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November 14, 2009
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カテゴリ: ミステリ(日本)

ゼロの焦点改版
松本清張
新潮文庫
☆☆☆☆○
 今日から公開の映画の原作。松本清張のミステリは読んだことがなかったし、母親が買っていて興味があったので読んでみた。
 最初から昭和30年代(多分33年頃だと思われる)の時代色が濃く、なんだか「サザエさん」初期の巻や「Always 3丁目の夕日」のシリアス版を読んでいるような気になってきた。第二次大戦後の貧困から立ち直り、これから高度経済成長にむけての時代で、一見なくなっているような戦争の影がまだ時折古傷の如く顔を覗かせていた時代。私の世代にとってももう半分時代映画の感覚だ。
 主人公が若妻なのでたいして推理を行うこともなく、最後のちょっと前で何となく誰がどうしたというのも見当がついてしまうし、展開もご都合主義かも…と思わないでもない。ただ、途中までは展開が早く読んでいて面白かった。
 ただし、私はこの作品の最後のような展開は嫌い。なので適当につけているとはいえ、☆は少なめ。





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Last updated  November 14, 2009 01:52:56 PM
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