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非常持出品を用意しよう。災害が発生した時、救援体制が整うまでの3日間を自力で乗り切るために必要なものを用意しましょう。以下にあげたものを参考に、家族構成などに配慮して準備しましょう。■貴重品現金(10円硬貨があると公衆電話の利用に便利)、預金通帳、印鑑、免許証、権利証書など■非常食品(缶切り、栓抜きも忘れずに)かんパン、缶詰など火を通さないでも食べられるもの。ミネラルウォーター、水筒、紙皿、紙コップ、ナイフなど■ラジオ予備電池は多めに用意■応急医薬品絆創膏、傷薬、包帯、胃腸薬、鎮痛剤など■懐中電灯予備電池も忘れずに。できれば1人に1つ■その他下着、上着などの衣類。タオル、ティッシュ、合羽、ヘルメット、マッチやライターなど※避難後の生活必需品として、米(レトルトも便利)やレトルトのおかず、缶詰などの食料品や飲料水(ポリタンクに貯蔵、1人1日3リットルを目安に)、卓上コンロ(ガスボンベ)、毛布や寝袋、バケツ、洗面用具などを用意しておくとよいでしょう。(最低3日分)
2024.08.19
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過去の経験や地域により特別なニーズや価値観や環境がありますから相手方のニーズを取り入れてやっていく必要がある前提です。『災害と心のケア』ハンドブック(デビッド・ロモ著)からの抜粋です。1.地域としての心理的回復プロセス 前回のメルマガでも「傷つくのは、直接被災した人だけではありません」とお伝えしましたが、事態が刻々と移り変わる中、「この地域」が広くは日本全体をさすと考えていいかもしれません。 災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われます。 期間はあくまで一般的なものです。 【英雄期……災害直後】 命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。 【ハネムーン期……6ヵ月まで】 衣食住が問題となり、生きのびた人が助けあい、外部からの援助も行なわれる。被災地は連帯感に包まれる。 【幻滅期……2ヵ月~1、2年】 衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。 人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。 【再建期……数年間】 被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。 災害の規模が大きく多数の死者が出てしまったような場合、住民のストレス反応はむしろ出遅れることが多く、その分だけ長引いたり、人によってはPTSDとなる可能性もあり、専門機関の受け皿を確保する必要があります。 2.メンタルヘルスの領域で援助を行なう方へ アウトリーチのスタッフは「カウンセリングをしましょう」などと切り出すべきではありません。 「心理学」などの専門用語もタブーです。 心のケアをすると気負うことなく、食事運びや片づけの手伝い、書類を書く手伝いなど、その場で役立つことをしながら、「大変でしたね」「何か私にできることは?」と自然に声をかけます。 感情が高ぶっている人はさりげなくケアし、手続きがわからない人には説明し、特別な援助が必要なら紹介・手配します。 そのため、メンタルヘルスの援助者は、他部門の動きや、公的手続き、交通手段の確保など、地元のあらゆる情報を知っておく必要があります。 ひどいうつ状態や不安、精神障害の悪化、アルコール依存など、日常生活が困難な被災者は、専門治療機関につなげます。 現実には起こっていないことが起こっているかのようにふるまう、極度の興奮状態にある、表情がまったくない、ストレスによる身体症状が深刻、自殺の恐れが感じられるなど、反応が激しいときは、早期に専門機関につなげる必要があります。3.アクティブ・リスニングを使ったアウトリーチ 当初、多くの人は感情がマヒした状態にあります。 このときに「どんな気持ちですか?」と聞いても意味がなく、むしろ、マヒによる防衛の壁を無理に崩さないことが大事です。 話を聞くには、「何が起きたのか」という事実から質問を始めます。 「地震があったとき、どこにいましたか?」「まず何をしましたか?」「誰と一緒でしたか?」など。 次に「何を考えたのか」を質問します。 「揺れの瞬間、何を考えましたか?」「このところ、どんなことを考えていますか?」「ずっと頭から離れないことはなんですか?」など。 多くの人は、考えを話すうち自然と感情を表現しますが、場合によってはやわらかく質問を向けます。 被災者が感じていることは、ストレスへの正常な反応であり、時とともに薄らいでいくことを伝えます。 語りたくない人に対しては、その気持ちを尊重してください。 「今、話したい気分ですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。 4.被災者の怒りへの対応 「幻滅期」の怒りが家族に向かったり、権利の放棄にならないよう、現実的な手助けが必要です。 目の前に怒っている人がいたら、反論や議論は避け、具体的に何に一番腹が立っているのか、聞きだします。 援助機関の窓口などで応対する場合、集団を相手に話すのはタブー。 行動がエスカレートする危険があるからです。 代表者に出てきてもらい、「こちらでゆっくり話を聞きましょう」と、場所を設定しましょう。 まず、スタッフ自身が深呼吸して心を落ち着けます。 怒っている人は、あなた個人を責めているのではありません。 弁解せず、じっくり話を聞き、相手の感情が出つくした後で「お気持ちはよくわかりました」と言い、相手が落ち着いていたら具体的な話に入ります。5.被災者の深い悲しみへの対応 「悲しまないですむようにしなければ」「泣くのをやめさせてあげなければ」と思う必要はありません。 周囲の人や援助者にできるのは、基本的には、そばにいてあげることだけです。 落ち着ける場所を探し、すぐに手が届くぐらいの距離をとって座りましょう。 泣いている人には、質問やアドバイスをすべきではありません。 人は泣くだけ泣くと、たいてい気分が楽になったと感じます。 話をしたいようなら、静かに話を聞きます。 「それはつらいですね」「本当につらかったでしょうね」というように、悲しみの感情を受けとめます。 肉親を失うなど、大きな喪失の悲しみが癒されるまでには、ショック~怒り~深い悲しみ~受け入れ、といったプロセスをたどり、その人なりの時間が必要です。6.子どもへの対応 子ども、高齢者、心身の障害を持った人は、自分で行動できる範囲が限られるため、不安が高くなります。 災害の正体がわからないことも、恐怖を強めます。 多くの場合、子どもは災害後に、夜泣き、おねしょ、甘える、だだをこねるなど、赤ちゃん返りのような反応を示します。 これは一時的なもので、心配する必要はありません。 幼い子どもは自分中心の世界観をもっているため、「自分がいけない子だったから、こんなことになった」という考え方をしがちです。「あなたは悪くない」と納得させてあげてください。 子どもの行動を叱ったり責めたりすると、こうした考え方を強めてしまうことがあります。 家庭、あるいは周囲の大人が子どもに対してできるのは、以下のことです。 *なるべくそばについていてあげる。 *十分に温かくして、栄養をとらせる。 *恐がったときは「一緒にいるから。大丈夫」と安心させる。 *地震について教える。 *体験を話す場をつくる(強制はしない)。絵を描かせたり、絵を前にしながら話を聞く。 *年齢に応じ役割を分担し、責任を果たしたら心からほめる。 子どもは強靭な復元力をもっています。 周囲の支えが得られれば、大人よりも早く立ち直ります。7.子どもに家族の死をどう伝えればいいか? 事実を伝えてください。 亡くなったときの様子を事細かに教える必要はありません。 また、大人にしばしば言うように「苦しまなかった」などの慰めもいりません。 たとえば「地震で家が倒れて死んでしまった」のように、事実を説明します。 小さい子どもに対して「お母さんはお星さまになった」のような幻想的な説明は禁物です。 もう生きている人のようには動いたり話をしたりできないこと、お墓に入れることなどをわかりやすく説明します。 家族の死について子どもが自分を責める考え方をしないよう、「あなたのせいではない」ときちんと伝えることを忘れずに。 死を受け入れない場合、無理に事実を突きつけるのは避けるべきです。子どもの要求にできる範囲で応えつつ、誰かが一緒にいて状況を見守ってください。8.高齢者への対応 これまでの生活が変化する苦痛は、高齢になるほど強くなります。 日常が崩壊し、住み慣れた所から離れなければならないこと、新しい事態に適応しなければならないことは、高齢者にとって非常につらいものです。 高齢や、心身の障害によって自力で対処できる範囲が限られる場合、恐怖や無力感も強くなります。 感情的にひきこもったり、「子ども返り」をするのは、こうしたストレスへの反応です。 気がねして助けを頼めなかったり、援助を受けるのが申し訳ない、あるいは恥だと感じる人もいます。 援助者や周囲の人がまずできるのは、以下のことです。 *理解できるよう状況を知らせ、今後のプランを話し合う。 *非論理的なこだわりは修正し、安心させる。 *混乱しているようなら、日付や時間や状況を繰り返し説明し、認識を助ける。さまざまに違った説明をせず、できるだけわかりやすい言葉で、繰り返し話す。 *頻繁に声をかける、名前を呼ぶ、「肩をもみましょうか」など自然に身体にふれる。 *心身の状態に注意する。 *話を聞き、気持ちをくみとり、できる範囲でニーズに応える。
2024.01.23
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被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げます。まだ余震が続き、眠れない夜、先行きの見えない不安なの時を過ごしていると思います。そのニュースをみて日本中でも共感、共鳴をしている方も多いと感じています。特に子ども達は私が悪かったからだと思う事も現場では良く聞きます。夜泣きする子ども沢山います。そんな時は日中達は遊ばせてください。手を握って抱きしめてあげてください。出来るだけ沢山の人と話をしましょう。お互いが不安な気持ちを話し合う事で気持ちが落ち着きます。無理に頑張らないでも、頑張れなくても自分を責めないでいてください。助けてもらっていいし泣き言を言ってもいいです。そして動ける人は動きましょう。お弁当を運んだり、掃除をしたり何かをしていると落ち着きます。子ども達や若い人は、今は大変ですがその大変な状況を乗り越えたら凄いメンタルや忍耐能力が身に付きます。大丈夫私たちもそうやって震災を超えて今があります。近日中に現地に入る予定で動いています。1人でないことだけは忘れないでくださいね。さて、動きます、下條 茂
2024.01.06
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どうして戦争なんてするのかね?たった1人の人が亡くなるだけで悲しくて大変なことなのに殺人事件が一つ起きただけで大事件なのに繰り返すんだろうけど・・・・核が使われただけで世界は大変なことになる。チェルノブイリで判っている国なのに・・・。平和を願うしかない。
2022.02.25
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コロナ前までは海外での仕事が増えていました。ここ数年でNY ゴールドジム、イタリア テクノジムを始め外部からのアプローチが多く理論や施術はアメリカのカイロプラクティックやオステオパシーなのに東洋医学や様々な理論をいれる事でサムライアプローチとして逆輸入のようです。原点回帰のような気がします。そんな矢先にコロナ禍で海外にも行けなくなり止まっているとある意味動けなくなりますね。30年前だけどミッションをしっかりと思い出して行かなきゃね。
2021.03.16
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なんで勉強するんだとろうと思ったことありませんか? 学校などでメンタルトレーニングをしていると多い質問です。私も学生の時に「なんで」と思ってました。 卒業したら微分積分もあまり使わないし足し算、掛け算ぐらい出来ればいいよねと・・・ ただ一流の方や多くの企業の人事担当や経営者のコンサルをしていてわかっていることがあります。 それは「努力」出来る人=成功出来る人=人財だからです。 数学、英語、一般常識、論文や面接が普通の会社の試験ですよね。 これって実際にそれが大切という場合は少なく大切なのは 繰り返し計画的に努力をしてきたかを見るテストなんです。急に微分積分は出来ないわけです。 急に明日から英語がペラペラにしゃべれない 日々社会の情報をとってないと一般常識やニュースを応用力を持って様々な事象を自分の言葉で書けないのです。 当然ですよね。 だから努力出来る人、忍耐力のある人、計画的な人を企業としては欲しいのでしてきた結果として一流大学を登用するのです。 ただ変の人もいるから面接で確定します。 ただ皆がこれでいけば良いわけではありませんし価値観は自由ですし努力しなくても大丈夫な天才もいます。 ある意味、なんでとか、まぁいっかと思う人は自分にあった仕事を選べば良いと思います。 でも、その道で一流で居続けるには努力が必要なのは当然ですよね。しっかり根を張った木は丈夫で綺麗な花,実を沢山つけます。 脳科学では「継続して努力している人が 運 が良い人です」 j・k・ローリングなんてそうですね。子ども時代にいじめられ、受験も失敗し母親は多発性硬化症で10年間苦しんだ末に亡くなったり・・・ 秘書として働き、英語教師もし離婚して幼い子どもを育てながらは無職で大変でうつ病にもなり生活保護を受けながら、必死に、自分と娘を支えて生きてました。 そんな中でも諦めずに書き続けて「ハリー・ポッターと賢者の石」を書きました。今の彼女の総資産は1210億円・・・自分を信じて継続してあきらめなかったからですよね。 プロのスポーツ選手で芸能人でも一緒ですよね。一発屋で終わるのはある意味、運が悪いんです。宝くじがあたった人も破産が多いですし・・・・努力して継続してあきらめなければ大きく羽ばたけるのは当然です。 成功ってどの時点で捉えるかですが人生100年時代自分のライフスタイルを考えてみるといいですよね。
2021.02.23
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本当です。お~~~~世の中で何パーセントぐらいが本当に自分のやりたい事をしているかと言うと???私も??? 笑 私の場合も様々な出会いの中で「やるべきこと」「やりたいこと」「やれること」の真ん中が「人の役に立つ」があるので、この仕事をしています。 2004年に中越地震で被災してやっと回復してゼロに戻した後に2007年に中越沖地震と二度の震災でゼロではなくマイナスの状態の時でも前を向く為に「大きなミッション」がなければ布団の中でうずくまって止まっていたと思います。 そして2011年の東日本大震災・・・・あんなに沢山の亡くなった方をみたのは初めてでした。 それは後に心理的な私でも心的外傷にもなり 私もそうでしたが痛みをブレーキとして精神安定座・睡眠薬を飲みながらの日々・・・地域は同じように心を病んだ人たち・・・心や夢を持てない子たちが沢山いた・・・ その経験は幼稚園・小学校・中学校・高校・コミセン・商工会議所・政治家に600か所以上の講演会に昇華していきました。これも誰かが呼んでくれないと出来ない事ですから感謝ですね。 実際の経験があるから様々な震災の次の日に朝のラジオから話しかけら 痛い、つらい、大変な想いをしたあとに沢山の人に優しさ・恩・感謝があるから語りかけられました。だから凄いや偉いでなくて大きな何かに導かれてきたという感じが正しいと想います。 今の仕事は、やりがいがあって、沢山の人に喜んでもらえて人の役に立つことが出来るのですから本当に寝る間も休みももったいなくて適正な努力と勉強をしてきました。 ミッションだから年に4日~8日ぐらいしか休まないでやってこれました。 本当に超幸せな仕事をしてきました。本当に楽しくなければ出来ないですよ。 嫌なら車の運転が好きですから昔学費を稼ぐ為に乗っていたトラックの運転をすれば良いだけです。 でも、今年はクオリティーを維持する為にも転職をしようと思い決意しました。 と言っても前から時期は決めていて 子ども達が成長して自分たちの生活が出来るようになりましたし・・・人も育ってきました。 突然ではなくちゃんと時間も沢山かけて転職の時期です。 さて、さて本題です。 何をするかと言うと 言うと 絶対に言わないでくださいよ!!! 「今の仕事=副業」として「生活・遊び=本業」とします。笑 「おいおい」と突っ込まれそうですが・・・私にとっては大きな変化です。 コロナ禍で少し余裕のある予約表をみて私の所には全国から来てくれていたのだとわかります。でもコロナ禍でも来る方の数は変わらず大雪の中でも何時間もかけて体調が悪いのに来てくれます。 もう30年近く継続してですから本当にありがたすぎます。これは人の役に立つ事ですから恩返しの為にも変わらず私の特性を生かしてやっていきます。 ただ、私、異常にやりたい趣味やライフワークも多いので時間を少し折り返しとしてシフトします。大きな問題は親の介護だけですね。 大切なのは『どんな自分になりたいのか』『どんな生活をしたいのか』というところに根本があると思います。 別に憧れの仕事でなくてもなりたい自分になれるならそれでいいししたい生活ができればいい 夢なんて『最高の一杯が飲みたい』その一杯のために仕事を頑張ることだっていい 温泉に行きたいとか、あの服が欲しいとか、アニメをみたい、あの人のライブに行きたいとか・・・ そういう小さな夢を追いかける人生だって立派な『幸せ』ですよね もし病気の人がいるなら健康になる為に生活をしては治りません。やりたい事をする為に生活をしてください。 あなたがあなたであるのは私生活の方です。私生活が豊かになる仕事をしていればOK 夢を求めるのは仕事ではなく私生活 その為にはナンバー1ではなく誰もが真似できないオンリーワンになることです。ナンバー1になったら学歴・派閥・権力・御金の?がりのラットレースに巻き込まれます。 視点を変えれば夢もやり甲斐も無限に溢れてきます 以上がコロナ禍で尚更想定通りになった転職理由です。怒られそうですが新しいライフスタイルを提案したいのです。 今後共宜しくお願いします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、そんな事で今年もセミナーをします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎現在・広島カレッジ 福岡カレッジは正式に開催していますが締め切っております ◎今遊びに行きたい所は、北海道・横浜・神戸・島根です。その為 北海道・東京・大阪でセミナーをします。 ◎その為に新規の方・再受講の方向けに動画配信を開始します。ベーシックとして全6回(各30分から60分)+10時間の実技講習 基礎的な身体と咬合の関係と手技の基本 動画配信について期間中は何回でもスタッフさんと共有してください。 ◎実習は・大阪 8月7日8日 ・東京 9月11日12日・北海道(札幌)10月16日17日・福岡 11月20日21日 卒業生・受講者向け◎ザ臨床・新潟 5月2日3日 ◎来年度受けたい方は動画配信と・スクーリングを先にお受けください。次回割引参加でお受けします。 またトリートメントやファスティングをするための宿泊施設の改装や船舶免許もとったので土曜日午後から日曜日にセミナー、その前後に観光や田植え・稲刈り、畑仕事、シャケ、白魚、サザエ、釣りなどの体験もできます。ヨガや瞑想、座禅も提供していきます。 今年は無理かも知れませんがホリスティック医療の仲間と ハワイ・サンフランシスコ・スペイン・カナダ・オーストラリアと繋いでハワイはコロナ禍でまだ選択出来ないですがハワイ大学医学部にお願いして解剖実習をしたいと思っています。 サンフランシスコでは私が学んだホリスティック医療やバイォフィードバックを州立大学にお願いをします。3日間は講義ですが後の3日は遊んでください。 さて、今年はどんな年末を迎えるかベストを尽くしていきましよう。 人生を楽しみましょう!!
