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September 14, 2008
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カテゴリ: ミステリ(日本)

QED神器封殺
高田崇史
講談社ノベルス
☆☆☆☆☆◎
 前作「熊野残照」の終了部分から話が始まる。和歌山市の大病院のオーナーが猟奇的な手段で殺されて、それをタタルが解決する…という話だが、著者の別シリーズの主人公がここで初登場する。この別シリーズ読んでみたかったのだが、まずはQEDで出てきてから手を出そうと思っていたのだ。
 こちらは前作よりももっと視点が広くなる。また縄文人と弥生人のメンタリティの違いに関する考察も面白い。これを踏まえて彼らの犬の扱い方を思い出すと、なるほど…と思わないでもない。私、特に犬好きだし。この作品に出てきた神社も行ってみたくなった。特に淡路島の神社だな。淡路島、行ったことないし。また、初登場の毒草師と病院の内科医(と書くと我ながらちょっと別の気分になるな…)のやりとりが結構好き。この内科医、別シリーズに顔出してるといいけど、多分出してないか。また、この小説の根幹になるあることは著者が事実をぼかしている。興味はあるが、調べ方が分からない。まあ知らなくても別にいいか。

 にしても、タタルに奈々にその妹にタタルのダチ…こいつら飲みすぎ。かなり飲酒量の描写が凄いのだが、よく頭がボケないで議論できるものだと思う。ちょっとウラヤマシイけれど。





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Last updated  September 16, 2008 01:21:35 AM
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