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October 20, 2003
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カテゴリ: ミステリ(海外)
Reginald Hill
Dell Publishing paperback(新書判)
☆☆☆☆◎(もちっと英語力があればきっと☆☆☆☆☆)
コレが読了できて、入院中の読了目標は達成(ヲイ)
 とにっかく!ムズイ。。。!!!!!(>_<)
 文章が硬くて難しいのだ。けれど、内容は興味深い。
 発端は、パスコーにかかりつけの歯医者がアヤシゲな映画(タイトルはDroit de Seigneur*)を見ていて、「コレは特殊メイクじゃないぞ!」と告げることから始まる。周囲が懐疑的な中、パスコーは念のため、そのアヤシゲな映画を観に行くが、そこから色々さらにアヤしい人々が出てきて、それを上映していたクラブに賊が侵入し、重要関係者の一人が殺される。しかもその歯医者夫妻も踏んだりけったり。事件関係者が皆もれなく、トンデモナイ裏事情を抱えていたことが捜査の過程で明らかになっていく。
 作中、ヒルは町並みの推移の描写を詳細にしている。イギリスでの初版が’78年なので、日本でいうと、昭和初期から、昭和50年代半ばまで、というところだろうか。イギリス社会の様子が垣間見えて、ナカナカ興味深い。でも英語で読むのは、私の能力ぢゃものすご~くタイヘンだったが。
私の大好きな登場人物、ウィールド部長刑事(Sergeant Wield)初登場の巻なので期待していたが、出番は予想より少なかった(;_;)。

 この作品、他よりも少々グロい描写が多かったような気がしないでもない。Snuff Movie(グロい系本番映画みたいなもの)という、日本では余りなじみのない映画がネタになっているせいもあるけど。。。それにしても 早川書房様、この作品と次作の「Killing Kindness」の翻訳を出して下さいっ!!(>人<,) 小説としても非常にいい出来 だと思う。イギリスではテレビ化もされてるのに。。。でもネタに差し障りがあるのかなあ。

*Droit de segneur とはフィガロの結婚や篠原美季さん作の英国妖異譚第三巻「囚われの一角獣」のモトネタになったアレのこと(~_~;)。綴りの通りフランス語からの借用語のようだ。私は辞書(英和で出ていた)引いていて、脱力したぞ。。。





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Last updated  March 28, 2005 11:29:18 PM
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