2021.01.31
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今年も米百俵プロジェクトの田植えが終わりました。最近は私自身は時間が本当になくて役割として販売する方にまわっています。2007年におきた中越沖地震の恩返しプロジェクトから始まったもので、作った御米を安く提供してその利益を海外や国内の災害支援にあててもらうというもの題字を書いて頂いたのはもう10年以上の付き合いになる。鎌田實 先生よく人は「私このご恩は一生忘れません」といいますが忘れてしまうケースが多いですよね私もそうだと思います。きっと幾つもの失礼があると思って生きています。よく「恩をかけたことは忘れてもかけてもらった恩を忘れるな」という言葉があります。この10年以上にわたりフィリピン、タイ、ネパール、インドネシア、ハイチ、東日本、熊本、西日本豪雨・・・ずっと続けているからわかることがあります。実際に子どもの笑顔や手のぬくもりをみてふれているから・・・・必ず届けてています。今年も続けます。忘れないために続けます。御米はコシヒカリ 30キロ14500円と消費税と送料です。想いと哲学のある御米です。是非、お買い求めください。ありがとうございます。未来予想図実行委員会 下條 茂
2019.05.23
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震災から幾度かの朝を迎えて冷静になったり本当に今後について向き合うことになる方も多いと思います。ほんとうに大変ですよね。 子どもたちは、あかちゃんがえりしたり、お年寄りとはエコノミー症候群の危険が出たり薬を飲むのを忘れていたり飲めなかったりとトラブルがおきる時期です。 どっと疲れも出てくる時期ですから体調が悪ければ専門の医療機関を受診してください。あと、少しではありません、これからが長いですから「あなた」の体と心が一番大切です。 そして解体、修理、施工、食品、備品の販売などをはじめ色んな業者も利益目的で入ってくる方がいますから本当に気をつけてください。近くの御年寄りも安易に契約などしないように気にかけてあげてください。 下記は私が東日本大震災や熊本地震の時にFM東京で取材をうけて出演した時のものをまとめてくれています。参考にしてください。 FM東京 震災時の心のケァ 1https://www.tfm.co.jp/lh/index.php?itemid=108567震災時 心のケァ 2https://www.tfm.co.jp/lh/index.php?itemid=108609震災時 心の:ケァ 3https://www.tfm.co.jp/lh/index.php?itemid=108642 全損壊や部分損壊の方もいると思いますが、全損の場合はわかりやすいのですが部分損壊の場合は、必ず損害部を写真撮影をしておいて欲しいと思います。 罹災証明書や手続きの時に必要になります。 予算の中で余ったり、寄付が集り支援を後々になって申請が出来る場合もあります。 震災の回復期には復興と復旧という言葉がありますが、今は復旧の状態でライフラインをまず確保すること、これは公的機関の仕事が主ですが それから復興、マイナスから前の生活に戻すところがありますが この復興が本当に1人1人の負担になります。誰かが助けてくれるかと言うとそんなことはありません、私もそうでしたが施設の再開に2重ローンをしたり大変なことが待ち構えています。 そして、風化がおこります。 一般の方はもちろん銀行でも何でも、その時の震災によるダメージは皆半年ぐらいすると忘れてしまい被災者だけがその問題と向き合い続けることになります。 だから、私たちは風化をさせないように色々なことをしてきました。 多くの方がテレビでみている自分の時はわかったような気になりますが当事者はそんなに甘いものではありません・・・ 来月には家賃や請求書もまわってきます。働くところもなかったり自営の方や会社も震災の復旧に追われて大変になってきます。 そんな時は早めに公共機関に相談をしてみてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/ 下條茂 文責
2018.09.11
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平成の米百俵プロジェクト = 中越沖地震への全国から頂いた支援への 恩返しとして始めたものですが今年で9年目を迎える事となりました。https://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/ 続けられることに本当に感謝をしています。 忘れないこと忘れてもらわないこと 風化は本当に人の記憶を遠ざけます。 私のところでさえ建てた院が被災して取り壊しになり借り入れを免除してくれるわけではないですから新しく建てた事でまたあらたに様々な負担がおこり やっと9年で二重ローンの一つ目がゼロになり今度次のものを返していくんだと思います。 震災がなければ何も必要がなかったものですが・・・地域では本当に多分みんな同じ事がおきています。 皆さんも、自分がやっと手に入れたマイフォームが地震で壊れ、またあらたなものを手に入れると考えてもらえれば大変な事は想像できると思うのです。 だから、被災地域は様々な面でボディブローのような景気の鈍化や消費経済が活性化できないのは仕方ない事が多いです。 私は他地域で仕事や講演をすることが多いので肌でそれを感じています。 だから、企業努力がどうの経営がどうのと・・・色々ありますが 被災地域のマイナスからのスタートは本当に長期にわたり大変なんだと思います。 でも、とにかく生きれていることに感謝して 「あの震災があったから今がこんな幸せ」といえるようにしていきたい 最近は海外よりも日本での災害が多いために日本に寄付をしておりますが今年のお米の収益の一部は、熊本地域、朝倉地域の子どもたちの支援にまわるようにしていきたいと思っています。(来月、福岡に講演にまいりますのでお渡ししてきたいと思います) 何時も御支援を頂いてる皆様、今年の本日からお米の出荷を始めます。是非、想いのこもったお米を少しだけ様々な地域に事を想いだして 美味しくご賞味くだされば嬉しく思います。 世界の子どもたちから預かった絵ももう一度どこかで展覧会を開きたいと思っています。 幾重にも感謝しています。 それが10年続けている理由かもしれません 下條 茂
2017.09.25
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災害にあわれた方々にはお見舞い申しあげます。今は気持ち、体力ともに動けない時は無理に動かないで良いですし、復旧、復興には本当に時間がかかりますから焦らないでくださいね。日本中が人事ではないと感じて動いていると思います。朝倉市水害ボランティアhttp://asakurashi-shakyou.jp/母乳育児等をされているお母様たちへhttps://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/2001/災害の心理学 行政・マスメディアhttps://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/2027/ボランティアに入られる方へ7月9日10時より朝倉市災害ボランテアセンターがボランティア活動の受付を開始するようですからきちんと登録後に必要と思われる時期に必要とされる所に派遣をされるように情報を集めることが大切です。・朝倉市朝倉球場・朝倉市災害ボランティアセンター 080-2300-3558http://asakurashi-shakyou.jp/また、近隣地域でも様々な被害が出ていますから様々な地域からの情報をとりながら近隣市町村にも問い合わせをしてみることも必要と思います。経験から土砂の泥が乾き、ほこりが舞いますから、マスクは絶対に必需品ですし、 夏だと作業していると汗や気温で体力が異常に失われます。ですので夏の災害支援は本当に体調の悪い方は参加されない方が良いと思っています。 下記、注意点を引用しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・廃棄するものでも、家族にとっては大切な思い出のつまった物ばかりです。取り扱いには十分配慮しましょう。◾被災された方の気持ちやペースにあわせよう◾お話をたっぷり聞こう◾真剣さと笑顔を織り交ぜて◾塩分と休憩はしっかりとろう服装◾帽子orヘルメット◾ゴーグル コンタクト使用者は必須!!◾防塵マスク立体型がおススメ◾タオル◾長袖あつくても◾名札 身分を示す◾厚手で長めのゴム手袋 軍手はNG(中にはめるなら汗を吸うのでGood)◾水筒 目や手の洗える水がベスト!!◾長ズボン◾長ぐつ長いタイプがいい ウェストポーチやディパックで荷物をひとまとめ◾雨具 上下別で。防寒にも◾梅干 塩分必須◾ミニ応急セット◾貴重品 作業環境 要注意!! ほこりや泥はバイ菌だらけ! 汚物、漂流物・・・ クギやガラスなども流れてくるのでケガに気をつけて! 流木・切り株・車・ブロック壁・・・ いろんなものが流れてくる屋外◾流木のこぎりやチェーンソーで細かく切って運ぶ◾泥 水害によって泥の質が違う軟らかいうちが勝負!!固まると作業がハードに。◾側溝 1.バールでフタを開ける2.角スコップなどで泥出し3.うまく流れるか水を流してみる。その際ご近所の状況も確かめて◾家具など電化製品類、家具類などと分別して出そう◾庭の泥 剣スコップで泥出し、一輪車で運ぶ屋内◾ふとん・畳 腐ると悪臭を放ち、不衛生になる水分を含むとムチャクチャ重い! 時が経つと発酵してふくらみ、熱も発生する◾ふすま・サッシ とにかく水で洗い流す一度では泥が浮いてくるので、丁寧に洗おう◾土カベ バールやかけやでかき落とす◾床すべりやすい水を吸って弱くなっているのでふみ抜きやすい クギやガラスに要注意!!バールを使ってはがす。 (※フローリングはノコギリが必要な場合アリ)◾泥1.泥出し道具に水をつけながらやると泥がつきにくい2.洗浄デッキブラシや水切りなどで3.消毒・乾燥 窓をあけて扇風機で乾燥。 床下などは石灰散布が効果的。◾その他 冷蔵庫やエアコンのフロンガス回収を忘れずに。 水に浸かった車はぜっっったいにエンジンをかけない(発火やエンジンが全壊する恐れあり) 道具用途一覧◾剣スコップ固い土・堆積した泥◾角スコップ床下の泥出し道路や側溝などの平たい所◾十能 縁の下・側溝◾ミニスコップ(コテ) 家の中の細かい泥◾じょれん・どうぐわ側溝◾バール(大・小) 土壁落とし・家具の解体 床板はがし・側溝の蓋開け テコがわり◾かけや土壁落とし◾のこぎり流木などの裁断フローリングの床板はがし※型枠用か植木用が便利◾デッキブラシ・たわし床板・道路・壁掃除◾水切り※雑巾より便利◾モップ水切り・拭き掃除◾バケツ ぞうきん・タオル洗い※取っ手が壊れるので入れすぎ注意 壊れにくい丈夫なものがよい◾一輪車 荷物・泥の運搬 水を入れるなど※深いタイプがオススメ◾土のう袋 泥・細かいがれき・廃棄物を入れる※腰を痛めるので6~7割以上は入れない水は時間がたてば抜けるので気にしない平らに積み重ねると崩れにくく、キレイ泥が流れ出さないようしっかり口を結ぶ◾ほうき掃き掃除※室内用と屋外用と分けて使う◾雑巾・タオル拭き掃除※普通タイプがなにかと便利。大きいとかえって不便◾スポンジ・歯ブラシ細かいところの掃除◾ちりとり水切りがわり狭いところの泥だし※割れにくい金属製がオススメ あると便利な道具たち◾左官用フネ機材・長靴の洗浄※資材担当で活躍◾高圧洗浄器 高いところの洗浄 道具の掃除※レンタルあり◾チェーンソー流木・倒壊家屋の処理※使い慣れている人のみ◾ブルーシート家財などの下に敷く資材の保管・屋根補修◾パワーショベル荷物運搬・がれき撤去 泥だしなど※レンタルあり・免許必須バケットサイズ0.1立米が手ごろ◾フレコン(トン袋) 大量の泥※重機での回収が必要◾軽トラック人・物の運搬※小回りが利いて狭い道でもOKレンタルあり安全と衛生 無理せず、ケガなく次の日に元気をのこしておこう! 笑顔がなくなると被災者の方が心配するヨ!◾粉塵まれに短期間で病気を起こす恐れあり。→粉塵用のマスクやタオルでカバー◾熱中症 大量の汗や通気性の悪い服での作業・睡眠不足・お酒の飲み過ぎに注意!→水分・塩分(水だけじゃダメ)・休憩◾破傷風 深い刺し傷に注意!→ケガをしないように長袖・手袋・長靴・安全靴を装着する◾活動後はうがい・手あらい! 目に泥がよく入るので真水があると便利。 【出典】レスキューストックヤード|東日本大震災支援関連情報http://rsy-nagoya.com/rsy/オリジナルファイル【PDF】http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf
2017.07.09
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凄い勢いで高齢化の未来が確実にやってくる。 2025年には、人口が最も多い団塊世代約670万人がすべて 75歳以上の後期高齢者となる。 これがどうゆう事がわかっているだろうか? 国民の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上という超高齢社会の到来、 人類が未だかつてまったく体験したことがない未知の領域だ。 少子高齢化・・・ 生物が本能というべき子孫を残す生態系をやめた 年金を払わない人 保健に入らない人 税金を払わない人 言葉は悪いのかも知れないが日本という国が維持をしていく中で 今の社会を維持していくには本当に必要なのだ、累積赤字がこんなに あるのに個人の貯蓄額は増加傾向にある。 みんな、だれかの為に生きようとしない 自分、自分、自分・・・自分を大切にしている それなのに、自分の健康は二の次で 貧困の国があり、栄養失調で死ぬ子どもたちがいるという知識を 高い教育で知りながら 世界一位の薬の消費国・・・世界では薬がなくて死ぬ子どもも 助かる命を落とす人も多い・・・ 食べ過ぎて糖尿病は増え、肥満は増え、自分の健康管理をしない そして生活習慣病になり、大きな病気 介護保険のお世話になる・・・ 健康を生業としている私たちは 次ぎの世代に渡すとき、どんな顔していればいいのか 年金でないわ 病気しても、保健使えないわ 私はただ、それが「嫌」なんです。 私が出来るアプローチは予防医療推進して病気や寝たきりを減らすこと 寝たきり1人で1人月34万円 年408万 10年で4080万かかる 10人で 4億 100人で40,8億 1000人で408億 1万人で4080億 これを減らせば 確実になんとかなる。 なんとかせんとね。 今、私たちが提案している知識、プランは予防医療に対して未来があると 世界からの沢山のニーズがある。 テクノロジーの進化もさらに加速して、今後は、さらにIOT・AI、ロボティックス、 宇宙開発、医療など様々な分野での飛躍的な技術革新が見込まれている。 1992年のアメリカで描いた未来はもうそこにあります。 人工知能の能力が人類の叡智を超えるようになるといわれる 「テクノロジカル・シンギュラリティ」の議論も現実味を増してくる。 これから、公共機関とITを繋いで次ぎの世代に対してのチャレンジをしていく。 2001年NPOを作った時から16年の時を得て再チャレンジ・・・ 諦めなければ何度でも・・・ やっと動きだす。゜ NYから帰りまして、様々なご報告が出来るようになりましたら全容を お話できると思います。 第五章が始まる。 本日もお読み頂き感謝しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セミナー日程をご確認ください http://ameblo.jp/siseidr/ ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎コンサルタント オブ ナチュラルメディカル ~全身と咬合・心・精神・脳・食事と統合医療について~ のバックナンバーはこちら ⇒ http://archives.mag2.com/0001627105/index.html?l=zjw0010a40
2017.06.07
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この時期に気をつけなければいけないのがアニバーサリー症候群だ ◎アニバーサリー反応とは、災害が起こった周年記念日などの節目で「報道や新聞、季節、会話などを通じて被災者が震災の状況を思い出し、一度治まっていた心身の異常が再発する」こと 東日本や様々な震災を経験した方々、また全くあわれてなくても報道で何度も何度も流れるうちに、気持ちが落ち込んだり、心臓がバクバクしたりめまいがしたり、苦しくなったり、不安になったりすることもあると思います。 余裕のある方は、まわりで少し具合の悪い方がいたり何かおかしいなと思う、お年寄りや子どもがいたら目を配ってあげてください。 声をかけてあげてください。 そして、駄目な場合は専門医に受診や相談や公的機関に話しをしてみてください。各地域の市役所連絡をしますと対応をしてくれます。 民間で高額をとられる時も多いですから気をつけて頂きたいと思います。 あなたの心が弱いからおきるわけではありませんしおかしいから起きるわけではありません 無理をせずにゆっくりゆっくり抑えていた気持ちを吐き出すことから始めてみてください。 阪神淡路、中越、中越沖、東日本、海外そして熊本でも支援をしてきて情報を流す時期というのが本当に大変だが、何時も震災のときには声を届けさせて頂いています。 http://www.tfm.co.jp/lh/index.php?itemid=108567 最近は年齢的な特性として後方支援や資金集めにまわることも多いが声をかけて頂くのは私が何時も現場主義だからだと思います。 皆が 私に「今」何か出来ることはないかな・・・ と問いかけてみてくださいね。
2017.04.11
