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February 7, 2016
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カテゴリ: ミステリ(日本)

【楽天ブックスならいつでも送料無料】十二の贄 [ 三津田信三 ]
三津田信三
角川ホラー文庫
☆☆☆☆☆
 このシリーズも5冊目。前のストーリーを忘れてしまうのが難点だが、まあ忘れていても大丈夫なことは大丈夫。今回は、遺産相続に絡んで、連続殺人が起こるのだが、それよりも何よりも、探偵が登場する前の導入部が最高に怖かった。逆に現れている死相からの探偵はちょっとあっさり気味だったかな。シリーズなので、レギュラー登場人物と猫がいるが、主人公のお婆ちゃんと猫の僕がやっぱりいいなあ。奈良県在住の高名な占い師だが、話し方は大阪のおばちゃん商売人の主人公のお婆ちゃん、こんな占い師さんがいたら、口実つけて通うかも。
 この著者の本は、ホラー&スプラッタ映画マニアの記述には、私は全くついていけないのだが、その蓄積があるせいか、とにかく怖い描写が怖い。それも私好みの方向に怖いのだが、やはり作品によって怖さにも濃淡がある。最初のシリーズは本当に怖くて、それがこの著者の本を読むきっかけになったが、最近は怖さよりもミステリ色のほうが強くなっていた。でも、この本の導入部で久しぶりに怖い思いをさせてもらった。





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Last updated  February 14, 2016 10:50:05 AM
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