CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re[3]:馬場市長、どこまで頑張れるか(03/28) >elbe14さんへ 県議時代は非自民系でし…
2024.11.09
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カテゴリ: 企画モノ



この時期の入試の最大の特徴は、1979~1985年で実施された「国立大原則1校受験」が崩れ、2校(公立大も含むと3校)受験が可能となったことが挙げられます。1987年から実施に移され紆余曲折を経た結果各大学が前期後期の受験日程に定員を振り分ける分離分割方式が定着するに至りましたが、その過程で、旧帝大など難関大は前期日程の定員が多くなり、福島大など地方国立大は後期日程の定員が多くなるという現象が起きたように記憶しています。つまり、かつての一期校、二期校が形を変えて一部復活したような状況になりました。
加えて、この時期は第二次ベビーブーム世代が受験に臨んだ時期でもあり、各大学の合格難易度が上昇した時期でもあります。従って、この時期における福島県内の高校からの福島大合格者は、1988年に行政社会学部の発足に伴う定員増加があったにも関わらず、1979~1985年に比べて大きく減少する結果となっています。以下紹介しましょう。

  (学校別ランキング)
 1位 福島  520人(△63人 男子校)
 2位 福島女 502人(△7人 女子校)
 3位 安積  326人(△54人 男子校)
 4位 安積女 288人(△28人 女子校)
 5位 福島東 267人(+148人 男子校)

 7位 会津  154人(△79人 男子校)
 8位 会津女 106人(△35人 女子校)
 9位 磐城女  88人(△4人 女子校)
 10位 原町   79人(+1人 共学校)
 11位 白河女  50人(+4人 女子校)
 12位 相馬   40人(+14人 男子校)
 13位 郡山   39人(△8人 男子校)
 14位 白河   38人(△41人 男子校)
 15位 喜多方  32人(△18人 共学校)

  (地域別詳細)
 県北    1,343人(△373人 47.3%)

 会津     294人(△136人 10.3%)
 浜通り    407人(△14人 14.3%)
 県合計   2,842人(△718人)

上位15校中男子校が8校というのは各期間を通じて最多で、行政社会学部という「公務員養成学部」的な響きを持つ学部の存在感を伺い知ることができます。
その一方で、これまでちょくちょくランクインしてきた旧制中学校起源の高校がランクに遠く及ばなくなるという事例が、相次ぐようになりました。以下実例を示すと、


 保原   1979~1985年 145人 ⇒ 1986~1992年 8人
 双葉   1979~1985年  50人 ⇒ 1986~1992年 25人
 田村   1979~1985年  49人 ⇒ 1986~1992年 11人

といったあたり。特に保原の凋落は著しく、福島東の開校および1988年に阿武隈急行が開通して福島市まで通学しやすくなったという事情を差し引いても「ここまで落ちるか…」の感は拭えません。なお、保原は、その後も合格者数が回復することなく、2023年に閉校することとなります。
また、1979~1985年にランクインした学法福島、福島北の両校も、

 学法福島 1979~1985年 69人 ⇒ 1986~1992年 10人
 福島北  1979~1985年 53人 ⇒ 1986~1992年 0人

と大きく合格者数を落しています。特に県北では「福島大に合格可能な高校」の選別化が進んだ印象があります。
地域別詳細は、各地域とも合格者数を減らしたため、比率にはさほど大きな変化は見られません。ただし、会津に関しては、この時期を境に合格者数が低迷したまま推移することになります。国勢調査における1965年から1990年の人口推移をみると、

 県北     457,208人(23.0%) ⇒  509,844人(24.2%)
 県中・県南  610,254人(30.8%) ⇒  690,832人(32.8%)
 会津     380,372人(19.2%) ⇒  336,785人(16.0%)
 浜通り    535,920人(27.0%) ⇒  566,597人(26.9%)
 県合計   1,983,754人     ⇒ 2,104,058人

と、会津だけが人口減少かつ県内における比率も落としている状況なので、その証左と言えなくもないでしょう。


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Last updated  2024.11.09 13:00:47
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