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2011年 皆さんはどんな年でした? そして今日3月11日は何をされていました? 何を想い、何を感じていました・・・・ 私たちの町 柏崎は 中越地震があり、中越沖地震があり 二度の震災は私たちの気力や経済力を簡単になくすものでした その頃の私たち柏崎のスローガンは「まだまだ柏崎」という ものでした。でも皆、空元気で限界だったと思います。 多分私も含め建てた家が崩壊して二重ローンで今でもそれは続いていますから 大変な方たちが沢山います。 そんな中で少しずつ動き始め、1つ1つ積み上げてようやく何とか 動けるようになり、私は柏崎を元気にする為に、県との動きの中で新しい 施設を作る準備を始め、3月12日市内扇町、3月の末には長岡、 そして7月には長浜とオープンさせた時期です。 とにかく地域を元気にする為 沢山の支援を頂いた方への全国の方々に恩返しをする為に・・・・ でも、そこでおこった2011年3月11日 東日本大震災 私が派遣されたときは東北地方太平洋沖大地震という名前の時で ヨウ素カリュウム丸をもって17時間かけて次の日には現場にいました。 また、その年はムラピ火山土石流災害で4月にはインドネシアにいました。 阪神淡路からどんな時も、適材適所を客観的にみとて傍観者になることは絶対にしないと決めています。 かならず現場で動き、現場で一番必要なものを肌でもって感じて情報を上げていく・・・ そして、それをやり続ける 試されているのだからベストを尽くす だから、震災が起きると東日本大震災の時も、熊本地震の時も最初の朝に ラジオで全国に呼びかけられるのだと思います。 その時に心がけるのが平常心です。 私の声が届く時に気持ちを穏やかにして届けると聞いている人は穏やかな気持ちに なるでしょうし、私が不安で呼びかければ不安になるでしょうしね。 でも私も怒る時があるのです。 想いがあり出来る環境があるのに 理由を沢山つけて実行しない人 をみた時 でもこれは怒るというより、もったいない気がするのかも知れません。 諸外国をみても貧困や戦禍で苦しんでいる人がいる。 この方たちはどんなに頑張っても、今私たちがいる環境までたどり着く 事は簡単には出来ない その環境にいるのに自立できない人たちをみると哀しくなるのです。 目の前で倒れている人がいるなら助ければいいし 目の前で苦しんでいる人がいるなら手をさし伸ばせばいい それに理由をつける必要はないし、理由はいらない 今年は、不登校の高校生たちに話をする機会も頂いている。 そして、ちゃんと予防医療を広めて、少しでも日本の医療費を削減して 社会保障費を削減して少しでも良い日本にして未来に届ける。 未来って「子どもたちからの預かりものだと想うのです」 そしてそれには責任があると・・・ だから、私は今日もちゃんと生きる。 そして感謝して生きる。 http://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/diary/?PageId=3 http://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/diary/201104020000/
2017.03.11
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今日は、私の人生を変えたと思う下足番について話をさせてもらいます。 人生なんて苦労した事は皆ためになるなと思いますし 自分の生きてきたストーリーになりますから歳をとると財産ですね。 よく先生の所には一流の人が集るよねと言ってくれる人がいますが どうしてと言われて 理由はわからないのですが 最近思うのは 1つは私が自分の弱い所を知っているからだと思います 。 弱い所、完璧でない所を理解して客観的にみて専門家に頼ったり 任せるなどしているからだと思います。 だから、先日のブログでも書いたのですが「有難い」ことばかりがおきます。 http://ameblo.jp/naturalmedical/entry-12251072805.html あとは、幼少期の生活ですね。 母の実家の17代続く、しきたりのある旅館に何時も預けられていましたから 子どものころから皿洗い、送迎、接待、案内、お客様の お迎えやサザエ売りまで色んなことをしてたかなり変わった子どもでした。 でも子どもですからね 出来るだけ手伝いを終えて遊びたいですからね、 最初はいやいや皿洗いなんてどうやったら早く やり直ししなくていいように丁寧に出来るかを考えてやっていました。 中でもこのメルマガの題にもある下足番は為になりました。 こられた方の靴を揃えてお預かりして、また帰る時に その靴をお渡しする。 単純な御手伝いです。 宴会のある時は100人以上の人の靴と顔を覚えて 出す事も遊びにしていまいやっていました。 ただ、その時にどうしたら良いかを常に工夫をしていました。 名前を覚えること、靴べらを遣いやすい位置におくこと 靴と靴の間をその人の体系にあわせておくこと また、玄関と靴との距離を考えておくこと、 お年寄りや、女性は・・・・身長は・・・ とにかく考えて工夫をしていました。 子どもですから、保育園から帰って遊びにいきたいけど ちょうど、その時間がチェックインの時間ですし サービス業ですから人の休み日は働く日ですから たぶん普通よりは友達とはあまり遊んだことがない子どもだったかもしれません。 これが家の仕事ですからね。 その頃から、やるべきこと、やりたいこと、やらなければいけないことを理解 していた凄い恵まれていた子ども時代だったと今は思います。 そこで身に着けたものが私の基礎になっていると思います。 小学生になると会話も出来るようになります。 「〇〇様 去年もこの時期に来てくれまたね」 「今回の海は楽しかったようで大分日焼けしましたね」 「そこ怪我していますから、今カットバンもってきますね」 離れた駐車場に案内する時も大人としゃべれますから 少しでも役にたとうと季節のこと、ニュース、気候・・・・色んな事を 調べていました。 どうしたら喜んでもらえるか、 楽しんでもらえるか どうしたら役にたてるか・・・ それを考えて仕事を楽しんでいました。 かわいそうなんて言う人もいましたけど、それも価値観ですけど 決めつけないで欲しいですね。 何時も、子ども扱いされずに 認めてもらい信頼されて、やりがいのあった 私にとっては良い子ども時代なんです。 今も、色んな事がありますが、どんな環境でも仕事でも、そこにベストを尽くせなかったり その環境や人を卑下していても仕方がないですもんね。 夢ばかり言う人は沢山いますが、達成する人は一握りです 成功は地道な努力を「やり続けた人」か「やらなかったか、続けなかっただけ」 だけの気がします。 そしてね、この一流の人たちは、自分も努力をしてきましたから その小さな事ても努力でも本物なら必ず見つけてくれますし選んでくれます。 ただ、当たり前の事は当然出来た上で感動がなければダメですけどね。 そしたら、きっとあなたの周りも一流の人たちが集ってくると思います。 皆さんにも本当に一流の人と出会って欲しいのです。 この方たちは自分があります。 優しくて、努力家で謙虚です。 そして、苦労している人、努力している人に対して正しく評価をします。 ただ、努力してない人、怠けている人に対しては全く気にもとめません・・・ 一瞬で見分けてしまいます。 私も、この1つ1つの拘ることが出来なくなったら、その場で仕事をやめる 覚悟で何時もいます。 本日も、お読み頂き感謝しています。 実践派、下條のセミナーはこんな事が基礎になっていると思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎東京 総合手技コース (初心者からプロまで誰でもが受講をしていただけます) 東京カレッジ 4月15日16日スタート 原則第2土曜日 第3日曜日 締め切り 3月21日 定員10名 新規定員 残席6人 新潟通常コース 新潟カレッジ 4月9日スタート 第2日曜日 費用、日程、カリキュラムを御確認ください お申し込み・日程の確認は下記で http://www.naturalmedical.org/school.html 問い合わせは natural@kisnet.or.jp ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎ザ・臨床(テクニックのみの実習のみ) 大阪 春 6月24日25日 秋 9月30日10月1日 東京 春 4月29日30日 夏 7月16日17日 冬 12月16日17日(総合臨床練習) カリキュラム 土曜日 10;00~15;00 ナチュラルメディカルの手技の確認 16;30~20;00 ナチュラルデンタルカイロの手技の確認 をさせて頂きます。 (歯科の方は16;30分以降からでも大丈夫です) 日曜日 9;30~16;30 診たて方と手技の確認 受講費 卒業生 2日間で5万円 (一般6万円) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月より本格的に始まりますが「限定12名」のeランニング モニター あと3名 テキストのみを最初におおくりして理論や考え方を予習してもらい実習のみを東京または大阪で上記 2日間行う企画を用意しました。実習の方はどの地域やどの回でも御参加いただけます。 クレニアルとして治療でも歯科医院やユニット上でも出来るクラスです。 受講料 資料・テキスト代込み3万円(申し込みから約3ヵ月間で6回の資料をお送りします) これも今回限りの特別価格にしています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新潟 夏合宿(カレッジ卒業生・受講生のみです) 8月25日金曜日 手技の確認 練習会 参加費5千円 8月26日27日 2017 夏合宿 26日14時集合~27日16時解散 ・メディカルカウンセリング講習 ・臨床発表 定員24人 15,000円 1泊2日 宿泊5000円(夕・朝・昼付) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 認知行動療法 (医師・歯科医・カウンセラー向け) ・5月3日15;00~20;00 5月4日9;00~15;00 認知行動療法 新潟 ・11月18日19日 認知行動療法 東京 2日間 47,250円 (再受講1万) 認知行動療法(バィオフィードバック)など基礎を学び、ストレスの軽減、 睡眠、不安、トラウマを軽減してストレスから来る症状や痛み、ブラキシズ の改善を最新の脳科学、心理学を駆使して行う新プログラムです。 ご興味のある方はお知らせください。 メディカルコーチングの技術も取り入れますので臨床等でも使えるようにします。 また、トレーニングでお互いの状態を取扱いますので御自身の問題もクリアー になってまいります。 (精神系の投薬をうけている方は御相談ください) 定員10人(最低4人) 締め切り開催1ヶ月前 2日間 47,250円 (再受講1万) 「メディカルコンシェルジュ」セルフドクター講座 (セラピスト・主婦・歯科衛生士・助手向け) 御希望の多かったコースの開催です。 ・食事学の知識・メディカルカウンセラー・メンタル・マインド・フィジカル のとらえかた 一般の方向けです。 4回 12万円 ナチュラルメディカル東京 定員8人(最低4人以上) 締め切り3月15日 4月15日(土曜日)10;;00~15;00 5月20日 10;00~15;00 6月17日 10;00~15;00 7月15日10;00~15;00 全て出席された方に「メディカルコンシェルジュ」 修了書をお渡しします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナチュラルメディカル東京の専門コースはこちらから http://www.naturalmedical.tokyo/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナチュラルメディカル カレッジ http://www.naturalmedical.org/NaturalMedical.html カレッジ本コース http://www.naturalmedical.org/school.html 歯科コース http://www.naturalmedical.org/dentalCollege.html 応用コース http://www.naturalmedical.org/publicSeminer.html eラーニング http://www.naturalmedical.org/eLearnning.html それでは春にお会いしましょう!! ありがとうございます。 問い合わせ 新潟県柏崎市長浜町1-39 ナチュラルメディカル 0257-21-1625 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナチュラルメディカル 株式会社 代表取締役 下條 茂 携帯電話 090-3063-0850 新潟本社・新潟県柏崎市長浜町1-39 TEL 0257-21-1625/FAX 0257-47-7211 東京支社’・東京都渋谷区上原2-32-3 y 202 ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎コンサルタント オブ ナチュラルメディカル ~全身と咬合・心・精神・脳・食事と統合医療について~ のバックナンバーはこちら ⇒ http://archives.mag2.com/0001627105/index.html?l=zjw0010a40 ◎コンサルタント オブ ナチュラルメディカル ~全身と咬合・心・精神・脳・食事と統合医療について~ の配信停止はこちら ⇒ http://www.mag2.com/m/0001627105.html?l=zjw0010a40
2017.03.01
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今、様々な仕事をしていますが 色んな質問や相談をうけます。 人だけでなく、経済、会社、地域、公共サービスと 本当に多いです。 今日の報道では世界の 東芝の社員の給与が200万減とか、 アスクルは倉庫が火事で決算が・・・ 家族か病気で介護を・・・ 交通事故にあった・・・ 子どもが・・・ トランプ政権で輸出が・・・ 保険制度が・・・ 色んなことが世の中ではおきます。 ホント今はスピード感が必要で昨日まで、当たり前の事がまったく違うものに なってしまうのですね。 10年ほど前に2007年 17歳の高校生が「大学に行って理学療法士になりたいけど先生どう思いますか?」 と質問に来ました。 「私は本当に好きでやりたいならやってもいいと思うよ、でも仕事として やるなら2030年人口は500万人減、お年寄りも減っている・・・ 理学療法士になりたい人も今大学も増えているから凄い増えていくよね 今はいいし、2028年ごろまではいい職業かも知れませんが・・・ でもそのころは40歳 子育てをしているとしたら一番お金がいる時期 そして将来は年金や医療保険は崩壊している可能性が高い」 学校も社会も政府も任期中の今しかみてないから 介護が足らないから介護の学校 歯科医がたらないから歯科の学校 パソコンがといえば情報関係・・・ 弁護士が・・・ 医師が・・・ その場だけで先を想像出来る人が減って来ていますね。 だから、私の所には色んな相談が来るのですが・・・ 2030年 私は還暦を超えている(笑) きっと年金はもらえない、 経済が破綻していれば色んな制度もかわっていく、人手不足と人過剰は 交互に来るのが経済 2030年には今の仕事の47%はなくなっているらしですしね。 今の世の中何が大切か、一番は自己投資だと私は思っています。 そして基本をしっかり学び本物になって 選ばれる人になっていれば どんな社会でも生きていけます。 そして目を向ければ世界は広いです。 本日もお読み頂き感謝しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎ ナチュラルデンタルカイロ 締切り迫る 一番いい状態で咬合調整が出来る歯科ユニット上で出来るコースで 現在広島でスタートしていますが本当に沢山の方に喜んでもらえるので やって良かったと思います。 http://www.naturalmedical.org/dentalCollege.html 大阪締切 2月23日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎東京通常コース (初心者からプロまで誰でもが受講をしていただけます) 東京カレッジ 4月15日16日スタート 原則第2土曜日 第3日曜日 締め切り 3月21日 定員10名 新規定員 残席6人 新潟通常コース 新潟カレッジ 4月9日スタート 第2日曜日 締め切り 3月6日 定員16人 費用、日程、カリキュラムを御確認ください お申し込み・日程の確認は下記で http://www.naturalmedical.org/school.html 問い合わせは natural@kisnet.or.jp ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎ザ・臨床(テクニックのみの実習のみ) 大阪 春 6月24日25日 秋 9月30日10月1日 東京 春 4月29日30日 夏 7月16日17日 冬 12月16日17日(総合臨床練習) カリキュラム 土曜日 10;00~15;00 ナチュラルメディカルの手技の確認 16;30~20;00 ナチュラルデンタルカイロの手技の確認 をさせて頂きます。 (歯科の方は16;30分以降からでも大丈夫です) 日曜日 9;30~16;30 診たて方と手技の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ eランニング モニター 「限定12名」残席 6人 9月より本格的に始まります。eランニング モニター参加 終了後にアンケートに答えてもらいます。 テキストのみを最初におおくりして理論や考え方を予習してもらい実習のみを東京・大阪で上記 ザ・臨床の 2日間に参加してもらうプランを用意しました。 実習の方はどの地域やどの回でも御参加いただけます。 クレニアルとして治療でも歯科医院やユニット上でも出来るクラスです。 ※ ザ・臨床では実習のみですので全体的に説明する事はむすがしいで本コースをおすすめしますが ナチュラルメディカルの考え方を理解するにはファーストステップとして良いと思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 認知行動療法 (医師・歯科医・カウンセラー向け) ・5月3日15;00~20;00 5月4日9;00~15;00 認知行動療法 新潟 ・11月18日19日 認知行動療法 東京 2日間 認知行動療法(バィオフィードバック)など基礎を学び、ストレスの軽減、睡眠、不安、 トラウマを軽減してストレスから来る症状や痛み、ブラキシズの改善を最新の脳科学、 心理学を駆使して行う新プログラムです。ご興味のある方はお知らせください。 メディカルコーチングの技術も取り入れますので臨床等でも使えるようにします。 また、トレーニングでお互いの状態を取扱いますので御自身の問題もクリアーになってまいります。 (精神系の投薬をうけている方は御相談ください) 定員10人(最低4人) 締め切り開催1ヶ月前 2日間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分とまわり健康にしたい方 メディカルカウンセリングをしたい方 「メディカルコンシェルジュ」セルフドクター講座 (セラピスト・主婦・歯科衛生士・助手向け) 御希望の多かったコースの開催です。 ・食事学の知識・メディカルカウンセラー・メンタル・マインド・フィジカル のとらえかた 一般の方向けです。 ナチュラルメディカル東京 定員8人(最低4人以上) 締め切り3月15日 4月15日(土曜日)10;;00~15;00 5月20日 10;00~15;00 6月17日 10;00~15;00 7月15日10;00~15;00 全て出席された方に「メディカルコンシェルジュ」 修了書をお渡しします。 それでは、桜の咲く春にお会いしましょう!!
