ベルギ-永住ミステリー小僧のブログ

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2024.05.10
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カテゴリ: 昨日の小僧日記


昨日は昼食を食べ終わったころから、何とも言えぬ怠さと睡魔が襲い掛かってきました。まるで睡眠薬を飲んだ後のように意識がモウロウとして、同時に今まで経験したことのない苛立ちも感じました。
正直「これはやばいぞ」と感じるような疲労感と倦怠感、イライラでした。

実は困ったことに昼食中に娘から電話があり、ガレ-ジに修理に出している車を引き取りに行くので、一緒に来て欲しいとの依頼があったのです。勿論、何の問題も無いので、いいよ、と答えたのですが。

ちなみに娘の車がガレ-ジにある間は、私の車を貸していました。

娘が来るのを待っている最中に、何とも言えず不快な気分になりイライラしてくる自分を制御できなくなってしまいました。単なる疲れから、というものではなく、ここ何年か味わったことのないイラツキでした。
娘が来てからも殆ど何もしゃべらずに、ひたすら無言を通しました。何か話そうものなら、どういう言葉、というより罵詈雑言が飛び出して来るのか不安だったので、とにかくブスっとしているよりほかない状況でした。
「娘には後で説明すればいい」
と思い、全く相手にしませんでした。

娘が車を引き取ってから私が車を始動させてからその異変に気がつきました。
車がブー、ブーと警告音を鳴らしているのです。慌てて車を止めて前を走っている娘にクラクションを何回も鳴らしました。車の調子が悪いから見て欲しい、ということでしたが、自分が何故かパ二くっていることに気付いていました。これは不味いと…。
そして前方に止めた車から娘が降りてくるのを見て、全てを悟りました。前にも同じ音を聞いたな、と。
その音はドライバ-に『サイドブレ-キを外しなさい』という警告音なのでした…。
本来なら恥ずかしい失態なんですが、その時は「これは本気でやばいぞ」と思いましたね。
実はガレ-ジで発進する時に2回もエンストを起こしたからでした。エンストにブレ-キ゚外し忘れ、こんなヘマを繰り返し起こすことなど通常では考えられないことなので、これから高速を走って家に戻る道のりを考えると背筋に冷たいものを感じました。
-果たして無事に家にたどり着けるだろうか?

しかし一方で何故か全く気にしない自分もいたのです。
正気の時の自分ならば、体調が悪い時は速度を落として慎重に運転するのですが、その時は怖いながらも制限速度を超過して運転していたんです! 信じられないけど。

こんな体調と感覚が全く乖離した状態で車を運転していたのですから、何かが起こらない訳がありません。
実は一か所トラムと交差する場所があるのですが、滅多に来ないトラムと衝突する危険を味わってしまいました。トラムとは20メ-トルほどの距離がありましたが、向うは結構な速度で走っていましたから、2秒遅かったら横っ腹に追突されていました、そういう状況だったのです。

ただ、何か神経がマヒしているのでしょうか、本当に危ない目に会ったのに何故か恐ろしかったという気持ちにならないのが不思議でした。
その代わり、このまま運転すれば「必ず」事故を起こすという恐れというか確信がありました。
その後の家までの数キロは、まるで初心者マークの運転者のようにゆっくりゆっくりと慎重におっかなびっくりで運転を続けたものです。
その甲斐あってなんとか家まで大事(´;ω;`)ウッ…なく到着することが出来ました。ホッと一息…。良かった~大笑い

この様な最悪の体調になったのには当然のことながら訳があります。
夜中の3時に目が覚めてから眠れなくなったので、午前4時頃日本の銀行に電話(スカイプ)を掛けました。例の件で
4月の22日に『残高証明書』の依頼書の束を送付するといっていたのに、5月7日になっても届かないので心配して ​確認のために電話したのです。ここ数日、かなり気になってしょうが無かったことなんです。

実は7日にある封書が『普通の航空便』で日本から届きました。消印は5月2日でした。つまりわずか5日間で到着したのです。
一方で欧州向けなら1週間で届くはずの国際スピ-ド便(EMS=Express mail service)で発送したとの銀行の話なのに、2週間以上経っても家の郵便受けに入っていないのは明らかにおかしいので、本当に22日に送られたのかどうしても確認せざるを得なくなったのです。
以前にこのブログでも書きましたが、妻が亡くなって遺産相続手続きの真っ最中にある訳ですが、関係書類の一環として日本の銀行にある私の口座の残高の『証明書』を関係政府機関から求められているので至急必要なのですが、日本のそのメガバンクは、『依頼書を郵送するのでそれに記入して送り返してほしい。記入された依頼書を受け取り次第、証明書を作成して郵送する』との回答でした。

この経緯についてはかなりの議論がありましたが、通常とは違う緊急時の対応をお願いするも、『できません』を繰り返すばかりで全く聞く耳を持たない対応には辟易しました。担当者との会話は決して楽しいものではなく、高血圧の持病がある方ならば、間違いなく病院に搬送されるであろう『イライラが募るバトル』なのです。

今回だって出来れば電話なんかしたくなかったのですが、依頼書が届かないのでは致し方ありません。
担当者と話した結果、投函は22日であること、依頼書の封筒はベルギ-についているはず、とのことまでは分かったらしいのですが、ではどうして配送されないのかまでは不明だそうです。
銀行側から日本郵便に問い合わせてみるということで、一旦電話は切りましたが、3時間半後に電話がありどうするか話し合いました。今度はどうも上司が登場してきたようです。

しかし話の内容は変わりません。
いつものようにこちらから何か提案したりお願いしても
それは出来ません
何故できないのか問うても
お答えできません
じゃあどうするんですか? と訊くと
最善を尽くします
こちらが少々自棄になってブラックジョ-クを言っても
『それについては 何も言うことはありません

これ、いつもの毎回のことなんですが、 まるで禅問答の様な答えしか返って来ません。いや、 これこそはAI登場前の出来損ないのロボットとの会話そのものだ、ということに後で気付きました大笑い

言葉は違いますが、国会答弁でよく聞く『善処いたします』によく似てますね。最善を尽くす、と繰り返すのでどうするか尋ねると、結局出てくる言葉は『同じ方法で再送します』だけなんですよ。
メ-ルでのやり取りばかりでなく、何かを送信したり発信するだけでも『できません』を壊れたテープレコ-ダ-のように繰り返すばかり。理由を訊いても『お答え出来ません』
これじゃあこちらの頭がおかしくなっても無理ないですよね?

頻りに『申し訳ありません』『最善を尽くします』という言葉を繰り返し繰り返し聞いても、 彼らの誠意を感じることは全く『ありません』 。それよりもなんか白々しさを感じましたね。

もはや怒りとかはありません。ただただ諦めのような心境です。
とにかくどうでもいいから『しっかりと』『迅速に』『よく考えて』『納期に間に合うように』『粛々と』仕事をして欲しいです。
我が家の『財政』は彼らの手にかかっているのですから。

ということで、その日の私は日本のバンカ―たちによって、翻弄され感情を麻痺させられてぼろ雑巾のように疲れ切った挙句、荒野に置き去りにされた一人のシニアのような心境でした。
もうこの辺でやめておきましょう大笑い


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最終更新日  2024.05.10 04:09:18
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