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November 16, 2004
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 海外の小説
パトリック・ルエル
ハヤカワミステリ1485 図書館で借りた本
☆☆☆☆☆
パトリック・ルエルはレジナルド・ヒルの変名(奥さんの名前をまんま男名前にしたっぽい^^)。某匿名掲示板で「もっと知ってほしい」作品だと書いてあったので読んでみた。

イングランドの風光明媚な湖水地方を舞台に、狙撃に失敗した中年のスナイパーが一目惚れした女性の父親こそ、彼が狙撃に失敗した男だった…!。というところから話は始まる。およそ20年前初版のサスペンス。

じわじわと緊迫感が高まるが展開は見当がつく。人間の生臭い描写と湖水地方の美しい風景の描写の対比も効果的。映像で見たいなぁ…。しかし、その後こそ、最大のこの作品の見せ場。このタイトルが全く違った意味を持っていることに読者は気付かされる。また、初版がこれだけ前だとやはり時代の違いを感じるが、当時の時事ネタが出てくるにもかかわらず、この作品にはそれがない。作品の傾向上凄いことだと思う。そう、この作品、実は 恋愛小説 なのだ。このジャンルに関しては、好みが偏向していることを自覚している私でも感動した。物凄い剛速球ストレートど真ん中、という感じだ。捕手を骨折させたという、沢村(戦前の大投手ね)の直球ストレートが決まった!というところか。





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Last updated  November 16, 2004 11:31:39 PM
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