2017.02.21
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色んな夢をもっている人や夢を叶えたいなどのメンタルトレーニングを行うのですが・・・大切なのは、それが「本当に夢」かということです。そして、それを叶えたあとに幸せかということです。例えば、家族と幸せに過ごすために夢のマイホームを手に入れてローンのために家族が集う時間もないほど働かないといけないのはね・・・私は1994年開業当時にログハウスやハーブに囲まれた中で様々な医療・代替医療・補完医療を提案する施設を作ろうと決めました。その為にまず何をしたか、1日100円の貯金一ヶ月で3000円そして1年3600円 10年で36万円・・・お金、自分の覚悟を決めるそれにはどれほどの自分でいるのかを精査する必要がある・・・日々の積み重ねと継続が出来る自分かどうかも疑う・・・そして、人と繋がるためにセミナーをしたり患者塾をしたり仲間を集めたり・・・1つ1つ具体的に確実にやっていく描いて 描いて 広めて 深めて10年たち 資金や人様々な状況がそろったことを確認して2005年に施設を作り・・・ためたお金で最初に買ったのが長靴と作業着・・・夢が叶ったように思いますけど、これは通過点でしかないのです。大切なのは、本当にしたかったこと、ここで何をして何を提案していくのか・・・どうしたら沢山の人に喜んでもらえるのか考えて実践していく・・・一つの夢が叶ってからからが、本当に大切なんですね。形になったものは継続していくことで本当の意味がみえてくるのです。そして二度の震災や色んなことがあり、10年継続して維持した施設は今は長岡の幼稚園に寄付をしたことは先日伝えました。夢は叶うまでは夢でその後には継続と生活がまっています。愛の教会といわれている「サクラダファミリァ」のように教会を何百年とかけて作り育み本当に皆の愛される教会、そして建設・観光と地域をうるおす事業・・・夢を叶えるプロセスと本当の意味に、その奥深さが大切だと感じます。夢を描き、叶え続けていくそこには、本当に足元をみて先をみていく覚悟と想いが大切なんだと思います。さて、今日も温かい予防医療を推進するために大阪でセミナー来週は新潟、再来週は広島・・・東京・・・海外と・・確実に足元と遠くをみながら・・そして大切なのはその後・・・本当の夢は内緒の内緒です。下條 茂
2017.01.15
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私の仕事は、一般の方から経営者、そしてオリンピックやプロスポーツ選手、芸能人やモデルさんまで沢山の方をサポートしているのが日常です。どうして私が選ばれるのかというとひとつの分野だけでトータルでその方をみているからだと思います。身体・メンタル・マインドはもちろんで、それを食、運動、環境、思考、生活習慣までを改善するために1つ1つをコンサルしているからだと思います。例えば 今、様々なところで活躍している 土屋太鳳 さん彼女は自分で考えて行動できる方ですが今日も3年連続、紅白の舞台にいますね 1年目 「花子とアン」 の役の一人として2年目 「まれ」 の主役の後の審査委員で3年目 今年は郷ひろみ さんとのタンザー?として 本当に女優もそうだが表現者・芸術家というのが良いのかもしれないね最初に出会ったころは、真夜中のパン屋さんや、るろうに剣心をやっていたころですがその頃から、凄い素直で勉強家で真摯にお仕事をやっていてお母様も、お父様も まず人としての教育そして子どもたちの考えを尊重しているところが今よくいるステージママと違い尊敬が出来る方々と記憶しています。「何時かNHKの朝の連ドラに出て沢山の人を朝から笑顔にしたい」と言っていたのが思いだされます。本当に有言実行と言っても、この業界では何千、何万という中で自分を高めて、信じて努力をし続けないければいけないので凄いと思います。私の所には東京ドームでコンサートをする方々も沢山きますしハリウッドの方も来てくれますが、そんな中でもピカ一です。そして礼儀の正しさ謙虚さやひたむきさ、仕事に対する至誠も凄い尊敬できる人なんです。夢ってかなえるときに沢山の方々の応援がないと叶いにくいですから、そんな土屋太鳳さん彼女の「一所懸命」な姿勢を感じ、そして見て皆が応援をしているのだと思います。そして、裏表のないのも、この業界では珍しい震災や災害、時期によっては人のその都度の気遣いがあるということは周りがみえている証拠ですしね。この年齢では凄い・・私も仕事の合間に「PとJK」の撮影地 函館に行ったりしましたが面白いもので忙しくても日程がお互い合うのです。これは、何時も思いますね。本当にこうやって夢を持って本当に沢山の努力をしている人には神様がいるならタイミングを合わせて微笑むのだと思います。最近はやっと余裕が出来て自分のペースで身体を鍛えたり体調管理が出来ていますから本当に嬉しく思います。以前から、よく言われているのが私のところにくると運がよくなる、大きな仕事がはいる夢や願いが叶うという人がいますがそれは違いますね。ただ、私のところに来ていても自分がその夢の為に努力をしなければ叶わないのは当然です。夢をもったら覚悟して、その為に出来る限りのことを日々やり自分で引き寄せていく引き寄せの法則を 何か向こうからやってくると勘違いしている人がいますが自分で引き寄せなければ何も夢は叶わないのです。そして叶えてたとしてもチャレンジし続けることで夢を見続けることが本当に大切なんだと思います。さて、来年で未来予想図実行委員会らの活動も10年目来年も沢山のサポートをして皆さんの夢をサポートするコンサルティングをしていきたいと思います。そして、そんなことが出来る人を多方面で教育していきたいと想っています。http://www.naturalmedical.org/index.html本年も皆様から沢山の想いを頂き心より感謝しています。それでは良い年をお迎えください。未来予想図実行委員会 代表 下條 茂
2016.12.31
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数年前にこんな方が相談に来ました。(本人許可済み) 「先生、僕、プロのギタリストになって自分の音楽を聞いてもらって 周りの人を幸せな気持ちにしたいから、私の夢を応援してください。 そして、大学受験もやめて音楽の道にすすみたいから父親に話をして もらえませんか?」 と高校三年生が来た 素敵な夢だな~と思った。 という事で私は私の知り合いのブロギタリストを紹介しょうと この高校生に 「一度、私にあなたのギターを一曲聞かせてもらえないか?」と頼んだら 「まだ、弾いた事がないけど、携帯電話のギターアプリでは凄いんです・・・」 笑い話にしたいけど本当のホント・・・ 最近、こんな事が多い気がする。 知っていると出来るは違うし、 調べたからと言って理解しているわけでもないし考えたわけでない 自分のフィルターにもかけてないし、真実な情報かどうかもわからない・・・ そして実際にやってないなら問題外だ! 以前の「虫二」の話でもすぐにネット調べでもわからなければ 「解らない・出来ない・無理」と言ってくる人もいる。 こんな事だとドンドン脳は退化するだろうな~ コミニュケーションもダメになってくるだろうし・・・ 以前、ゴルフの尾崎直道さん、飯合肇さんという賞金王をとった当時に サポートをした事があって、その噂を聞いてゴルフを教えて欲しいなんて 頼んでくる人がいて・・・ 私に出来るわけがない 野球選手も沢山みるけど野球なんて小さい学校でチームも出来ずに バットなんて握ったのは多分、人生で20回あるかどうか・・・ ワールドカップで新潟に一流選手が沢山来ていた時にサポートもしたし 当時のスター選手の治療もしたけど サッカーの事は知らない その競技がどんな身体の使い方をするのか、 筋肉の何処に負担のかり何処を強化した方が良いのか、 神経領域で強くするのは何が必要、 ゴルフにおけるメンタルはとか・・ 勉強はとことんしますが ただ、その領域で生きている人たちや勉強をずっとしている専門の方には かなわないから「知らないと」伝えて出来るだけ教えてもらい一緒考えていく事で その方に必要な情報を創り上げてオーダーメイドにしていく これが色んな事の深さになってくる。 知っているフリが一番恥ずかしいですもんね。 私たちプロのセラピスト、治療家、医療者は最大の準備をして その時出来る最高の結果を出そうと努力はする必要はあるけど 現実がないと・・・ 「私、泳げる為に沢山勉強して頭で理解したらプールに行きます」 「私、自転車に乗れるようになったら自転車に乗ります」 と言っているようなもの・・・ 準備も知識も大切だけど 行動する事の方が大切! すり傷や何度も転んで痛い思いして、何度も失敗して出来るようになるんだから 失敗やコンプレックスはそのままにしないでリカバリーをすればいい課題なんだよね。 後は出来る方向を探すこと 私は自分で出来ないものは 「教えてください」と直ぐに人に頼んだりしています。 餅屋は餅屋です。 見栄を張ったり、嫉妬したり、誰かのせいにしていると 生きている時間がもったいないですよね。 ナチュラルメディカルの予防医療は実践重視 クライアントさん視点で難しい単語や自分の事を偉くみせる為の 技術は御伝えしていません さあ、来月から広島がはじまり 4月からは大阪・東京・新潟のコースも始まります。 年初めには、ナチュラルメディカル心理講座の特別コースが開催されます また、メディカルコンシェルジュも久しぶりに開催予定で 楽しみな2017年です。 是非、本やらネットの誰でもがみれる情報を捨てて、実際に私たちに会いに来て 話をしませんか? どちらが上とか下でなく患者さんの為と自分の成長の為に共に学び合うのが ナチュラルメディカルスタイル です!! 本日もお読み頂き感謝しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セミナー案内 一般向けからプロ向けまで様々な講座を開催しています。 ナチュラルメディカル カレッジでは 2017年度の日程を発表しました。 御確認をください。 4月東京・新潟 総合手技コース 基本クラスです。 「新設」ナチュラルメディカルの基本をアレンジして 歯科医院やユニット上で出来るクラスです。 1月広島 デンタルカイロプラクティク(残席2名) 4月大阪 デンタルカイロプラクティク(開催予定ですが最低人数に達しない場合は延期) (カレッジ卒業生は必要回や全部でも割引価格で受講できます) http://www.naturalmedical.org/school.html 費用、日程、カリキュラムを御確認ください ※歯科関係では、本当に咬合や顎関節の理解では客観的に http://www.jcpds.jp/ が日本では一番の最先端で本当に大切な部分が理解出来ますので御受け頂いた方が確実だと思います。 問い合わせ・お申込みは natural@kisnet.or.jp 3日立ちましても返信がないようでしたら メールがブロックされている可能性がありますので 0257-21-1625 に御問い合わせください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ザ・臨床」 1月14日15日 clinic of holistic (大阪・肥後橋) 世界のアスリートや著名人から選ばれている理由はなぜか? そんな疑問の答えをお見せします。 下條の日頃行っている実際の臨床をもとに、実技の復習をもとに結果を 重視した展開を行います。オープンクリニックも行いますので是非ご参加ください。 日頃のコースとは全然違うのですがベーシックを受けてないと全くわかりません。 大阪 残席4人 見学希望の方も一時間ならご連絡の上でおいでください。 また、モデルになる方をお連れ頂いても大丈夫です。 参加費6万円(カレッジ卒業生・受講生は5万円) ※新潟でも開催予定です。 上記 お申込み、お問い合わせは ・名前 連絡先・コース名記載でメールまたは電話 下條のセミナーについては info@natural-mj.com ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京支社 ナチュラルメディカル心理学講座の御申し込みは下記へ http://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html 御問い合わせ等は 上田 正敏 E-mail : cornucopia@nifty.com ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また、東京地域での下條・上田・中山のコンサルならびに診療を始めました。 一般の方でも、どなたでも受けられます。 下條の現在の現在の予約は 4月以降の御予約になりますのでお問い合わせください。 http://www.naturalmedical.org/consulting.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本社 … 新潟県柏崎市長浜町1-39 TEL 0257-21-1625 / Fax0257-47-7211 東京… 〒151-0064 東京都渋谷区上原2-32-3 Y-2 202 大阪カレッジ(肥後橋) E-mail info@natural-mj.com 3日立ちましても返信がないようでしたら メールがブロックされている可能性がありますので 0257-21-1625 に御問い合わせください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2016.12.13
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自分の体長の数十倍ものジャンプ力があると言われるノミですからコップに入れると、体長が数ミリのノミでも、コップくらいの高さならジャンプして普通に飛び越えることができます。 ですが、そのコップにガラスの蓋をしてノミがコップから出られないようにと当然ノミは何度も何度もジャンプしてコップを出ようとするけど失敗や痛みを繰り返します。。 しばらくしてガラスの蓋を外すと、もうノミはコップの高さよりも高くジャンプすることができないのです。 きっとノミは自分の限界を自分で決めてしまったのでしょうね。 どうすれば、この自分の限界を決めたノミをもう一度チャレンジする事をさせれば良いか。 自信を取り戻してもらうために・・・・ 人生はこんな事ばかりかも知れませんかが・・・ 一番簡単なのは、「飛べるノミ」を見ればもう一度本当の自分を取り戻し、飛べるようになる。もしかしたらもっと自分の能力を伸ばせるかも知れない。 ただね。 飛んだノミをみても飛べないノミ、飛ぶのをあきらめたノミ飛び方を忘れたノミ そして、飛べない理由をつくり、出来ない理由を探し 壁をつくり自分を正当化する みんな無限の可能性がある あの時の環境は、あの時お金が、あの時負けたから、あのとき失敗したから、あの時挫折したからと、あの時・・・ 自分自身で壁をつくり、自分の現状を正当化しているからではないだろうか。 本当に私の所には世界のトップがやってくる。 みて欲しい、こんな中年?男の交通の不便な新潟の田舎町や設備の整ってない体育館のトイレの脇やのテレビ局の廊下でも・・・ 沢山の人を救う事が出来る・・・ こんな私だって飛べないノミの時だってあった もういい加減こんなに飛ばなくても・・・あのノミの方が足長い・・最初から才能が誰も指導してくれない・・みんな人や環境のせいにしてね。 疲れるから~こんなら無理したら・・・こんなに傷ついたんだから・・・はあ人間関係が・・・こんな事言ったら誰かが・・・もうめんどくさいのも傷つくのも・・・ 誰でも弱いからね。 でもね 自分を信じるのをさぼるのもダメ・・・努力をしないのはもっとダメ 戻らない今日という日を大切に! 本日もお読み頂き感謝しています。 仲間が沢山欲しい転送歓迎です。「温かい予防医療を広める」宜しくお願いします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セミナー案内 一般向けからプロ向けまで様々な講座を開催しています。 ナチュラルメディカル カレッジでは2017年度の日程を発表しました。御確認をください。 4月東京・新潟 総合手技コース 基本クラスです。 「新設」ナチュラルメディカルの基本をアレンジして歯科医院やユニット上で出来るクラスです。 1月広島 デンタルカイロプラクティク(残席2名)4月大阪 デンタルカイロプラクティク(開催予定ですが最低人数に達しない場合は延期)(カレッジ卒業生は必要回や全部でも割引価格で受講できます)http://www.naturalmedical.org/school.html 費用、日程、カリキュラムを御確認ください問い合わせ・お申込みは natural@kisnet.or.jp 3日立ちましても返信がないようでしたらメールがブロックされている可能性がありますので 0257-21-1625 に御問い合わせください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ザ・臨床」 1月14日15日 clinic of holistic (大阪・肥後橋) 世界のアスリートや著名人から選ばれている理由はなぜか?そんな疑問の答えをお見せします。下條の日頃行っている実際の臨床をもとに、実技の復習をもとに結果を重視した展開を行います。オープンクリニックも行いますので是非ご参加ください。 日頃のコースとは全然違うのですがベーシックを受けてないと全くわかりません。 大阪 残席4人見学希望の方も一時間ならご連絡の上でおいでください。また、モデルになる方をお連れ頂いても大丈夫です。 参加費6万円(カレッジ卒業生・受講生は5万円)※新潟でも開催予定です。 「今年最後に心の大掃除をします」 12月18日 催眠療法の基礎 (簡単な催眠が出来るようになります) 全員が催眠をかけ、かけれられます。お楽しみに! 今度は何時やるかわかりません(笑)だぶん3年は・・・10;00~17;00 3万円 1名キャンセルが出ました。 お早く御申し込みください。講師 下條 茂 会場 東京 代々木上原 上記 お申込み、お問い合わせは ・名前 連絡先・コース名記載でメールまたは電話 下條のセミナーについては info@natural-mj.com ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東京支社 ナチュラルメディカル心理学講座の御申し込みは下記へ http://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html 御問い合わせ等は上田 正敏 E-mail : cornucopia@nifty.com・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また、東京地域での下條・上田・中山のコンサルならびに診療を始めました。一般の方でも、どなたでも受けられます。 下條の現在の現在の予約は4月以降の御予約になりますのでお問い合わせください。 http://www.naturalmedical.org/consulting.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本社 … 新潟県柏崎市長浜町1-39 TEL 0257-21-1625 / Fax0257-47-7211 東京… 〒151-0064 東京都渋谷区上原2-32-3 Y-2 202 E-mail info@natural-mj.com 3日立ちましても返信がないようでしたらメールがブロックされている可能性がありますので0257-21-1625 に御問い合わせください。 ◎コンサルタント オブ ナチュラルメディカル ~全身と咬合・心・精神・脳・食事と統合医療について~ のバックナンバーはこちら⇒ http://archives.mag2.com/0001627105/index.html?l=zjw0010a40
2016.12.07
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私は飛行機にのる事が多いので昔しらべた事があるのですが 飛行機の起源って 御存じのとおり ライト兄弟ですが、最初に飛んだのは 1903年なんですね。 今から、わずか113年前、私が51歳なので私が生まれる62年前 ほんの最近なんです。 1903年にどれぐらい飛んだかというと、たった14秒・・・飛んだといえるか??? そして、その時の観客は50人ぐらいに招待状を出して集まったのは なんと わずか 5人 何度も何度もチャレンジしていて きっとオオカミ少年のように信じてもらってなかったかもしれませんね。 だから、世間ではあまり期待していなかったのです。 でもね 今では、東京→大阪間を一番早い乗り物のロケットなら1秒11キロなので50秒 でいける時代なんです。 ねえ、凄いでしょ たった113年前に14秒しか飛べなかったのに 今では、月までいけちゃうですよ。 ねぇ、ほんと凄いでしょ・・・私なんて感動しちゃって・・・、 だから最初は何でも、最初から高く、大きく、ちゃんと、正しく、凄く・・・ 望まないかでいいんだろうなと思うのです。 イチローでも3割打てれば強打者・・・ 天気予防でも何十億のスーパーコービュターでも一週間後の天気をあたるのは65% ホームセンターで買ったサンダルでも「明日の天気なあ~に」と蹴っても 50% 世の中ってそんなものだと思うのです。 でも、大切なのは最初の一歩・・・ 一番後悔するのって チャレンジしないことだと思うのです。 なんでもね 最初は1点でもやって10点ぐらいでいいんだと思うのです。(10打数1安打) あとは、やり続ける、想い続けるとだと思うのです。 今日もお読み頂き感謝しています。 それでは、良い年末を!
