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February 24, 2004
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カテゴリ: 一応児童書の範疇
高田崇史
講談社ミステリーランド 
四六変型上製継表紙タイトバック、小口天地の角は削りアリ
☆☆☆☆☆◎
 これも児童文学を意識したミステリーランドの一冊。
 本当に造本と内容が凝っている♪。もう、すっかりこのシリーズのファンである。しかし、一冊の単価は高い。これだけ造本が凝っているから仕方ないだろうけど…。フトコロがいたいのだった(;_;)。

 京都に越してきたばかりの天童純は、或る日のこと、突然、東山の古刹に迷い込み、謎の僧源雲に導かれ平安の昔にタイムスリップ。そして、そこでは鬼と人間との戦いが繰り広げられていた…。

 空飛ぶ船が出てきたり、オロチが出てきたり、まさしくジャパネスクファンタジー♪。ってこう書くとなんだか凄く安易なファンタジーに思われそうだが、非常によく設定されている。ストーリー展開も凝っていて、名作だと思う。
 きちんと本来の読者たる子どもたちに向けて、著者のメッセージも作中の海神(わだつみ)の↓の台詞に託されていると思う。

 関連する題材は、同著者の大人向き講談社ノベルス密室本の「Q.E.D.~式の密室」と同じだろう。が、この作品の方がメッセージ性が強い。

 しかし、これじゃ物足りない。。「鬼の巻」となっているのだから、是非「人の巻」も読みたい。
 朱砂と水銀がご飯、というオロチがまたペット感覚で可愛いのだ♪。私も肩に一匹欲しいぞ(^_^;)。





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Last updated  February 25, 2004 12:46:03 AM
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