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November 28, 2010
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カテゴリ: ミステリ(日本)

ニライカナイの語り部
鯨統一郎
中央公論社 C*Novels 新書判並製
☆☆☆☆
 タイトルの通り、沖縄を舞台にしたミステリ。でも他の民俗学や歴史の解釈を盛り込んだミステリよりは旅情要素の方が強いと思う。でも沖縄独特の雰囲気はあんまり濃くないと思う。
 ニライカナイランドという(架空の)テーマパーク建設に関連してと思われる殺人事件が起こり、処女作を書いてからスランプというミステリ作家六波羅一輝がその謎に挑む。確かこれ、テレビのドラマにもなっていた気がする。この六波羅一輝の設定が若い女性の裸恐怖症。若い女性の裸やビキニ姿を見ると、心拍数が上がって失神してしまうという笑える設定。作中、おばぁの全裸も目撃するが、その時は少々ドキドキしただけで終わっている。
 もう少し沖縄の民俗がしつこく書いてあると嬉しかったかな。確かにこの六波羅一輝の持病(?)といい、テレビドラマにしたら面白そうだ。すぐ読めてしまうので、遠野物語をネタにした前作があるようなので、気が向いたら読んでみよう。





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Last updated  November 29, 2010 02:10:41 AM
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