2016.11.27
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久しぶりの更新です。平素より未来予想図実行委員会の活動を見守って頂き感謝しています。もうすぐ今年の米百俵プロジェクトの御米の収穫期になります。2007年7月16日に起きた中越沖地震の恩返しプロジェクトの一つとして始まったのですが今年で9年目になります。本当に色々なものがあった8年です。当時はどうなるんだろうと瓦礫の山をみてゼロからの出発ではなくマイナスからの出発、それも2004年10月23日に起きた中越地震からの二度目の被災でしたから地域にとっても甚大な被害がでした。日本の支援、海外の支援を継続的に続ける中で本当に様々な気づきがありました。子どもたちに未来予想図を描いてもらい全国を展示して様々な地域や環境、思考、教育などを理解してもらいながら寄付をつのるやり方をしていましたから、地域によっては未来や職業が決まっている所戦士や兵隊になるのを望む子ども、薪を運ぶことを夢として描く子ども伐採で何もなくなり災害が起こる山に木を植えて沢山の緑に囲まれて川に沢山の魚を描く子ども、はじめてみるクレヨン、画用紙で太陽を描く時に日本では先入観で赤い太陽を描く子が殆どなのに本当にリアル黄色や光を絵がく子どもたちに感動を覚えました。そして、子どもたちは本当に未来に必要なものは何かを伝えてくれています。この数年の間に、東日本大震災や今年4月14日におきた熊本地震など本当に幾度もの震災の被害に直面する日本は本当に震災の多い国です。日本は高度成長から沢山のものが溢れていますから震災が起こると多くのものを失うという現実をみていますから今の社会では、本当の豊かさを考えた時に、物を所有する事への意味を問いへの答えがミニマムライフという文化を創っている気がして私たちは自然に大きな環境の中で順応していくんだなと感じています。そして、預金残高が世界1と言われるように、このように幾多の震災中で蓄える、備えるという国民性が生まれた気がします。ただ、本当に今を創り、未来を創る時に本当にどうすれば良いか考えていかないといけないと思っています。弱いけど強い人間たちは、きっと自然と生きる為に順応していくのでしょうから・・・・さて、さて、今年の米百俵プロジェクトは熊本地震に4月より継続的に寄付を募っています。丁度9月14日に元社員で先日のオリンピックで水球、日本代表のキャプテンとして活躍した熊本出身の志水祐介選手が報告会に来てくれるので是非託したいと思います。色んなご縁で繋がっていますね。継続できること、傍観者でなく少しでも現実的に活動できる事を感謝しています。
2016.09.04
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もう9年も前なんだと思う共に意識が薄れている自分がいます。(ふと10年と勘違いしていました)甚大な範囲と津波、原子力に幾つかの震災が重なった東日本大震災があり最近では、本震と余震が大きな熊本地震があり、風雨水害があり・・・本当に震災が度重なることで、今日という日々を迎えられることただただ生きている事に感謝そして日常の暮らしが続く事に当たり前でいる事が有難いと感じる人は自分の降りかからない被害や震災は「あ~良かった」と思う事は当然だと思うけど、人を思いやり他人事と思わない意識を持ちながら当たり前を当たり前と思わずに日々丁寧に暮らしていければ、それが一番の幸せなんだと感じています。今をしっかり生きていることを感じながらそれに気がつく事が大切なんだと・・・感謝 感謝
2016.07.16
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私たち支援は、子どもたちに特化するケースが多い私たちが被災した中越地震、中越沖地震の時も子どもの支援をするようにしている2005年には子どもたちを救う支援事業をやっていた。熊本地震では想定外の事で、被災者本位、地元主体、無理をしないというボランティア三原則の中で地域の価値観、個性など様々情報が流れている中で言葉が出せない・・・・。知りすぎて怖くなっているのかも知れないがその慎重でいる事が大切だと思う。本当に、これからPTSDが長いこと、大人もそうだが子どもたちに心の傷として残ってしまう。こんな事があった震災から4年たって、学校にいけない子ども避難所にいた時に「くさい。くさい」といじめられた事で「自己臭」と言って臭くないのに自分は臭いと思って学校や集団行動が出来なくなってしまった。本人は「ブスやチビとかならいいけど、臭いは人に迷惑をかけるからと・・・」優しくて、繊細に子どもだ。何気ない言葉が子どもたちの傷になる。私たちは経験を持っている。この経験をどう生かしていくか、今、関係各所と連携を取りながら実際に使えるものでなくてはならないと思う。僕らは評論家でも学者でもないただやるだけ、想いだけでは救えない・・・やるしかない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・傾聴する時の心構え1 意味ある相づちを打とう2 相づちにひと言添えよう3 最後まで聴こう4 早合点して、話の腰を折らない 5 確認をとって明確化しよう6 リピートして心の意味を探ろう7 気持ちを込めたことばを大切にしよう8 相手の話の中から訊こう(=聞きただす) 9 頭に描きながら聴いて、訊こう10 心を開くオープンな質問をしよう11 横に座って、肩の触れ合う距離で12 相手も認め、自分も認めよう13 目でも聴こう14 目にも伝えよう 『はずむ会話へ 聴き上手のコツ』NHK文庫より これは講座に最初に、傾聴ボランティアの心構えとして紹介、
2016.05.05
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今、被災地ならびに全国の方々にFM東京さんから熊本・大分地震を受け、「災害時の心のケア・身体のケア」についてお伝えをしています。http://www.tfm.co.jp/lh/ でも、ラジオで御話をするのに最、ちゃんと伝わっているかなと思う事がおおいのです。例えば、子どもの話ばかりしていると、関係のない方は疎外感を感じたりお年寄りの話ばかりしていると、被災地ばかりの話をしたていると・・・・でも、全ては御縁なんだろうなと・・・・なので必要な方に伝えて欲しいと思います。この番組の方々は本当に被災地にとって必要なもは何か、そして継続して支援をする必要がある事を知っている素晴らしいチームだと思います。東日本の支援まだやり続けています。この忘れないという力が、どんなに被災地のエネルギーなるか・・・まさにリスペクトです。東京FM 「LOVE&HOPE」 ヒューマン ケァ プロジェクト今日の放送の被災者にはならないで・・・優しく伝わっているかな・・・・私よりも素晴らしい人や偉い人もいるんだと思うから、その方と思う事も多いのです。ただ私の周りには世界で動いてる仲間がいます。そのメンバーは個人で様々現場で動くので、凄い情報を持っています。私たちの情報は経験からくる生きている情報です。なので、私は伝えたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・緊急性のあるものとして・エコノミー症候群が出ています。予防法は ・お茶などの利尿作用の多いものでなく水をよく飲んでおくこと・車などで同じ姿勢で寝たりしない 適度に身体を動かす・足にむくみや痛みが出てきたりしたら専門家に相談をしましょうなりやすい人の特徴・太っている方 糖尿病 下肢静脈瘤のある人 タバコを吸う方 運動不足の人薬の飲み忘れ・避難所・被災地では日頃飲んでいる薬の飲み忘れが多くなります。・普段飲んでいる薬については自己判断で辞めたりせずにしっかり飲みましょう。子どもたちの夜泣きや不安・出来るだけ安全に遊べる場所を確保しください。また動きたい子と、静かに遊びたい子がいますしっかり日中遊んでれば夜はぐっすり眠れます。出来る限り日頃の生活をしましょう・ルーティンは五郎丸さんではないですが、気持ちを安定させます。出来る限りでいいので歯磨き、お茶のみ、体操、読書、震災、時間でトイレなど・・・震災の復旧、復興はマラソンのように長期化しますから出来るだけ気持ちを平穏に保つには日常の生活を一つでもやっていきましょう。深呼吸をすること、空や上を向くこと、1人でないことを思い出してくださいね。文責 下條 茂
2016.04.19
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熊本の被害にあわれた皆様のお見舞い申し上げます。本当にこの時期は大変だと思います。今、毎日、私の所には沢山の相談や質問がありますがメールだけで当日からだとその数も 800件以上だと゛思われます。ただ限られた時間で御一人御一人に適した御話をしっかりしていくには無理があると思っています。そんな中で本日の朝から下條が被災地ならびに全国の方々にFM東京さんから熊本・大分地震を受け、「災害時の心のケア・身体のケア」についてお伝えします。http://www.tfm.co.jp/lh/ 明日も朝6;30 からお時間のある方はお聞きください、また必要な方に伝えて欲しいと思います。この番組の方々は本当に被災地にとって必要なもは何か、そして継続して支援をする必要がある事を知っている素晴らしいスタッフ、チームだと思います。東京FM「LOVE&HOPE」 ヒューマン ケァ プロジェクト宜しくお願いします。
2016.04.18
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震災時におけるカウンセラーとして東日本大震災の時は、東京FMをはじめ各報道機関で、災害時における心のケァの情報を御話をさせて頂いておりました。災害支援は阪神淡路大地震から、中越地震、中越沖地震の災害支援、また自ら被災を含めて段階的に出来ることをお伝えしていく事が大切と考えています。当たり前の生活が一瞬でかわってしまう地震は本当に言葉がみつからないほど当事者にとっては向き合うものが多すぎて復旧から復興と長期間の時間を要します。また、この地震の報道をみているとフラッシュバックをする方もいますから心と身体、精神の変化を自分や周りもよくみておいて少しでもおかしければ周りで話をしたり専門家に聞く事も大切です。まずは自分を守る、そしてペットを含む家族、地域、そして周りと出来ることを無理せずに行う事が大切です。けして体調が悪い中でボランティアをしたり、周りに目を向けずに、無理せずに自分1人で抱え込まずに 「助けて」 と言うようにしてください。私も当事者の時は、怖さで足の震えや不安が続いていました。人は弱いものです。だから、互いが支え合う事が大切ですし、弱さを出すことはけして悪いことではありません感情を押し殺さずにいてくださいね。
2016.04.17
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この度の災害にあわれている方々にお見舞い申し上げます。これだけ重なる地震は中々、私たち専門家でも経験した事がなく余震が治まるまでは二次被害を回避する為にも支援をする事、人を派遣する事が出来ずにいます。歯がゆいですが、今は出来る事をして支援する時の準備をしています。日本中が皆さんのことを見守っていることを忘れないでください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母乳が出ている育児中のお母さんは母乳育児を続けましょうこの様な状況で母乳育児を続けることはとても重要です。母乳育児は赤ちゃんの命を救います。母乳育児は完全無欠の栄養を赤ちゃんに与えます。さらに、母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。一方、安全な水や、お湯を沸かす燃料のない場所での人口乳の使用は、栄養不良、疾病、乳児死亡のリスクを高めます。母乳育児を続けることで、お母さんも子どもも慰められ、心の支えが得られます。 ストレスで母乳が干上がることはありません!極度のストレスや恐怖で一時的に母乳の出が悪くなる事はあっても、それは一過性のものです。母乳育児をすると、お母さんも子どもも落着き、実際に緊張が和らぐようなホルモンが作られるという医学的根拠が証明されつつあります。一時的に出が悪くなっても、赤ちゃんが欲しがる度に欲しがるだけあげているとまた母乳は出てくるようになります。栄養状態の良くないお母さんの母乳にも、完全な栄養が含まれています!母乳の栄養はいつでも完全です。お母さんが深刻な栄養失調にかかった時のみ、母乳の量が減ります。とはいえ、災害時は授乳中のお母さんが十分な栄養を取れるよう、人口乳の配給よりも、お母さんの食べ物や飲み物を優先的に確保するようにしましょう。お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、母乳の出を良くする事ができます。下痢の赤ちゃんでも母乳は続けられます!母乳の中に免疫が含まれています。母乳で育てられていて、極度に下痢をしている赤ちゃんで、脱水症状がある場合は、医療を受ける必要があります。その場合も、母乳育児はやめたり減らしたりするべきではありません。非常事態では水が汚染される事が多く、哺乳瓶やおしゃぶりも汚染されている事が多いので、注意が必要です。母乳だけで育っている赤ちゃんにおしゃぶりは必要ありません。一度は母乳育児をあきらめた人も、必ず再開できます!母乳復帰の方法を用いれば、お母さんが母乳育児を再開することは可能です。母乳復帰をすれば、非常事態において、生命を救う栄養と免疫面での恩恵が得られます。これまで混合で、人口乳をたくさん飲ませていたお母さんも、授乳の回数を増やし、赤ちゃんに何度も吸ってもらうようにすれば、母乳の量を増やすことができます。母乳が足りないのではないかと思ったら、便や尿を確認しましょう月満ちて生まれた健康な赤ちゃんは、生後3、4日頃から1日に6-8回の尿をします。(紙オムツなら5ー6枚)。生後6-8週間くらいまでは、1日に3-5回の便がでます。欲しがるだけ欲しがる度に乳房を含ませましょう。新生児は1日8-12回飲むのが平均ですが、もっと飲む赤ちゃんもいます。赤ちゃんが欲しがるたびに授乳できていて、赤ちゃんの肌つやがよく手足を良く動かしていて、いつもの様に便や尿が出ていれば大丈夫です。被災者の救援にあたっている方へ母乳で育つ赤ちゃんに一番必要なもの=「母乳」を赤ちゃんにあげられるように母乳育児を支援してください! 母乳で育つ赤ちゃんにとって何より必要なのは母乳です母乳育児中のお母さんが安心して授乳を続けられるような支援をぜひともお願い致します母乳で育つ赤ちゃんにとって、何よりも必要なのは母乳です。これはたとえ自身など大きな災害に遭ったときでも変わりません。赤ちゃんにとってかけがえのない食べ物である母乳を、お母さんが安心してあげられる為に、以下のような方法で支援する事が効果的です。避難所では 小さな赤ちゃんのいるお母さんが集まって安心して授乳したり、励ましあったりできるスペースを確保する。 プライバシーが守られた場所で授乳ができるような配慮をする。 授乳のために特別な場所を確保できない場合には、人目に触れずにすむようなスカーフや大判の風呂敷を貸し出す 救援物資については 母乳で育てているお母さんに、安易に人工乳を勧めない。むしろ、災害時に母乳で育てる事のメリットを伝える。 授乳に必要な分も考えて、授乳中のお母さんには特に十分な食料を配分する。 授乳中のお母さんの中には、赤ちゃんだけでなく、他にも小さな子どもを抱えている人が多いでしょう。そのためにも、お母さんが十分な休養と栄養が取れるように特に配慮をお願いします。 授乳期のお母さんと赤ちゃんへの支援授乳中のお母さんは接種カロリーが極端に不足すると、母乳の分泌が低下する事があります。ストレスで一時的に母乳の出が悪くなっているお母さんには、精神的なサポートをお願いします。母乳が足りなくなって、人工乳が必要になると、避難中の貴重な水や燃料、消毒のための資源を消費することにもなります。そして、人工乳は本当にそれが必要な赤ちゃんにきちんと行き渡るようにお願いします。 紛争や災害を抱える多くの国で支援活動をしている国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機構(WHO)が出した「乳幼児の栄養に関する世界的な運動戦略」では、緊急時の乳幼児の栄養について、次のような点に留意するようにと促しています。『乳幼児は、自然に、もしくは人為的に引き起こされた災害の際はもっとも弱い犠牲者となります。母乳育児の中断や不適切な補完食(注:離乳食の事)は、栄養不良、疾病、死亡率のリスクを増加させます。たとえば難民キャンプで無差別に母乳代用品(注:粉ミルクや哺乳びん)を配布するような行為は、早期かつ不必要な母乳育児の中止をもたらしかねません。ほとんどの乳幼児に対しては、母乳育児の保護、推進、支援、および適切な時期に安全で適切な補完食があたえられるという保証に重点が置かれなければなりません。母乳代用品で育てなければならない乳児も常に少数は存在するでしょう。適切な代用品が供給されなければなりません。そして、それが通常使用される一連の食品や医薬品の一部として、調達され、配布され、安全に与えられなければなりません』 (日本ラクテーション・コンサルタント協会訳)2004年10月31日作成:災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」は、日本ラクテーション・コンサルタント協会、ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本、母乳育児支援ネットワークの協働により運営しています。★日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC):母乳育児援助のための専門的な知識と技術を持つ「国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)が運営している、母乳育児支援にかかわる専門職のための団体です。★ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本:母乳で育てたいお母さんのための集いを開き、相談活動などを行なっている、母親によりボランティア団体です。世界66カ国に活動グループがあります。★母乳育児支援ネットワーク日本(BSNJapan):ユニセフや国連の協議団体であるWABA(世界母乳育児行動連盟)やIBFAN(乳児用食品国際ネットワークといった団体と連携をとって広く母乳育児に関する情報の提供などを行なっています。)
2016.04.17
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災害等がある多方面より取材などの話を聞きたいと連絡がきます。現状では全ての下記の情報を出す事は早いのかも知れませんが書き留めます。下條 茂『災害と心のケア』ハンドブック(デビッド・ロモ著)からの抜粋です。 1.地域としての心理的回復プロセス 前回のメルマガでも「傷つくのは、直接被災した人だけではありません」とお伝えしましたが、事態が刻々と移り変わる中、「この地域」が広くは日本全体をさすと考えていいかもしれません。災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われます。期間はあくまで一般的なものです。 【英雄期……災害直後】命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。 【ハネムーン期……6ヵ月まで】衣食住が問題となり、生きのびた人が助けあい、外部からの援助も行なわれる。被災地は連帯感に包まれる。 【幻滅期……2ヵ月~1、2年】衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。 【再建期……数年間】被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。災害の規模が大きく多数の死者が出てしまったような場合、住民のストレス反応はむしろ出遅れることが多く、その分だけ長引いたり、人によってはPTSDとなる可能性もあり、専門機関の受け皿を確保する必要があります。 2.メンタルヘルスの領域で援助を行なう方へ アウトリーチのスタッフは「カウンセリングをしましょう」などと切り出すべきではありません。「心理学」などの専門用語もタブーです。心のケアをすると気負うことなく、食事運びや片づけの手伝い、書類を書く手伝いなど、その場で役立つことをしながら、「大変でしたね」「何か私にできることは?」と自然に声をかけます。感情が高ぶっている人はさりげなくケアし、手続きがわからない人には説明し、特別な援助が必要なら紹介・手配します。そのため、メンタルヘルスの援助者は、他部門の動きや、公的手続き、交通手段の確保など、地元のあらゆる情報を知っておく必要があります。ひどいうつ状態や不安、精神障害の悪化、アルコール依存など、日常生活が困難な被災者は、専門治療機関につなげます。現実には起こっていないことが起こっているかのようにふるまう、極度の興奮状態にある、表情が全くない、ストレスによる身体症状が深刻、自殺の恐れが感じられるなど、反応が激しいときは、早期に専門機関につなげる必要があります。3.アクティブ・リスニングを使ったアウトリーチ当初、多くの人は感情がマヒした状態にあります。このときに「どんな気持ちですか?」と聞いても意味がなく、むしろ、マヒによる防衛の壁を無理に崩さないことが大事です。話を聞くには、「何が起きたのか」という事実から質問を始めます。「地震があったとき、どこにいましたか?」「まず何をしましたか?」「誰と一緒でしたか?」など。次に「何を考えたのか」を質問します。「揺れの瞬間、何を考えましたか?」「このところ、どんなことを考えていますか?」「ずっと頭から離れないことはなんですか?」など。多くの人は、考えを話すうち自然と感情を表現しますが、場合によってはやわらかく質問を向けます。被災者が感じていることは、ストレスへの正常な反応であり、時とともに薄らいでいくことを伝えます。語りたくない人に対しては、その気持ちを尊重してください。「今、話したい気分ですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。 4.被災者の怒りへの対応「幻滅期」の怒りが家族に向かったり、権利の放棄にならないよう、現実的な手助けが必要です。目の前に怒っている人がいたら、反論や議論は避け、具体的に何に一番腹が立っているのか、聞きだします。援助機関の窓口などで応対する場合、集団を相手に話すのはタブー。行動がエスカレートする危険があるからです。