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December 30, 2005
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カテゴリ: ミステリ(日本)
QED龍馬暗殺

講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 私は幕末に詳しくない。なので、説明も結構ちんぷんかんぷんなところが多かったが、西郷隆盛の人物像についてはとても興味深かった。言われてみればそうかもなぁ。西南戦争のあたりは知ってたんだが。
 今回の舞台は高知。ということで、最初は棚旗奈々とその妹で坂本龍馬ファンの沙織が高知で龍馬の史跡見物をするところから始まる。そして、その土地の友人が山奥の過疎の集落の出身でそこへ招かれる。
 この過疎の集落(ムラにすらなってないのだ)ががけ崩れで、孤立した一晩の間に連続して死人が出て、そこで何故か同行している桑原崇ことタタルと最後の方では、メインキャラの一人、小松崎も合流する。過疎集落の因習と平家落人伝説、龍馬暗殺を巧みにミックスしたオールスター(?)エンタテイメントだった。
 が、細かいところだったが、最後の龍馬に関する記述の使用の仕方もまた絶妙で一気に読めて非常に楽しめた。結構、映像化しても面白いかも。二時間かそこいらで収まる内容じゃないが。連続ドラマでやってくれないかな。
 とはいっても、歴史的知識には無知でも時々鋭い突っ込みを入れる、というのはいいとして、やたらタタルとの関係を言われると慌ててみたり、妙に妹の行動を嗜める奈々の性格設定に結構イラついた。こういうタイプの女キャラってウザいんだがなぁ。女性の描写が甘いって。沙織のキャラの方が何となく、オタク系の女の子の描写を上手くしていて、好感が持てた。





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Last updated  December 30, 2005 11:51:18 PM
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