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September 29, 2004
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三津田信三
講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 少しミステリ的な味付けがされているが、和風ホラー。横溝正史がホラーの雰囲気漂うミステリなら、こちらはミステリの雰囲気漂うホラー。

 奈良の零落した旧家の妾腹の跡取が5・6歳の時、その家に引き取られた時に出会った怪異(前話)と、その四半世紀後に再びその家に葬儀のために戻って、出会う怪異(後話)。
 その描写が本当に怖い。それも、自分にもある似たような体験を思い出すような怖さ。どんどん引き込まれて読んでしまう。しかも舞台は奈良。日常の中にぽっかりと非日常的な因縁が潜んでいそうな土地柄というイメージを私は勝手に抱いている。。。

 が、前話に出てくる主人公の同級生達は後話に出てこない。続編「百蛇堂」に期待…薄かな、この点に関しては。。。(^_^;)。





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Last updated  September 30, 2004 01:03:44 AM
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