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ワイン蔵で開かれた彼の個展は彼自身が思っていたより好評だったらしい「やあ よく来てくれた」普段より機嫌の良さそうな彼の声が響くけれどほんの少しの照明しかないので彼の顔は見えない「どうやらこれで君も世間に 少しは認められたって感じかな?」渡されたグラスに口を付けながら聞く「それはどうかな」相変わらず顔は見えない「どうだい? 僕の作品は?」辺りを見渡したが何しろ暗くてどこに作品があるのかも判然としない「ああ そういうことか・・・」私の呟きに彼も「ああ そういうことさ」表に出たとたん眩しく照りつける太陽に思わず掌をかざした付記忙しいって言ってるじゃん!!!
Jan 27, 2013
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白いタキシードの胸には・・・ピアノ弾きはもう譜面をたたんでいたただ気の向くままに静かにメロディを奏でている「これで最後の一杯にしましょう」カウンターにもたれながら女に囁く女は顔を上げ定まらない口調で言う「もう日付が変わったんだから 最初の一杯じゃない?」結局酔いつぶれた女を抱き上げて部屋まで運ぶ羽目になる白いタキシードの胸には女の口紅付記世の中の気になることが多すぎて鼻がむずむずしだしてるけどもうしばらくは紳士でいるよ
Jan 22, 2013
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「おじさんにも似合う服 きっと あるYo! 」首都は普段暮らしている街と変わるところは殆どないただ歩いている人たちは褐色の肌と黒い瞳「Recycle」と書かれた看板の店に入った途端店員が近づいてきてそう叫んだ「これこれ これなんか よく似合うYo」そう言いながら真っ赤なジャケットを充てがってくる「似合うかね?」白い歯をむき出しにして笑いながら店員が答える「旦那さんは紳士だろ? 紳士が着る服だから紳士服だYo だから きっと とても お似合い お似合いYo!!」そんなものかと思いながら店を出た付記ちょっとだけ血管が硬くなってるらしい
Jan 21, 2013
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「どうです 冷たい飲み物でも?」「いや 結構」見渡す限り「砂」しかないあとは照り付ける太陽だけオアシスに建てられた「白い家」遠くをキャラバンが行くこの地に「恵み」を降らせる「神」はいるのか?付記お餅が恋しい
Jan 18, 2013
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私が一瞬気を緩めた瞬間内側から抜き去ったのは彼女がハンドルを握るポルシェ911RS左右にワインディングする下り坂では確かに私のアルピーヌは素早い動きで負ける要素は無いが上り坂にかかった瞬間を彼女は見逃さなかったルームミラーに大写しになった時彼女の微笑さえ見て取れたそれだけ私には余裕があったしかしその余裕が敗北への一歩だったのだ港町のカフェの前に彼女の911が停まっていた私もその横に車を停め店に入って彼女の姿を探した「よかったら一杯奢らせてもらえますか?」彼女は答えた「いいえ結構よ 私に負ける男に興味はないわ」付記こ こしとせ せなかが・・・・
Jan 15, 2013
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「コール」人差し指でテーブルを叩きながら向かいに座った男が言う私の手にはクイーンが4枚バルコニーに出て葉巻を吸っていると先程の男が声を掛けてくる「お強いですね」「いや 今夜はたまたまでしょう」「ふむ そうなのですか?」「ええ」男は胸ポケットから煙草入れを取り出し紙巻を一本つまんだが火をつける素振りもなく欄干にもたれ空を見上げる「博打なぞやるもんじゃないですな」そう言うが早いか欄干を飛び越え虚空に消えていった私は5枚目のクイーンを探しに街へ付記全国の新星人のみなさんにこんぐらちゅれーしょんを!!!
Jan 11, 2013
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「旦那様 お花はいかがですか?」差し出された薔薇の花は真紅だった「二本もらいましょう」雲が低く垂れ込めた陰鬱な昼下がり私は「クラブ」のお茶会を抜け出して図書館に向かうところピカディリイの角に娘は立っていた「ああ 包まなくて結構」「でも刺が危のうございます」つ言われる間もなく手首に血が伝わる「あ! ほら言わないことでは・・・」私はハンケチを取り出し一本を包み娘に渡した「これはあなたに」花の美しさを知るには刺の痛みを知らねば付記なんだか猛烈に忙しくておがわろーざ
Jan 9, 2013
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こつこつ私の乗るコンパートメントの扉を叩く音「どうぞ」「失礼いたします 本日はどちらまでお出掛けで?」「ああ オクスフォードです」私はチケットを出しながら答える「ありがとうございます」車掌はハサミを鞄に仕舞いながら頭を下げる「良いご旅行を!」こつこつ再び扉を叩く音がする「どうぞ」私は読み止しの本から目を上げて答える先程の車掌が扉を開ける一人の少年が一緒に立っていた車窓から外を眺め続けているその少年はオクスフォードに住む叔母を訪ねるそのまま「無口」でいるがいい私がそうだったように付記オクスフォード行きはパディントンから乗るんだよ
Jan 8, 2013
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女はじっと水晶玉を見詰めている室内は一本の蝋燭が灯るだけ卓をはさんで座った私は少し不安になるもう5分は沈黙のさなかに置かれている「どうですか? 何か見えましたか?」私の問いに女は目だけでこちらを見上げ首を振り再び水晶玉を見詰めるやがて低い声で語りだす「不思議です こんなことは今までにはありません 何一つ光の一粒すら現れない・・・」私はにっこり笑い席を立ち「ああ 仕方ありませんね 私には過去も未来も無い あるのは今だけですから」そう言い残し部屋を出る付記今年は主にジーンズで過ごすよ
Jan 7, 2013
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今年も残すところあと360日みなさん如何お過ごしでしょう?なんてありきたりの挨拶もそこそこに本題に入ろうじゃないか昨年、一昨年とオラのブログがなんか変だったと思わない?特に夏から秋にかけてまるで「乙女」が書いたのか?って感じでオラ考えたんだよ「一体オラに何が起きてたんだ?」ってでね分からないちい~~~っとも分からないからさまぁいいかでねでねオラ決めたよ今年は「紳士」のブログにするってだからみんなも礼儀正しく頼むねあもし「紳士」っぽくなかったら遠慮なく叱ってねほいじゃ付記「超簡単芋ようかん」1 芋洗う2 濡れたままラップにくるんでチン3 皮むいてつぶす4 寒天お湯に溶かして芋混ぜる5 塩と佐藤好みで入れる6 型に入れて固めれば出来上がり
Jan 4, 2013
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付記今年は心を入れ替えて3からスタートしたいと思いまつ!!
Jan 1, 2013
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