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May 28, 2008
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カテゴリ: ミステリ(日本)

QED鬼の城伝説
高田崇史
講談社ノベルス
☆☆☆☆○
 今度は鬼退治の桃太郎の地元、岡山が舞台。ここは横溝正史の作品でも有名だが、それを意識した雰囲気はあったが、作品の展開はいつも通り。
 ただ、個人的には就職した最初の年に総社から吉備津までサイクリングで観光した思い出の地なのだ。作中でも主人公達が観光しているのだが、このアタリに行こうとして、自分は迷い、この神社(?)に辿り着いたんだよな~と懐かしく思っていたら、迷い込んだ神社の名前までちゃんと出ていた。大きな石がゴロゴロしている、かなり由緒ありげな神社だったのだ、そこは。
 とはいえ、肝心の名探偵は半ば過ぎからしかでてこないし、旧家の大釜が鳴る、首を切られた死体…という道具立てはあったが、上にも書いたようにいつものこのシリーズ。しかも、その謎解きも名探偵がほとんどアームチェアディティクテブ状態なのだ。話を聞いているだけで、解決しちゃったのだから。読んでいると岡山の由緒ある神社の観光案内状態で、楽しいことは楽しかったし、また行きたくなっているのだが、ミステリとしてはちょっと物足りないかな。あと笑ったのは、つい最近まで咳だの喉の痛さにネを上げていた風邪がどうも、最後に主人公の妹か罹るアデノウィルスに関連した風邪と症状が一緒だったことだ。私も喉が真っ赤になり、咳のしすぎでつい3・4日前まで声が潰れていたし、今でも夜は少々咳が出る。
 そして、やっぱりヒロイン姉妹のやりとりがかなりウザかった。これがなければもっとストレスなく読めるのだが…。でもこのやりとり、きっとどっかのギャルゲとかアニメ好きには楽しいんだろうな。





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Last updated  May 29, 2008 01:53:12 AM
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