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December 8, 2013
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カテゴリ: ミステリ(日本)

【送料無料】菩提樹荘の殺人 [ 有栖川有栖 ]
有栖川有栖
文藝春秋 四六上製
☆☆☆☆☆
 短編集。アポロンのナイフ、雛人形を笑え、探偵、青の時代、菩提樹荘の殺人、の四編。どれも若さがテーマとなっている。どの作品にもヒネリが効いていて、面白い。また、このシリーズの火村とアリスは年を取らないが、青の時代は火村の学生時代が、そして他の作品にもアリスの若き日が描かれている。この中のうちでは、雛人形が一番好きかも。そして、その中での「堕ちることもあります」のやりとりは本当に笑ってしまった。私は相当な嫌煙家だという自覚はあるので、作中出てきたスモーカー専用機は勘弁してほしいが。青の時代はタイトルからもカンタンに火村の学生時代だと想像がつくし、内容も想定内というえばそうなのだが、展開が凝っている。ここでも火村のちょっとした性向が出ていて面白い。この短編集の中では表題作が一番いつもの雰囲気だ。
 このシリーズ、やっぱり好きだ。小説家アリスの前職が印刷会社の営業というのも、かなり親近感を覚える。





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Last updated  December 9, 2013 12:42:18 AM
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