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January 10, 2010
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 日本の小説

簡単に断れない。
土屋賢二
文春文庫
☆☆☆☆☆
 大学の哲学の教授のエッセイ。…だが、中身は深遠な哲学についての考察でもなければ、人生について、社会についての思索でもない。ただの中年オヤジの屁理屈と周囲の冷たくも(まあ当然だ)秀逸な対応が主。特に学生や助手とのやりとりはもう漫才の域で、新入生が見事にツチヤセンセイをやりこめる先輩に憧れを抱くとか抱かないとか…。ただ、屁理屈のこね方も秀逸なので、そのへんが哲学論文で鍛えられているかもしれない。屁理屈をこねる綾小路きみまろ…といっても、ツチヤセンセイのエッセイとどっちが先だったんだろう?まあ、どっちでもいいけど。かなり笑えるエッセイなので、電車の中で読むのはついクスっと笑ってしまったりして少々キケン。
 でも、きっとこのセンセイ、授業は厳しいんじゃないかな…。





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Last updated  January 14, 2010 01:12:23 AM
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