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August 24, 2014
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カテゴリ: ミステリ(日本)

【楽天ブックスならいつでも送料無料】神の時空(倭の水霊) [ 高田崇史 ]
高田崇史
講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 結構ストーリー展開が凝っている。そして、今回のテーマは弟橘姫と日本武尊。テーマの展開は結構いつもの通りなのだが、やっぱりなるほどね~という感じはある。この弟橘姫が入水したときに衣服や装飾品が流れ着いたという伝説が関東の各地にあるというが、我が家の近くにも彼女の簪が流れ着いたという伝説のある塚がある。これを読んでいると私はあんまり日本武尊が悲劇のヒーローと感じなくなってくる。
 また、この巻は前巻の前日譚にあたるが、最初読んだときに確かにあれ?と思った記述はあったのだが、私の記憶違いだと思っていたら、やはり前日譚だった。しかし、それに気づいたのは読み終わって、感想を読書メーターに書いていたときだから、かなりうっかりな読者だ。またこの巻の冒頭のプロローグとエピローグの置き方はかなり上手い演出だと思う。ストーリーの細部はこんな内容って一般の人は鵜呑みに信じないよなあとか思うものの、展開や設定がかなり面白いので、続巻も是非読みたい。前巻でかなり意外に感じた福来陽一クンのこれからの活躍もこの巻を読むとますます楽しみになった。
 また、タイトルに暗示されている通り、豪雨の描写が出てくるのだが、この本を読んでいる傍らでテレビのニュースは広島の豪雨の被害を報じていた。不謹慎かもしれないが内容が妙に現実味を帯びているように感じられた。





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Last updated  August 25, 2014 02:14:09 AM
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