Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2024年01月29日
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カテゴリ: 霊魂論
内的霊的衝動の写しとしての美術史
第2講  ルネサンスの三人の巨匠 レオナルド ミケランジェロ ラファエロ
ドルナハ  1916年11月1日-レオナルドの芸術作品-3
続いて洞窟のなかの聖母と幼子イエスです。さて、もちろんこれより前に制作されたものですが「晩餐」です。これは、ミラノにおいて長期間(1495-98)サンタ・マリア・デレ・グラツィエ修道院内で手がけられました。この絵についてはしばしばお話ししましたね。ご存じの通り、ここでは、それまでに描かれた「晩餐」の画ギルランダイオ(55)やその他のに対して、この「晩餐」に見られる芸術的な仕上げ全体における
本質的な進歩が書き留められねばならないということです。この絵における全生命を観察してごらんにな
れば、あらゆる構成的なものにも関わらず、人物の特徴を表すものが強く前面に出ていて、そこにまさに
レオナルドにおける完全に新しいものを見ることができるほどだということがおわかりになるでしょう。とは云え調和がとれていること、構成との特徴ある調和は、この画においてきわめて驚くべきものにまでなっています。弟子たちの四つのグループがいたるところで同時にひとつの閉じた三つ組をなし、これらの三つ組みのどれもが、すばらしく全体に組み込まれています、色彩と光の展開のしかたのすばらしいこと。そしてこれが彩色の上でもいかに構成に入り込んでいるか、これについては一度注意を向けていただきました。絵全体の色を一緒に感じ取ろうとするなら、色が相互に補い合うように。私は補色として補い合うと言いたいのではありません、けれども全体を一緒に見るときは、補色に似たしかたで、実際に純粋な光が得られます、色が純粋な光となるのです。色が絵全体に分割されているとまったくもって感じられるなら、これは、全体を、レオナルドの創造の深い秘密を、それを通して直視させるものなのです。このことは、次の絵の彩色にも見られます。以下は絵から取り出した個々の人物です、ワイマールでも見られる弟子たちのグループです。
弟子たちの頭部:これはキリストの頭部、これより前の習作とされています。さてこれはモルゲンの銅版画ですが(1800年完成)、この版画からは、実際もう完全に損なわれているミラノにある絵の今の状態から想像するより正確に構成を思い描くことができます。私たちのところでもしばしば語りぐさになりましたこの絵の運命のことはご存じですね。これは最近になって制作されたシュタングの版画ですが、個々の部分の詳細な研究によってこの絵についてのひとつの表象を提示しようとしています。これはしばしば賞賛されるものですが、この画をまさに芸術的に愛するひとにとっては、この分野におけるすばらしい独自の芸術的成果であるかもしれませんけれども、やはりこの版画は、この絵のなかにあるものを精緻な線描的なものへと極度に転じています。
 さてこれらは、私が先ほど言及しましたレオナルドが彼の「戦闘画」として描こうとしたものの一部です。

流れ、これはそれだけで存在しています。そして、この流れのかたわらにあるのは、このような構成に関わるものに通じるのではない流れ、あらゆる時代に現れてきた可能性があったにせよ、ただこの種の絵画はあらゆる時代に偶然に存在したのではありませんが、つまり「晩餐(96)」の前に示しました(88-95)ルーヴルの絵画に表現されているような流れです。これらの中には、この《晩餐》の構成的なものを思い起こさせるものは何も含んでおらず、円熟を目指し、ただ多かれ少なかれ特徴的であろうとしているような何かが表現されています。

参照画:画家による最後の晩餐の解釈1-7

























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最終更新日  2024年01月29日 06時10分06秒
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