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August 24, 2014
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カテゴリ: 日本の小説
【送料無料】スノウ・グッピー [ 五條瑛 ]

光文社 四六上製
☆☆☆☆☆
 この本を読んで、昨今のニュースを聴いているとやっぱり考えさせられる。画期的な電子戦機材の開発担当者が失踪し、同僚が自衛隊やどこからともなく湧いてきたアヤしい連中と渡り合う。しかし舞台は主に石川県の能登半島のほうで和倉とか輪島とか出てくる。この設定で松本清張のゼロの焦点を思い出す人も少なくないと思う。でも展開そのほかは五條流。日米ハーフの江崎の容姿のモデルは主人公の三津谷がファンだったという早世した俳優に似てるというが、それって実名が出てないだけで誰が見ても松田勇作だと分かる。
 また、この小説は殺人が起こっても犯人は明示されておらず、ミステリ感覚で読むとちょっと物足りないかもしれないが、この電子戦機材グッピーがどこに隠してるかで帳消しにできると思う。泣き黒子のある三津谷はいつものこの著者のヒロイン……じゃなくて主人公。それを取り巻く自衛官の宇佐見二佐の三津谷の前で見せる顔と江崎の前で見せる顔の違いは結構コワイものがある。そして、江崎のいい加減なようでしたたかな性格が結構爽快。





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Last updated  August 25, 2014 02:00:52 AM
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