）の略称だそうです。
多くの苦労の末、残念ながら井深氏の亡くなった後になりますが商品は販売開始されました。
ロボット開発がどんどん進化しているのはびっくりです。
■参考リンク
NHKプロジェクトX復活の日 ロボット犬にかける
99年にソニーが発表した人工知能を搭載したロボット犬“AIBO”。大企業・ソニーに物作りの心を復活させた、創業の志を継ぐ技術者のロボット犬開発挑戦の軌跡を追う。
Wikipedia:AIBO
aibo（アイボ）は、ソニーが1999年より販売しているペットロボット（エンタテインメントロボット）のシリーズ。1999年から2006年に販売された製品は大文字表記のAIBOであったが、2018年の再登場以降は小文字のaibo表記となっている。名称は Artificial Intelligence roBOt の略で、AI（人工知能）、EYE（目、視覚）そして日本語の「相棒」（ローマ字表記: aibou, aibō）にちなむ（頭字語、バクロニム）。別名、Sony Entertainment Robot。
ソニーは本製品を「自律型エンタテインメントロボット」[1] などと公称するが、一般には「ロボット犬」[2] や「犬型ロボット」と呼ばれることが多い[3]。ソニー社内でも、新型については「これでは大きすぎる。とても犬に見えない」などと話しながら、犬としての外見や仕草を持たせるように開発が進められたという[4]。
姉妹機として、二足歩行ロボットQRIO (Sony Dream Robot) も開発されていた。
高齢化社会に役立つロボットペットの市場価値と国内外の事例モリカトロンAIラボさん
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1千万円で愛犬「復活」 韓国研究所の“クローンビジネス
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Last updated
2023.06.10 22:17:46
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