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March 13, 2006
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カテゴリ: ミステリ(日本)
支那そば館の謎

光文社 四六並製
☆☆☆☆☆◎
 ずっと読みたかったのだが、読む機会がなかった。やっと念願かなう♪。短編集6作。
 嵐山の奥の山寺の、脛に傷ある寺男、住職、地元紙の女記者…といういかにもテレビに出てきそうな取り合わせだが、とても楽しめた。最初はこの寺男有馬次郎の過去から始まって、彼らが行きつけの鮨割烹の姉妹店の謎まで。殺人事件こそ起こるが、わりと日常をネタにした推理。
 それにしても、この著者の作品って何を読んでも美味しそうなんだよな~。読み終わったあと、お鮨が食べたくなって困った(^_^;)。「裏京都ミステリー」の名の通り、割と、京都の住んでいる人なら知っていそうな素材を上手く料理してくれている。続編があってもいいのに。

 にしても、有馬がこの寺に居つく原因になったのは、当時子犬だったタロウにほえられて、石段から落下したから、という結構お間抜けな理由から。このタロウの描写が最初の作品にしか出てこなかったのが、かなり残念。





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Last updated  March 13, 2006 07:50:18 PM
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