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September 23, 2005
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 海外の小説
ジミー・マクガヴァーン

☆☆☆☆☆
 リバプールの低所得者街にある教会を舞台にした、同名映画のノベライズらしい。私は映画は知らない。この作品を読んでDVDは探したが、品切れ状態だったし…(;_;)
 ここよりもう1つの本棚の方に感想は沢山書き込むことになるのだが(爆)それにしても、同性愛にインセストとこれでもかとカトリックのタブーを盛り込んでいる。各地でカトリック教徒の反発を買ったのもうなずける内容。
 主人公や周囲の理解者に対して、正直ちょっと?なところもある。まあ、こういう事件が間近で現実に起こっていたら、私は女で異教徒だから、と日和見な態度を取りそうだが(苦笑)
 でも、最近お気に入りのダルジールシリーズでも同性愛やセクシャルハラスメントはよくネタになってるし、結構日常的なモンダイなのかなぁ…イギリスでは。
 とはいえ、やっぱり最後は感動的ではある。でなぁ、同性愛者でストレスを溜め込んだ挙句、往来で恋人(こいつがイイヤツなんだ♪)といちゃついていて、ケーサツに引っ張られてしまい、自殺未遂までやらかすわ、告解でインセストを相談されたものの、若い司祭は守秘義務との間に板ばさみになり、彼にとっては最悪の結末を見るわ…。そして、僻地に飛ばされるが、理解者の神父が迎えに来てくれる。人々の拒否の嵐の中、その神父はミサを行う。そして被害者だった少女が最後の解決に一役買う。が、この解決が私は釈然としないのだ。う~ん、聖職者も結局人の子だと言いたいんだろうか…。同性愛ってカトリックではいわば、契約違反なんだよな…経年変化にしたがって(つまり社会の変化に従って)この契約条項を改定しようということなんだろうか…???

 まあ、結局「人を裁くな。そうすればあなたがたも裁かれることはない」ということなんだろうが。まあ、個人のプライベートがそれこそ「公共の福祉」に反してない限りはそうだわな。と「女で異教徒」の私は思うのであった。





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Last updated  September 27, 2005 10:52:58 PM
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