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May 30, 2011
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 日本の小説

【送料無料】ブレイズメス1990
海堂尊
講談社 四六上製
☆☆☆☆☆
 時系列的にいくと、ブラックペアンの後の話。国際的な学会が南仏で行われたり、モンテカルロでバカ勝ちする人間が天才心臓外科医だったりと、時代にあわせたとてもバブリーな内容。
 ことの発端は、東城医大病院の院長が心臓手術を専門に、金持ちの患者を集めようとして、ハートセンターなるものをつくり、そこのトップに上記カジノでひたすら一人がちする天才心臓外科医天城雪彦を招聘し、そのメッセンジャーをインターンから医局の下っ端に出世した世良が勤めることになることだ。
 しかし、これ医療物の小説というよりは、なんか別の小説のような気がする。天城の設定がどこかのITベンチャーの社長でも違和感ないかも。天城の病院経営に関するマキャベリズムはかなり正直すぎて極端だが、この頃、まだ後の高階ゴンタ病院長は講師であり、まだ清濁併せ呑むような豪快さというか老獪さはない。
 しっかし、「アリアドネの弾丸」に出てくる天城はもっと印象が薄かったがこんなに強烈なキャラだったのか……。この人とぐっちー先生の対決なんてあるんだろうか?





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Last updated  May 30, 2011 10:32:12 PM
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