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『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


CG集 番外編1・2


番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.50


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.60


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.70


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.80


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.90


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.100


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.110


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.115


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.07.14
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寂しいモグモグ1

寂しいモグモグ1








 あの時……、大会の優勝賞品としてウサギさんはニセアリスに手渡されました。
以来、ウサギさんの悪夢(?)は始まったのです。
ニセアリスは確認するようにしっかりとウサギさんに言いました。








「でも……








大会で、ウサちゃんは正式にアタシの”持ち物”になったのよ。それは不動だわ。」













やはり”悪夢”に間違いないようです……。

ニセアリスの言う事はもはやギャグを通り越しています。
でも、まあ、最近は悪い人でも無いと分かったので、ウサギさんも激しく逃亡したりはしなくなりましたが……。

……それでもウサギさんにとっては非常に迷惑な事に変わりありませんでした。


スリスリスリ……。

ニセアリスはウサギさんにほお擦りします。

……やっぱり迷惑です。







タッキー 「インコは、貴方達を追い出せばかなりの報酬をくれると言いました。」

それを聞いたニセアリスはウサギさんを抱きかかえたまま、タッキーの側に瞬間移動しました。

ニセアリス「”かなりの”?いくらぐらい?」

アリス  「コホン!!」

アリスはまた咳払いをしました。ニセアリスへの威嚇です。

タッキー 「豪華な家をもらえる話になっていたのです。」

ニセアリス「家?あーーーーー、そうそう、そうだった!そう言ってたね、確か。”お墓”の事ね」

タッキー 「そうです。”お墓”です。私にとっては夢のマイホームです」



タッキー 「そっ、それが……」

ミルキー 「それがぁ?」

タッキー 「インコは、私とミッチーの給料だけ他の社員より特に安くしていました。それで貯金してもとても買えそうに無かったのです」

アリス  「まあーーーーーーーーーーーーー!(怒り)」

ミルキー 「まあーーーーーーーーーーーーー!(マネ)」


しかも、私はお化けです。他に働き口が見つかりにくいんです。ですから、安い給料でも辞められませんでした。その事を知っているので、インコはずっと安月給の支給を続けていました。」

アリス  「まあーーーーーーーーーーーーー!(怒り)」」

ミルキー 「まあーーーーーーーーーーーーー!(マネ)」

タッキー 「私は貧乏でした。それで、ミッチーと2人で社宅を借りました。しかし社宅を借りるにもバカ高い家賃を請求されていたのです。
その為、家電なんかも全てリサイクルショップやノミの市で買った中古品でした。それでもあまり良い製品は揃えられませんでした。」

アリス  「まあーーーーーーーーーーーーー!」

ミルキー 「まあーーーーーーーーーーーーー!(マネ)」

タッキー 「ホント、何にも無い生活でした」

アリス  「まあーーーーーーーーーーーーー!」

ミルキー 「まあーーーーーーーーーーーーー!(マネ)」

タッキーはアリスらが同情してくれるので機嫌が良くなりました。今まで、同情してくれる人はこの世界ではミッチー以外におらず、(ミッチーが居れば充分とは言え)いささか苦しい心中でした。






 その時、モグモグがトコトコとこっちにやって来ました。一旦話の輪から離れて、部屋の隅っこにいましたが、あまりにもミルキーがかまってくれなくなったので、ミルキーの側にやって来たのです。
しかし、ミルキーは話を聞くのに夢中で、近くに座ったモグモグをかまってくれませんでした。
モグモグは気を引く為にミルキーに擦り寄りました。口ばしでミルキーの背中をさすりました。

ミルキー 「きゃはっはっは!」

くすぐったくてミルキーは笑い出しました。
突然ミルキーが笑い出したので、タッキーは自分の話を笑われたと勘違いしてショックを受けました。
しかし……、後にモグモグの仕業と分かりました。
そこでアリスはミルキーをモグモグの所に渡しました。







ニセアリスはタッキーに何か言いたそうにしていました。
そして……、ついに我慢しきれなくなってこう言いました。

ニセアリス「つまり……、今までの話をまとめるとこうだ……。
タッキー……、いや、タッキー君!











君は……バカだ!」











タッキー 「はあ?」

アリスは慌てました。ニセアリスを止めようとしました。しかし……、

ニセアリス「いや、これしか言う事は無い!君はインコに騙されているよ!最初から最後まで!」







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Last updated  2007.07.09 03:01:00
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