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October 25, 2003
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カテゴリ: ミステリ(日本)
京極夏彦
講談社ノベルス
☆☆☆☆
 とにかくこの作品、京極堂の出番が少ない。探偵もいつもにまして役立たず、関口がうざい(-_-)。本文749ページの大作だが、解決編は最後100ページというところだ(^_^;)。
 多くのページが関口と今回登場の由良伯爵との存在に関する議論(またこれが鬱陶しい。。。)と、林羅山と儒学、ウブメについての京極堂の考察に費やされている。もっとも林羅山の意外な業績や儒学・儒教についての京極堂の話の内容は結構面白い。
 舞台になった「鳥の城」は鳥の剥製がいたるところに飾られているという描写。私は剥製が嫌いなので、気持ち悪かった。

 わりとwhodoneitは分かりやすい(というか他に考えようナシ)が、whydoneitは京極堂の説明がないとわからない。伊庭さんがいい味だしている。だが、今回の作品はやりきれない話だ。前作「塗り仏の宴」の方が読後感がよかったような…?でも前作発表から時間が経ちすぎていて、イマイチウロオボエだったりする(爆)。

 それにしても、白樺湖って戦後すぐにできた人造湖だったんだ。。。知らなかった。思わず「白樺リゾート、池の平ホ○ル~♪」なんてCMソングが浮かんできてしまった(^_^;)。さらに作中あの推理小説界の巨人がゲスト出演している。
 酒見賢一さんの「陋巷に在り」と「儒教~ルサンチマンの宗教」、それから↑の巨人の著作をちゃんと小説で読んでみたいと思った(^_^;)。

イツニナルノカナー (^_^;)。





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Last updated  March 28, 2005 11:28:36 PM
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