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2026年05月25日
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テーマ: ニュース(96610)
カテゴリ: ニュース
陸上自衛隊の一部隊が新しいロゴとして公開したデザインは、像の頭を持つ人物が機関銃をかまえて、その肩にはドクロマークのワッペンが付いているという異様なものだったため、新聞でも取り上げられて、あまり良い評判ではなかったため、すぐに「取りやめ」となった一件について、文筆家の師岡カリーマ氏は、9日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 ビデオゲーム世代とはいえ、人工知能で作成したというこのロゴに、隊員が違和感を持たなかったなんて本当にあり得るだろうか。 今のところ日本はまだ専守防衛の平和国家で、自衛隊の主な使命は事実上、戦争ではなく災害時の救助などだ。そういう彼らの好感度に、このロゴはそぐわないと誰も、年長の上官も、思わなかったとは信じ難い。 もしやこれは、「もう時代が変わった」ことを私たちがどこまで受け入れるかを試すリトマス紙だったのではないかと訝(いぶか)ってしまう。幸い、否定的な反応を示してロゴを撤廃に追い込んだ国民は、その「試験」に合格したが。

 あるいは、自民党の会合で国歌を歌うなど、権力との距離がおおっぴらに縮まる中、国民感情に対するアンテナの感度が鈍っていたのだろうか。国民が抱くイメージと隊員の自己イメージがズレていないといいのだが。

 国民の過半数が憲法9条は変えないほうがいいと答え、貴重な連休にもかかわらず「改憲反対」「戦争反対」と訴える集会に大勢の人が参加しても、為政者に届く気配がない現状では、つい勘ぐってしまう。
(文筆家)


2026年5月9日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-何かのリトマス試験紙?」から引用

 この記事では、自衛隊の内部で新しいロゴを検討しているときに、あのような異様なデザインは自衛隊の任務に相応しくないと判断する人物がいなかったとは信じがたいと言っているが、似たような「信じがたい事例」は他にもあった。それは、自民党大会に現職自衛官が、上司の承認がなければ着用できない儀礼用の制服を着て参加し、ステージで君が代を歌った事件である。自衛隊法には、自衛官が特定の政党政派に便宜を供与することを禁止する条項が存在し、当該自衛官の行動は明らかに自衛隊法違反であるにも関わらず、防衛省の責任者も防衛大臣も首相も、「事前に知らされていたわけではなかったので・・・」などと釈明して、誰も責任を取らずにうやむやになっている。異様なデザインのロゴの件では「国民は撤廃に追い込んだので『合格』」と、上の記事は言ってるが、「現職自衛官の自民党大会出席・君が代斉唱」事件のほうは『不合格』であることを、忘れてはならないと思います。





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最終更新日  2026年05月25日 01時00分04秒


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