代表者に出てきてもらい、「こちらでゆっくり話を聞きましょう」と、場所を設定しましょう。まず、スタッフ自身が深呼吸して心を落ち着けます。怒っている人は、あなた個人を責めているのではありません。弁解せず、じっくり話を聞き、相手の感情が出つくした後で「お気持ちはよくわかりました」と言い、相手が落ち着いていたら具体的な話に入ります。5.被災者の深い悲しみへの対応「悲しまないですむようにしなければ」「泣くのをやめさせてあげなければ」と思う必要はありません。周囲の人や援助者にできるのは、基本的には、そばにいてあげることだけです。 落ち着ける場所を探し、すぐに手が届くぐらいの距離をとって座りましょう。 泣いている人には、質問やアドバイスをすべきではありません。人は泣くだけ泣くと、たいてい気分が楽になったと感じます。話をしたいようなら、静かに話を聞きます。「それはつらいですね」「本当につらかったでしょうね」というように、悲しみの感情を受けとめます。肉親を失うなど、大きな喪失の悲しみが癒されるまでには、ショック~怒り~深い悲しみ~受け入れ、といったプロセスをたどり、その人なりの時間が必要です。 6.子どもへの対応子ども、高齢者、心身の障害を持った人は、自分で行動できる範囲が限られるため、不安が高くなります。 災害の正体がわからないことも、恐怖を強めます。多くの場合、子どもは災害後に、夜泣き、おねしょ、甘える、だだをこねるなど、赤ちゃん返りのような反応を示します。これは一時的なもので、心配する必要はありません。幼い子どもは自分中心の世界観をもっているため、「自分がいけない子だったから、こんなことになった」という考え方をしがちです。「あなたは悪くない」と納得させてあげてください。子どもの行動を叱ったり責めたりすると、こうした考え方を強めてしまうことがあります。 家庭、あるいは周囲の大人が子どもに対してできるのは、以下のことです。 *なるべくそばについていてあげる。 *十分に温かくして、栄養をとらせる。 *恐がったときは「一緒にいるから。大丈夫」と安心させる。 *地震について教える。 *体験を話す場をつくる(強制はしない)。絵を描かせたり、絵を前にしながら話を聞く。 *年齢に応じ役割を分担し、責任を果たしたら心からほめる。 子どもは強靭な復元力をもっています。 周囲の支えが得られれば、大人よりも早く立ち直ります。7.子どもに家族の死をどう伝えればいいか?事実を伝えてください。亡くなったときの様子を事細かに教える必要はありません。また、大人にしばしば言うように「苦しまなかった」などの慰めもいりません。たとえば「地震で家が倒れて死んでしまった」のように、事実を説明します。小さい子どもに対して「お母さんはお星さまになった」のような幻想的な説明は禁物です。もう生きている人のようには動いたり話をしたりできないこと、お墓に入れることなどをわかりやすく説明します。家族の死について子どもが自分を責める考え方をしないよう、「あなたのせいではない」ときちんと伝えることを忘れずに。死を受け入れない場合、無理に事実を突きつけるのは避けるべきです。子どもの要求にできる範囲で応えつつ、誰かが一緒にいて状況を見守ってください。 8.高齢者への対応これまでの生活が変化する苦痛は、高齢になるほど強くなります。日常が崩壊し、住み慣れた所から離れなければならないこと、新しい事態に適応しなければならないことは、高齢者にとって非常につらいものです。高齢や、心身の障害によって自力で対処できる範囲が限られる場合、恐怖や無力感も強くなります。感情的にひきこもったり、「子ども返り」をするのは、こうしたストレスへの反応です。 気がねして助けを頼めなかったり、援助を受けるのが申し訳ない、あるいは恥だと感じる人もいます。援助者や周囲の人がまずできるのは、以下のことです。*理解できるよう状況を知らせ、今後のプランを話し合う。*非論理的なこだわりは修正し、安心させる。*混乱しているようなら、日付や時間や状況を繰り返し説明し、認識を助ける。さまざまに違った説明をせず、できるだけわかりやすい言葉で、繰り返し話す。*頻繁に声をかける、名前を呼ぶ、「肩をもみましょうか」など自然に身体にふれる。*心身の状態に注意する。*話を聞き、気持ちをくみとり、できる範囲でニーズに応える。「もう生きていたくない」など救援や支援を拒む場合には、「あなたが現にこうして生きていること」「生き残ったこと」には何か特別な意味があるはずだと、心から伝えてください。 以上、『災害と心のケア』デビッド・ロモ著より
2016.04.14
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新年あけましておめでとうございます。毎年「よい年をお迎えください」とクライアントさんを送り出して「今年も宜しくお願いします」とお迎えして、22年目になります。これも皆様のお陰と感謝しています。支援が継続てぎるのも仕事があってことそです。未来予想図実行委員会の母体であるナチュラルメディカルの企業理念は「温かい予防医療を推進して未来に誇れる社会貢献」です。 先日「幸せの法則」というセミナーを開催しました自分の幸せとは何か自分は何者なのかという事を考えてもらい、何処を基準に幸せを定義するのかという事を考えてもらいたいと思って開催しました。「世界が100人の村なら」という話をご存じの方も多いと思いますが原文は 「1000人の村」ドネラ・H・メドウズ 教授が書いたものですが内容はもっと現実に近く私たちに多くのことを投げかけてきます。是非、時間があったら読んでみてください。彼女はこう言っています。「貧しい人々が幸せになる為にはお金持ちになる必要はない5つのことが満たさればいいと1つめは、きれいな空気と土と水2つめは、災害や戦争のためにふるさとを離れなくてすむこと3つめは、予防を含む基礎的な医療をうけられること4つめは、基礎時な教育をうけられることそして5つめは、伝統文化に誇りをもち、それを楽しむことが出来ること。この5つがあるところでは、その真ん中に子どもたちの笑い声があふれているはずです。もちろん、大人たちの笑顔も」 私もそう思います。様々な支援をしながら、被災地なでどは「当たり前」の生活の中で子どもや大人たちが笑顔でいてくれる事に幸せを感じることが出来ます。もし世界が100人の村なら、現実的に、パソコンを所有しインターネットをして水もご飯も食べれるなら世界の99人より幸せな事はずなんだと自分を感じることが出来るはずなんです。今年も予防医療を通して、多くの方の生活や夢やビジョンをサポートが出来るようにしていきたいと思っておりますので本年も変わらずにやり続けていこうと思っていますので宜しくお願い申しあげます。 皆様のご多幸をお祈りしております。未来予想図実行委員会 代表 下條 茂
2016.01.04
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来年のリオで行われますオリンピックで水球の日本代表が決まりましてから沢山のお祝いの言葉を私共にまで頂き心より感謝しています。4年前の7月にオープン当初より当施設に今回代表の筈井翔太 志水祐介 が勤務をしてロンドンオリンピックにチャレンジをしていたころを思い出します。遠征の多い彼らは月の半分以上はいませんし、練習があるので殆どの勤務で規制がありました。そんな事もあり何処の企業でも受け入れてもらえずいました。正直、大企業ならともかく私の所のような弱小企業が彼らを受け入れるのは、経営者として普通では考えられないと言われていましたし、私も事実としてわかっていました。被災地柏崎を水球のまちとして元気にする事そして、今の日本のメジャーでないスポーツ選手がプロとしてやっていくのは大変な苦労があります私も今まで20年以上、様々なスポーツ選手やプロスポーツ選手をサポートしてきてその苦労や難しさや、誰かがいなければ無理というのも知っていました。幾ら才能、やる気、技術があっても競技スポーツを続けるのには御金がかかりますし、年齢的にも限界はあるのも本当によくわかっていました。当時、話を頂いた時に一瞬悩んだ記憶はありましたが、2人のオリンピック出場にかけるひた向きな目をみた時には「どうぞ」と受け入れていました。実際には、思った以上に大変でした。これでもかというほどスネが細くなりました。(笑)そして、この度、夢を叶えた2人をみてテレビや新聞でみても本当に嬉しく思っています。私たちには、素敵な一足早いクリスマスプレゼントでした。この感覚は、きっと親のような気持ちかもしれませんね。何かを返してもらおうとか、どうのというのはなくて元気で笑顔でいてくれればいいのです。そして、もし健康で元気でいてくれて、どんどん世界に羽ばたいて何年かしてあそこで働いていたなと思い出してもらえれば嬉しいと思っています。私もそうですが長い目でみて未来をみている親のことは「あの時」は「何時かに」ならないとわかりませんからね。広川先生、横関先生、そして青柳勧 様の想いが私を動かしてたのは確かですから本当におめでとうございました。一緒に目指す事が出来て誇らしく思います。そして、沢山の応援を頂きました皆様に御礼を申し上げます。あ~でも本当に良かった良かった!!人を応援出来る自分であることが嬉しいです。
2015.12.23
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「幸せの法則」という今年最後の27日 10;00~日曜日にナチュラルメディカル柏崎でセミナーを開催します。お問い合わせがあるので、もう少し話をします。10年前にも新潟市の佐潟のほとりで粉雪の中で50人ほどが集まりやったセミナーを復刻版で、話あり、音楽あり、絵本の読み聞かせまで様々な人に登場してもらった伝説のワークショップと言われています。そして10年たって私も歳を重ねて想っている事があるので開催することにしました。私が治療していて思うのは五行ではなく感情には7つの動きがあると思っています。「怒」,「喜」,「思」,「悲」,「憂」,「恐」,「驚」そして、感謝、報恩、利他、慈悲、謙虚、品性(徳を積む)、天命(運を天に任せる)の七つの心を基本に生きていれば、現在も未来も、幸せな状態に変えることができると言われています。具体的な行動や言葉遣いだと1 「おはようございます」という明るい心 2 「はい」という素直な心 3 「すみません」という反省の心 4 「私がします」という奉仕の心(積極的な心) 5 「ありがとうございます」という感謝の心 6 「失礼します」という謙虚な心 (「おかげさまで」という謙虚な心) 7 「どうぞ」という互譲の心 (「お先に失礼します」という すいません と思う心でも1「めんどくさい」2「失敗が怖い」3「嫌われるかもしれない」4「つらいから」5「時間がない」6「自信がない」7「後悔したくない」という心があるとどうしても幸せになれないようです。この7つの心のブレーキが、何度も何度も自分の行動をいつも先延ばしにさせています。そんな人は自分から幸せを遠ざけていると思うのです。今年最後の12月の最終セミナーでは、こんな事を考えて組みたてと思っています。もし次の開催があるなら10年後かな?お申込みは ナチュラルメディカル柏崎0257-21-1625 です。
2015.11.27
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現在、ナチュラルメディカル新潟として使っているログハウス4棟を「森のようちえん」に寄付することにした。その譲渡先である あかぎコマランドの 山川さんの文章の中に「感じることは知ることより はるかに重要だ」と書いている。本当にそうなんです。知識がどれほど凄く、学力のある人 偉い人 御金持ちなったとしてもそれをどう使うかは感性が大切だと思うのです。そしてこう続いています。森の中で子どもたちは五感を研ぎ澄まし、自由に遊んでいます。日々変化をする大自然の移ろいの中で、既成の概念にとらわれずに、ひとりひとりの感性の芽生えをゆっくりと待つのが森のようちえん ふたばっこ のスタイルです。森の保育園き青空保育で、午前中は雨でも雪でもカッパを着て外で過ごします。子どもたちは全然へっちゃらですが、年間200日以上も活動をしていると、やはり真冬の猛吹雪の時などで子ども達が気の毒です。行政にも誰にも頼らない非力な親子たちの集まりですが、みんなが本気です。この市民力の活動を更に継続していく為には、どうしても拠点となる園舎が必要だと誰でもが感じています。私たちは未来の子どもたちのためにも 千年の発想でやりぬく覚悟です。・・・・・私が週1度使うよりも、子どもたちの声のする中で、年を重ねていくログも喜んでくれると信じている1995年に描いた夢は 2005年に叶い 2015年で幕を閉じ2016年5月に 子どもたちのための森の幼稚園になっていく・・・本当にしくまれたの如く・・・愛着はある。10年という約束の中で守って色々と考えることはあるけど秋から冬にかわるように時期が来たのだと思う。感謝している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雨でも雪でも、森で元気に遊ぶ子供たち。見守るお父さん、お母さん。園児ふたばっこ、未就園児ねっこぼっこ、誰でも参加ok 土曜の森ようび森で過ごす人数が増え続け、豪雪の時はコマランドからお借りするログハウスと、ビニールで囲った能舞台でぎゅうぎゅうの活動をしていますがやはりようちえんの園舎の必要性を感じます。そんな時に、西区にあるログハウス3棟を譲ってくださるというお話がありました。解体、約50キロの運搬、設置、もろもろの移築にかかる費用を、レディフォーというクラウドファンディング会社を通して支援を募ることにしました。目標金額は140万円です。実際の見積額は ¥4,059,234.-です。クラウドファンディング終了後も、引き続き支援をお願いいたします。70日間掲載して目標金額に支援が達しなければ、決済されずに計画は白紙に戻ります。みんなで協力し合って、未来を担う子供たちのログハウス園舎を森に建てましょう。ご支援をよろしくお願いいたします。支援は3000円から、10000円(染め紙ポチ袋3枚リターンあり)、30000円(ポチ袋と草木染めてぬぐい)、50000円(ポチ袋、てぬぐい、森ようび一日ご招待)。すべての支援にサンクスレターと活動報告書がつきます。支援いただいた全ての方のお名前を、ホームページと新園舎に掲示します。スライスした木片にお名前を記載して掲げる予定です。支援募集ページは近日公開です。どうぞご友人やお仲間の方がたに情報拡散とご支援をよろしくお願いいたします。どうか、森に無事にログハウス園舎がやってきますように…https://readyfor.jp/projects/5404内訳についてログハウス移設計画工事場所:新潟市西区みずき野から長岡市栖吉まで目標金額 ¥1,400,000.-総合建設業 サンセイ技建株式会社A. 建造物撤去(西区みずき野)★建造物撤去 25tラフタークレーン 1台 ¥65,000★運搬大型車 4台 ¥160,000★運搬等作業員 2人 ¥44,000★基礎切り離し、建物分解等大工手間 1式 ¥400,000B 建造物設置(長岡市栖吉)★建造物設置 25tラフタークレーン 1台 ¥65,000★運搬等作業員 2人 ¥44,000★建物設置、組み立て大工手間 ¥300,000合計¥1,078,000C .諸経費★消費税8%、レディフォー支払手数料 17%、リターン発送料、他経費への繰り越し、 施工雑費 計¥322,000合計 ¥1,400,000.-代理支援について支援したいけれどパソコンの操作がよくわからない、どうしたらいいかわからないので代わりにやってほしい・・・という方のため、こちらの口座へも支援を募ります。ゆうちょ銀行 店名:一二八(イチニハチ) 店番:128普通預金 口座番号:1775666口座名義:モリノヨウチエン フタバッコお振込の前に、まずはホームページの問い合わせフォームに、お名前と、連絡先、住所、支援金額をご通知くださいますようよろしくお願いいたします。追って返信させていただきます。
2015.10.25
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わらしべ長者プロジェクト「わらしべ長者」といえば、一本のわらを手にした男が物々交換を重ねて大金持ちになった昔話だ。 昨年7月、新潟県中越沖地震の直撃を受けた柏崎・刈羽地域では、 子供たちが描いた「未来予想図」が大人たちの心を動かし、 国境を越え、争いや貧困に苦しむ世界の子供たちを救おうとしている。 題して「心のわらしべ長者」作戦だ。(永岡栄治) 未来予想図プロジェクトの仕掛け人は、 柏崎市小倉町でホリスティック医療(患者主体型医療)の治療院を開く下條茂さん(43)。 下條さんは自ら被災しながらも、震災直後に託児所を開設するなど、 復興を手助けしてきた。仮設住宅で暮らす人々の様子が気になり、 地震発生からちょうど5カ月の12月16日から毎月、 会報「はちどり通信」を1600部刷り、3日間かけて仮設住宅を1軒ずつ回った。 隣の家族が出ていき、取り残されたような気持ちになったおばあちゃん。 子供たちの元気のなさにも心を痛めた。 災害心理学によると、被災者が連帯ムードに包まれた「ハネムーン期」から、 心が落ち込む「幻滅期」に移行するころ。悲観して命を絶つ人も少なくないという。そこで、下條さんが思いついたのが絵画療法だった。 柏崎・刈羽地域の保育園児から高校生までを対象に今年2月、まちの未来予想図を募ったところ、560点も集まった。 「僕らが子供のころは近未来的な世界を思い浮かべていたが、 多くの子供たちが山や川、海などの自然や、家族や友達との当たり前の暮らしを描いていた」。 下條さんらは子供たちの絵に深い感動を覚えた。 作品は、柏崎青年会議所が3月10日に開いた講演会「震災からの心の復興~キセキの一日」で審査。 同プロジェクトの実行委員会は、入選作54点を冊子「みんなの未来予想図」(1000円)にまとめ、販売した。これが出発点となり、実行委は冊子の売り上げ27万円を元に、インターネットを通して全国の子供たちから「日本未来予想図」を募集した。 今月1、2日、東京の「表参道・新潟館ネスパス」で「被災地からの恩返しプロジェクト」と銘打ち、 応募作品1620点の中から絵本作家らが選んだ120点を並べた。 学校に甲状腺障害を防ぐヨウ化カリウム丸が常備されるなど、 原発のそばで暮らす子供たちの実態もパネルで説明、 電力供給を受ける首都圏の人に知ってもらった。 「柏崎って、まだ復興していないの?」。 下條さんは来場者から何度もこう言われた。 「街は空き地だらけで、取り残されたように感じている人も多い。 復興はこれからが本番なのに…」。下條さんは、地震の風化を痛感した。この試みと並行し、戊辰戦争に敗れて窮乏していた長岡藩が、 支藩から送られた米百俵を売って学校を建てた逸話にちなみ、 「平成の米百俵プロジェクト」を計画した。 柏崎市内の田んぼを借り、市内外の子供約70人が懸命に草取りして収穫した無農薬はざかけ米100俵を市価の4割程度で販売、ほぼ完売した。その収益120万円が、海を越える。フィリピン北部山岳地方のコーディリエラで、植林や先住民の環境教育に取り組むNGO(非政府組織) 「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」に寄付するのだ。 NGO代表理事の反町真理子さんは、サッカーJリーグ「アルビレックス新潟」の監督を務めた反町康治さんの妹だ。 現地では、レイプ被害に苦しむ女性や子供たちの避難シェルター建設に充てられる。 実行委は、現地の子供たちに画用紙とクレヨンを送り、村の未来予想図を描いてもらった。その絵を1枚500円で買い取り、来年2月21~25日、柏崎市内で「第1回世界未来予想図展」を開く。そこでの売り上げはエイズの蔓延(まんえん)に苦しむタイの子供たちの支援に役立て、 今度は、その子たちに未来予想図を描いてもらう。 子供たちの未来予想図をツールに、世界に支援の輪を広げていく、まさに「心のわらしべ長者」作戦だ。 下條さんは夢想する。 「各国の子供たちが描いた未来予想図で、世界の美術館を回りたい。 地震から10年後に、柏崎で『第8回世界未来予想図展』を開くのが、今から楽しみでなりません。」◎被災地から世界へ 広がれ未来予想図 子供たちの絵で「わらしべ作戦」 新潟2008.11.22 03:14産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/081122/ngt0811220315000-n1.htm
2015.10.12
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「当たり前」こんな素晴らしいことを、みんなはなぜ喜ばないのでしょう。 当たり前であることを。お父さんが居る。お母さんが居る。 手が2本あって、足が2本ある。 行きたいところへ自分で歩いてゆける。 手を伸ばせば何でも取れる。 音が聞こえて、声が出る。こんな幸せはあるでしょうか。しかし、誰もそれを喜ばない。「当たり前だ」と、笑って済ます。食事が食べられる。夜になるとちゃんと眠れる。そして、また朝が来る。空気を胸いっぱいに吸える。笑える。泣ける。叫ぶことが出来る。走り回れる。みんな、当たり前のこと。こんな素晴らしいことを、みんなは決して喜ばない。そのありがたさを知っているのは、それは、無くした人たちだけ。なぜでしょう。 「当たり前……」 飛鳥へまだ見ぬ子へ、を書かれて1979年一月に32歳でこの世を去った、医師 井村和清 氏 手記より震災の時から始めた米百俵プロジェクトの今年の御米の配布がもうすぐ終わります。今年もやっと、御蔭様で出来た続けていくことで伝えたいこと守れるものが確かにあります。現実を創ること、わすれないこと出来る限り続けていきたい、今後共宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。
2015.10.12
