Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年02月27日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
37 :地球紀3 動物・植物・鉱物-2
 第三では鉱物存在についての要項を纏めます。地球の鉱物界もまた、人類の進化全体から排除されることによって生じた。鉱物の形態は、月が地球から分離したあとでも、凝縮したままでいた。魂の存在のうち、土星紀の段階に留まりつづけ、したがって物質形態を取ることしかできないものだけが、このような鉱物体に惹きつけられた。(P253-254)
 鉱物存在は、月が地球から分離しはじめたときその萌芽が形成され、地球が現在のような、いわば固体化した形態をとるようになってはじめて「鉱物界」が存在するようになったといえる。鉱物は、地上においてはエーテル体、アストラル体、自我を持たないが、アストラル界においてエーテル体を、霊界下部にアストラル体を、そして霊界上部に自我を有している。さて、動物、植物、鉱物の存在は、人間がその進化において、みずから放出してきた存在であるということができる。逆にいえば、そうした存在を放出することによって人間は現在のような進化段階に立つことができたともいえる。それらの存在は人間に供犠を捧げている存在だともいえる。人間は、食べることひとつとっても動物、植物、鉱物の存在なくしてはこの地上で生きることはできない。それらの存在によって助けられながら生きているわけで、その意味においても、人間はそれらの存在に対する責任を有しているといえる。仏教で「山川草木悉皆成仏 (さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」というように、この世のありとあらゆる存在は「成仏」する可能性を有していて、人間はそれに対する責務を負う存在であるということもできるかもしれない。現在の科学主義的な世界観では、この世界は、すべて物質でできていて、エーテル体とかアストラル体だとか自我だとかいうのもそれらに還元されてしまうことになる。そうした世界観においては、動物、植物、鉱物の存在への視点を持とうとしても、詭弁のような「保護」の発想しかでてこないだろう。その意味でも、地球進化における進化段階の違いやそれぞれの存在様態の違い及び相互関係について神秘学的な観点が必要されるのではないだろうか。



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最終更新日  2023年02月27日 06時10分06秒
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