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より良いセラピストになる為に例題1 ヨーロッパの英雄ナポレオンは、ベルトではなく何時も サスペンダーをしていました、どうしてだと思います。A=「ズボンがおちるから」 人は色々考えてしまいます。英雄だろうと、有名でも無名でも思考はどうのとと考えるなのではなく、クライアントとして来るときは、どんな時でもニュートラルに、事実だけをみと める事、色んな理由を付け加えるのは、あなたの先入観で思い込みです。 相手が話したこと、伝えたこと、全て、そのまま受け入れるのが良い セラピストだと思います。 例題2 凄い地味な服を着た人が診察室に入ってきます。そして、静かにゆっくり話し始めました。この時あなたは、どうセラピストとして大切なことはどんなことだと思います?そしてどう思うとセラピストとして正しく相手を理解出来ないと思いますか?A=「この例題自体がセラピストとしては失格です」 凄い地味な服=これはセラピストの主観ですね。もの事を素直にとらえる、弁護士と一緒です。依頼者の言うことは絶対です。そのとき目の前にいる方が全てで、その人の言ったこと、伝えてい ることが全てであなたの主観をいれてはいけません。そして想像も先入観を作り事実を受け止めるときの邪魔になります。うそを言っているとか、間違っているという意識もセラピストとし もうすでに相手を受け入れていません。 先日も、私が体調の悪いときに、先生は何時も元気そうという方が います。それは、あなたから見た私で、私ではありません。クライアントをみるということ、プロ=職人=愛=そのまま受け入れる事から始めます。 「愛」から全てが始まります。そして次は「共感」をして、その前提でセラピストの考えの掲示や主観を持つこと、セラピーを進めていきます。その前提がなければ何も始めまりません。
2015.10.09
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◎ハイアーセルフ「全ては一つ、宇宙意識、無限のエネルギー、 光の極地、無条件の愛」個人的に好き嫌いの情を超越した意識、個人的な都合に左右されない傷つかない相手に反応するのではなく、自分の中心から主体的に話し行動する。見返りを期待しない、受け取ること与えることは同じだと知っている◎ローワセルフ「幸せは有限、怒り、悲しみ、ネガティブな感情を通して世界をみる、精神的な安全地帯に止まり変化を拒否する。」あなたが愛(執着)してくれるなら私も愛(執着)します。相手からの反応がないと傷つく恐怖や不安から行動する。その場から逃げようとする。個人的な好き嫌いのことを愛だと思っている。愛という感情で、ローワセルフで生きる人は、憎しみ争いを作ります。ハイアーセルフで生きる人は、喜びや豊かな社会を作ります。 例えば、よく私のまわりであるのは、ヘビースモーカーの人が妊娠すると子供の為にと、タバコをすんなりやめられます。 自分のエゴやら欲求、思考を超越してしまいます。 我慢出来ない人は自分をコントロール出来ない場合、特に心理学でいう唇ビル期に残る、幼児体験による代償作用要求のストレス解消法に使っている場合が多い幼児性と分析する人もいます。 吸ってホットする、落ち着く場合などは良い例です。また、ローワセルフの人たちの口癖は、だって、でも、しかし、という否定形を良く使います。ホリスティックは、まさに、ハイアーセルフ「愛」なのです。 犬養道子さんが「こころの座標軸」で「例えば体が我慢出来ないくらい痛い、そんなときはイヤでもめんどうでも、 雨でも風でも病院へ出かけていくしょう。そして、それが「自分を愛すること」だというのですね。つまり、痛い部分を治そうとすることによって(自分を愛することによって)全てのドラマが始まる。と書かれていますが、自分を見つめること、自分を愛する ことが全てのはじまりなのです。
2015.10.09
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「平成の米百俵プロジェクト」 私たちの住む柏崎は中越地震と中越沖地震にあいました。こんな短い間に震災にあうことは思わないでいました。本当に大変な日々が現実としてありました。。そこで、全国の皆さんに大変お世話になりました、そのご恩を返すにはと仲間と考えました。私たち被災地には現実、お金はありませんでした。なら、どうするかと未来予想図プロジェクトが始まりました。 子どもたちに「未来の絵を描いて」もらい、それを展示会や本にして販売をしたりしました。そして、今年も、みんなで旨い米を作って皆に喜んでもらおうと、価格も通常でこの時期の新米は、通常市内で取引されている価格は最低1万5000円前後で 私たちは全国からのご支援で電気・水道・ガスもない中、沢山のご支援や毎日届く、おにぎりを食べさせて頂きました。そのご恩の分を考え、みんなで人力で動けばと、この価格設定にしました。 復興米として儲けよという業者もいましたが「知足」という私たちの想いは、そこにはありませんでした。そして、売上は全額途上国支援にまわります。世界の電気・水道・屋根もない地域に学校やシェルターなど作る支援をする事が私たちの恩返しだと思っています。もうすぐ、冬がきます。鵜川という地区は雪深く、人里はなれた地域ですが、心や優しい人・おいしい水・豊かな自然、その中でうまれたものが「私たちの平成の米百俵の精神です」そして、この鵜川という地域は、伝説の多いところで、国のむ無形文化財として伝承として、綾子舞という踊りが口頭による伝承で伝えられている所です。この時代であっても、お年寄りが子どもたちに「伝えていく」このコミニケーションが大切だと思っています。 今回のプランも最初、テレビ、新聞が取材をと申し出てくれたのですが、お断りをしたのですが、それは、私たちの伝えたいことは、もっと違うものなのです。お食べになりましたら、是非、この平成の米百表プロジェクトのことを、皆さんが、お伝え頂きたいと心よりお願い申し上げます。 未来予想図実行委員会 下條 茂
2015.09.29
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いくつかの災害支援をしてきて教訓として生かすこと、それは「大丈夫という人に気をつける事」 何か物音がするだけてドキドキしたり、パニックをおこしていたり、なんでもないのに涙が出たり・・この時期にこうゆう事は当たり前の事なのに、自分だけがおかしいと思い、隠そうとする人、特に高齢者に多いのです。そして、同じ被災をしても自宅に住んでいる人と仮設住宅に住んでいる人とは、PTSD程度も心の傷の深さも段違いに違います。 一見普通にみえて無口の人にも注意です。 今までは避難所でコミニケーションや第三者がいましたから、少しでも何かあればわかりましたが、それが隠れてしまう時期です。 人は人に伝えたり、人に話をする事でラクになります。それは、私がおかしいから・・と伝えないで人前では平然と装おうとする傾向があります。お酒を飲んで、お酒に弱い人は、自分が酔っているを誤魔化そうとドンドン酔っていくのに似ています。 逆にお酒に強い人は自分の限界やペースを知っています。 心もそうですね。 隠そうとするほど潜在意識下に入り込んでいきます。この時期に、体調が悪かったり、疲れているのは当たり前なんです。これをヘンと思わないでください。 大切な人がなくなった後でも、御通夜、お葬式、挨拶まわりなど、 数日間は忙しく、バタバタしています。そして、沢山の人が訪れたり声をかけてくれます。 自分や、その現実に向き合う事が出来ないのが今までの時期です。それが仮設に入り、ホッとした後、現実に対しての振り返りがおきて孤独感、悲壮感、喪失感が出てきます。一人でご飯を食べている自分・・・出てきたアルバム・・・電気を消した直後・・・復旧工事のトラックがとおる振動・・・ヘリコプターの音・・・ なんともいえない感情が浮かんできます。 実際に向き合ってきましたから生かさないと・・・
2015.09.18
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阪神大震災、中越地震、そして今回はまさに震源地の中越沖地震と何時も現場で活動をしてきました。 本当に卓上の理論や通常の感覚とは明らかに違います。最初は麻痺や悲しみ、切なさが出ますそして時期が立つと怒りや自分を責めるようになる人もいます。そして、ほっとし最初の一ヶ月は誰でもが怖さ、不安を覚えていますから様々な感情も出てくるのは、当然の反応です。うつでも疲れ、だるさ、やる気がないなどもそうですが、その感情が薄れる事なく、強くなったりして一ヶ月以上続くのをPTSDといいます。だから、教育機関で公的機関で現在あがってきているのは地震直後の アンケートですから、参考程度にして、これで安心などと思わないで欲しいのです。 本当はこれから調査を取るのが臨床では大切な事と思っています。これから、本当に病的な心理的なものが出てきます。(アルコール中毒、不眠、うつ、自律神経失調、暴力的行動、パニック障害 自己臭、登校拒否、引きこもり・・・)まず災害時のストレス反応への対処法・被災体験を誰かに話し、自分も聞く ・話す時には「出来事」「考え」「気持ち」の順にすると話しやすい ので質問も事実から聞いていく ・感情を抑えない、吐き出すことで整理されていく ・深呼吸・リラックス ・運動をして体をほぐす ・酒でまぎらわさない ・カフェイン、糖分を取り過ぎない ・栄養のバランスをとる ・計画を立て、無理をしない ・自分を責めない ・つらさを一人で抱え込まず、助けをまわりに求める ・子供には絵をかかせる。・絵をみながら、みんなで話し合う ・災害の記事や写真を持ち寄ってコラージュをつくる(自分で描くより子供は安心し手取り組める)◎グループトーキングをして、最後に今度地震がおきたらどうする?事実を聞き、考えをきき、感情を聞く・・・この手順みんな助けてくれたよね・・・どんな事と出来事の事実をとらえて、経験にしていく。ボランティアも第二次被災者として認識をしておく ・深呼吸をして落ち着きを取り戻す ・自分やボランティア仲間である周りを褒める ・同僚や周囲に経験をきいてもらう ・十分な栄養をとる ・好きな音楽を聴いたり、入浴したりしてやすむ援助のリーダーシップをとる方に・少したってほっとすると燃え尽き症候群が出始めます・自分で効率がおきてきたら、現場から少しはなれる。・常に情報を流し、自分で抱えず周囲に協力をもとめる・自分の限界、ペースを知っておく・ボランティアから帰ってきたら出来るだけ第三者に話をしましよう
2015.09.18
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私たちは、本当に現場で対応してきましたから、時期により幾つかの対応を変えていく事を知っています。少し落ち着きが出て緊張が取れてきてから、心理面が出てきますから子供のいる家庭では注意をしてみていてください。一年ほどたって「自己臭」といって、今回の水害や災害の時に友達に「くさい」と言われてから、それがトラウマとなって自分は臭いのではと気になり、過剰に手をあらったり着替えたり臭いは、自分から出ているからと家からまったく出れなくなったような子も私の所ですら数名いました。本当は臭くもなにもないのに、何気ない一言、何気ない行動は子どもたちの心を傷つけます。子どもたちどうしもやりきれない思いから攻撃をしてしまうのも遅れて出てきます。担当者や心理的な対応をする方々は注意をしてほしいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 災害が心にもたらすもの災害に襲われた恐怖、愛する人を亡くした喪失感、家や財産を失ったショック。 災害直後の精神的ストレスは想像以上です。 一般的に、災害時のストレス反応として、以下のものがあげられます。 心理・感情面 睡眠障害・恐怖の振り戻し、不安、孤独感、疎外感、イライラ、落ち込み、 怒り、生き残ったことへの罪悪感 身体面 頭痛、手足のだるさ、虚弱感、喉のしこり、筋肉痛、胸の痛み、吐き気、 下痢、胃腸障害、食欲不振、呼吸障害、悪寒、のぼせ、冷え、ふるえ、めまい、アレルギー思考面 集中困難、思考力のマヒ、混乱、無気力、短期の記憶喪失、判断力や決断力の低下、選択肢や優先順位を考えつかない行動面 怒りの爆発、けんか、過激な行動、家族間のトラブル、ひきこもり、 社会からの孤立、飲酒や喫煙の増加、拒食、過食、子どもがえり これらは、災害という「異常な事態」に対する「正常な反応」といえます。ですから、感情を無理に押さえ込むのではなく、上手に吐き出すことが大切です。 自分でできるストレス対処法 被災体験を誰かに話し、自分も聞く。 話すときには、「できごと」「考え」「気持ち」の順にすると話しやすい。 感情は抑えない。吐き出すことで整理されていく。 体を動かしてリラックスする。 軽い運動や深呼吸で、こころとからだをほぐす。 ふれる、抱きしめるなどのスキンシップを大切に。 自分を責めない つらさを一人で抱え込まず、助けを求める。 楽しみをみつけ、気分転換する。 ○子供に対するケア子供が怖がったら、抱き寄せて「大丈夫、心配しなくてもいいよ」と安心させる。 子供の話を、うなずきながら聞いてあげましょう 「よくがんばったね」とほめてあげましょう。 急に良い子になってしまう場合も注意が必要です。これは高齢者でもそうですね。 「異常時の正常な反応」が出ない方にも目を配っていく事も大切です。 抱え込んでしまう場合が多いですから、吐き出している子供より後でストレスが出てしまう場合もあります。○高齢者に対するケア体が弱っている人や、一人暮らしの高齢者の場合、孤立感や無気力感を強く感じる可能性があります。 災害時に全てなんでもボランティアが料理や何でも運んだり援助ばかりしている と自分の必要性も否定してしまう場合もありますから注意が必要です。 安心させてあげることが最も大切です。 「自分は見捨てられた」という絶望感を持たないよう、適度に声をかけましょう。
2015.09.18
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ハチドリのひとしずく (アマゾンに伝わる神話、ハチドリの物語) 『ある時、アマゾンの森が燃えていた。 大きくて強い動物たちは我先にと逃げていった。 しかしクリキンディ(金の鳥)と呼ばれる小さいハチドリだけが、そこに残った。 そして、 口ばしに1滴ずつ水を含んでは、飛んでいって燃えている森の上に落とした。 また戻ってきては、水滴を持ってゆく。 それを繰り返すクリキンディを見て、大きくて強い動物たちは、 馬鹿にして笑った。 「そんなことをして、森の火が消えるとでも思っているのか」。 クリキンディはこう答えた。 「私は、 私にできることをしているの」
2015.09.12
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震災直後は、自衛隊、警察、消防などの専門家が動きますが、この後は一般の方々などが現実と向き合うことになります。なので、災害支援、ボランティア支援など準備を進めれる人は動きだす時期です。テレビなどで情報を得ても、現実はかわりません。各自が出来ることを無理せずに自分のスタイルでしていく事が必要です。水害等の浸水被害は、これからの跡かたずけが大切で、復旧、復興までが時間がかかります。私も様々な機関に働きかけをしてきますが「無理をしない」「被災者本位」「地元主体」のボランティア三原則を意識して動いています。 そんな中で地域としての心理的回復プロセスを意識しておくと動きや心のとらえ方で一つの指標になります。「傷つくのは、直接被災した人だけではありません」事態が刻々と移り変わる中、「この地域」が広くは日本全体をさすと考えていいかもしれません。 災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われます。 期間はあくまで一般的なものです。 【英雄期……災害直後】 命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。 【ハネムーン期……6ヵ月まで】 衣食住が問題となり、生きのびた人が助けあい、外部からの援助も行なわれる。被災地は連帯感に包まれる。 【幻滅期……2ヵ月~1、2年】衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。 【再建期……数年間】 被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。 災害の規模が大きく多数の死者が出てしまったような場合、住民のストレス反応はむしろ出遅れることが多く、その分だけ長引いたり、人によってはPTSDとなる可能性もあり、専門機関の受け皿を確保する必要があります。災害は何処にでも、誰にでもやってきます。私の所、私は大丈夫とか、日頃のおこないとかではありません。常日頃から防災や自分を自分で守る備えをしておく事が必要です。
2015.09.11
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避難所では 小さな赤ちゃんのいるお母さんが集まって安心して授乳したり、励ましあったりできるスペースを確保してあげてください。 プライバシーが守られた場所で授乳ができるような配慮をする。 授乳のために特別な場所を確保できない場合には、人目に触れずにすむようなスカーフや大判の風呂敷を貸し出してください 災害時、特にこの時期の場合や、台風が雨があがった後は様々な心理面、衛生面での問題が出てくる事があります。母乳育児中のお母さんは母乳育児を続けましょう この様な状況で母乳育児を続けることはとても重要です。母乳育児は赤ちゃんの命を救います。母乳育児は完全無欠の栄養を赤ちゃんに与えます。さらに、母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。一方、安全な水や、お湯を沸かす燃料のない場所での人口乳の使用は、栄養不良、疾病、乳児死亡のリスクを高めます。母乳育児を続けることで、お母さんも子どもも慰められ、心の支えが得られます。 ストレスで母乳が干上がることはありません! 極度のストレスや恐怖で一時的に母乳の出が悪くなる事はあっても、それは一過性のものです。母乳育児をすると、お母さんも子どもも落着き、実際に緊張が和らぐようなホルモンが作られるという医学的根拠が証明されつつあります。一時的に出が悪くなっても、赤ちゃんが欲しがる度に欲しがるだけあげているとまた母乳は出てくるようになります。 栄養状態の良くないお母さんの母乳にも、完全な栄養が含まれています! 母乳の栄養はいつでも完全です。お母さんが深刻な栄養失調にかかった時のみ、母乳の量が減ります。とはいえ、災害時は授乳中のお母さんが十分な栄養を取れるよう、人口乳の配給よりも、お母さんの食べ物や飲み物を優先的に確保するようにしましょう。お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、母乳の出を良くする事ができます。 下痢の赤ちゃんでも母乳は続けられます! 母乳の中に免疫が含まれています。母乳で育てられていて、極度に下痢をしている赤ちゃんで、脱水症状がある場合は、医療を受ける必要があります。その場合も、母乳育児はやめたり減らしたりするべきではありません。非常事態では水が汚染される事が多く、哺乳瓶やおしゃぶりも汚染されている事が多いので、注意が必要です。母乳だけで育っている赤ちゃんにおしゃぶりは必要ありません。 母乳が足りないのではないかと思ったら、便や尿を確認しましょう月満ちて生まれた健康な赤ちゃんは、生後3、4日頃から1日に6-8回の尿をします。(紙オムツなら5ー6枚)。生後6-8週間くらいまでは、1日に3-5回の便がでます。欲しがるだけ欲しがる度に乳房を含ませましょう。新生児は1日8-12回飲むのが平均ですが、もっと飲む赤ちゃんもいます。赤ちゃんが欲しがるたびに授乳できていて、赤ちゃんの肌つやがよく手足を良く動かしていて、いつもの様に便や尿が出ていれば大丈夫です。 被災者の救援にあたっている方へ母乳で育つ赤ちゃんに一番必要なもの=「母乳」を赤ちゃんにあげられるように母乳育児を支援してください! 母乳で育つ赤ちゃんにとって何より必要なのは母乳です母乳育児中のお母さんが安心して授乳を続けられるような支援をぜひともお願い致します母乳で育つ赤ちゃんにとって、何よりも必要なのは母乳です。これはたとえ自身など大きな災害に遭ったときでも変わりません。赤ちゃんにとってかけがえのない食べ物である母乳を、お母さんが安心してあげられる為に、以下のような方法で支援する事が効果的です。 救援物資については 母乳で育てているお母さんに、安易に人工乳を勧めない。むしろ、災害時に母乳で育てる事のメリットを伝える。 授乳に必要な分も考えて、授乳中のお母さんには特に十分な食料を配分する。 授乳中のお母さんの中には、赤ちゃんだけでなく、他にも小さな子どもを抱えている人が多いでしょう。そのためにも、お母さんが十分な休養と栄養が取れるように特に配慮をお願いします。 授乳期のお母さんと赤ちゃんへの支援 授乳中のお母さんは接種カロリーが極端に不足すると、母乳の分泌が低下する事があります。ストレスで一時的に母乳の出が悪くなっているお母さんには、精神的なサポートをお願いします。母乳が足りなくなって、人工乳が必要になると、避難中の貴重な水や燃料、消毒のための資源を消費することにもなります。そして、人工乳は本当にそれが必要な赤ちゃんにきちんと行き渡るようにお願いします。 紛争や災害を抱える多くの国で支援活動をしている国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機構(WHO)が出した「乳幼児の栄養に関する世界的な運動戦略」では、緊急時の乳幼児の栄養について、次のような点に留意するようにと促しています。 『乳幼児は、自然に、もしくは人為的に引き起こされた災害の際はもっとも弱い犠牲者となります。母乳育児の中断や不適切な補完食(注:離乳食の事)は、栄養不良、疾病、死亡率のリスクを増加させます。たとえば難民キャンプで無差別に母乳代用品(注:粉ミルクや哺乳びん)を配布するような行為は、早期かつ不必要な母乳育児の中止をもたらしかねません。ほとんどの乳幼児に対しては、母乳育児の保護、推進、支援、および適切な時期に安全で適切な補完食があたえられるという保証に重点が置かれなければなりません。母乳代用品で育てなければならない乳児も常に少数は存在するでしょう。適切な代用品が供給されなければなりません。そして、それが通常使用される一連の食品や医薬品の一部として、調達され、配布され、安全に与えられなければなりません』 (日本ラクテーション・コンサルタント協会訳) 2004年10月31日作成:災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会 「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」は、日本ラクテーション・コンサルタント協会、ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本、母乳育児支援ネットワークの協働により運営しています。★日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC):母乳育児援助のための専門的な知識と技術を持つ「国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)が運営している、母乳育児支援にかかわる専門職のための団体です。★ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本:母乳で育てたいお母さんのための集いを開き、相談活動などを行なっている、母親によりボランティア団体です。世界66カ国に活動グループがあります。★母乳育児支援ネットワーク日本(BSNJapan):ユニセフや国連の協議団体であるWABA(世界母乳育児行動連盟)やIBFAN(乳児用食品国際ネットワークといった団体と連携をとって広く母乳育児に関する情報の提供などを行なっています。)
2015.09.11
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私は阪神淡路、中越地震、中越沖地震、東日本大震災、海外支援をしてきました。東日本大震災の時は防災カウンセラーとしてラジオのFM東京から全国に被災地に40本近く御話をさせて頂きました。日本では危機管理として教育をマインド・メンタル・フィジカル・経済・行政などにたいしてのノウハウや学問的な理解はあっても経験値が不足していますから、出来る限り経験者が伝えいければと感じています。「学問やマニュアルと実際の現場は違います」そんな中で災害時に伝える事を整理して書いていきます。◎アクティブ・リスニングを使ったアウトリーチ当初、多くの人は感情がマヒした状態にあります。このときに「どんな気持ちですか?」と聞いても意味がなく、むしろ、マヒによる防衛の壁を無理に崩さないことが大事です。話を聞くには、「何が起きたのか」という事実から質問を始めます。「震災があったとき、どこにいましたか?」「まず何をしましたか?」「誰と一緒でしたか?」など。 次に「何を考えたのか」を質問します。「震災の時、何を考えましたか?」「このところ、どんなことを考えていますか?」「ずっと頭から離れないことはなんですか?」など。多くの人は、考えを話すうち自然と感情を表現しますが、場合によってはやわらかく質問を向けます。被災者が感じていることは、ストレスへの正常な反応であり、時とともに薄らいでいくことを伝えます。語りたくない人に対しては、その気持ちを尊重してください。「今、話したい気分ですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。◎メンタルヘルスの領域で援助を行なう方へ アウトリーチのスタッフは「カウンセリングをしましょう」などと切り出すべきではありません。「心理学」などの専門用語もタブーです。心のケアをすると気負うことなく、食事運びや片づけの手伝い、書類を書く手伝いなど、その場で役立つことをしながら、「大変でしたね」「何か私にできることは?」と自然に声をかけます。感情が高ぶっている人はさりげなくケアし、手続きがわからない人には説明し、特別な援助が必要なら紹介・手配します。そのため、メンタルヘルスの援助者は、他部門の動きや、公的手続き、交通手段の確保など、地元のあらゆる情報を知っておく必要があります。ひどいうつ状態や不安、精神障害の悪化、アルコール依存など、日常生活が困難な被災者は、専門治療機関につなげます。現実には起こっていないことが起こっているかのようにふるまう、極度の興奮状態にある、表情がまったくない、ストレスによる身体症状が深刻、自殺の恐れが感じられるなど、反応が激しいときは、早期に専門機関につなげる必要があります。◎被災者の怒りへの対応「幻滅期」の怒りが家族に向かったり、権利の放棄にならないよう、現実的な手助けが必要です。 目の前に怒っている人がいたら、反論や議論は避け、具体的に何に一番腹が立っているのか、聞きだします。援助機関の窓口などで応対する場合、集団を相手に話すのはタブー。行動がエスカレートする危険があるからです。代表者に出てきてもらい、「こちらでゆっくり話を聞きましょう」と、場所を設定しましょう。まず、スタッフ自身が深呼吸して心を落ち着けます。怒っている人は、あなた個人を責めているのではありません。弁解せず、じっくり話を聞き、相手の感情が出つくした後で「お気持ちはよくわかりました」と言い、相手が落ち着いていたら具体的な話に入ります。◎被災者の深い悲しみへの対応「悲しまないですむようにしなければ」「泣くのをやめさせてあげなければ」と思う必要はありません。周囲の人や援助者にできるのは、基本的には、そばにいてあげることだけです。落ち着ける場所を探し、すぐに手が届くぐらいの距離をとって座りましょう。泣いている人には、質問やアドバイスをすべきではありません。人は泣くだけ泣くと、たいてい気分が楽になったと感じます。話をしたいようなら、静かに話を聞きます。「それはつらいですね」「本当につらかったでしょうね」というように、悲しみの感情を受けとめます。肉親を失うなど、大きな喪失の悲しみが癒されるまでには、ショック~怒り~深い悲しみ~受け入れ、といったプロセスをたどり、その人なりの時間が必要です。◎子どもへの対応子ども、高齢者、心身の障害を持った人は、自分で行動できる範囲が限られるため、不安が高くなります。 災害の正体がわからないことも、恐怖を強めます。多くの場合、子どもは災害後に、夜泣き、おねしょ、甘える、だだをこねるなど、赤ちゃん返りのような反応を示します。 これは一時的なもので、心配する必要はありません。幼い子どもは自分中心の世界観をもっているため、「自分がいけない子だったから、こんなことになった」という考え方をしがちです。「あなたは悪くない」と納得させてあげてください。 子どもの行動を叱ったり責めたりすると、こうした考え方を強めてしまうことがあります。 家庭、あるいは周囲の大人が子どもに対してできるのは、以下のことです。 *なるべくそばについていてあげる。 *十分に温かくして、栄養をとらせる。 *恐がったときは「一緒にいるから。大丈夫」と安心させる。 *災害について教える。 *体験を話す場をつくる(強制はしない)。絵を描かせたり、絵を前にしながら話を聞く。 *年齢に応じ役割を分担し、責任を果たしたら心からほめる。 子どもは強靭な復元力をもっています。 周囲の支えが得られれば、大人よりも早く立ち直ります。◎.子どもに家族の死をどう伝えればいいか?事実を伝えてください。亡くなったときの様子を事細かに教える必要はありません。また、大人にしばしば言うように「苦しまなかった」などの慰めもいりません。たとえば「地震で家が倒れて死んでしまった」のように、事実を説明します。小さい子どもに対して「お母さんはお星さまになった」のような幻想的な説明は禁物です。もう生きている人のようには動いたり話をしたりできないこと、お墓に入れることなどをわかりやすく説明します。家族の死について子どもが自分を責める考え方をしないよう、「あなたのせいではない」ときちんと伝えることを忘れずに。 死を受け入れない場合、無理に事実を突きつけるのは避けるべきです。子どもの要求にできる範囲で応えつつ、誰かが一緒にいて状況を見守ってください。◎.高齢者への対応これまでの生活が変化する苦痛は、高齢になるほど強くなります。日常が崩壊し、住み慣れた所から離れなければならないこと、新しい事態に適応しなければならないことは、高齢者にとって非常につらいものです。 高齢や、心身の障害によって自力で対処できる範囲が限られる場合、恐怖や無力感も強くなります。 感情的にひきこもったり、「子ども返り」をするのは、こうしたストレスへの反応です。 気がねして助けを頼めなかったり、援助を受けるのが申し訳ない、あるいは恥だと感じる人もいます。 援助者や周囲の人がまずできるのは、以下のことです。 *理解できるよう状況を知らせ、今後のプランを話し合う。 *非論理的なこだわりは修正し、安心させる。 *混乱しているようなら、日付や時間や状況を繰り返し説明し、認識を助ける。さまざまに違った説明をせず、できるだけわかりやすい言葉で、繰り返し話す。 *頻繁に声をかける、名前を呼ぶ、「肩をもみましょうか」など自然に身体にふれる。 *心身の状態に注意する。 *話を聞き、気持ちをくみとり、できる範囲でニーズに応える。 「もう生きていたくない」など救援や支援を拒む場合には、「あなたが現にこうして生きていること」「生き残ったこと」には何か特別な意味があるはずだと、心から伝えてください。 以上、『災害と心のケア』デビッド・ロモ著より
2015.09.11
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2008年より続いた平成の米百俵プロジェクト早いもので、もう今年のお米の収穫時期がもうすぐやってきます。恩返しの為にはじめて8年間続けてこれた事が本当にありがたいです。通常無農薬なら30キロ 28,000円以上で取引されているようです。私たちの田んぽは 前の年から田を育てエムリン菌農法により、手間暇かけて大切に作っています。30キロ 玄米 14,500円 税別10キロ 玄米 7,500円 税別発送は9月末から10月の初旬です。(白米にすると1割へります)送料は別途、全国発送できます。(着払い)とりに来て頂いても大丈夫です。新潟県柏崎市長浜町1-39ナチュラルメディカル 下條 茂電 話 0257-21-1625ファックス 0257-47-7211哲学と想いのあるお米です。宜しくお願いします。http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-bfcb.html人は忘れないと言ったら忘れない「義」を持つことが大切だと思っています。
2015.08.27
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私たちには当たり前でもそうでない事も沢山ありますね。現場にいた私たちでしか話せないことがあります。何度でも何度でも伝えなきゃね。災害と心のケア・デビッド・ロモ『災害と心のケア』ハンドブック(デビッド・ロモ著)からの抜粋です。 1.地域としての心理的回復プロセス「傷つくのは、直接被災した人だけではありません」とお伝えしましたが、事態が刻々と移り変わる中、「この地域」が広くは日本全体をさすと考えていいかもしれません。災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われます。期間はあくまで一般的なものです。【英雄期……災害直後】命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。【ハネムーン期……6ヵ月まで】衣食住が問題となり、生きのびた人が助けあい、外部からの援助も行なわれる。被災地は連帯感に包まれる。【幻滅期……2ヵ月~1、2年】衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。【再建期……数年間】被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。災害の規模が大きく多数の死者が出てしまったような場合、住民のストレス反応はむしろ出遅れることが多く、その分だけ長引いたり、人によってはPTSDとなる可能性もあり、専門機関の受け皿を確保する必要があります。 2.メンタルヘルスの領域で援助を行なう方へ アウトリーチのスタッフは「カウンセリングをしましょう」などと切り出すべきではありません。「心理学」などの専門用語もタブーです。心のケアをすると気負うことなく、食事運びや片づけの手伝い、書類を書く手伝いなど、その場で役立つことをしながら、「大変でしたね」「何か私にできることは?」と自然に声をかけます。感情が高ぶっている人はさりげなくケアし、手続きがわからない人には説明し、特別な援助が必要なら紹介・手配します。そのため、メンタルヘルスの援助者は、他部門の動きや、公的手続き、交通手段の確保など、地元のあらゆる情報を知っておく必要があります。ひどいうつ状態や不安、精神障害の悪化、アルコール依存など、日常生活が困難な被災者は、専門治療機関につなげます。現実には起こっていないことが起こっているかのようにふるまう、極度の興奮状態にある、表情がまったくない、ストレスによる身体症状が深刻、自殺の恐れが感じられるなど、反応が激しいときは、早期に専門機関につなげる必要があります。 3.アクティブ・リスニングを使ったアウトリーチ当初、多くの人は感情がマヒした状態にあります。 このときに「どんな気持ちですか?」と聞いても意味がなく、むしろ、マヒによる防衛の壁を無理に崩さないことが大事です。話を聞くには、「何が起きたのか」という事実から質問を始めます。「地震があったとき、どこにいましたか?」「まず何をしましたか?」「誰と一緒でしたか?」など。次に「何を考えたのか」を質問します。「揺れの瞬間、何を考えましたか?」「このところ、どんなことを考えていますか?」「ずっと頭から離れないことはなんですか?」など。多くの人は、考えを話すうち自然と感情を表現しますが、場合によってはやわらかく質問を向けます。被災者が感じていることは、ストレスへの正常な反応であり、時とともに薄らいでいくことを伝えます。語りたくない人に対しては、その気持ちを尊重してください。 「今、話したい気分ですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。 4.被災者の怒りへの対応「幻滅期」の怒りが家族に向かったり、権利の放棄にならないよう、現実的な手助けが必要です。目の前に怒っている人がいたら、反論や議論は避け、具体的に何に一番腹が立っているのか、聞きだします。援助機関の窓口などで応対する場合、集団を相手に話すのはタブー。行動がエスカレートする危険があるからです。代表者に出てきてもらい、「こちらでゆっくり話を聞きましょう」と、場所を設定しましょう。まず、スタッフ自身が深呼吸して心を落ち着けます。怒っている人は、あなた個人を責めているのではありません。弁解せず、じっくり話を聞き、相手の感情が出つくした後で「お気持ちはよくわかりました」と言い、相手が落ち着いていたら具体的な話に入ります。 5.被災者の深い悲しみへの対応「悲しまないですむようにしなければ」「泣くのをやめさせてあげなければ」と思う必要はありません。 周囲の人や援助者にできるのは、基本的には、そばにいてあげることだけです。落ち着ける場所を探し、すぐに手が届くぐらいの距離をとって座りましょう。泣いている人には、質問やアドバイスをすべきではありません。人は泣くだけ泣くと、たいてい気分が楽になったと感じます。話をしたいようなら、静かに話を聞きます。 「それはつらいですね」「本当につらかったでしょうね」というように、悲しみの感情を受けとめます。 肉親を失うなど、大きな喪失の悲しみが癒されるまでには、ショック~怒り~深い悲しみ~受け入れ、といったプロセスをたどり、その人なりの時間が必要です。 6.子どもへの対応子ども、高齢者、心身の障害を持った人は、自分で行動できる範囲が限られるため、不安が高くなります。 災害の正体がわからないことも、恐怖を強めます。多くの場合、子どもは災害後に、夜泣き、おねしょ、甘える、だだをこねるなど、赤ちゃん返りのような反応を示します。 これは一時的なもので、心配する必要はありません。 幼い子どもは自分中心の世界観をもっているため、「自分がいけない子だったから、こんなことになった」という考え方をしがちです。「あなたは悪くない」と納得させてあげてください。 子どもの行動を叱ったり責めたりすると、こうした考え方を強めてしまうことがあります。 家庭、あるいは周囲の大人が子どもに対してできるのは、以下のことです。 *なるべくそばについていてあげる。 *十分に温かくして、栄養をとらせる。 *恐がったときは「一緒にいるから。大丈夫」と安心させる。 *地震について教える。 *体験を話す場をつくる(強制はしない)。絵を描かせたり、絵を前にしながら話を聞く。 *年齢に応じ役割を分担し、責任を果たしたら心からほめる。 子どもは強靭な復元力をもっています。 周囲の支えが得られれば、大人よりも早く立ち直ります。 7.子どもに家族の死をどう伝えればいいか? 事実を伝えてください。 亡くなったときの様子を事細かに教える必要はありません。 また、大人にしばしば言うように「苦しまなかった」などの慰めもいりません。 たとえば「地震で家が倒れて死んでしまった」のように、事実を説明します。 小さい子どもに対して「お母さんはお星さまになった」のような幻想的な説明は禁物です。 もう生きている人のようには動いたり話をしたりできないこと、お墓に入れることなどをわかりやすく説明します。 家族の死について子どもが自分を責める考え方をしないよう、「あなたのせいではない」ときちんと伝えることを忘れずに。 死を受け入れない場合、無理に事実を突きつけるのは避けるべきです。子どもの要求にできる範囲で応えつつ、誰かが一緒にいて状況を見守ってください。 8.高齢者への対応 これまでの生活が変化する苦痛は、高齢になるほど強くなります。 日常が崩壊し、住み慣れた所から離れなければならないこと、新しい事態に適応しなければならないことは、高齢者にとって非常につらいものです。 高齢や、心身の障害によって自力で対処できる範囲が限られる場合、恐怖や無力感も強くなります。 感情的にひきこもったり、「子ども返り」をするのは、こうしたストレスへの反応です。 気がねして助けを頼めなかったり、援助を受けるのが申し訳ない、あるいは恥だと感じる人もいます。 援助者や周囲の人がまずできるのは、以下のことです。 *理解できるよう状況を知らせ、今後のプランを話し合う。 *非論理的なこだわりは修正し、安心させる。 *混乱しているようなら、日付や時間や状況を繰り返し説明し、認識を助ける。さまざまに違った説明をせず、できるだけわかりやすい言葉で、繰り返し話す。 *頻繁に声をかける、名前を呼ぶ、「肩をもみましょうか」など自然に身体にふれる。 *心身の状態に注意する。 *話を聞き、気持ちをくみとり、できる範囲でニーズに応える。 「もう生きていたくない」など救援や支援を拒む場合には、「あなたが現にこうして生きていること」「生き残ったこと」には何か特別な意味があるはずだと、心から伝えてください。 以上、『災害と心のケア』デビッド・ロモ著より
2015.05.12
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先日のネパール地震で多大な被害が出ているようですが今は、緊急支援の専門家が動く時ですから今は今出来る事を考えて行動をしています。大使館等にも連絡をとり正確な状況を調べています。必要があれば動けるようにと様々な面で準備だけはしています。そんな中で、私共でサーポートした地域についてメンバーが報告をうけているのでメールの一部を記載します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地震は、日本だけでなく世界でも「治に居て乱を忘れず」の代表のように感じています。私自身は、例年並みに年2回、今年は7月と12月の渡航を予定しています。2011年9月に、カトマンズで地震を体験しました。震度3程度と思っています。かの地では震度などは発表されません。かの地では、生徒は避難訓練もされず、震度3程度でもかなりパニックだったようです。幸い大過なく過ぎました。さて、26日現在、私たちGLESのカウンターパートのチルドレンモデルスクールから、「生徒・スタッフとも無事」の返信を代表の市川が受けています。カウンターパート以外の学校(絵を描いた生徒の在籍校)は、連絡が取れていません。田舎の学校なので連絡は、7月に行ったときにとるつもりです。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私たちも何時でも被害や被災者になる事があります。万事準備を怠らない事が大切だと思います。
2015.04.28
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東日本大震災からもうすぐ4年になりますね。当時、皆さんは何を想い、何を感じてましたか?そして、どんな事をしていましたか?当たり前の「有難さ」「尊さ」や「感謝」を感じていませんでしたか?その気持ちを今も変わらずに持ち続けていますか?「けして忘れないと想った思いを」大切に育んでいましたか?3,11 私は次の日にもうすでに福島に17時間かけて山形の米沢まわりで入っていました。そして、帰ってきてすぐにラジオのFM東京で全国の皆さんや、被災者の人に語り掛けていました今から思うと不思議な流れでした。全国に沢山のカウンセラーや心療内科、精神科や偉い大学の先生はいたはずですが私の所に白羽の矢が立ったのです。本当に1か月は、全部で6社、生放送でラジオの昼夜問わずに出演回数は60本を超えて全国で震災の時に心のあり方、震災の時の心の動きと、ボランティアで入る時の注意など沢山のお話をさせて頂きました。卓上論や理論では現場では全く役に立たないのです。そして、その年は震災から一か月もしないでインドネシアへの災害支援としてジョグジャカルタに4月には入って子どもたちを主にした支援をしていました。国は違っても、やっている事は同じだし私にとっては何も変わらないのです。だから海外からラジオに出て話かけていましたインドネシア海外支援私にしか出来ないことを、私に出来る事をしていました。阪神淡路、中越地震、中越沖地震と考える前に動いていた自分や動けていた自分がいます。今は、私のレベルや年齢、立場で出来る支援を繰り返し続けてます。形は変わってもやっている事は変わりません。予防医療を進めて社会保障費を減らして、日本の次の世代の為そして世界の子どもたちに届くように海外支援を繰り返ししています。下條、最近、変わったよねという人は本質をみと欲しいと思いますし、人をみて何かを言うなら、感じるならほんのちよっとだけ周り(世界)をみて、自分より大変な人に意識を向けてほしいと思うのです。食べ物があり、屋根があり、お風呂に入れて、飲む水があるなら・・・そしたら幸せのものさしが変わると思うのです。本日も読んで頂きありがとうございます。さあ、明日もしっかり仕事をしょう。 感謝
2015.03.09
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未来予想図実行委員会では現在JIM NETの活動を支援しています様々な事があるなか世界情勢はまた戦禍の中にあります。世界的には平和ではなくイスラム国や中東をはじめ大変な状況で子どもたちの将来やビジョンはかなえられない処か命の危険が毎日さらされています。このような地域における活動支援は相手方のサポート体制や組織がなければ正しく使われない場合が多いですので、当面は様々な機関と一緒に活動をしていきたいと思っています。今後共宜しくお願い申し上げます。
2014.12.29
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